さて、肝心のコルトの初期評価です。
■良かった点
ぶっちゃけ試乗時点と比べて良かった点はあんまりないw。強いて言えば、センターコンソールからダッシュボード上へ穴が貫通していて、その上にパネルを被せる作りになっているので、パネルを加工すれば、ダッシュボード上に各種機器を綺麗に配線することができるのはポイント高いです。
もちろん走りも外観も気に入ってますよ。でもやっぱりじっくり乗り出すと不満点の方が目立ってくるわけで…
■というわけで不満点
走行系の設計は不満がないんですが、車内の居住性などユーティリティ面はまだまだこなれてないなぁ、という部分が多いです。
- 純正バックカメラがダメダメ
以前のエントリに書いた通り、ハッチの左寄りについてるため、オフセット位置的にもリアハッチの湾曲による角度的にもヘンな風に映ります。右の写真は、実際の車体としては真っ直ぐにアプローチしている状態です。カメラ画像は左右ズレてる上に傾いてますね。これでは位置決め用には使い物になりませんorz。
- 助手席グローブボックスは丸底で、プラスチック丸出しなので、コーナリング時などに中のものががちゃがちゃ動く
底に滑り止めシートを敷いてみました。
- 高速でドアミラーの風切り音が激しい
ドアミラー畳んで走りたくなります(^^;)。コルト用エアロミラーとかないしなぁ…
- ウインカーリレーが助手席側にあり、右ウインカー出してるのに左から音がする違和感
- 窓を開けて走ると、リアサスあたりから軋み音が聞こえる(1,000km点検の時に調べてもらう予定)
- ダッシュボード上にもう1DIN追加するセンターコンソールキットはつけはずしがものすごく手間
しかもこれを外さないとオーディオ回りも外せないので、メンテナンス性悪いですわ。上に書いたとおり、ケーブルを綺麗に生やすのはやりやすいんですが、手間はもう少し改良の余地があると思います。最近いじって感心したシエンタやラフェスタに比べると、外さなければならないネジも遙かに多いです。
■その他、気になった点
- ハイビーム/ロービームの切り替え操作がセラと違う
レバーの前後ではなく、手前に引く度に切り替わるタイプですね。これは良い悪いではないですが、ちょっと慣れないですね。ただ、この方式は、ハイビーム状態でエンジンを切っても、次に使う時にロービームから始まるのが利点のようです。
■燃費
とりあえず半分くらい高速で、13.3km/リットルでした。思ったほど伸びない。セラでも高速なら11~12出てましたし。