TMPGEnc 4.0 Expressの新バージョンが出たので、CUDA周りのベンチをやり直してみました。1分ジャストの1440x1080iのMPEG2-TSを720×200のDivXにした場合で測定(こないだとターゲットプロファイルが違う)。
フィルタ無し(インタレ解除のみ)の場合、
- ALL ON: 62秒
- フィルタのみ: 57秒
- デコーダーのみ: 98秒
- ALL OFF: 82秒
と、デコーダーをCUDA任せにすると若干速度低下するという結果になりました。
スマートシャープをかけた場合、
- ALL ON: 90秒
- フィルタのみ: 86秒
とこれまた僅差ながらフィルタのみの勝利(ちなみにフィルタをオフにすると10分程度)。ノイズ除去でも同傾向です。
つまり、(少なくともウチの環境の場合)デコーダーはCPU側でやった方が有利っぽいという単純明快な結果に落ち着いたようです。これなら、フィルタを使うかどうかで設定を切り替えなくて良いので助かります。
まぁ、最速で終わるかっていうのとCPU負荷を減らしてフォアグラウンドタスクを軽くするかっていうのでも違うんでしょうけど、基本はエンコ中放置で、最短エンコ時間を目指す前提で。
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