ハンズフリー・フェチなσ(^^)は自宅の固定電話も色々なハンズフリー化を試みています。市販の電話機のハンズフリー機能はどれもイマイチ。車載用に比べればハウリングキャンセル処理なんかは優秀なんですが、どうしても電話機を真ん前にしないとマイクがちゃんと声を拾ってくれない。今まではShareVoice miniを使っていました。これならPCに向かっている姿勢の真ん前に本体を置けば、それなりに声が拾える。
ただ、やっぱりケータイでワイヤレスなヘッドレストに慣れてしまうと、どうしても見落りします。コードレスで耳につけてしまえば、ちょっと離席したり、座って話すのがつらくなったりしたらソファに移動してみたり、といったことが会話を中断することなしにできる。水さえ流さなければトイレいってもバレない(?)。
ということで、固定電話でもBluetoothのヘッドセットを使うべく機材購入。すでに生産中止モデルですが、コレ→の店頭在庫を発見してゲットしました。現行のモデルはアダプタ(親機)側が最近のケータイの平型端子用のものばかりですが、コイツはミニピン型+平型変換コネクタ付属、という形なので、自宅のPHS子機にも問題なくつながります。しかも、ShareVoice miniに付属の、ミニピン->イヤホン&マイク端子アダプタを使えば、PCのオーディオ端子にもつなげるので、SkypeやMessengerの音声通話にもそのまま使える。PCで使うならBluetoothで直接つなぐ方がスマートなのだけれど、この手のヘッドセットは1度に1つの親機としかペアリングができないので、電話にもSkypeにも、ってことだと、同一の親機をアナログで差し替える方が手っ取り早い。
で、使ってみた感じですが、 まずBluetooth対応ケータイと組み合わせて使う場合と違って、受話&終話操作は電話機側で行う必要がある点が面倒。あとBluetoothの理論伝送距離は10mですが、やはり実際にはもっと短くて、ちょっと洗面所に行って洗濯物を畳んだりしてたら「ノイズだらけで聞こえないよ」と怒られてしまいました。USB充電ケーブルが付属しているのもナイス。この手のデバイスはポケットに入れておくとつい充電を忘れてしまいますからね。今回はモバイル用ではないですが、ACアダプタとUSBケーブルの両方を使えば、親機もヘッドセットも同時に充電しっぱなしにできるので便利です。
幸いなことに、我が家の固定電話機はPHSを子機化できるタイプなので、解約済みのPHSのイヤホンマイク端子にこの手のデバイスが接続できます。普通の家庭用電話では、コードレス子機にイヤホンマイク端子がついているものもあったんですが、最近は減ってきている模様。先に書いた受話操作の件もあるし、やはり普通にBluetooth対応の固定電話機の登場が待たれますね(確か海外では既にあります)。
というワケで固定電話とはやや相性が悪いですが、Skypeなどを多用する方(最近ようやく周りでもちらほら出てきたカンジ)には、安いコード付きイヤホンマイクではなく、Bluetoothヘッドセットをオススメしたい。特に「ながら」通話にはもってこいですよ。