最近、ポテトサラダ作りにハマってまして、ゆでたポテトをつぶすのに専用のマッシャーを買いました。
他と使い比べた訳ではないですが、この商品は他と違ってハンドル部分がT字になっていて、上から力を入れやすい点は良いんじゃないかと思っています。
ちなみにポテトをお湯でゆでるのは熱効率が悪いので、下の容器を使って電子レンジで調理します。時間も短縮できて良いですよ。
コミック電子化の取り組み、第二弾です。
結局、右の裁断機を購入してしまいました。少し前に調べた時の\16,800よりも少し値段が下がっていたので、つい…
で、今日到着して、2冊目に挑戦。結論から言うと、かなり時間短縮できました。今回の手順はこんな感じ。
背表紙を確保したかった為、いきなり裁断せず表紙~背表紙~裏表紙は今回もアイロンで分離しました。
この裁断機、「ここで切れるよ」という目安になる線が表示されていないので、加減が難しいです。切れ味自体は悪くないです。
前回、原稿向き認識を自動で行ってたのを無効にしました。意外とちゃんと認識するんですが、それでも1割弱は誤判定して、それをいちいち直すのが手間だったからです。自動認識をオフにし、最初に「藤 -Resizer-」に放り込んだ時に一括で回転します。ただ、このやり方は裏面と表面で回転方向を変えなければいけません。そこで、簡単なバッチを書いて、偶数ページのファイルを別フォルダに振り分けるようにしました。スキャン画像が溜まるフォルダを「d:\temp\Comic」として、こんなカンジ。
mkdir d:\temp\Comic\even
move d:\temp\Comic\??0.jpg even\
move d:\temp\Comic\??2.jpg even\
move d:\temp\Comic\??4.jpg even\
move d:\temp\Comic\??6.jpg even\
move d:\temp\Comic\??8.jpg even\
これを「偶数振り分け.bat」とでもして保存しておけば、実行一発で偶数ページ目がevenフォルダに入ります。あとはそれぞれ設定を変えて「藤 -Resizer-」で一括処理するだけです。また、「こみこんぶ」による補正作業も偶数ページだけ、奇数ページだけでやった方が効率が良い気がしました(ゴミのつきやすい側が一方に寄るため)。
残念ながら、左右分けても傾き補正は一括処理では修正できませんでした。ただ、裁断機で糊を綺麗にとったせいか、前回よりは修正しなければ気になるページが減った気がします。ページ端のゴミ、汚れもです。まぁ、ただ基準が甘くなっただけかも知れませんが…
そんなこんなで、かなり時間短縮になった気がします。うっかりしていて時間を計り忘れたんですが、試行錯誤分を除けば以後、1時間程度でできそうな気がしてきました。
ちなみにできあがったzipファイルは50MB~60MB程度です。
本棚から溢れるマンガ本を電子化したいと思ってる訳ですが、本棚を整理していたら、「ToHeart2 -colorful note-」の3巻が何故か2冊あるのを発見(何故か、って間違えて買ったに決まってますが…)。分解、スキャンにチャレンジしてみました。
一般には裁断機を用いると思ってたんですが、最近知ったやり方だとアイロンでも良いとのこと。むしろマンガの場合、左右見開きの絵が切れにくいアイロンの方が向いているんだとか。
まずアイロンを熱し、背表紙に押し当てます。使われている接着剤は熱で溶けるものなので、表紙~背表紙~裏表紙と一続きの厚紙が分離します。次に背表紙の代わりにペーパータオルをあてて再度熱します。柔らかくなった接着剤がペーパータオル側に染みこんでいきます。ある程度接着剤を取り除いたら、自然にバラけてきます。ある程度バラバラにしたら、順番を狂わせないように、固まりごとに再度アイロン+ペーパータオルで熱していきながら、1枚毎にむしる様にバラしていきます。充分に熱してあれば、割と簡単にバラけてくれます。時々接着剤の固まりがあるので、丁寧に溶かしてペーパータオルに吸わせて取り除きます。
おおむね40分位かかりました。慣れれば30分切れるかなというところです。
ウチのScan Snap S300はADFが10枚までしか扱えませんが、少しずつ上乗せしていけばOKです。途中補充が間に合わなくなっても、ダイアログがでて継続にすることができるので大丈夫です。
どのみち後処理で変換するので、ここではカラーで最低圧縮(最高画質)で取り込んでおきます(形式はJPEGにしました)。1枚1MB以上になります。
表紙を別にして179ページあり、10分ほどかかりました。ジャムは1回だけ。ただし後行程でスキャンに失敗してるページを1枚見つけやり直しました。
リサイズとグレースケール化にはこの筋の人達に定評の「藤 -Resizer-」を利用。当面閲覧に使いそうな最大解像度であるWUXGA(1920×1200)からもう一声ってことで縦を1400に指定。「白色化」と「白黒化」効果をオンにして、JPEG画質を85に設定。ウインドウ上にJPEG画像群をドロップすると一括処理してくれます。
一応、ここまでで読めるものはできあがります。zipで無圧縮アーカイブして65Mb程度。マンガミーヤあたりでサクサク読めます。ただ、品質面では2点ほど気になります。1つは傾き、もう1つは欄外のゴミです。背表紙側の端は真っ直ぐではなくギザギザになっています(ズレ防止?)。マンガミーヤで見開き表示にした時に真ん中に目立つ筋として残ってしまうのです。
「こみこんぶ」というツールを使ってみました。その名の通り、この手の作業に特化したツールで、1枚ずつ補正操作をして「次へ」ボタンで保存と次ページの読み込みが行われます。ゴミ取り(白ペイント)では、矩形指定の他に、指定した点よりも左(あるいは上、右、下)を塗るモードもありなかなか便利です。傾き補正は直線ツールでコマ割線に沿わせるように垂直(または水平)線を描けば自動で補正してくれます。ツール選択にキーボードショートカットがないなど、操作性面でやや難がありますが、Photoshopあたりでやることを思えばかなり楽でしょう。
ただ、この作業が一番時間がかかりました。測り忘れましたが2時間位かかった気がします。毎回これをやると思うとちと気が萎えます。もう少し自動化したいところです。
ゴミ取りの方は「藤 -Resizer-」側で「白色化」(指定値より明るい部分を真っ白にする)のパラメーター調整でいけそうな気もしますが、絵柄の部分まで変換されては困るので、諸刃の剣です。トリミングでページ端から一定部分を落とすこともできそうですが、その場合、ファイルを偶数ページと奇数ページに仕分ける必要がありそうです。
傾き補正もおそらく機械的に一定値だけ回せばおおむね良好な範囲に収まる気がしますが、これも偶数奇数で回転方向が違うので、仕分け方法を考えないとです。正規表現でリネームできるツール(Flexible Renamerなど)でL001、R002、L003、R004みたいに改名して、一括選択、とかかな?まぁ、桁数も固定なので、コマンドプロンプトでワイルドカードを使うのが手っ取り早い?
ともあれ、とっとと電子ファイルで販売してほしいものです。
6月の発売以来、DSが行方不明でプレイしたくともできなかったんですが、数日前ようやく発掘。プレイ開始。今更ながらレビュー。
タイトル通り、1年間行商をしつつホロの故郷を探すというゲームです。行商は町や村を移動しあらゆる物品を売買。基本的に買った町以外では買値よりも高く売れるんですが、町によって流行があったり相場変動があったりします。また商館に立ち寄ると投資(=バクチ)イベントがあり、大きく儲けられたりします。商品カテゴリごとにレベルが上がると買い入れできるアイテムが増え、利幅も大きくなっていきます。このレベルは2週目移行にも引き継がれるので、プレイを繰り返すうちに金儲けはあまり問題ではなくなります。小学生でもできるレベルという意味ではDSソフトらしいと言えなくはない。
逆にいうと比較的単調な作業なので飽きも早い。それと同時にユーザビリティがかなりイケてないです。例えば、荷馬車に最高15箱のスロットを装備して行商するんですが、売る商材を選択するのに1つずつダブルタップしなくてはなりません。リンゴ10箱売ろうとおもったら選択だけで20タップです。その後で「売却」ボタンを押さない限り実行されないので、フェイル・セーフとしての意味はなく、理解にくりしみます。会話イベントの選択肢なんかも全部ダブルタップです。既読イベントのスキップもできず、テキストの早送りがあるのみです(これがまたあまり早くない)。町から町への馬車移動アニメーションもスキップ・早送りなど一切ない。等々、何周もプレイしてイベントCGをコンプする過程はかなり苦痛を伴います。
ロレンスの代わりにオレがホロと旅をしたいぜ、という明確な目的をもったファンならいざしらず、ゲームとしてはさして面白みはないです。そういう意味では、DSでCERO B(12才以上対象)で出すよりはPS2なりPSPでもう少し対象年齢高めて高画質な萌えイベントに注力して制作した方が売れたんじゃないかなと思ったり。
あと、かなり久しぶりにDS Liteでゲームをやりこんだんですが、やっぱこのハード自体、かなりイケてないですよね。ボタンも押しにくいし(位置も感触も)、角は手のひらに当たって痛いし、デザインチームに人間工学屋さんがいなかったんでしょうか?相当手の小さな子供に特化したとかならまだしもですが、それでも本体の角とかはずっとプレイしてると手が痛くなったりするんじゃないですかね?親の受けを狙って、1時間以上ゲームを続けると苦痛になるように設計されてるのかも知れません。
といっても前半3話ですが。
2chでも言われてますが、1話辺りはキャラ絵の一部にジャギーが目立ちます。ちょうど、AIRのBD版と同じ様な処理過程で発生してるんじゃないかと思われます。ただ、2話目か3話目でいつのまにか収まり、背景美術、CGなど全体でみればかなり綺麗な部類に入ると思います。随分前の制作ですが、実は結構気合い入れてHD制作してたんですねぇ(帯によるとマクロスシリーズ初のHD制作らしい)。
そもそもTVシリーズと比べちゃいけませんが、今回買ったギアス、00などの中でもっとも満足感が高いです。攻殻トリロジーよりも上ですね。音声も5.1chなのでテレビのまま2chなギアス、00、マクロスFよりも聴き応えがあります。セリフが後ろから聞こえてきたり、戦闘シーンのグルグル感とか、サラウンド感も結構あります。
ただ、00や攻殻もそうでしたが、バンビジュのBDソフトは総じて音声レベルが低い気がします。ウチのアンプ(3200ES)で普段は-25dbから夜は-30dbくらいで聴いているんですが、それだとセリフが全然聞こえず、-18dbくらいまで上げないと厳しい。この状態でレコーダーなど別ソースに切り替えるとドカンと鳴って夜中に近所迷惑になりかねません。
というわけで、1話(2話もだったかな?)のジャギーが惜しいですが、総じて買って損はない仕上がりだと思いした。