iPadのためのPC無線ルーター化 その後

σ(^^)やよくBBモバイルポイントが使えるお店を利用するんですが、最近はPCと一緒にiPadを持ち込むことが多く、やはり同時に使いたい場面によく遭遇します。前にこちらのエントリーで超小型のUSB無線LANアダプタを使ってPCを無線LANルーターにしようとして失敗したことをお伝えしました。今回はそのリベンジ。

その後、GW-USValue-EZでは成功していません。ドライバが更新されたり、内蔵側の無線LANアダプタのドライバ、ユーティリティも最新版に変えてみたんですがかわらず。つながったと思われる瞬間BSODでクラッシュ。

で、たまたま実家で余って不要になった同じPlanexのこっちのアダプタとConnectifyで試したところ無事つながりました(Windows7/64bitのVAIO type Zにて)。ただしこのアダプタだとConnectifyからアクセスポイントモードとWPAに対応してないと言われ、WEPでしか設定ができませんでした。まぁ、1つのお店で1度に1、2時間程度しかいないし、PC上のConnectifyの画面で不審は接続があればすぐにわかるので致命的な問題ではないんですけどね。アドホックモードでもiPadはOKなようです(そりゃそうか)。

どのみちVAIO type Z用のバッグとVAIO P用のバッグそれぞれに入れておきたいのでもうひとつ物色。今からわざわざWEPしか使えないのを買うのもなんだし、やっぱり小さければ小さい方がいいということで、2010年6月25日発売予定のBUFFALOのWLI-UC-GNMを予約してみました。すんなり使えるといいんですが。

iPadのバックアップと動画に関するメモ

■iPadのバックアップがデカい

最近、iPhone/iPad母艦PCのCドライブが急激に逼迫してきたので、いつものツールで調査。結果、iTunesのバックアップが嵩んでいることが判明しました。

Good Readerやi文庫HDなどiPad上から直接データをダウンロード落とせるアプリで、動画ファイルなどをザクザク入れていたのが、母艦にバックアップされてしまったのが原因だったようです。当たり前といえば当たり前の動作ですが、もともと別のサーバーに保存してあるファイルなので、別途母艦にコピーが保存されてしまうのは非効率的ですね。同期の時間も無駄に伸びますし。

i文庫HDのサポートにも要望送ってみたんですが、どうもOSの仕様で今のところどうしようもないみたいです。iTunesからの転送ならバックアップ対象にならないようなことも書かれてましたが、まだ試してません。

しかもiTunesは音楽ファイルの保存場所(ライブラリ)は変更できるんですが、iPhone等のバックアップはユーザフォルダ下に固定なんですよね。NTFSの場合はジャンクション(シンボリックリンク)とかで無理矢理別の場所にしたりはできそうですが、サーバー上とかはダメそうですね。

■iPadのバックアップが遅い

ついでにバックアップが遅い件も調査。これはiPhoneアプリが小さなデータを数多く作成すると、HDD上にコピーする際に極端に速度が落ちてしまうのが原因っぽいです。特にTwitter系アプリのキャッシュなんかは該当するみたいです。内部的にSQLiteなんかのDBでデータを保持するような作りになってれば避けられそうな気もしますね。いずれにせよユーザはどうしようもないので、

  • そういうアプリをなるべく使わない
  • 可能ならアプリ上でキャッシュ削除してからバックアップする
  • バックアップドライブをランダムライトの速いSSD等にする?

くらいしかないのかも知れません。特に3つ目は速度の遅いノート用2.5/1.8インチドライブの人には効果が大きいかも知れませんね。

■iPadに転送できるMP4動画の要件

普段作成している1280×720のH.264/AACなMP4動画、Good Readerでならなんなく再生できていたんですが、試しにHTMLストリーミングをしてみるとNGでした。そういえばこれらのファイルは以前iTunesから入れようとしても弾かれました。

さて、どうしてだろうと調べたところ、どうもプロファイルがMainのレベル3.1以下である必要があったみたいです。がっくり。MediaCoderではエンコード時のパラメーター指定だけです。そこさえちゃんと設定してあればビットレート(=容量)などもそのままでOKだったわけです。720×480はiPhoneでもPSPでも再生できるプロファイル探しに躍起になりましたが、当時1280×720はどのみちPCとPS3でしか再生できないからと、結構適当に指定してました(High/4.0)。

既にある大量のデータを再変換するのは現実的ではないので、とりあえず今後はMain/3.1にしてエンコしていこうと思います。

実際に試したところ、HTMLストリーミングでもiTunes経由転送でもバッチリ転送できました。

冒頭の理由で、動画はなるべくGood Readerでは扱わないようにした方が良さそうなので有益です。

iPadお迎え準備 その1 PCのWiMAXルーター化

さて、本体価格、料金システムが発表され、ますますWi-Fiモデルにするか3G付きにするか悩ましいiPadですが、とりあえず外堀を埋めていくべく右の商品を発注しました。

USBタイプの無線LANアダプタです。手持ちのVAIO type Z、VAIO Pともに無線LANとWiMAXを内蔵していますが、これらはIntelのコンボカードで実装されているため同時使用はできません。つまり、WiMAXでWAN接続し、それをソフトルーター経由で無線LANに、という使い方ができないワケです(docomoのWWAN->WLANはOK)。

そこで、主要周辺機器メーカーのサイトを巡って、現行で一番小さそうな無線LANアダプタを探したところ、これに行き着いたワケです。Windows 7の32bit、64bitに両方対応しています。おあつらえむきにソフトルーターのユーティリティまでついてくるそうです(たぶん、Connectifyを使う気がしますが)。最近は無線LAN自体は当然のように内蔵してるので、後売りするとしたらやはりゲーム機など向けのソフトルーターの需要が大きいんでしょうね。対応規格は11n。ただし300Mbpsモードは非対応(あれ?iPadのWLANって倍速対応してるのかな?)。

ちなみにこの商品、Amazonのフラストレーションフリーパッケージ対応商品のようです。もしかしてAmazon専売?

2010.05.11追記:

残念ながら今のところ接続に成功していません。Conectifyではつながるがパケットが流れず、付属ユーティリティに至ってはつながった途端にホストPCがBSODで死にます。困った。

LinkStation mini高速化のためにGbEハブ交換

前エントリでの複数ハブ経由だと速度が落ちる件を改善すべく、早速ハブを交換してみました。どっちみち実家私室のハブが非GbEで買い換え予定だったので、効果がなければそっちに使えばいいや、ってことで。

購入したのはBUFFALOのGbE 8ポートハブ、LSW4-GT-8NSのブラックモデル。金属筐体、電源内蔵、ファンレスという仕様です。BUFFALO同士の方がJumbo Frame的に相性がいいかなとか。LinkStation miniもこちらの配下に戻しました。

物置のPLANEXのGbEハブと交換。ここには件のLinkStation mini、TeraStation、外向けサーバー(ML115)とサーバー関係とリビングの録画マシン。上位にインテリジェントスイッチETG2-SHV16Nを介して仕事マシンやブロードバンドルーター等がつながっています。

つまり録画マシンは今回買ったハブのみを経由してLinkStation miniにつながっていることに。まずこちらの速度ですがしっかり向上しました。15MB/s程だったんですが30MB/s前後と倍に!ただしやはりLinkStation miniのフレームサイズは9,694では不安定で、7,422に留めました。ハブが9,216だからそれをオーバーするフレームサイズのパケットが送られると止まっちゃうんだと思います。この辺は同じBUFFALOといえど、結局中で使ってるNIC依存てわけですかね。PC側もあまり大きいとダメでやはり3K位が一番速いみたいです。

公称40MB/sのLinkStation miniのSMBでの実効速度はここら辺りということでしょうか。ちなみにシーケンシャルライトの方は26MB/s位でてます。

次にETG2-SHV16Nを介して仕事マシン。昨日のテストでは10MB/s程度でした。最初同じ結果だったんですが、ETG2-SHV16Nの設定をチェックしたら、なぜかハブ間のリンクスピードが100FDXに。AUTOから固定で1000FDXにしてみたところ、やはりR30MB/s、W26MB/s出るようになりました。これもしかしたらPLANEXのハブの時から発生してたとか??まぁ、でもリビングPCからの速度も改善してるし交換した甲斐があったということにしときましょう。主なマシンからUSB HDDに近い速度で読み書きできるようになってハッピーです。

余ったPLANEXハブを実家にもっていてその時の速度次第で別途買い直すかどうかは検討ってことで。

LinkStation mini (LS-WSXL)のベンチ再挑戦

前回10~15MB/sと奮わなかったLS-WSXL級LinkStation miniのベンチを改めて。

前回はサーバールーム(という名の物置)に設置し、GbEハブを複数経由している状態でした。ので、今回は1つのみの2ホップな状態で再テスト。ハブはIO-DATAのETG2-SHV16Nで、Jumbo Frameのフレームサイズは7,422バイト。LS-WSXLの設定最大値は9,694バイトですが、ハブの方が最大9,216バイトだったので揃えてみました。あ、あとPCのNIC(Realtek)は3K MTUにしとくのが一番成績が良かったです。

で、成績ですが、CristalDiskMark 3.0.0cによる500MBx3回の測定でシーケンシャルリード30.39MB/s、同ライド22.34MB/s出ました。

これくらい出ればUSB HDDに肉薄と言えますね-。がしかし、2.5inchとはいえそれなりに動作音(ヘッドのカリカリ)が気になるので、できれば物置設置に戻したいところ。途中経路のハブを見直した方がいいのかなぁ。