Mozilla-gumi Forum [One Topic All View / Re[2]: メールが消える / Page: 0]
父親からTHUDERBIRDの受信トレイの中身が突然空っぽになった、とレスキュー依頼。ググると、メールボックスのインデックスファイル(要約ファイル)が壊れた時の減少に似ている。上記掲示板のやりとりを参考に、THUDERBIRDを終了し、要約ファイルを削除しました。でTHUDERBIRDを再起動すると、「要約ファイルを作成しています」とか待たされて無事復活。
要約ファイルの見つけ方ですが、プロファイルフォルダ(通常はC:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Thunderbird\Profiles\(適当な文字列).default\Mail)を開き、更にメールアカウント名(通常はLocal Folders)のフォルダを開けます。
で、その中にTHUDERBIRD上で作ったメールフォルダがファイルとして存在するはずです。受信トレイの場合はInboxになります。おそらく2つあります。削除するのは拡張子が.msfとなった方です(拡張子がない方はメールの実体ファイルなので絶対に消してはいけません)。拡張子を非表示にしてある人は、マウスカーソルでファイルを指し(クリックしない)じっと待ってみて下さい。吹き出しが出て「種類:MSFファイル」と表示される方が当たりです。いきなり削除せず、とりあえずデスクトップなどに待避するのも良いでしょう。
要約ファイルとは、メール一覧を素早く表示するためにタイトルや受信日などの情報だけをまとめたキャッシュ(一時)ファイルです。実際のメール自体はもう片方のファイルに残っていますので、もし要約ファイルが無くなっていたらTHUDERBIRDが本体ファイルから自動的に再構成してくれる訳です。逆に要約ファイルが壊れていると一覧が正しく表示されず、メールが消えてしまったかのように見えてしまうという訳です。
■再発防止策
さて要約ファイルの破損は時として起きてしまうわけですが、その可能性を低くするためにはメールボックスのサイズを小さくするのが有効なようです。特に受信トレイは書き換えが頻繁なので、ここが大きいとエラーを起こしやすくなりますし、時間も無駄にかかります。父の場合、2004年からのメールがすべて受信トレイに貯められていたので、2005年以前のフォルダを作成し古いメールをごっそりと移動しました。こうすると2005年以前の分はファイルとしては変化しなくなるので、更新日付をチェックしてバックアップするような体制の場合に、バックアップコピーするファイルを減らす(小さくする)ことができるという副次効果も期待できます。
ご参考までに。