Core-m3版Intel Compute Stickを買ってました

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サーバーのダウンでブログでドヤる間もなく国内版がちょうど今日から発売になってしまいした。Intel Compute Stickの2016年モデルのうち、CoreM3/Windows10プレインストール版STK2M3W64CCを少し前に買いました。M.2 SSDで高速なWindows10ポータブル環境を構築するつもりが、Enterprise版の購入障壁が高くて断念。そんな折り、Atom/2GBじゃなぁと敬遠していたスティックPCでCore mを搭載したモデルが北米では販売開始されていると知り。CoreMといえばMacBook 12″と同系統(あっちは5シリーズですが)。AtomからするとCeleron、Pentiumと来てCore m、Core iとなっていきます。その中ではCore M3は最下位グレードにはなりますが、Windows10プレインストールモデルはこれだけになるので。というかCore-m5モデルにDSP版のWindows10まで買うとかなりの予算が必要だし、まぁそこまでは必要ないかなと。メモリも4GB、ストレージも64GBなので、格安Windowsタブレットや旧世代のスティックPCとは一線を画する実用性があるだろうと。Wi-Fiも11acなので、こないだのノートPCみたいに換装も必要ありません。吊しのままでかなり使えると期待。

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Amazon.comのマーケットプレイスで日本発送してくれるところから購入し$431でした。本日の国内初値が57,800円なので1万円以上浮いたことになります。ただ困ったことに届いた品はなぜか振るとカラカラ音が…トップカバーを外してみたら小さなネジが転がり出てきましたorz。もどそうにもトップカバーが完全には外れず(折れそうだったので止めた)戻せないままです。というかネジどっかいった…ま、まぁいまんとこ動作に問題ないのであまり気にしないことにしましょう。

初スティックPCですが、本製品は「実はACアダプタがデカい」詐欺です。容積でいったら本体とかわらない位あります。加えてUSB Type-Cケーブルも必要になるので、それだったらスティックにこだわらずLIVAみたいな小型ボックスでも良かったんでは?という気もします。まぁその場合HDMIケーブルが必要なわけですが。面白いのはACアダプタ(写真左)側にUSB3.0ポートが2つついている点。USB-Cケーブルで本体とつなぐので、本体からすると同時にUSBハブにも見えるわけです。そのせいでACアダプタが巨大化したという説もありますが、まぁ有りといえば有りかなと。ちなみに本体側にもUSB 3.0のType-AポートとmicroSDXCスロットがあり、拡張性もまずますです。SanDiscの200GB microSDXCカードも認識しました。NTFSフォーマットしてDドライブとしています。NTFSならジャンクション(シンボリックリンク)でCドライブの一部に見せかけることもできるので、eMMCより遅いことを除けば、ソフトのインストールやWindows Updateで容量が不足することはないでしょう。出力は5.2V/2.2Aという微妙な数値(USB-Cポート)。通常の5Vで動けばモバイルバッテリーなどでの駆動も可能ということですが。一応本体スペック表は5Vとなっているので、いけるはずなんですが、モバイルバッテリーで一度だけいきなり落ちました。再現してないのでそのせいかは謎です。いずれにせよこのアダプタはデカいし、できれば汎用品やモバイルバッテリーでも安定して使えれば利用スタイルに幅が出ますね。車載とか。

写真右はBluetoothのキーボード+トラックパッドです。なぜかLEDライトまでついた面白グッズですが、操作性はまずますです。ひとつでポインティングデバイスとしても使え、キー配列や推し心地もまずまずです。ただし全半切換キーがありません。

入力デバイスという意味では、公式スマフォアプリでiPhoneやAndroid機器をキーボードやマウス代わりに使うこともできます。ただし同一Wi-Fi下にいる必要があるので、例えば出張先のホテルでまずはESSIDを入力して、なんてことができません。最低でもマウスはやはり用意した方がいいと思います。

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タッチの最初のひと触りが反応しなかったり、Ctrlなどの特殊キーがやたら小さかったりで、少なくともスマフォでの情報は厳しいかも知れないです。タブレットならあるいは。まぁ、何に使うか次第ですけど。

個人的には、車載でスマフォで再生できない生ts動画などを再生したり、泊まり出張でホテルのテレビ使って自分の環境で簡単な作業ができたらいいなとか。あと最近あんまり行かないですが、ネットカフェみたいなところで自分のアカウントを使うのが不安だし不便なので、モニタとキーボードとマウスだけ使わせてもらって、あとは丸々自分の環境を持ち込めたらモバイラーとしては楽しいですね。そんな用途にはかなりイケてる製品だと思います。

弱点、というか不安なのは発熱ですね。ファンは一応ついてますがかなり静かです。手をかざして風を感じるくらいで、音は相当耳を近づけないと聞こえないレベルです。触ると不安になるので、あんまり触らないようにしてますw。

またスムーズに使えるように休止状態(ハイバネーション)をデフォルトにしています。持ち歩くときは電源を抜いてしまうのでスリープでは不都合なので。一方シャットダウン、コールドブートはeMMCではそれなりに待たされますし。まぁ、ハイバネーションが終わってランプが消えるまでもちょっと待たされるんですけどね。

ベンチマークやフルHDや4K動画の再生性能などは別記事にて後日。取り急ぎ、国内販売が開始されてしまったのでまずはドヤっておこうかってことで。

その他に買い揃えたアイテムとしては、

まずショートタイプのHDMI延長ケーブル。1本は付属してきますが、自宅モニタにメンテナンス用にぶらさげっぱなしにしとこうかと。

USB-C<->Aのショートケーブルも充電器と本体の接続用。Ankerなどの充電器などUSBポートがたくさん並んでる充電器で、Lightningケーブルは白、microUSBは黒というルールにしてるので、そのどちらでもない赤がサッと見分けられていいかなと思ってコレに。

カーチャージャーもUSB-C出力付きのものにしてみました。これはまだ試してません。いずれ車載で使ってみたいなと。5V/2.4Aなものであれば別にUSB-Aの充電器でもいいんですけどね。

さらに諸々つっこめるキャリングケースとしてこれを。ただACアダプタ、HDMI延長ケーブル、電源ケーブルなどいれてみたら、上記キーボードは入りませんでした。実はその前にもデジカメ用ケースを買って入らず。見かけによらず嵩張るのでケース選びは慎重に。

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