久しぶりにYAMAHAルーターRTX1210をいじっていて、うっかりフィルター設定をミスって外部からログインできなくなってしまいました。外部メモリに設定をバックアップしてあれば一旦初期化をしてもよかったんですが最近それもしておらずどうしようもなくなったので、最後の手段でシリアルコンソールでのログインに初挑戦しました。
といってももはや我が家にあるノートPCはもちろんデスクトップ機にもシリアルポート(RS-232C)などついておらず、まずはケーブルを調達するところから。
RTX1210のシリアルポートはEthernetなどと同じRJ-45になります(前モデルのRTX1200はD-Sub 9ピン)。そこでまず注文したのはこれ。残念ながらUSB-Cのものは見つからず。
しかしお急ぎ便を使っても翌日。その日ネットが使えないのは不便なのでヨドバシ店頭で下記を揃えました。
まずはUSB-シリアル変換ケーブル。量販店で入手性が良いBUFFALOです。0.5mと1mがあり、そんなに長さは必要ないと0.5mをチョイス。
iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)0.5m ブラックスケルトン BSUSRC0605BS
iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)1.0m ブラックスケルトン BSUSRC0610BS
次にD-SubをRJ-45にする変換ケーブル。単純な配線レベルの変換のみですがマニアックな製品だけにYAMAHA純正のものなどは近隣に店舗在庫なし。しかしこちらもBUFFALOが同社のルーターメンテナンス用に発売しているものがありました。
どちらもWindows 10で自動的にドライバーが入り使用可能になり、TeraTermを使用してRTXにコンソールログインができました。安くて便利なUSB<->RJ-45直結タイプは店頭での入手性は微妙ですが安いのでRTXなどのルーターを使う人はあらかじめ1本もっておくと良いのではないでしょうか。