Kindle oasisの第9世代が行方不明になって半年ほど。第10世代が発表になったので諦めて買い直すことにしました。
第9世代からの変更点は、
- フロントライトによる色温度調整
- フロントライト明るさ自動調節
- 3Gモデルが4Gモデルに
- マグネットカバー廃止
といったところです。残念ながらUSBはType-Cにはなりませんでした。
色温度調節は従来のホワイトのLEDに加えオレンジのものが交互に配置され、そのバランスで疑似的に色温度調節をしているぽいです。正直、暗いめの部屋でみると、白とオレンジが混ざりきらず気になります。また前回に暖色寄りにした時の色味が安っぽいオレンジでちょいと気になります。ただ、コメダにもっていって使ってみたところ、確かにやや色温度高めの照明下ではこちらも合わせて暖色寄りにした方が自然な見え方になることが確認できました。改めて一番寒色にしてみると青白くて違和感あります。まぁあって悪くない機能かも。ただしiPhone/iPadのTrueToneみたいに周囲の色温度に合わせて調節まではしてくれず、時間で変化する程度です。
今回、発表と同時に既存ユーザ向けに20% OFFクーポンが提供されたので、浮いた分ではじめて4G/32GBモデルを買ってみました。4Gになってもダウンロード制限はそのままっぽいですが、まぁ栞同期にいちいちテザリングしなくてよくなるならいいかなと。まだその恩恵は体験できていません。32GBもさほど端末に貯め込まない派のσ(^^)的にはまぁどっちでもいいかなという感じ。ライブラリがもっと整理分類できて使いやすければ貯め込んでもいいんですが。
oasis 9thを紛失してた間はVoyageに戻っており、久しぶりにoasisに戻ったからなのか、9th->10thでも進化したのかちょっと比較ができないですが、なんだかすごくページめくりのレスポンスが良くなってる気がします。白黒反転も滅多におきずサクサクとページが切り替わります。oasisこんなに快適だっけ?という感じ。気のせいかどうかはそのうち某山口さんが記事で検証してくれるでしょう。
地味に残念だったのは、9thのマグネットカバーが使えなくなっていた点。カバーだけは残っていたので再利用するつもりだったんですが、まったく吸い付きません。はて、と思って調べたところ、このマグネットの弱さへの批判に耐えかねてケース式というか本体をはめ込む方式のカバーに移行されていたんですね。で10thは最初からマグネット自体も削除された、ということのようです(フタ側のスリープ用マグネットは残っています)。確かにあのマグネットは弱くてズルっとはずれがちでしたが、個人的にはそんなに頻繁には持ち出さないし、家に戻ったらすぐ外すので手軽なマグネット式が有り難かったです。ケース式は一回り大きくなる上に着脱も少し手間になりました。そしてサードパーティ品はスリープボタンが正しく機能しないようで、現時点で10thで使えるのは純正のみとなり、またこの結構お高いカバーを急遽買い直しになったのは痛いです。
返品できたという話もありましたが、まぁoasis 9thを使っている知人にあげて使ってもらうことにしました。
このカバーの件に関してだけは劣化だと思いますが、レスポンスなども含め(小説なら)歴代最高に快適なモデルなのは間違いありません。今はBOOK WALKERで境ホラ全巻セットを買ってラストスパート中ですが、それを読み切ったらまたKindleでラノベを読みまくりたいと思います。