Perplexity Proが1年無料なのでLINEMOを契約した/Edgeで簡単に呼び出せる設定も

■生成AIサービス購読の悩み

ChatGPTなどの生成AIサービス、色々ありますよね。ChatGPT、Copilot、Claude、Geminiなど。そしてそれぞれが有料の上位プランを提供しており、一般に

  • より高精度なモデルの利用権
  • 応答が高速
  • 画像生成やアップロード回数

などで無料プランとの差別化を図っています。

上位プランは月額3千円($20)程度が相場です。

自分はプログラミング支援に特化したGitHub CoPilotを契約しており、この上更に一般用途の有料AIサブスを契約するのはちょっとキツいなぁと思って躊躇していました。

そんな折、Softbankが自社スマホ契約者に向けてperplexity Proが1年間無料になるオプションを発表しました。perplexityはChatGPTやClaude、Gemini(日本未提供?)を使い分けられるプロキシー的なサービスで、Youtuberのドリキンさんも何度か愛用してると語っていたもので、有料版であるProは執筆辞典で月額2,950円、年額一括払いすると2カ月分お得になって29,500円となります。ChatGPTの上位モデルであるChatGPT-4oやClaudeのClaude3 opusが利用できるので、それぞれは個別にサブスク契約するよりもお得と考えられます(厳密には個別契約にもなにかしら付加価値があるかも知れません)。

自分はSoftbankユーザではなかったのですが、今回のキャンペーンはサブブランドのY!mobileやLINEMOも対象。LINEMOであれば月額980円~のミニプランがあります。通信量に応じて料金が上がっていく半従量プランですが、使わずに寝かせておけば月額980円の支出で2,950円のperplexity Proが使えるということに!更に執筆時点のキャンペーンで新規契約者に7か月後にPayPayポイント5,940Ptが還元されるので、1年の約半年は実質無料とも言えます。

現在自分のメインiPhoneはdocomoの使い放題プランで、圏外時のバックアップに基本料無料のpovo2.0をeSIMで入れています。ただpovo2.0だとトッピングがない時は128kbpsなので例えばSNSでも写真とかあると結構めんどい。たまたま建物の奥とかで一時的にdocomo圏外の時に、わざわざトッピングまでして使うかとまではいかず、ほぼ役に立っていない状態でした。このバックアップをLINEMOにすれば月3GBの範囲でバックアップとしても有用なんではないかという判断も。

そんなこんなの判断でサクっとLINEMOを新規契約してiPhoneの第三SIM(第二eSIM)として設定しました。iOSの仕様で同時に有効化できるのは2回線までなのでpoco2.0を休眠状態にし、docomo + Softbank体制です。

■速いぞLINEMO!これならSBメインもありか?

速度計測してみるとこれが速い。サブブランドだからといって絞られてたりはしなそげ。もう少し継続的な観察は必要ですが、混雑時間帯でも極端に遅くならないのであれば十年ぶりくらいにSoftbankメインに返り咲きもありかなぁと思ってたりします。私用のdカードGOLDが改悪されて使いづらくなってるので、家計用に使ってるPayPayカード側に特典を寄せてくのもアリかなとか。ただドコモ光をSoftbank光に替える気はあんまりないので、その辺も含めておいおい検討かなと。

■perplexity Pro特典ゲット

これといって罠もなくLINEMO契約者として1年無料契約をすることができました。

サイトロゴに「pro」マークがつき、AIモデル、画像生成モデルで選択肢が以下のように増えます。

AIモデル選択肢(執筆時点)
画像生成モデル選択肢(執筆時点)

デフォルトや「Sonar Large 32K」も含めて、どれをどう使い分けていくべきかはそれはそれで悩ましいですが、思った結果が得られない時に変更して試してみようと思います。どうせなら設定画面に潜らないでも切り替えできるといいんですが、、

ちなみに最近はChatGPT系のMicrosoft CoPilotに代わりClaudeの無料版を使うことが多かったので、現在のところClaude Opusメインがいいかなーと思っています。新しく追加されたClaude Sonnetも気になるところですが、この画面写真をみるに処理速度のSonnet、精度のOpusという感じなんですかね?

GoogleのGeminiはまだ表示されないぽいです。

■ブラウザ(Edge)で素早く呼び出せるようにする

CoPilotよりClaudeと書きましたが、なんだかんだでCoPilotを使うこともまだまだあります。なんといってもWindowsやEdgeでは素早く呼び出せるので、単なる検索ならCoPilotで済ませてしまうことも多いです。

そんな感じで結局CoPilotばかり使ってたら課金した甲斐がないので、素早くperplexityにアクセスできる方法を模索。Edgeの場合検索エンジンとして登録することで手早く利用することができました。こちらの記事を参考に設定。

https://note.com/sangmin/n/n08ec8100a8ee

結果として、Edgeのアドレスバーで「pa」と打ってスペースまたはタブを押すとアドレスバーがperplexityの検索欄相当になり、検索語(プロンプト)を入力してリターンするだけでperplexityの結果画面にとびます。GoogleやBingを完全に置き換えることは現状できなそげですが、逆にこの機能使いこなせばかなり便利になりそう(知らなかった)。特定のショートカット文字+スペースまたはタブで任意のサイトの検索ができるので、他にも、am=Amazon.co.jp、yd=ヨドバシ.com、bc=ビックカメラ.com、kk=価格.com、dg=このブログ、などを一挙登録。めちゃくちゃ捗る。もっと早く知りたかった。なおショートカット文字は別に2文字でなくてもいいんですが、上記記事に倣ってみました。perplexityだからperじゃね?と思って変えてみたんですが、やはり脳内で発音する音に即した方がしっくりくるな思い、結局記事にある通りpaにしました。

■まとめ

月3千円はなーと思っていた有料サブスクAIですが、Softbankが回線契約者向けの1年無料プランを打ち出したおかげで当面は手軽に使えそうです。Softbank回線契約がない人もLINEMOを契約すれば実質980円以下、キャンペーンの還元も考えればさらに半額程度で使うことができます。有料AIを積極的に使いたい人、お試ししてみたい人にはお得なんじゃないでしょうか。

(本記事は案件でもアフェリエイトでもありませんw)

FS050WでデュアルSIM(物理SIM + eSIM)運用

普段docomo SIMを入れて車載ルーターとして使っているFS050Wですが、仕事で配信回線にする時は上りが速い楽天モバイルのSIMに入れ替えて使っています。

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

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32,217円(11/23 08:21時点)
Amazonの情報を掲載しています

毎度物理nanoSIMを入れ替える度に紛失したりしそうなので、楽天モバイルのデータ専用プランがスタートしたのを機にeSIM契約を追加して、docomo物理SIM+楽天eSIM運用にしてみました。

楽天モバイルのデータ専用プラン「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は音声回線プランと価格や通信条件は全く同じ。SMSも対応。メリットは「本人確認手続き不要」というだけのプランです。後から本人確認することで音声プランに同番移行もできるっぽいです。正直音声回線不要なら少し安くなるもんじゃないの?って気はしましたが、とりあえず簡単に契約できるっぽいので新規契約してみました。

実際、手続きはかなりスピーディで最近サブスマホやタブレット向け0円維持回線で使いがちなpovo2.0などに比べても簡単でした。楽天アカウントを持っていて、ルーター側の初期設定が完了していた前提はあるにせよ、ものの数分で開通までいけました。これまでたくさんの回線契約をしてきた中でもダントツに短時間だった気がします。

ちなみに開通用のQRコードはPC画面に表示し、FS050WのWi-FiにつながったスマホでFS050W専用アプリ内のカメラで読み取った感じです。ルータ自体にカメラはないんですがアプリを上手く組み合わせることで機器側の設定もスムーズでした。

デュアルSIM設定になると、下記写真のように画面真ん中のリングが2つになります。それぞれの月間使用量がわかります。デュアルスタンバイではないので、切り替えの操作は必要になりますがSIMの抜き差しをしないで数十秒で回線をスイッチできるので手早く簡単で紛失や破損のリスクもないのが良い感じ。

タッチパネルではないのでリングをダイレクトにタッチして選べるわけではない

ついでに最近の利用レビュー

・カーモード

普段の車載用途ではカーモードにしてW56チャンネルを使っています。クラウンには車内Wi-Fi(1,100円/月)も使えますがそちらは2.4GHz専用なので、5GHzが使えるこちらを使っています。

本来カーモードはバッテリーを抜いてACC電源の給電をトリガーに起動/終了をするんですが、バッテリーは入れたままにしています。こうするとちょっとしたコンビニなどの立ち寄りでいちいち電源が切れないので良いです。やはりコールドスタートだとW56といえどDFS(干渉電波チェック)が1分かかるので、乗ってすぐオンラインにならないのがもどかしい。

その分、バッテリー劣化は心配ですが、いちおう70%までで充電を止めるいたわり充電的な設定もあるし、最悪バッテリーが速く劣化しても利便性にはかえられないかなと思っています。

・据置モード

現場に持ち込んで配信に使う時は据置モードで、別途USB-C – LANアダプタをつかってPCと有線LANでつないで使っています。当初不安定な時期もあった気がしますがファームウェア更新のおかげか、最近はストレスなく給電と有線LAN通信が安定して使えています。

公式推奨アダプタはこちら。

よく行く現場は楽天モバイルの5Gがバリバリに入る場所で、docomo 5Gと比べても上りスピードが速いので重宝してます。ただ車載時にトンネルとか入るとやっぱりプラチナバンドの有無が大きいのか切れることも多いので、ちょっともったいないけどdocomo(データプラス)と楽天モバイルは使い分けかなというところです。