狼と香辛料、Blu-ray Box化!!

来ました!狼と香辛料、BD-Boxで1月に発売されます。

Amazonで約25,000円。現状ではなかなかにお手頃な価格じゃないでしょうか。特典のジグソーパズルを別にすれば実質DVDとほぼ同じ価格設定のようです。全13話となっているので、DVD3巻に収録されてた未放映エピソードも入ってるってことですね。1080p、リニアPCMステレオとスペックもバッチリ。

(もちろん安けりゃ安いほどいいんですが)1クールアニメのリファレンスになってくれるといいですね。価格的にも売り方的にも。DVDリリースが終わった頃にまとめてBD-Boxで発売って感じは良いと思います。枚数も4枚とDVDの4枚よりも収納性も良いですし。

ZABBIXでスイッチのポート別の瞬間負荷をモニタ

ウチのスイッチはSNMP対応なので、ZABBIXで監視可能ってことで設定してみたんですが、Template_SNMPv2_Deviceテンプレートから一括登録したアイテムだと累積のオクテット数しか取得できない模様。SNMPはMIBツリーというプロパティ一覧ツリーがあって、どの項目から値を取得するかを明示できる仕組みになっているので、他の項目をZABBIX上のアイテムとして登録してやればその値を監視できます。なので、TWSNMPというフリーのSMNPマネージャーでそれらしい値が採れる項目を探してみたんですが見つからず。

うーん、これじゃあまり役に立たないなぁ、と思いながらアイテム設定画面を眺めていたところ、「保存時の計算」という項目に「無し」、「差分/時間」、「差分」という選択肢があるのを発見。これを「差分」にしてやれば、前回取得時からの増加分をデータとして記録してくれそうなので、瞬間風速を採れるのではっ?

てことで適用してみたのが下のグラフ。TeraStationがつながっているポートを対象にし、PCから2GBのファイルをコピーし、その後で書き戻しをしてみたもの。赤が送信(ifOutOctets)、緑が受信(ifInOctets)。逆っぽいですがスイッチからみた送受信なのでこれでいいんでしょう。ちなみに取得周期が60秒なので、1分毎の瞬間風速ということになります。

zabbix_2

どうやら、これでポート別の稼働状況を視覚化できるっぽいです。一安心。まぁ、できたからってどうということもないんですが(^^;)。しいていえば、NASや無線LANアクセスポイントなどSNMPで監視ができないデバイスが不正使用されてないか(自分が寝てる時間に送受信量がハネあがったりしてないか)がチェックできるとかですかね。

サーバー監視ツール ZABBIX

zabbix今月のSoftware Design(2008/11号)でZABBIXというサーバー監視ツールが特集されていたので、導入してみました。

ZABBIXの主な特徴は、

  • RDBMSにログを蓄積し、Webインターフェイスでグラフ化などができる
  • HDD、メモリなどの利用状況や、デーモンのプロセス数などが監視可能。URL指定でWebページの稼働チェックも。
  • もちろんSNMPもOK
  • 特定状況(トリガ)に応じてメールを送信するなどのアクションを定義可能
  • クライアント(エージェントと呼ぶ)はマルチOS対応

など。

とりあえず自宅のメインサーバーと、実家にあるバックアップサーバー、そしてWindows系のサーバー2台にエージェントを導入し、会社のサーバーはURL指定で稼働チェックしてみるように設定しました。あとGbEハブもSNMPに対応してるので設定。

 

■設定覚え書き

記事の通りでは上手くいかないところがあったのでいくつか覚え書き。

記事にあるEPELリポジトリは追加せずとも、日本のユーザ会のサイトにCentOS用rpmがおいてあったので、そちらを利用しました。EPELだと現在1.4.6が入るんですが、記事中にもある日本語パッチが1.4.5用しかなかったので。

また初回に管理ページにログインしようとすると、ヘッダーがすでに出力されてるぜ系のエラーが出たんですが、/etc/zabbix/zabbix.conf.phpの中(最初はコメント文しか入っていない)を空にしてやったら治りました。同時に[ERROR: Unknown database type.]というエラーも出てたんですが、一緒に治っちゃったぽいです。

また、Windows版も「公式からソースをもってきて展開するとバイナリが入ってる」との記述だったんですが、単純に1.6をもってきたらUnable to add performance counter エラーで起動せず。1.4.6から抜き出したバイナリならOKでした。1.4.3あたりで治ったらしいバグなんですが、再発したんですかね。

遠隔のNAT下サーバーも適切にポートをあけてやったらちゃんとつながりました。会社で建ててるサーバーもできれば組み込みたいんですが、ポートあけられないので、SSHポートフォワーディングでなんとかできないかなぁと思案中。

リトバスつながりの北村薫の「空飛ぶ馬」

リトルバスターズで美魚が“とある作家”の言葉として

小説が書かれ読まれるのは、 人生がただ一度であることへの抗議からだと思います

という引用をします。良い表現だなと思ったのでググってみたところ、実在の小説家である北村薫[wikipedia]氏が著書「空飛ぶ馬」で述べた文であることが判明。1994年と10年以上も前の作品ですが、普通にAmazonで在庫があったのでサクっと買ってみました。

ジャンルはミステリに属するらしいですが、人が死んだり怪盗がものを盗んだりはしません。主人公の女子大生が日常の中で出会った不思議な体験を、大学の先輩にあたる落語家、春桜亭円紫に話すと、彼がそれだけを手がかりに謎をするするっと解いてしまう、といういわゆる安楽椅子探偵[wikipedia]モノです。謎といっても、「保育園に寄付された木馬が、ある夜に園児の母親が通り過ぎた際に見たらなくなっていた。でも翌朝にはちゃんと戻っていたし、旦那に話ても「見間違えだろう」ととりあってくれない。でも絶対見間違いなんかじゃないのに!」てな感じの身近な内容です。その話を聞いた主人公が、それを円紫に話して聞かせると、彼がスラっと解き明かしてくれる、というパターン。円紫さんの推理がスゴすぎて爽快です。

リトバス中でも「安楽椅子探偵モノ」と言っているので、作中で美魚が理樹に薦めた本はおそらくこれなんでしょうね。

短編数編で構成された単行本が何冊か出ているようなので、もう少し追っかけてみようかなと思ってます。

リトルバスターズ エクシタシー 終了

リトルバスターズ Exをコンプしました。

追加ルート(キャラ)は3人。開始直後に「世界の秘密を知っていますか?」、つまり前作をクリヤしているかを聞かれ、「はい」を選べば各種限定ルートがいきなり解放されます。親切っちゃ親切ですが、どうせならセーブデータのインポートも実装してほしかった。結局、全ルート再プレイしちゃいました。まぁ、追加シーンとかもあるし。やっぱリフレインは泣ける(つД`)。

追加シーンは正直いまいち。デッサンおかしいとかすごく粗製濫造感。ほとんど早送りでとばしちゃいました。

■朱鷺戸 沙耶(ときど さや)

唯一の新キャラ。攻略的にはシューティングミニゲームやダンジョン攻略が必要で一番しんどかったですが、新鮮味もあって一番楽しめた気がします(泣ける話ではない)。シューティングで苦労したのはトラックボールでプレイしてたからってのが大きい気がします。マウスでやってればもう少し手頃なゲームバランスでプレイできたかも。

結末はちょっと「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」てな感じでしたね。恭介兄さんよ…

声はシルファの人?

■二木 佳奈多

葉留佳の裏ルート、補完的位置づけで、なんともドロドロした話です。悪役の大人達の非道さがあり得なさすぎて逆に現実感が薄まってた気がします。まぁ、「ひぐらし」とかと一緒。素直に悪役を憎んで主人公に肩入れ、同情する分には泣けます。佳奈多側もずっと葉留佳のこと想ってのに、親達のせいで…てのが泣かせどころ。

■笹瀬川 佐々美

キャラ的な魅力は薄いんですが、シナリオはなかなか良かったですね。ぬこ好きにはたまらないルートでしょう。切なス…

 

総じて良かったですが、やっぱり最初から出せよ、って感じですね。あるいは追加ディスク扱いで。ほとんど同じものを二度インストールしたり、二度プレイしたりするのは非合理的。セーブデータの互換性がないので、無印をアンインストールする決心もつけづらいし。

あと、右クリックは会話ウインドウ消しってデ・ファクトに沿って欲しいですね。環境設定ウインドウなんてそう使わないし。セーブ、ロードはポップアップのメニューバーとかでOK。セーブデータ管理はテキストメモをつけられたり、スロット入れ替えできたりと充実してるのは良いです。