実家メインPCのHDDも交換

 実家の録画PCのSSD化をしてみると、メインPCの方の遅さも気になってきました。ドライブ高速化スパイラルとでも言いましょうか。

どうもアプリ起動とか、ゴリゴリいうばかりで上がってこないとか、ログオン後、真っ黒時間が長いとか。で、ベンチとってみるとビックリするくらい遅い。録画PCにSSDを入れる前(現データドライブのWDの2.5inch)に多くのスコアで負けてる!

調べてみると2005年発売モデル。たぶんそう古いモデルは買わないと思うので単純に考えて5年使ってることになります。これはもう保険的にもそろそろ替えていいレベルですよね。

ってことでさくっと物色。WD1002FAEXにしました。SATA3.0(6Gbps)モデルの中では普及モデルです。マザー側は3Gbpsまでしか対応してないんですが、それでもベンチみてると結構速いみたいだし、後々SATA3.0ボードつけて更に高速かする余地を残しておくのもサイヤ人っぽくて楽しいかなと(ただASUSの後付けボードU3S6で比較した例ではあまり差はでないようでした)。また普段は家族が使うだけなので基本的にあまり容量もいらない。20EARS買える値段でこちらは1TBになりますが、まぁその分速度が稼げる方に投資するのもアリだろうと。

Nagisa_Orig

Nagisa_New
換装前(HGST HDT722525DLA380) 換装後(WD WD1002FAEX)

 

で、ベンチ結果。うーん、シーケンシャルは読み書きとも2倍程度速くなってるのは目をひきますが、よくみるとランダム周りがあまり振るってないし、むしろ負けたところすら。普段使いの体感にはそっちの方が効くのでこれはちょっと残念な結果。マッハドライブやReady Boostで補完してみるかなぁ。

また動作音も少し大きくなった気がします。モーター音などは静かですがアクセス時のゴリゴリ音がスチールのケース内に共振してゴロゴロ鳴る感じ。少し制震シートなどで対策しようかしら?

2011.01.05追記:

SATA3.0ボード経由で計測してみましたが違いは誤差の範囲内でした。

コストパフォーマンスの高いUSBスピーカー TW-S7

 

自宅の仕事用PCのスピーカーはSONYの3,500円くらいの安物をずっと使ってたんですが、もう少し音質の良いものにしたいなぁとずっと思っていました。BOSEのM2なんかはいつも店頭でいいなぁと思いつつ3万円超はなぁ、などと思って指をくわえてました。

そんな折り、AV Watchの「気になるアクティブスピーカーを聴く」という短期連載企画でTW-S7のことを読み、反射的にAmazonでオーダーしてしまいました。連載1回目なので、この後どんな競合製品が出てくるとも知れないワケですがつい…

レビュー中でM2の上位モデルであるM3と勝負できるかのような評価で、それが1万円を切るといえば買うしかないな、と。

実際届いて聴いてみてるところですが、かなり良いです。低音もしっかり出てますし全体的な解像度も高めだと思います。もうちょっとキラキラ感があるといいかなとも思いますが、全体がしっかり出てるのでイコライザ調整でどうにでもなりそうな印象です。

この卵型デザインは単に奇をてらったものではなく、それなりの理論があってこうなっているんだそうで、詳しくは公式サイトをご覧下さい。とてもわかりやすいイラスト入りで説明されています。で、この形故に自立せずシリコンのスタンドが付属するワケですが、これがまた良い。好きな角度で設置できるので、自分の顔に向けてビシっとセッティングできます。そのせいかやけに定位が決まって、ボーカルなどは左右のスピーカーの真ん中から聞こえてくる感じ。

tws7

 

面白いのはUSBバスパワー駆動にもかかわらずキャパシタを搭載することでUSB電源容量以上の出力を実現している点。このサイズのアクティスピーカーにありがちな邪魔なACアダプタがないのも取り回しが良いです。

レビューにもありますがスピーカー側で音量調節ができないのは確かに不便な場面がありそう。特にゲーム用PCで全画面にしてる時なんかはOS側の音量調整もしづらいですしね。

今までのスピーカーよりは一回り大きいので少し整理しないと置けなさそうですが、それだけの価値はある気がします。というかこの値段なら実家用、寝室用にも欲しいです。が、まぁ上記連載の他の機種も見定めてからにしましょうかね。

実家用録画PCのメインドライブをSSD化

春に組んだ実家用のPT2マシン、せっかく視聴用に27インチモニタもつけたので、Web閲覧などにもぼちぼち利用するんですが、さすがに2.5inch HDDだとなにをするにももっさりで不満でした。元が遅いので複数のディスクアクセスプロセスが走ると相乗効果でほとんど固まったかのようになることもしばし。例えばCMカット作業とか。動画ファイル自体の置き場所と、TMPGEnc MPEG Editor 3の使うテンポラリとが同じ物理ドライブなのでそれはもうヒドいことに。

そこでもともと3.5inchドライブもかろうじて入るケースであり、電源コネクタも1つ余ってることに着目し、CドライブとしてSSDを導入することに。

購入したのはA-DATAのS596シリーズ[アキバ総研]の64MBモデル。公称のシーケンシャルアクセスがRead 250MB/s、Write 180MB/sとスペックをみるとなかなかです。キャッシュも128MBあるとか。Trimも対応。スペック的には隙がない感じ。で、1.5万円を切るくらいでした。

2010.11.21補足:上記公称値は128GBモデルのものでした。64GBモデルはRead 230~240MB/s、Write 100~110MB/s。

3.5inchベイに2.5inchドライブを2台固定するマウンタ-を購入。あと余ってる電源コネクタが4pinだったのでSATA電源への変換ケーブル。

以下、換装後のベンチ。公称スペックには遠く届きませんでした。しかもシーケンシャルライトがHDDに負けてる。まぁ、WDをDドライブとして録画ファイルなどはそっちに置くので、Cドライブはランダムアクセスさえ速ければ充分なんですけどね。

WD A-DATA
換装前(WD5000BEVT 換装後(A-DATA S596)

実際、CMカット操作のレスポンスなどは明らかに快適になりました。価格費用効果を考えればまずますかなと。

■データ移行に苦戦

Windows7に対応したパーティションコピーツールを持ってなかったので、最初オンラインで手に入るフリーのもの2種を試してみたんですがどちらもダメ。Windows7のDSP版からデフォルト設定でインストールすると100MBの先頭パーティションが作られてそこにブート関係のファイルを置くみたいなんですが、それをコピーしてみてもなぜか元はNTFSなのにコピー後はFATになってたりしてブートできない。

結局、パーティションワークス13をダウンロード購入して試したら一発でした。最初からケチらずに買っておけばよかった…

デジカメの写真の復活サービス 画像復活.com

妹のデジカメのメモリースティックが突然読めなくなりました。最初PCに挿した時は枚数が0と表示され、抜き差ししたら認識しなくなり、デジカメに戻したら、(初めて挿した時に発生する)「管理情報を作成しています」的なメッセージ。再生モードにしても写真0枚。

三ヶ月くらいPCにコピーとってなかったらしく、妹はかなりしょぼくれてました。

で、unformat系のコマンドをあれこれ試そうかとも思ったんですが、安全性、確実性を重視して有料サービスを物色してみることに。σ(^^)のデジカメデータ復旧サービスのイメージは、メモステを物理的に預けて無料チェック。復活できるとわかったら結構な金額をふっかける、という感じだったんですが、今回見つけたサービス「画像復活.com」はオンラインで作業できしかも価格が2,000円と迅速&リーズナブルでした。運営元はデジイチ現像ソフトのSILYPIXシリーズで有名な市川ラボラトリーズなのでなんとなく信頼感ももてます。

実際の流れは簡単。メモリーカードをPCのリーダーに挿した状態で、Internet Explorerで上記サイトにアクセス。するとActiveX(IE上でのみ動くプログラム環境)の解析ツールが実行されます(Vistaの場合(7も?)、ActiveXを実行する前にこのサイトを「信頼できるサイト」に追加する手続きが必要ですが、画面写真入りで説明してくれるのでそう難しくはないでしょう。スキャンは16GBで1時間以上かかりました(離席してたので正確な時間は不明)。で、サンプルとして10枚の写真が指定したフォルダに復旧され、あと何枚復活できそう、という表示が出ます。ここまで無料。メモステだったのでできなかったんですが、メモリーカードをロックしておくよう指示が出ますので、非破壊検査なんでしょう。滅多なことでは事態が悪化することはなさそうです。つまりここまでは失うものはなく無料で試せるワケです。

で、そのままクレジットカードで2,000円の支払い手続きを済ませると、再度解析作業が解析されこれまた1,2時間放置しておいたら最初に出た枚数位(3,600枚程度)がフォルダに書き出される、という流れです。

画像が消えたとわかってから下手になにもいじらずに置いたのも救出率を高めたのかも知れません。

ともあれこの手軽さと品質には感激しました。枚数が枚数なので、実際にどれくらい抜けがあったかなどはチェックしきれてませんが。新たに管理情報を作成した分くらいは上書きされたかも知れません。

唯一残念なのは、書き出されたファイルのファイル名が「FILE92544.jpg」的な名称になっており、元のファイルとは違っている点。まぁこれは技術的に仕方ないと言えます。メモリーカード内のファイル名を管理している部分が壊れてアクセスできなくなったわけですから。ただEXIF情報は生きてたのと、ほぼ時系列順に出力されたっぽいのが救いで、画像管理ソフトに残っていた最後の日付以降をマージする、という方法で凌ぎました。

 

皆さんももしメモリカードのデータがふっとんだ時は、あわてず騒がずそのカードの使用を止め、こちらのサービスを試してみてはいかがでしょう?

仕事用PCのメインモニタ刷新 27インチ、WQHD化

去年メインPCのサブモニタを三菱のRDT204WM-Sにして以来、メインのDELL 2405FPW HASの発色に不満が募り続けていました。普通に作業してる分には気にならないんですが、写真の色合いと書籍自炊の時の白さに不満。単体で使ってる分には平気なレベルでも、隣に比較対象があるとどうしても気になってしまいます。人間の目は結構いい加減なので、どちらかが絶対に正しいというよりは、慣れによる違和感の方が大きい気がします。ただサブモニタの方は簡易とはいえキャリブレーション機能をもっているので、客観的にそちらが正しいと信じてしまうと、どうしてもDELLのがイケてない気がしてならない。で写真を補正する時だけサブモニタにウインドウをドラッグして、とかが面倒すぎで、今ちょっとだけ余裕あったので買い換えを決意。

で、絶対的な性能より2枚のモニタで大きく食い違わないことを目標にすると、当然同じ三菱のRDT241WEXが筆頭候補にあがります。24インチWQXGAのIPS液晶ながら6万円前後で買えるということで、発売当時から注目していました。もうなにも悩まずこれを買う気になり、Amazonとヨドバシであまり差がないので、朝起きたらヨドバシに走るくらいのつもりに。

が、その後つい魔が差して(?)、CPの高いモニタといえばDELL、ってことでサイトをのぞきに。そしたらなんと、27インチ WQHD(2560×1440)のU2711が限定特価で55,000円(+配送料)になってるじゃないですか。RDT241WEXと消費税くらいの差しかない。ピクセル数はかなり増え、解像度は若干高くなる(=字が小さくなる)。横幅が65cmならなんとかギリギリ今のデスクに載りそう。ちょうどiPhone4発売直前で高解像度イイジャナイ?!的な気分だったのもあって、結局こっちにしてしまいました。中1日ほどで到着。

■表示性能

IPSってことでかなり期待してたんですが、まぁ値段なりかプラスα程度ですかね。クッキリ感は文句無し。上下左右とも斜めに見ても色味が大きくかわらないところもさすがIPS。ただ、そういいつつも真っ正面から見て左右で色味が微妙に違う気がします。右半面の方がやや青い。照明の影響なのかなんなのかよくわかりませんが、微妙に気になります。Dual-Link DVIなモニタって初めてなんですが、それも関係してたりするんでしょうか?ちょっと残念です。

■入力インターフェイス周り

DVIが2系統になったので、いままでアナログRGBでつないでいたMac miniをDVIでつなげるぜ!と思ったんですが、調べてみるとうちのMac miniはCore2DuoモデルでもグラフィックチップがnVidiaになる前の世代(Intelチップ)なので、最大解像度が1920×1200でしたorz。それ自体はこのモニタを注文する前に気付いたのでいいんですが、実際つないだらどうなるんだろう?と思って実験。まぁ、予想通り設定で引き延ばしも4辺額縁も選べました。

その他、HDMIはもとより最近では珍しいコンポーネントもついてたりとなかなか多彩です。16:9なのでAV用も意識してのことかも知れません。ただ、AV用ならBlu-ray等がDot-by-Dotで出せるフルHDの方が綺麗な気がしますね。リモコンないですし。やっぱりPCメインの人用でしょう。

■その他ハード周り

2405FPWにあったエレベーション(高さ調節)はなくなりました。上下と左右のスイベルのみ。

あと普通にしてると気付きませんが結構発熱してますそれなりに電気食いそうです。