ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

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 劇場版メビウス、結局映画館には行かなかったので、レンタルで観てみました。

 メビウスはいわゆる光の国系ウルトラマン(昭和ウルトラマン)と世界観を共有するストーリーなので、本作では新旧のウルトラマンの競演が実現。昭和ウルトラマンが6人登場するばかりか、うち4人は当時の中の人(着ぐるみの中の人、という意味ではなく、人間時の役者さんという意味)も久々の現役復帰を果たしている点がお父さん世代にとっても見所。怪獣、宇宙人も懐かしい面々が揃っています。

 特撮的にはちょっと不満。宇宙、空中戦はウルトラマンもCGで描かれているワケですが、それがまるわかりでちょっと萎えます。でも後半、全員揃ってのクライマックスの戦闘シーンはそれなりに見物(みもの)かも知れません。懐かしい技のオンパレード。

 音響的にはDD 5.1ch。リアchの音が結構目立ち気味。こちらもある意味“わかりやすさ”を狙ったサウンドデザインなのかも。でも慣れたのか後半はあんまり気にならなくなりました。あとセンターチャンネルが小さいのか、セリフ小さめな印象。夜中の視聴だったのでボリュームに気を遣いながらおっかなびっくり観てました(会話シーンではボリューム上げて、迫力シーンでは慌てて下げて、の繰り返し)。次は昼間しっかり音出して楽しみたいです。

 シナリオ的にはまぁ、こんなもんかなという感じ。子供向けですからわかりやすさが大事。ツッコミどころとしては、

  • メビウスに憧れる少年が、ごっこでメビウスの変身ポーズが真似できるのはなぜw?
  • いつにもまして、赤点滅になってからの戦闘が長すぎっ
  • ウルトラ兄弟が主役とはいえ、GUYS出番なさすぎorz
  • 後から来た二人はどんだけ光エネルギーを蓄えてんだと…
  • ガッツ星人にさらわれたお姉さんがそこにいるのはおかしくね?説明つかなくね??
  • てか4人はもう地球に残る必要なくね?(まぁ、好きで残ったということなんでしょうけど)

など。

 でもまぁ、中年通り越して壮年とも言える顔ぶれが年甲斐もなくw、ベーターカプセルやらウルトラアイを取り出して変身するシーンだけでも観る価値アリでしょう。セルDVDも3,000円強なら買っても良いかも、と思ったり。

 仮面ライダーでもこういうのやってくれなかなぁ…

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