しばらく室内で行方不明だったRX100M6が無事発見されたので、記念にオプションでも買おうとした少し数日前、純正からは見放されたフィルターアダプターがレンズメイトから発売との記事が出ました[デジカメWacth]。沈胴式レンズなのでプロテクターなどは不要ですが、水面やガラス越しに撮る時にC-PLフィルターが欲しくなるのと、M6はNDフィルターが内蔵されてないので特に外で動画を撮るときにNDフィルターもあるといいなぁなどと思っていました。
記事で発売を知りつつも当時M6自体が行方不明ですぐに注文しなかったので、発見当時、輸入代理店のオリエンタルホビーのサイトでは初回入荷分は品切れ。待ちきれなかったので本国の公式サイトで直接注文しました。オリエンタルホビーでは税込み送料込みで6,080円。lensmateonline.comでの支払額は$38.49 (4,518円)でした。10日で到着。オリエンタルホビーにも即納在庫があればさほど大きな価格アドバンテージではないかも知れないですね(初期不良時のリスクとかまで考えると)。
歴代RX100シリーズで純正のフィルターアダプターを使ったことがある人ならほぼあれを想像してもらえればOK。OEMだったんじゃないかってくらい取り付け方法まで似ています。位置あわせ用リングがついているので傾きさえ気をつければ簡単に取り付けられます。両面テープなので非破壊ですが、強度的には若干不安が残ります(後述)。
これが両面テープで固定するベースパーツ「ホルダーレシーバー」のみをとりつけた状態。残念ながらRX100M2用アダプターの時と違い、レンズ先端部よりも径が大きくはみ出る形になります。レンズの倍率が大きくかわったので、ケラレを考えて大きくする必要があったんでしょうか。
さらにドン。フィルターネジが切られているリング「フィルターホルダー」を取り付けた状態がこちら↓。ローレット(ギザギザ)がついて若干精悍な雰囲気にはなりますが邪魔は邪魔ですねw。このホルダーレシーバーとフィルターホルダーは回転はめ込み式というか、はめ込んで少し回すと4つの押さえ具でロックされる仕組みです。
沈胴させた状態では少し厚みが増す程度で、物理的、デザイン的にそんなに気にはなりません。常用するフィルターが1種類のみの場合、それをフィルターホルダーに取り付けたまま、ホルダーレシーバーにクイックに付け外しする、という運用になるでしょう。lensmateonline.comならフィルターホルダーを単品で追加購入することもできます。ホルダーレシーバーを別のカメラに付け直すための両面テープなども。ここら辺、オリエンタルホビーでも取扱いが出てくるといいんですが。
■オマケ: さすがに62mmは無謀だった…
ビデオカメラHXR-NX80用に少しお高いC-PLフィルター(62mm)が買ってあってので、たまにしか使わないしステップアップリングでつけて使えばいいんじゃね?と思い購入して取り付けてみました。
さすがに厳しいですね。底面からはみ出てしまうので、平らな場所に置くと力がかかって両面テープに負担かかりそう。やっぱり安物でいいから52mmのC-PLを物色しようかな…あとNDはできれば可変式のものが欲しい。
ともあれ、内蔵NDフィルターやフィルターアダプターがないのはRX100シリーズ前モデルに比べて若干悔しい点だったので、一応のフォローができて、最強感がちょっと強まりました。