ゲリラセール?でWF-1000XM4をゲット

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コロナ禍で外出、ノマド作業が激減し、外で音楽を聴く機会もとんと無くなりました。ノマドが好きな割に集中力がない自分はノイズキャンセリングイヤホンをあれこれ買ってきましたが、昨年手放したWF-1000XM3の後継モデル、XM4は見送っていました。

しかし唐突にAmazonや大手家電量販店で1万引きセールがスタート。

2万ちょいで買えるなら買っておこうかなと、別件でヨドバシに行ったついでにゲット。

前機種XM3との違いは、

  • LDAC対応
  • 本体、充電ケースの小型化
  • ノイキャンやマイクなどの進化
  • バッテリー保ちが6->8時間
  • AndroidやWindows10でクイックペアリング
  • マルチポイント接続が進化(音楽+通話待ち受けのみでなく音楽を複数デバイス同時接続)
  • アップスケーリングがDSEE HXからDSEE Extremeに進化

など。もっとも惜しかったLDACが完全独立ワイヤレスとしてはついに、という感じ。Bluetoothイヤホンの欠点である音質面をかなりのレベルで改善できます。ただしiPhoneは送信側が非対応なので、AndroidかWALKMANを買うしかないですが。XM3のマイクは一度オンライン会議で使ったら静かなホテルの部屋だったにもかかわらずやたら聞きづらいと相手に言われて、それきり使っていません。XM4での進化はどうなんでしょうね。

最近は新規ではハイレゾでしかほぼ買わないので、ワイヤレスイヤホンでもほぼ原音で楽しめるというのは魅力です。

まだ音質を評価するほど聞き込んでないですし、どうせクソ耳だし、すでに散々レビュー記事もあがってるので、とりあえず個人的に使い勝手などの面をメモしてみます。主にXM3やAirPods Proなどとの比較で。

■取り回し

本体もケースも小型化されたということですが、AirPods Proと比べてしまうと、耳からの左右方向への突出量はまだまだという感じ。特に寝ホンとして見た時にはしんどいですね。柔らかめの枕であっても横向きになるとグっと押し込まれる感じ。寝られないというレベルではないですがAirPodsがあるならそっちを使うかな。いずれもBose SleepBudsのつけ心地には適わないですがやはり好きな音楽を聴いて寝たいという場面はあるので、寝ホンとして使えるのは重要。その意味ではXM4のバッテリーが8時間というのは頼もしいです。

外れやすさはAirPod Proはイヤーピースをコンプライに替えているので、直接比較は難しいですが、まぁ朝起きたら外れてるだろうなという感じ。外れたら自動で一時停止するので、無駄はないし、シャカシャカなり続けて同室の人に迷惑かけることもなさそう。まぁ、それはAirPodsも同じなのでアドバンテージではないですが。出先でも安心して歩きたいので、そのうちコンプライ系のイヤーピースに交換するかも知れません。

■ケース素材、充電周り

AorPods ProはプラながらAppleお得意のツルツルですぐに傷がつきそうな仕上げ。本製品は少しシボが入っているというかマットな仕上がり。普通にしている分には傷がつきにくそう。ただ剥き出しの鍵とかと一緒にポケットにつっこんだらどうなるかはわからないので、傷ひとつつけたくないという場合はやはりケースにカバーをつけたいですね。せっかくいい色味(買ったのはシルバー)なので隠れちゃうのは勿体ないですが。透明だとピカピカしちゃってこれまた風合いは損なわれちゃうんですよね…

充電はUSB-Cに加えQi充電もOK。不満なし!

■エコパッケージ

プラゴミを出さないこだわりで、簡易紙パッケージを採用したのは興味深い取り組みです。卵の紙ケースみたいな素材の箱を、紙ラベルで巻いたような簡素な作り。中の本体もApple製品でよくある十字のフィルム包装をペラペラのトレペみたいな素材の紙で代用しています。

紙素材を両面テープで貼り付けてるので、ほぼ不可逆で、買い換え時にフリマに出したい、かつパッケージを極力綺麗に元通りにして梱包した派には難敵です。事前情報がなければ簡単に破ってしまっていたことでしょう。今回は知っていたので、逆に意地になってカッターで丁寧に開封しました。それでも中の方の包装はちょっと破損してしまった。

正直、ストローだとレジ袋だの日用品に比べたら微々たる誤差の範疇な気がしますが、チャレンジとしては面白いかもですね。中古商品はパッケージなんてないのが当たり前、となってくれば(世の中とっくになってるw?)、こちらとしても余計な気を遣わず楽になるのかも知れません。

■総評

アダプティブサウンドコントロールとかは途中で音質がかわるのが違和感でXM3でも初日に速攻オフしたきり。たぶん使わないんじゃないかな。

その他にも、アプリでバッジシステムみたいなのが導入されて、使った時間や設定した機能でバッジ(トロフィー)がもらえる「はいはい、ゲーミフィケーション、ゲーミフィケーション」みたいなのがついたりしてますが、「いるかこれ?」という感じ。その分、アプリの初期設定フローでユーザ登録を促されたりで、開封から使い始めるまでの時間が30分くらいかかった(ファームウェア更新含む)。色々設定をアシストしてくれるのはいいんですが、やっぱりまずは音を聴いてWAO!って思わせる方がユーザ体験としては大事なんじゃないですかね。

また実際に使ってみて気付きがあれば追記します。ともあれ1万円引きはとてもレアなチャンスだと思うのでもともと関心があった、という方は特攻してみてもいいんじゃないでしょうか。