破格のWUXGAモニタ BenQ V2400W

最近、共同でWebの評価作業や制作作業をすることが多いのですが、ウチには二人で作業できる部屋がないので、ファミレスとかカラオケボックスで仕事することになります。その場合、手持ちのノートPCが1280×800液晶なので、作業効率が上がらずイライラします。

そこでWUXGA(1920×1200)液晶のノートPCを買うことも検討したんですが、この手合いはバッテリ消費も激しくあまり作業時間が取れないものばかりでした(DELLのE6500辺りはヨサゲですが)。

そんな折り、ふと物置になってる4.5畳間が目に留まりました。ここを片付ければ二人で作業できる位のスペースは確保できるんじゃないか、と。ファミレスやカラオケのようにネットや電源の心配をする必要もありませんし。

早速片付けに取りかかりつつ、そこでノートPC使ってたら意味ないよなぁと液晶モニタを物色していたところ、WUXGAモニタが実質4万を切る値段になってきているのを発見しました。DELLでも通常は\5万台なので驚きです。

結局BenQのV2400Wをヨドバシ.comで期間限定で\38,600になっていたのを、表示が\5万以上だった店頭で伝えて同価にしてもらい、8%還元の実質\35,512で購入しました。アクリル世代のApple Cinema Displayを買った時のことを思うと隔世の感があります。

■仕様

主な仕様は、

  • 24型WUXGA (1920×1200)
  • DVI-D / D-Sub / HDMI
  • スピーカーは無し。ただしHDMIで受けた音声信号を変換出力するLINE出力はある。
  • バックライト制御によるダイナミックコントラスト4000:1
  • 応答速度2ms(Gray to Gray)
  • 薄型デザイン
  • 消費電力が最大55Wと低め(例えば三菱のMDT242WGは110Wと倍)

といったところです。消費電力の違いは、液晶の方式の違いで、V2400WはノートPC等に使われるTN型、MDT242WGを初めとする10万クラスの動画性能重視のものはVA型(ないしIPS型)なので、単純に比較してもしょうがないんですが、PCモニタとしての用途をメインにするならこの差は大きいと思います。実際店頭で並んでいるところを見ると明らかに明るさに違いを感じました。

またD/コンポーネント端子はないので、初期型XBox360などHDMIを持たない機器は使えないので要注意です。

あと付属ケーブルは電源とD-Subのみ。ケーブルが意外に高いDVI-DやHDMIでの利用を考えている場合は、その辺りも込みで競合製品と比較した方が良さそうです。ウチはその手のケーブルが余り気味なので結果オーライ。

■ファーストインプレ

肝心の作業部屋予定地がまだ片付け途中なので、とりあえず寝室のBDZ-V9用モニタとしてつないでみました。

気になったのはデフォルトでは全画面表示になっていて、HDMIからの1080映像も黒帯なしに表示された点。実際は1200ピクセルのパネルなので、16:9が16:10に縦に引き延ばされた状態ですね。ちょっと冷や汗かきましたが、設定をいじったら直せました。知らない人はずっと間延びさせたままで観てそう。まぁ、知らない人は気にも留めないんでしょうけど。むしろ上下に黒帯が出てる方が問い合わせの対象になるという判断でしょうね。

気になったのは、HDMIモードでレコーダーの電源を切った時に、モニタが省電力モードになってくれず、青画面になってしまう点。モニタにはリモコンがないので、わざわざパネルのスイッチでオフにしなければならず、テレビ用としては致命的に不便です。DVIだとそんなことはないらしいので、レコーダーもHDMI->DVI変換コネクタでつないでみれば切れるのかな?

視野角は値段からすれば上々な気がします。下方向から見上げると真っ黒になりがちですが、まぁ実際そんな向きで観ることはないし。

パネル左下のスイッチは押し込まずとも軽く触れるだけで反応するタイプ。デザインのためかスタンドが右にオフセットした作りになっていて不安定なので、これは有り難いです。

まだセッテイングをいじりまくったワケではないですが、店頭での印象通り、色は淡め、輝度は低めな印象。ただ室内で観る分にはあまり不満はないです。考えてみると我が家初のHDMI付きのフルHD表示デバイスなんですが、やはり720pのテレビやプロジェクターより綺麗は反面、今まで気にならなかったノイズも気になります。例えばマクロスFRONTIERなども最近は随分綺麗になったと思ってたんですが、やっぱりノイズのってるのね、とか。こりゃプロジェクタも下手にフルHD化しない方が幸せでいられる気が…

PCつないでのレビューはまた後日。

「カリオストロの城」BD、Amazonで予約開始

 Blu-ray版の「カリオストロの城」、Amazonで予約受付始まりましたね。\3,830だって。安っ! DVD感覚ですね。旧作はみんなこれくらいで出るといいなぁ。レコーダーに録ったまま観てなかった地デジ版は速攻削除。

 impressでは1080iになってましたが、こっちでは1080pと書いてありますね。疑似5.1chも楽しみ。

 ところで、クラリスってこんな顔だっけ?書き下ろしジャケットなのかな?

DS LiteをIO-DATA WN-APG/Aとつなぐ覚え書き

ウチの無線LANアクセスポイントIO-DATA WN-APG/Aはどうも以前からDS Liteと相性が悪くつながりが悪いです。一時はつながってたんですが、久しぶりにQMA買って試したらダメ。

で、ググると、こんなページを発見。マルチSSIDでサブにWPAなESSIDを作ってやるといいらしい。ウチはもともとPC用はWPAで、DS専用にWEPという感じだったので、単純にWEPをプライマリに切り替えてやり、ついでにファームも最新版にすることでどうにかつながりました。

最新ファームの1.02e09Jだと、「”ノーマルモード”ではなく”QoSモード”にしないと不安定」という記述もありますが、今んとこ大丈夫そうなので様子見中。他のデバイスに影響が出るようならここをいじってみようと思います。

DS版「クイズマジックアカデミー」

 アーケードのAnswer x Answer DXがSリーグ、9段で頭打ちになってきて、少し足が遠のいていたんですが、競合タイトルのクイズマジックアカデミー(QMA)がDSで出たので買って見ました。アーケード版は未プレイです。

 都内では品薄なところもあるみたいですが、近所のTSUTAYAでは初回版も残ってました。

 相変わらずウチのWN-AGP/AとDSは相性が悪く、久しぶりに試してもつながらないので、しばらくはCOM対戦ばかりやっていたんですが、修練生は軽くクリアしたものの、グリフォン組、魔術師4級くらいで苦戦するようになり、さきほど気晴らしに無線LAN接続の回復に挑戦。

 で、なんとかつながってネットワーク対戦。これ、無線がつながると通常の授業も全部オンライン対戦になるんですね。マッチングに待たされるのがちとナンですが、勝ちにはいきやすい気がします。レベル上げにはオンラインの方がヨサゲ。ただ、待たされて結局COMばかりってこともあります。まだ利用者少ないんですかね?あるいはパーティ戦ばっかいってるとか?

 パーティ戦は数人でパーティを組んで、更に複数のパーティでケルベロスなどの大物を倒す(クイズに多く正解すると多くのダメージを与えられる)というもの。最後まで生き残ったことがないので報酬が不明。ゲームとしては授業対戦の方が面白い気がします。

 ユーザビリティ的には定型会話などがスキップできずややタルいです。オンライン対戦時のタイミングあわせには必要なのかも知れませんが。マップ移動も面倒ですが、メニューからダイレクトにジャンプできるのがまだいいかな。ただセーブくらいはいつでもできるようにしておいて欲しかったですね(寮の自室に戻らないとできない)。DSのゲームなら普通はあまり気にすることはないんですが、開始当初、スリープから復帰したらリセットかかってたことと、ゲーム途中でフリーズしたことがあって結構巻き戻ってしまったのでちょっと不信感があります。カートリッジを指し直してからは安定しているようですが…

寝室マシンのHDD換装

寝室ゲームマシンのHDDが残量わずかになってきたので、WD10EACSを買って来てお引っ越し。

Windows Home Serverからリストアで移行するのが簡単そうだと思ったんですが、320GBほぼ一杯だとネットワーク転送で時間かかりそうだと思って、少し前に買ってあったHD革命/Copy Driveを試してみることに。

結論から言って成功したんですが、この製品を買うなら、Pro版にしておくことをお勧めします。Pro版にはHD革命/Partition Lite Ver.1がセットでついてくるんですが、これがないとパーティションサイズが変更できません。Copy Drive単体は非常にシンプルだし、Windows上でコピーが実行できるEWF方式も手軽で良いんですが、逆に設定項目はほとんどなく、C、Dドライブとも元のサイズのままコピーすることしかできませんでした。基本、同容量HDDへの引っ越しやバックアップ用ですね。で、移行完了後に、Partition Liteを使って、Dドライブを残量一杯まで拡張することはできたんですが、最初から単一のソフトにしといてくれりゃいいのに、とういう気はします。インストールもシリアル番号入力も二度手間です。

その点さえ除けば、価格も安いし、Vista対応も謳っているのでまぁ、良いんじゃないでしょうか。

あと、Copy Drive実行完了後、再起動を促されるんですが、最初ここで再起動をせず、シャットダウンしてHDD付け替えをしてみたところ新ドライブでWindowsが起動しませんでした。どうも、システムファイルのコピーを再起動時にするみたいです。必ず一度元ドライブで再起動しておく必要があるみたいです。

で仕方なくもう一度コピーすることにしたんですが、Dドライブは除外とかもできなくて、とにかく全パーティションをフルコピーするという割り切り仕様なんですね。

■WD10EACS

WD10EACSは2台目なんですが、前のは物置のサーバーに入れたのであまり騒音とか気にしてなかったんですが、今回デスクトップ機で使ってみてあきらかに元のHITACHI製より静かになりました。HITACHIはカリカリ音が大きく、アルミケースの中で反響しまくってる感じだったんですが、それがかなり抑えられました(モーター音はどちらもほとんど気になりません)。WD10EACSは回転数制御もしているせいもあるかも知れません。ベンチはとってないですが、少なくとも体感で遅くはなってないと思います。