3Dプリンターの造形に失敗すると溶けたフィラメントがノズル先端部分にベッタリとダマになって固着することがあります。そういう時、手動で温度を上げて熱々の状態でダマをこそぎ落とす作業があるわけですが、エクストルーダーに取り付けたままだと上手く力が入らなかったり裏側が処理できなかったりしてイマイチ。さりとて熱した後で外してもつには火傷のリスクがあります。
当初、キャンプ用の耐熱グローブなどを買ってみようとClaudeさんにお勧め聞いたりしてたんですが、やっぱり結構厚みがあるので細かい作業に向かなそう。とはいえ普通のペンチ、モンキーだと不意に緩んで落としたら危ないです(200℃くらいに加熱している)。
そこでClaudeさんがお勧めしてくれたのがロッキングプライヤーあるいはバイスグリップと呼ばれるツールです(以下ロッキングプライヤーで統一)。
ロッキングプライヤーは文字通りロック機構がついているプライヤーです。こんな見た目をしています。

柄の片側の先端に調整用のネジがついています。これを回していい感じの開口幅のところでギュっと握るとコクンという感触と共に対象物を掴んで固定されます。その状態で手を緩めても掴みは保持されます。反対側の柄が解除レバーになって意図して柄を開かない限り解除されません。これならダマをゴリゴリしている間に不意に握力が緩んで熱々のホットエンドを落下させてしまうことはなさそう。

サイズが125mmとか175mmとかがデ・ファクトスタンダードであるらしく、ホットエンドだと125mmだとちょっと足りない感じで、175mmがいい感じでした(Bambuのクイックスワップノズルの実測は166mm)。本当は125mmの方がコンパクトで良かったんですが。
今回はコーナンのPBであるPRO-ACTのものを店頭で買ったんですが、公式サイトではアウトレット扱いで175mmはすでに載ってなかったです。かわりに店頭でも最後まで悩んだIRWIN製のリンクを貼っておきます。
グリップの片側に青い樹脂パーツがついていてオシャレ。
TONEも安くていいかもですね(知ってたらこっち買ってたかも)。
先端に樹脂カバーがついたものもあってホットエンドに傷がつかなくていいかなと思ったんですが、やはり熱で溶けないか不安だったので金属むき出しのものにしました(シリコンとか明記されてれば大丈夫かも)。
あと、同じBambuのクイックスワップノズルでも0.2mmと0.4mmHFで微妙に幅が違うっぽくてネジを調整しなおさないとガッチリホールドできませんでした。同じ調整で使い回せたら楽だったんですが…
ごりごり削る作業をする時はガッチリつかまないといけないけど、あんまり強いと傷つけたりフィンを曲げたりしそうで悩ましそう。もう少し使って勘所を見つけていきたいと思います。