Windows Media Playerが起動した途端クラッシュする時の覚え書き

リビングのVista機も(インプレースアップグレードにて)Windows7にしたんですが、Windows Media Playerを起動すると数秒程度でクラッシュするという現象も引き継がれてしまいました。Vistaの時は別段不自由してなかったので放置してあったんですが、Windows7の目玉であるリモートメディアストリーミングが使えないということで真面目にトラブルシュート。

現象としては、オフラインモードなら落ちないけど、オンラインにすると数秒程度でクラッシュ、という感じです。

結論から書くとDRM(著作権保護機能)関連ファイルが壊れていたようで、フォルダ毎削除することで解決しました(何か著作権保護付きのコンテンツを保存してる人は、再生できなくなるかも知れないので注意)。

ただ、このDRMフォルダが環境によって場所が違ったり、システム保護ファイルで不可視だったり消せなかったりでちょっと苦労しました。

VistaやWindows7ではc:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRMか、c:\ProgramData\Microsoft\DRMだったりするようで、システムがどこのDRMフォルダを使っているか正確に調べるには、レジストリエディタでHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRMを調べるのが早いみたいです。

で、見つけた後もフォルダがシステム保護&不可視で、Explorerでは見えません(通常の隠しフォルダ表示設定でもダメ)。結局、管理者権限で起動したコマンドプロンプトを使い、強制オプション付きのdeleteコマンドで削除しました。

Windows Media PlayerでDRM使うようなコンテンツなんて全く使ってないのに、なんでこんなに苦労させられなあかんねん!という気分です。

遅ればせながらDropBox導入

少し前から仲間内のTwitterでDropBoxが盛り上がってたんですが、いまいちモチベーションがあがらずにいました。でも結局遅れて導入。いいっすね、これ。

簡単に紹介すると、

  1. 2GBまで無料で使えるオンラインストレージ(有料で追加可能)
  2. PCにクライアントソフトをインストールすると、Explorer統合感覚でUp/Down可能(←これ重要)
  3. 上記ツールを使い、おいたファイルを右クリック→コピーするだけで公開URLを取得できる
  4. iPhone版クライアントで各種ファイルも閲覧可能

といった特徴があります。感覚的にはFolderShareに近いですが、あれはP2P方式で、同時に双方のマシンがオンラインにならないと同期が実行されないという難点がありました。DropBoxは容量制限こそできてしまうものの、サーバーがそれを仲介してくれるので使い勝手が向上しています。

■ちょっと人にファイルを見せる&渡す

個人のマシン間のやりとりだけなら、ウチには各種サーバーがあって困ることはあまりなかったんですが、2番目、3番目の特徴により、誰かにファイルを渡すのが劇的に簡単になる点がσ(^^)的な利用価値ですかね。たとえば、チャットしてたりしてちょっと手元の写真を見せようなんて時に重宝します。別にTwitpicでもGyazoでもいいんでしょうけどね。まぁ、一瞬見せたら消すって使い方ならDropBoxの方が向いてる気がします。画像以外にも使えますし。

今回改めて興味をもったのは、3つめの点が、家族が仕事で誰かに大きなファイルを渡したいという時にやりやすそうだったからというのがあります。今まで、SkyDriveを使ってもらってたんですが、やっはり使い勝手が悪いらしく、何度も「どうやるんだっけ?」と電話がかかってきてました。DropBoxならpublicフォルダに入れて右クリックからURLをコピーするだけなので、いいかと。publicフォルダへのショートカットをデスクトップに作り「大きなファイルを渡す用」などと名前をつけておきましたw。

■共同編集する

他のユーザとの共有フォルダも作ることができ、かつExplorer統合スタイルなので、例えばWordファイルを共同執筆する時なんかはGoogle Documentsなどを経由するよりずっとシームレス。Office Liveよりもレスポンスが良いですし。もちろん履歴管理機能もついていますから、機能としても遜色ないです。

また両サービスと比べて新規IDの取得がずっと簡単なので、相手に利用をお願いしやすい、というメリットもあります。

■課題というか要望

残念なのはUIが英語しかない点ですね。家族に使わせるには微妙です。追々、日本語化されることを期待しましょう。

やや惜しいのは、フォルダのハンドリングです。例えば写真がたくさん入ったフォルダをpublicフォルダに置いても、そのフォルダ自体をURLとして取得することはできないっぽいです。Webインターフェイスからだとそれができて、リンクにアクセスするとフォルダを圧縮したZIPファイルが落ちてくる寸法です。これがローカルでできていけない理由はなさそうですよね。周りのマンセー度合いを見ていても、これから伸びるソフトだと思うので、そういった細かい使い勝手が1.0に向けて完成度を高められていくでしょう。とても楽しみです。

あと、iPhone版アプリは内蔵カメラで写真をとってDropBoxに投げられるのですが、残念ながら必ず横向きになってしまうっぽいのと、iPhone上からはフォルダ移動ができないので、アップした写真をpublicに移せないことでしょうか。これも今後のバージョンアップに期待したいところです。

RendezvousProxy ~ PPTP経由でiTunesライブラリを共有

自宅のiTunesライブラリを実家や外出先で聞きたいと改めて思い、久しぶりにググってみたところ、RendezvousProxyというセグメント越えでBonjour(旧Rendezvous)通信を行うツールを発見しました。

Windows向けビルドこそあるものの、Java実装なので微妙にUIに違和感ありますが、ちゃんと使えました。最小化でタスクトレイに格納されるので、JREも含めて一度設定が済んでしまえばそんなに気にすることでもないかも知れません(できれば最小化で起動してほしい)。VistaでもWindows7でも、PPTP経由で自宅LANにつないだところで、ちゃんとiTunes上に共有ライブラリが出現。

設定方法はこちらを参考にさせていただきました。

目標としては、実家私室のPCで自宅のiTunesライブラリを読み込み、実家リビングのオーディオセットにAirTunes経由で流し、iPhoneのRemoteアプリで操作する、という感じでした。ただ、(RendezvousProxy関係ないですが)Remoteアプリで共有ライブラリのプレイリストを表示したり選んだりできないことが発覚。あらかじめiTunes上で再生を開始しておけば、次曲移動などはできるんですが、プレイリスト一覧に戻った時にはそのiTunse上のローカルプレイリストしか選べないっぽいです。そろそろRemoteもバージョンアップしてほしいですね。

あと、最初に共有ライブラリを読み込む時に結構時間がかかるので、配信側のiTunesで共有するライブラリを絞り込んでおいた方が快適でしょう。

CMR-250 ベンチ

cmr-250_mac

 昨日に引き続き、同じマクドナルドの同じ席に来ています(時間帯がちょっと違うけど)。

さっそくCMR-250のベンチマークとってみました。

まずは、あらためてD31HWのVAIO直挿しで再計測。

D31HW_2

おっといきなり昨日の3.29Mbpsを軽く超えるスコアが出ました。ちなみに、今日はなぜかサーバーが韓国しか選べない。まぁ、遠くて速くなったんだから良しとしましょう。

続いて、CMR-250。リンクアップまでやや待たされましたが、すんなり接続。そして…

D31HW CMR-250_Mac

うーん、半分以下。昨日自宅で試した時もこんなもんだったので、CMR-250のスループット限界が2Mbps前後なのかも知れません。

■PSPでリモートプレイ

せっかくPSPでもつながるということだったので、自宅のPS3とリモートプレイで接続し、PS3上(DLNAサーバー上)の動画をストリーミングで視聴してみました。

結論からいくとできました。通信設定512Kbpsでほぼ不満なくスムーズに再生できます。768Kbpsや1,024Kbpsだと更に綺麗なんですが、若干カクつくことが。まぁ、このヘンは電波状況次第というところでしょう。

ただインターネット経由のリモートプレイはPS3側がWOL起動できないにで、実用性はあんまないですね。PS3 Slimならまだしも、消費電力の大きな初代を常時立ち上げとくなんて論外ですし…

 

ともあれ、まだ長時間使用や複数端末からバリバリ使った時なんかの安定度評価はまだですが、汎用性とお手軽さではなかなか良いデバイスじゃないかと思います。>CMR-250

バッテリ式モバイルルーター Covia CMR-250もゲット

前エントリのD31HWと一緒に買ったのがCoviaのバッテリー内蔵型モバイルルーターのCMR-250。イーモバのUSB系端末をさして、無線LAN経由でネット接続共有するデバイスです。ファームウェア1.0.1が公開されてD31HWにも対応しました。

σ(^^)の場合、仕事の打ち合わせとかをファミレスなんかでやる時に、相手がネット接続手段をもってなかったりすると重宝します。ただこの手の製品はバッテリーが2時間くらいしか保たないので、デカバッテリをつけたEMONTERやDiamondといったWM機にWMWiFiRouterを入れて使ってました。

が、本製品はバッテリーにFUJIフイルムのデジカメで使うNP-120を用いており、しかもROWAあたりの互換品なら1,000円を切る値段で入手できるという点がポイントでした。→のAmazonのリンクでは2個セットで1,500円です。仮にカタログ通り2時間もたなくても、3つも用意しておければ、たいていの打ち合わせ、ファミレス作業は楽勝でしょう。しかも、2chみてると3時間以上もったという書き込みも。

まぁ、ad hocで接続するWMWiFiRouterではPSPやEye-Fiが使えませんが、CMR-250はiPhoneはもちろん、PSP、DSといったデバイスにも対応しています。Eye-Fiはググっても使えたという報告が見つかりませんでした。そのうち試してみます。

■ハード周り

cmr250

写真はD31HWを挿したCRM-250をiPhone 3GSとS21HT Diamondと並べてみたものです。さすがにDiamondより大きいですね。D31HWが突き出る分、卓上のフットプリントも大きいですが、まぁD31HWが上に来るように立ててやればいいかなと。スタバとかテーブルの小さいお店では結構重要。まぁ、感度的に問題ないようならわざわざ卓上に出しておくこともないかも(でもD31HWが結構熱もつからなぁ)。

充電端子はUSB mini-Bなので汎用性高くてGood。

実は最初しばらくD31HWを認識しなくて焦りました。認識しないというか、D31HWを挿して起動すると固まってしまい、無線もとばない。抜いて起動するとちゃんと動く、ということの繰り返し。実はバッテリーが裏返しになってました(^^;)。充電器からの電力だけでは無線部は駆動できるものの、USBデバイスまでは動かせない模様。バッテリー形状が単純な長方形で4方向自在に入ってしまうんですよね。端子のある面としては揃えてたんですが、裏返しでした。それでも充電器つなげば電源は入るので、一旦フタ閉じちゃうとなかなか気づけず。恥ずかしいミスですが、いつか誰かの役に立つかと思い告白しておきます。

■設定

有線ポートなどはないので、マニュアルにあるデフォルトのESSIDでアクセスし、初期IPアドレスをブラウザでたたくと管理ページが出てくる方式です。PC側に一切ツール類を入れなくても使えるところは好印象。暗号化なしならほとんど設定しなくても使えちゃいますが、あまりそこは誉めたくないかも。WPSには対応しています。実はWPSもAOSSも使ったことないので、どういうもんかあんまわかってないんですけども。

で、いまんとこ、iPhoneでWPA/WPA2でつながりません。PCやPSPはちゃんとつながるし、iPhoneもWEPならつながるんですが、WPA/WPA2だと何度やってもパスワードを聞き直される状況。まぁ、iPhone 3GSなんで出先でそんなに高速ネットが必要になることもないやと諦めてWPA以上で使うか、出先で一時的に使うだけのもんだからWEPでいいじゃんってことにするか悩ましいところです。

■速度

自宅ではD31HW直差しでもあまり速度が出ずどうもう21Mbpsエリア外っぽいので、また後日、前エントリと同じ場所にいってテストします。それでも一応2Mbpsは出ました。