Meta Quest3を開封したのでインプレ

Meta Quest3を買いました。Quest、Quest2、Quest Proと来ての買い増しというか2からのリプレイス予定。Proは着け心地、画質とも満足していますが、ハードタイプのストラップで固定で嵩張るのが難点。最近割と出張に持ってくのでこれがQuest2のようにゴム生地のベルトになり、更にQuest2よりコントローラーがコンパクトになり、画質も向上したのであれば出張持ち出し用として最適ジャナイカと考えたわけです。

Meta Quest 3 512GB

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容量は一応512GBにしました。ImmersedとかVirtual Desktop、PCVRなどをする分には128GBで充分かなとも思ったんですが念のため。

Meta Connectの基調講演中にふと公式ストアをみたらはやくも予約可能になったので速攻で注文入れたんですが発売日の10/10ではなく10/14着となってしまい、後から発売日到着のヨドバシで注文しなおしました。公式の色違いストラップも注文していたんですが、冷静になってみると付属品と同等品で本当に色が違うだけということだったのでこれはキャンセル。ナックルストラップとシリコンフェイスカバーのみ同時購入しました。

結局出張で開封できたのは10/13。公式でもあまりかわらなかったかも。

以下、Quest2はずっと人に貸しっぱなしで最近はQuest Proしか使ってない身からのレビューです。だいたいあちこちで書かれていることと同じになりますが、

  • パススルーの画質、解像度は確かに高いけど、歪みが大きい
  • コントローラーが軽くて扱い易い
  • パンケーキレンズで隅まで綺麗

という感じ。パススルー歪みは頭を動かさなくてもウネウネしてるので若干気持ち悪い。一方でパススルー越しにPCの画面をみて文章を書くくらいはかろうじてできるかなという解像度はあります。

液晶自体の画質差はアプリが最適化されてないのか(Pro比で)そこまで進化を感じないです。全体にレスポンスは良い印象。MRはパススルー綺麗だなーと思う一方で、実用的なキラーアプリがまだないかな。Immersedとかはまぁ周囲が見えて普通に便利ではあるんですが。

問題は装着感

Proの装着方式に慣れた身から久しぶりに顔面圧迫型に戻るとかなり装着感が劣るなという感触。ベルトを緩めにすると荷重が頬骨にかかって顔面の神経や血管が圧迫される感じが辛い。だからといってベルトをキツく締めるとフェイスパット全体が水中メガネのように顔面を押さえ付けてやっぱりしんどい。またピントをガチピンにするために頭頂ベルトを持ち上げるようにキツくすると、後頭部側がズルっと上にずれていきます。あー、Quest2のベルトに戻ったなという感じ。逆Tから逆Y字になったことで装着感が向上したかと期待しましたが、なんかすごく懐かしい「しっくり来ない」感。ぐぬぬ、やっぱりハードストラップを買わないとダメか?でもハードストラップならQuest Proでよくないか?というモヤモヤが拭えません。元々ハードバンド専用のProと比べてフニャフニャに小さく折りたためる点に期待してたので、、、あと寝転がって使う時やハイバックの背もたれ椅子に座って使う時に後頭部にハードパーツがない点が重要だったんですよね。あと純正ハードストラップ(Eliteストラップなど)はQuest2向けのが強度不足で破損しまくった経験があるのでいまいち買う気にならない。脱着するのが恐い。

とりあえず現在はこちらのパーツを注文して到着待ち。これだとEliteストラップのように後頭部が上にずれるの防げる上、ソフトパーツなので持ち運び時に嵩張らないんじゃないか、とか。

こいつが売り文句通りの性能なら福音になり得るかなと期待しています。

あるいはインナーレンズを作れば多少雑な装着でもピントが合う範囲が広がるかなぁとも思案中。

全体にメカ部分は進歩しているものの付属ストラップはやっぱり微妙、、というのが第一印象。

改めてMeta Quest Proな長時間装着が快適になるよう念入りに設計されていたんだなと。特にドリキンさんの頭頂バンドカスタムをすると、後頭部が枕や背もたれに当たること以外はとても快適(自分はパッド除去や重りはつけず、頭頂バンドだけ真似してます)。特にメガネerには断然オススメ。

あとフロント側にカメラが搭載されたことで、そちらを下にして机などに気軽に置きづらくなりました。この向きが一番安定感あったんですが。ハードカバーなども売られているようですが、そこまでするのもなぁという感じ。どちらかというとレンズ保護フィルムが欲しいかも。既に売ってはいるようですが日付もかかるし待ってればPDA工房あたりから出るかな?

■同時購入アクセサリのレビュー

Meta Quest アクティブストラップ (Touch Plusコントローラー用)

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歴代Questにもこれ系のナックルストラップはつけていました。手首用ストラップよりも脱着が簡単ですし、プレイ中に手指を開いてパーにしたりしても落ちないのでめっちゃ扱い易くなります。やっと純正品が出たかという感じ。ちょっと高いけどマストだと思って購入。Proで使ってる社外のシリコンのものみたいに伸びないので若干窮屈ですがまぁいいかなと。社外品でもっと安いものが出たらそれでも充分かも知れません。

Meta Quest 3 シリコン接顔部

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Beat saberやFitXRなど汗だくになるタイトルを遊ぶ時に、汗を吸収しないシリコンカバーはやはり必須です。汗の拭き取りや丸洗いが断然楽。シリコンという単語をみて脊髄反射的に購入してしまいましたが、なんとこれはフレームと一体化しており、なんと付属のファブリック版と比べて開口部の横幅が狭い!今のメイン眼鏡だと干渉して無理でした。付属の方なら一応入る。そこサイズ違うんかい!という。正直返品したい。こちらも社外の純粋なシリコンカバーを買い直し。これどうすっかなー。

・追加購入したアクセサリー

レンズ保護フィルムです。Quest2ではフロント面を下にしてテーブルなどに置くことが多かったので、この面にレンズがあることは不安でした。たぶん縁があるので完全にフラットな面ならレンズに接触することはない気もしましたが念のため。値段は安かったですが粘着力が弱いのか、ふと気付いたら1枚剥がれてなくなってました。真面目に探してませんがおそらく見つかることはないでしょう。再注文するにも送料別だし海外発送なので2週間くらいかかるので微妙。これなら500円でも予備を入れて5枚組とかにしてほしいかもです。

こちらは写真のように標準バンドの後頭部部分につけるパッドです。バンドが頭上方向にずり上がってくるのを防いでくれます。標準バンドだとずり上がりを防止するためにキツ目に締める→ゴムの伸縮力でますますズレる、の悪循環になってしまいますが、これがある程度うなじ寄りのところにひっかかってくれる為、Eliteストラップに近い安定感が出ます。締め付けるにも面積が広く圧が分散される感じで楽です。そしてEliteストラップにしてしまうと後頭部にハードパーツができて枕やクッションとの相性が悪くなるんですが、コイツならギリ許容できます。また柔らかい素材なので運搬時にも嵩張りません。安定度でいえばEliteストラップより優れているとまでは言わないですが、コスパ、携帯性、装着感の向上などでいうと純正採用してほしいくらいの良パーツだと思います。おそらく当面これがあれば自分はEliteストラップは買わないでいいかなという気がしています。ハードにしめて使いたい時はQuest Proがあるので。Quest Proを売却したり、長時間使う必要が出てきたらバッテリー付きのEliteストラップを買うかも、というところ。高いEliteストラップやゴツいサードパーティヘッドバンドはちょっとなぁ、という方にはオススメです。

■まとめ

普段はハイバックでヘッドレスト(頭部クッション)があるけど、VRゴーグルする時だけそこが後ろに倒れるなどして後頭部の干渉がさけられるオフィスチェア、どっか発売しないですかね…

Quest2からは間違いなく上位互換なので2は売却できそうですが、Proは残しておくどころか今後もメイン残留になるんじゃないか説。

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