iPadでWindowsのゲームができるか?

iPadで寝転がって未消化ゲームが進められるといんじゃね?と思い立ったので実験。

もちろんiPad上でネイティブにWindowsソフトが走るわけではなくて、XGAデバイスなんだからリモートデスクトップ(以下RDP)なりVNCなりで画面共有してプレイ、って話です(別途サーバーソフトを入れたくないのと、音声が必要なのでRDP限定で)。

iPhoneではもともと無料の「Remote Desktop Lite」を使っていました。たまにリビング機のiTunesを起動し忘れてた時なんかにベッドの中からポチっとするとかなので充分事足りてました。で、これのiPad対応版も出ていたのでとりあえずインストールはしてあったんですが、残念ながらこのアプリの有料版も含めてサウンドに非対応。

で、現在あるアプリを物色してたぶん唯一要求仕様を満たしていたのが「iTap RDP client」でした(類似名称のVNCバージョンもあるので注意)。

  • iPadに対応している
  • サウンドが鳴る
  • 日本語入力できる(未確認)

体験版無しの1,400円はちと微妙でしたがレビューの評価を見て大丈夫そうかなと特攻。

結論を言えば、ちょっと妥協すればギリギリプレイできる、ってとこでしょうか。ボトルネックがネットワーク帯域なのかiPadの処理能力なのか不明ですが、やはり音声を流すとやや途切れがちになります。またフェードのような画面エフェクトが入った時に、1階調ずつコマ送りのようになってしまい待たされます。タイトルによってはそれらのエフェクトを省略したり軽減したりできる設定をもってるものもありますが。

多くのタイトルはまだ800×600で作られているので、だったらそのサイズで転送すればよくね?と思いきや、iTap側では画面左上にはりついてDot-by-Dot表示になってしまいます。つまり、右と下に額縁ができるワケです。この状態だと通信が軽くなり音声の途切れもかなり改善されるんですが、やはり視覚的には迫力に欠けますね。難しいところです。ネットワーク帯域が問題なら、iTap側で全画面サイズにリサイズしてくれると良いのですが…

ネットワーク帯域の話でいうと、無線LANを11g接続から5GHz帯11nに変更してみました(iPadが5GHzに対応してるのを忘れて2.4GHzの方につないでた…)。測定アプリでのベンチは倍程度に上がりましたが、やはりそれでも途切れは完全にはなくなりません(マシにはなった)。RDP時の音声レートって設定できないんですかねぇ。

あとはPCのある部屋限定ですが、音声はPCスピーカーから鳴らして画面だけiPadへ、って方式。試してみた限りでは遅延が気になるようなことはないみたいでした。

ただこれらは基本紙芝居ゲーでの話ですが、最近はそういうタイトルでも要所要所に動画やアニメーションがふんだんに使われるので、そういう場面では厳しくなります。

 

MacOSX向けにはAir DisPlayというアプリも登場していて気になるところです。いずれWindowsでもこの手のツールが登場するかも知れません。またWindowsでも使えるものとしては、独自コーデックでストリーミングするらしき、Crazy Remoteなんてのも。これのiPad版には期待してみたいと思います。

COLTのタイヤ交換 実施編

昨日のエントリで書いたタイヤ交換を実施してきました。

作業時間は1時間半程度。アライメントは結局左のトウを若干修正したのみ。偏摩耗の原因と思われるキャンバー角の修正は対応してないとのことで。なんだか効果があったのかどうか微妙な印象。

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前に自宅近くのタイヤ館ではローテションした時ですらホイールがピカピカになってて感心したんですが、今回はその辺まったくノータッチ。むしろ指の跡がバッチリついてました。触らなければ均一な汚れであまり気にならなかったんですが、これじゃ後で自分で洗わないとですね。店員さんの感じが良かっただけにちょっと「アレ?」って感じでした。まぁ、安かったし時間も押してたのではやく完了できるよう気を遣ったのかも知れないですが、せっかくおニューのタイヤを履いての引き渡しなので、こういうとこまで気分良くさせてくれると100%満足でしたね。

んでもってしばらく乗ってみたファーストインプレ。「良くも悪くも予想ほどは変わらない」てっとこですね。主観的には多少軽やかというかふわふわ感はあります。ちょうど自転車のタイヤに空気多めに入れた時みたいな。不快な感触ではないです。直進安定性についても、「そういわれれば確かにいつもよりまっすぐ走ってる感じするかなぁ~」程度。タイヤの差なのか新品効果なのかはたまた空気圧の違いなのかハッキリしないな、というレベルです。当然ながら東名を300km位走って帰宅したらやっぱり肩はそれなりにこりますわ。まぁ、元(NEOVA)がバリバリのスポーツモデルといってもプレミアムタイヤなので、そうそう悪くはなかったということでしょうか。とりあえず格下でコンフォート寄りのPZ-Xでもへんに足が柔らかくなってしまうことがないだけでも一安心。

あと、静音性に関しては、iPhoneのSonic Scanという簡易騒音計アプリを使って交換前後を比較してみました。比較的平坦な道でアクセルをほとんど踏まずに空走している状態で計測。同じ道の反対車線(ショップへの行きと帰り)で測っているので厳密な同条件でもないことをお断りしておきます。

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信号待ちアイドリング中 4年近く使ったNEOVA 新品のPlayz PZ-X

 

うーんどうなんでしょうね。db(デジベル)は対数的な単位なので、数値的な違いよりは実際の差は大きいはずではありますが。主観的にはこれも「気持ち静かな気がする」程度。

劇的な変化がなかったことが不満といえば不満ですが、格下のタイヤに履き替えてあまり違和感がない点はむしろ良かったなと思っています。

(交換時走行距離メモ:約47,400km)

COLTのタイヤ交換 選定編

2006年夏に買ったCOLT Ver.Rのタイヤ(ADVAN NEOVA)がそろそろ寿命なので交換することに。ちょっと肩減りしてるもの真ん中はもう少し溝あるんですが、まぁどのみち4年目だし。

で、前々から思ってたのは、別にサーキット行ったりするわけではないので、標準装備のNEOVAはややオーバースペック。コンフォートとまでは行かないまでも、もう少し静音性や耐摩耗性に振ったチョイスでもいいんじゃないかということ。いわゆるセカンドグレード的な位置づけの中でちょいスポーティ寄りな系統かな的な。で、物色してみると、205/45R16という国産車では数えるほどしか使用例がないサイズなのでラインナップされてない銘柄が多い!例えば静音タイヤの代名詞REGNOやYOKOHAMAのdbなんかは該当サイズ無しorz。REGNOとかSERAの頃から憧れてたんですけどね…

で、候補にあがったのが、

あたり。Playzは直進安定性による「楽ドラ」で有名なモデル。それ故に若干応答性能が鈍いという話も聞きますが、公式には「ワインディングも楽しい」とか書いてある。まぁ指1本のレスポンスまでは求めないので一応これが筆頭候補。RE-11は同じブリジストンの中で1つ上のスポーティもしくはスポーツグレード。NEOVAからあまりにコンフォート寄りになってぐんにゃりしちゃうのも不安なので、これくらいもアリかなぁと。LM703は吸音スポンジが静音性に効いてるとの評判で。S-Driveはあんま目玉がないんだけど一応クラス的に競合ってくらい。

2chの専用スレとかいうと完全にネタスレになってて不安はあるものの、基本PZ-Xを筆頭候補にお店周り。なんつーか、PZ-Xって厨二病っぽい型式名もカッチョイイっすよね(笑)。あと、ちょうど2,3日前にレンタカーの現行カローラに乗って東名を走る機会があったんですが、これが妙にハンドルが安定してて、これが直進安定性、運転の楽さなのかぁと感心したんですよね。これは確かに高速長距離運転楽だぞと思い、それが売りのPZ-Xの株上昇。タイヤの銘柄まではチェックしなかったので、PZ-X自体が優れてる保証にはならないんですけども(^^;)。

で、実は実家帰省中に交換することになりました。は3月頃にいちど横浜の近所の店を巡りつつも、もう少し先、還付金が入ってからでいいやと思って保留にしてたんですが、たまたま帰省中の帰りに大雨くらってちょっと不安に思ったのと、帰りの東名で慣らしを一気に終わらせられればいいかなと実家滞在中の交換を決意。

やっぱりというか、ただでさえマイナーなサイズなので在庫探しに苦労しました。3時間くらいかけて7,8件まわったんですがどこも在庫なし。取り寄せる先は同じブリジストンの豊橋営業所なのでどこで聞いても即日入荷は無理。2,3日かかる。できればその日のうちに交換してその夜に横浜に帰りたかったんですが。で最終的に決めたミスタータイヤマン豊橋東店の店員さんがとても熱心で、翌日の夕方までになら自分で名古屋まで取りに行って間に合わせる!と言ってくれ、更に値段もネット通販して持ち込みOKの店に駆け込むのと数千円差くらいまで引いてくれたので決定。

オートバックス、イエローハット、jms等がコミコミ11万越えの見積もりを出す中で、こちらのお店は8万切り。4輪アライメント調整まで入れても9万円を下回る提示。つーか、横浜のそれらのショップに比べ、豊橋エリアの店員さん達はいまいちヤル気なさげというか、機械的に聞かれた製品の値段しらべて返答するだけという感じ。質問しても体験談が出てこずにカタログに書いてあることを説明するだけ、って印象が強い。都心エリアに比べて試乗の機会もあんまないんでしょうかね?そんな中で、提示した値段に対して「どうでしょう?」と尋ねてきたのは、このミスタータイヤマンとタイヤ館だけでした(両方ブリジストンの系列ですね)。タイヤ館は高いというイメージがあったんですが意外に頑張ってくれました(ただしバレるとマズいらしく提示金額は内密にと言われたw)。値段でいえばコクピットもなかなかでした(あ、これもブリジストンなのか)。タイヤマンに着いた頃にはもうPlayz一択の気分だったので選択肢についての議論はしなかったんですが、翌日納期と価格に納得して手続きしてる間にも店長さんが別のところに電話かけてなんとか当日に在庫確保できないか頑張ってくれたのにも感心。これを書いてる時点ではまだ実際の交換作業を受けたわけではないですが、印象としてはもっとも好感度が高いお店でもありました。

明日の交換が楽しみです。

KindleDXが電池切れエラーで動かなくなった時の覚え書き

KindleDXが「Critical Battery. Your battery is empty. なんちゃらかんちゃら…」と出たまま動かなくなりました。電池切れメッセージなので一晩充電しておいたんですが変化無し。つなぐと一旦はオレンジランプが点くんですが数分で消灯。つなぎ直すとまた点くがしばらくすると消える、の繰り返し。

どうもバッテリー減ったまま何度か起動に失敗すると無限ループに陥るみたいです。

んで、ググって解決策を見ると、ハードリセット手順として、

  1. 電源スイッチ(スライダー)をひっぱったまま30秒待つ
  2. スイッチを離し画面が点滅(FLASH)するのを待つ
  3. 電源をつないで2時間以上充電する

ということなんですが、30秒でも1分でも変化なし。画面が“点滅”というのも具体的にどういう状況なのかわからずしばらく悩みました。こりゃアメリカに里帰りかなぁという諦め感が漂いだした頃、「PCにつないだら復活した」という書き込みを発見。つないでしばらく放置してみたところ、次の現象が起きました。

  1. USBデバイスとしてマウントされた(ビボッ!音がした)
  2. しばらくするとアンマウントされた(ボビッ!音がした)
  3. そしてウサザの画面点滅!画面全体が真っ白と真っ黒交互に変わる文字通りの“点滅”でした
  4. その後はまた「Critical Battery」画面に戻る
  5. これを2,3回繰り返した後、いつもの起動画面がっ!

これで見事復活。データも消えてないようです。さっそく充電器につなぎなおして充電しています。

昨日も短時間ながらPCにつないでみてマウントする気配はなかったので、一晩充電しておいたことや最初のハードリセット手順の過程も必要だったと思われます。ただ、復活後にも電池残量はほぼ空のようなので実際には一晩の間にはほとんど充電されてなかったと思われます。

最近あんまり使ってないですが、驚異的な電池寿命に安心しきらずに一定の充電残量は保持した方が無難かも知れませんね。

2010.05.26追記

上記手順で復活後、一晩充電器につないでおいたんですが再発してしまいました。やはり持って来ていた(純正ではない)充電器、というかmicroUSB変換アダプタが悪かったみたいです。冒頭のすぐ充電が止まる現象が出て、バッテリーインジゲーターも「!」のまま。そこでPCにつなぐと復活できるってことは、、と思い、試しにPCに一晩つないでおいたところ無事満充電表示になりました。

ちなみに純正充電器の出力は1,000mA。今回試したものは最高2,000mAまでOKなモバイルクルーザーだったんですが…モトローラ-携帯やPocket WiFiみたいに充電には特殊は配線が必要な仕様になってるのかも知れません。

Good Readerで落とし、i文庫HDで読む

Good Reader対応サーバー Good Readerは右の写真のように多くのサーバーに接続でき、iPad単独でファイルを持ってくることができます。一方、i文庫HDは自身がFTPサーバーになり、PC上のFTPクライアントからPUTするというオーソドックスなタイプ(もちろんどちらもUSB経由は対応)。i文庫HDの方がビューワーとしては優れているのですが、PCレスではコンテンツを追加できないというジレンマがありました。

が、しかしGood ReaderにはWindowsのエクスプローラーでいう「プログラムから開く…」に相当する機能が搭載されていることが判明。下の写真の手順でi文庫HDを指定して開くことができます(クリックで拡大)。もちろんGood Reader自身は対応していないZIP内JPEG形式のファイルに関しても扱えます。

Good Reader画面例

これなら大容量モデルを買ってあらかじめなんでもかんでも詰め込んでおくということをしなくても、適当なファイルサーバーやクラウド環境と高速なネット接続があればオンデマンドでデータを持って来て読むことができるワケです。

素晴らしいっ!