ハイビジョン感を満喫できるBDソフトないかなぁ、と思っていて目に付いたので買ってみました。
井上直久氏のイラストの一部をCGアニメーションで動かしつつ、まったり音楽をつけました的な作品。
実際大型テレビやプロジェクタで大写しにすると、まるで絵画を飾っているようで綺麗です。ただ逆にそういう視点で観るとちょっと動きすぎかな。特にパン、チルト、ズームしすぎ。フレーミングがかわるとどうしても絵画っぽく感じられなくなってしまう。動きが速いのも理由の一端かも知れません。一見1枚の絵画なのに、よくみると動いてる、くらいの感じなら、延々とBGVで流しておきたいかも、って気が強まる気がします。
おそらくただのスライドショーに毛が生えたようなものじゃ商品性が薄いと考えたんでしょうが、個人的にはむしろ「スライドショーに毛が生えたようなもの」の方が良かったなぁ、と。細部がチョロチョロ変化するのは良いと思います。水が波打ってたり、街灯が明滅したり。
あと、EDクレジットとか抜きでリピート再生する位のオーサリングは欲しかったです。