α7c、二次レビュー(一週間め)

年末にα7cを購入して1週間ほど使い、改めての感想をまとめてみたいと思います。

■はやくも追いレンズ…

かながわペイで10%還元つくのが1月一杯なので、どうせならと思い年明け早々にレンズを買い増してしまいました。我が家のFE(フルサイズ)レンズはこれで3本に。

α7c購入前に買ったのがこちら。

キットレンズとしてついてきたのがこちら。

そして買い足したのがこちら。

既有のAPS-Cレンズもあわせて一覧にすると、こう。

画角開放F値マクロ最短撮影距離
フルサイズSEL50M2850mm単焦点F2.816cm
フルサイズSEL286028-60mmズームF4-5.6×W30-T45cm
フルサイズSEL35F18F35mmF1.8×22cm
APS-CSELP1810518-105mmズームF4×W45-95cm
APS-C16mm F1.4 DC DN (SIGMA)16mm単焦点F1.8×25cm
現在の手持ちレンズ

マクロのSEL50M28をブツ撮り用のメインにしつつ、やはり今まで一番使っていた30mm帯で明るいのが欲しいなと思い、SEL35F18Fにしました。SEL2860で使いやすいレンジを探り、40mmが割といい感じたったので、コンパクトなGレンズのSEL40F25Gにかなり惹かれたんですが、画角も開放F値もSEL50M28と近すぎて買います意義が薄すぎるかなと。

ソニー フルサイズ対応単焦点レンズ SEL40F25G FE 40mm F2.5 G

ソニー フルサイズ対応単焦点レンズ SEL40F25G FE 40mm F2.5 G

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じゃぁ画角で差別化して同シリーズのSEL24F28Gかとも思ったんですが(広すぎる分にはクロップできるし)、

ソニー フルサイズ対応単焦点レンズ SEL24F28G FE 24mm F2.8 G

ソニー フルサイズ対応単焦点レンズ SEL24F28G FE 24mm F2.8 G

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やはり明るさも諦めがたいねってことで、SEL35F18Fとなりました。正直デザインはのっぺりしていてあまり物欲がそそらないんですけどね。上記Gレンズ兄弟の方がデザインは好みだしコンパクトなのも惹かれます。

キットレンズのSEL2860はたぶんあんまり使わないか屋外専用で旅行などにはもっていくかもくらいになりそう。APS-Cは30mm F1.4はSEL35F18Fに置き換えということで速攻売却。SELP18105と16mm F1.4はフルサイズで近い仕様のものは高すぎるので、ちょっとまだ手放す決心が付かないというところでもうちょい保留。動画ならAPS-Cモードでいいんじゃないかなとか。

てことで50mm F2.8と35mm F1.8が当面の主力となります。撮り比べるとやはりガジェットレビューなどのパリっとしたブツ撮りでは50mmの方が上。35mm F1.8はパープルフリンジなのか、例えばレンズの黒地に白文字みたいなコントラストの高いところで偽色が気になりました。マクロは被写界深度が浅いので絞って使うことご多く、開放F値はあまり意味をなさないのでF2.8で充分。一方で室内で猫撮りするには35mmくらいの方が使いやすいし、F1.8の明るさやボケも良いかなという感じ。ブツ撮り用と猫用で明確に分担できそう。もっともすごくコントラストがきついものでなければそこまで気にならないので、テーブルフォト(料理)とかなら35mmでも充分いけると感じました。汎用性では35mmかな。

■フルサイズにして感度の違いは?

フルサイズにしたらLightroom現像時にノイズ除去がいらなくなるかと期待したんですが、そこまで劇的には違わないなというのが正直なところです。あいかわらずノイズ除去は必要です。マクロでより寄って撮るようになったり開放F値が上がったことなどによる相殺なのかわかりませんが、室内撮りしてる分には感激するほどの違いは実感できてないです。

■機能、使い勝手面での進歩に満足

それでも買い換えたことは全く後悔はなく、むしろ満足感が高いです。それは使い勝手、快適性の面で大きなアドバンテージを感じるからです。

・データ読み出し速度

SDカードをUHS-IIにし、本体がUSB3.1 Gen1(5GHz)に対応したことで、PCへの読み込みが劇的に高速化しました。

いちいちSDカードを本体から抜き差ししなくてもUSB Type-CケーブルでMacでつなげばよいし、Lightroomの取り込み画面でサムネイルがズラっと出るまでの時間やコピーにかかる時間も体験で速い!と感じられます。

・FTPアップロード

さらにα7cではFTPによるアップロード機能があり、ウチではSynologyのNASのフォルダにカメラから直接写真をアップできるようにして使っています。例えばリビングで猫をしこたま撮ったあと、自宅Wi-Fi経由でNASに送っておけば、カメラは自室にもっていかなくてもすぐにPCで現像に移れます。上述のケーブル接続すら必要ありません。α7cはWi-Fiも5GHzなので、従来のImaging Edge Mobileでスマホに転送する場合などと比べても速いです。しかもRAWで。

設定としては自動設定(撮影中もバックグラウンドでアップできる)できる一方、フォルダを月別にするなどの細かいカスタマイズはできず、指定したフォルダに愚直にアップされます(あるいはSDカードと同じ階層設定も選べる模様)。JPG、RAW、両方が選べるのも便利。

いまのところSFTPでの転送はエラーがでてNG(エラーが不親切で原因が不明)。証明書の設定をきちんとやらないとダメかも。まぁ原則自宅内のローカルIPアドレスでの転送しか使わないのでとりあえずそのままにしています。

最終的にはなんらかフォルダ整理はしたいと思うので、なにか上手い手を模索していきたいと思います。

・ダイヤルの充実

α7cは(α6600と比べて)露出ダイヤルが増えており、既存のダイヤル2つとあわせて、Mモードで、SS、絞り、露出が素早く調整できるのが非常に有り難い。ブツ撮りで少しでも明るく撮れるよう設定を詰める作業が非常に効率化しました。

またモードダイヤルのカスタムが2から3に増えたのも良いです。猫撮り設定を1、ブツ撮り設定を2にセットしてなお空きがあるので今後また煮詰めていきたいと思います。

この辺りは一時ZV-E10で色々削られてしんどかったところなので、より有り難みを実感できます。

・フリッカーレス撮影

ZV-E10にもα6600にもなかったと思いますが、本機にはフリッカーレス撮影機能がついています。文字通り室内撮りで蛍光灯のフリッカーに影響されて縞々になってしまうのを自動で防いでくれます。シャッタースピードなどを決める時に1つ気にする要素が減ってストレス減ります。

残念なのはサイレント撮影と併用ができない点。寝ている猫を激写する時なんかはサイレントを使いたいんですが。あと動画もダメかな?

■まとめ

出費総額がかなり嵩んでしまいましたが、久しぶりに写真機として楽しみを感じてバシャバシャとっています。SDカードが高速なせいで連写も快適で、猫の色々な表情を捕らえることができています。その分、動画機としてはまだあまり活用できていません。そちらも追々やっていこうと思います。

お正月もどこにも行かず終いだったので、はやく屋外でもフルサイズの威力とやら実感したいなと思います。今年はどっか旅行いきたいすね。

8畳間だけどタンク容量重視で20畳用加湿機にして満足 山善KSF-M1001

寝室にしている8畳間の加湿機が不調になったので買い換え。前のは同居人が適当にAmazonかどこかで買って不明ブランド品でした。タンクが小さいのとセンサーが不安定で加湿しつづけて枕がしっとり濡れるくらいになってしまうこともあり、

  • センサー制御でしっかり一定湿度を保ってくれる
  • タンクが大きく水くみ頻度が少なくて済む

といった辺りを重視して選定。また同居人の”宗教”上の理由によりスチーム式一択です。

選んだのはこちら。オーバースペックですが、そんなに価格も高くないし、なんといってもタンクが10Lもあるのが良い。しかも写真のように2分割されていて5Lずつ運ぶことができます。10Lの水ってしんどいですしね。またタンクとしっても実質はバケツのようなフタのない構造で、取っ手を使って引き抜いてそのまま水道で水を汲むことができます。ネジ式のフタを開けたりも不要。重いタンクを片手で保持しながらフタ閉めたりとかって地味に負担なんですよね。まぁ逆にタプタプに組んで戻る時はやや慎重になりますが。

片側ずつ独立で脱着できるバケツのようなタンク

操作周り

操作はシンプル。「モード」のL/M/H(弱中強)と「湿度」の50/60/70%の計6モードです。この2グループは排他なので、例えば50%にすると強さは自動になり、Mにすると%指定は無効になり中で稼働し続ける、といった具合です。残念なのは電源を入れ直すと必ずHになる点。ウチでは湿度50%で運転したいので、「電源」「湿度」と2手間必要になります。最後のモードを覚えていて継続にしてほしかったです。

またリモコンもないので、Nature Remoなどを通してスマホやスマートスピーカーで制御することもできません。できれば毎時自動でオンにとかしたかったですね(搭載タイマーは1/2/4Hのオフタイマーのみ)。スマートコンセントによるONは試してないですが、仮にオンになってくれたとしてもモードがH固定ではあまり意味がないかなと。

加湿性能と動作音

とはいえ肝心の加湿能力はさすがにかなり余裕があるだけあって、朝までしっかり50%程度の湿度が保たれていて、寝起きの喉枯れや肌の乾いた感はまったくなし。体感温度も高まるので1月時点ではエアコンいらない位。音もスチーム式にありがちな沸騰音はするものの、筐体が大きいせいか「奥の方でグツグツいってるなー」という感じ。小型のスチーム加湿器が電気ポットのようなシューシューいう音なのに対し、こちらは土鍋で鍋物をしているような気泡の大きなグツグツ、といえば伝わるでしょうか。いっそ環境サウンドでも流しているようで癒しすら感じます(笑)。耳障りな音ではないので枕元に置きでもしなければ、就寝時でもさして気にならないんじゃないかと思います(ちなみに私は時計の針の音とかも気になって眠れない方です)。

電気代

問題は電気代です。カタログ値でMaxで1,000W、弱でも300Wほど消費するようです。タコ足配線には気をつけないとならないレベル。でもまぁ1,000W運転は最初の一定時間だけ、暖房を弱めにできる、快適であるという点を加味すれば個人的にはアリじゃないかなと思います。

メンテナンス

これはまだ短期的なのでわからないですが、お湯が沸騰するのはプラスチックタンクの下にあるヒーターの部分なので、タンク自体はそんなに汚れないのかなと予想されます。ヒーター式の場合、カルキが空気中にまき散らされる心配がない反面、機械内部のこびりついたりしがち。

SNS界隈で大絶賛されている象印のポット型加湿機も、お手入れ簡単とかいわれてますが、ウチで実際に使ってみてポット内部の汚れに辟易しています。

音もさして静かではなく寝室で使うのは諦めました。水を汲むのも本体ごともっていけば無駄に重いし、別にバケツを用意するのも邪魔だし、正直あれがなぜ人気なのか理解に苦しみます。

それを思うと、KSF-M1001の軽量なバケツタンクが取り外せる方式は理に適っていますし、もし汚れても洗うのも楽なのかなと。あとは本体底部のヒーターユニットが定期的にお手入れが必要とのことですがこれがどれくらい汚れるのか、ということ次第ですね。またしばらく使って追記したいと思います。

■まとめ

元旦の初家電買いだったのでまだ2晩使っただけですが、朝の空気のしっとり感は非常に好印象です。8畳間に8畳用の加湿機を使っていた時には得られなかった余裕が感じられます。22畳用とかオーバースペックそうですが、実際は

  • タンク容量が大きく水汲みの回数が減らせる
  • 加湿能力に余裕を感じる

といった面で(この値段なら)アドバンテージの方が大きいと感じます。水は何日も溜めたら衛生面で問題ですが、実際は10Lといえど朝まで稼働させていればほぼ空になっていますので、普通に使っていて何日も貯め込んでしまうことはないと思います。

正直、この値段だったら自分の仕事部屋にもう一台欲しいと思いセールをウォッチしています。

2022.1.5追記:

朝まで「50%」でつけておくと室温上昇もかなり伴う気がします。木造8畳ですが28度くらいになりペットがいるので夏場用にセットしていたNatureRemoの温度監視オートメーションが作動して冷房がオンになってたりしました(笑)。翌日寝る前に最長の4Hタイマーにしてみたんですが、今度はちょっと朝の乾燥が気になりました。過剰スペックだけにちょっと出力強すぎかもですね。50%より下の設定や6H/8Hくらいのタイマー枠があると良いかもなんですが。弱設定を試したり、いざとなったらスマートコンセントで電源を切るなどしてみようかと思います。

2021年末に奇跡の店頭在庫ゲット α7c導入編

年末経費ダメ押し、でもないけど、悩んでいたα7cが半導体不足で受注停止になる中、奇跡的に所要で出かけた船橋のビックコジマでレンズキットが各色1台ずつ在庫ありと言われ気絶しました。

■本当は10bit、4K60pにも興味あったけどサ…

RX100系を3台使った後、α6600を買って久しぶりのレンズ交換機に帰ってきた時、「フルサイズには絶対行かないぞ」という固い決意をしたはずでした。その前提でAPS-C専用レンズも何本か揃えてしまいました。概ね満足してましたが、利用シーンとして一番多い室内ブツ撮りの時にF1.4レンズでも感度不足を感じていて、Lightroomでノイズ除去をゴリゴリにかける必要がありました。F1.4だと対象ガジェット全体にピントがあったパリっとした絵にしづらく、結局さらに絞ったりしますし。

少なくとも軍艦のあるデザイン好きではないので、FX3なら…と思いつつも使用頻度考えるとボディだけで50万はちょっとなと、、。iPhone Pro Maxで4K60pの解像度とヌルヌル感の両立はとても魅力なので、いつかはミラーレスでも撮ってみたいと思いつつも、たいした”作品”撮るわけでもないので、いくら「写真よりもカメラが好き」な物欲系オタクでもコスパ悪すぎる。あと動画で動物瞳AFも使えないので買っても結局ZV-E10の方ばかり使うのでは?という懸念も。最初から動物対応の正直α7IVは結構ゆれましたが、軍艦デザインだし(仕様的に)ローリングシャッター歪みもFX3/α7SIIIよりヒドいはずとか言われ、レビューみないで特攻もできないなと見送り。

GH5M2とかも候補に挙がったけど、やっぱりあのカメラカメラしたデザインにモチベーションわかなかったのと、センサーサイズを落とすこと、レンズマウントが変わることに思い切れず。fpやBMPCCシリーズもAF系の弱さが懸念で除外。

そんな中でα7cは

  • α6×00系と同じ系統のデザインとコンパクトさ
  • USB-C化
  • Wi-Fi 5GHz化

なども含めて発売当初から気にはなっていました。動画記録スペック的にはα6600と大差ないので踏み切れずにいました。

■マクロレンズがほしくてフルサイズも視野にいれたSEL50M28を導入

これっていうフルサイズ機を決めきれないながらも、次に買い換える時はフルサイズの可能性が高いかなという気分で、今後買うレンズはフルサイズ対応にしていこうと決意。ちょうどブツ撮りのクオリティあげたくてマクロレンズがほしまり、SIGMA 70mmと悩んだ挙げ句、コンパクトさと画角でSEL50M28を購入。

APS-Cで1.5倍すると70mmは100m超えてくるので、別に離れた距離から昆虫とかを撮るわけでもないのでそこまでワーキングディスタンスいらないだろと。作例は別記事にて。

これでまたちょっと「フルサイズへの心理障壁」が2目盛りくらい下がりました(なんというマッチポンプ)。

■空前の在庫切れとα7cの動物瞳AFの動画対応

そんな年の瀬、最新型のαIVやお手頃エントリーのZV-E10のみならず旧型機種も次々と生産終了or受注停止祭りに。気がつけばAPS-C機全滅ですよ。そしてα7cもその対象に。価格.comでチラホラ在庫はあるものの、量販店は全店舗在庫×が並ぶ状態。

それと前後してZV-E10、α7IVに続いてなんとα7cが動物瞳AFの動画対応へ。おいおい、てことは7cならZV-E10とα6600の上位互換としてリプレイスもできるのでは?という話に(正直バリアングル液晶嫌いなのでチルトのα6600は捨てがたいけど)。ZV-E10、α6600ともに受注停止対象で空前の売り抜けタイミングだし、2台処分すればそんなに追い金しなくても済むんじゃね?と。

■家電量販店でまさかの在庫発見

たまたま別件でいったららぽーとTOKYO BAYのビックxコジマで在庫聞いたら冒頭に書いたようにレンズキットのみ各色ラスト1台あり。これを逃すともうα7IVより先になりますよと。別にネット通販否定派ではないですが、気分がアガった時にお持ち帰りしてすぐいじりたい派なので、ちょっと割高だったけど特攻してしまいました。26万ちょうどに1.5万Pt。現時点の価格.com最安が22.9万なので、1.6万ほど高かったですが、高額商品で安全感もあるし、全損保証もつけられたのでヨシ!神奈川の店舗なら”かながわペイ”の還元があるのでなお良かったですが、船橋のは上限金額がショボくて誤差レベルでした。

色はシルバー。出た当時は正直古めかしくて「ダッさ!」って思ってたんですが、ここんとこ店頭で見たりいじったりしているうちに何故か愛着が出てきてしまいました。

■同時購入アクセサリなど

コンパクトさにこだわっておいてなんですが、もうトップハンドルの便利さからは抜け出せません。ぬっこをローアングルで撮るためにZV-E10につけてみたんですが、使ってみるとひょいと持ち上げたり運んだりするのに指でひっかけるだけで済むのでポータビリティ爆上げです。バッグに入れて持ち出すみたいな時には嵩張ってしまいますが、今の自宅メインの使い方ならメリットの方が上です。

SmallRig Sony A7Cカメラ専用ケージ-3081

SmallRig Sony A7Cカメラ専用ケージ-3081

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α7cはα6600よりもグリップの出っ張りが少しだけ小さいので、グリップカバー付きのタイプも検討しましたが、価格差分の価値はないかなと却下。

SmallRig Sony A7C専用のシリコンサイドハンドル付きケージ-3212

SmallRig Sony A7C専用のシリコンサイドハンドル付きケージ-3212

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その代わりに、こちらのハンドストラップを装着。

これで持ち出す時や、トップハンドルを外してECM-B1Mをとりつける必要がある場合でもハンドリングを向上できるかなと。

ソニー ショットガンマイクロフォン ECM-B1M ILCE-1対応

ソニー ショットガンマイクロフォン ECM-B1M ILCE-1対応

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(このマイクも長いこと受注停止なんですよね。あんまり使ってないので喉から手が出るほど欲しがってる方には申し訳ないですが、処分する思い切りもつかず)

トップハンドルはZV-E10用に買ったのを移植。

そんなこんなでα7cのコンパクトさがだいぶ毀損されている気がしなくもないですが、取り回しはよく見た目もガジェット感溢れていて満足度高いです。シルバー部がアクセントになっててヨシ。

速攻SmallRig製パーツでゴテゴテになったα7c

あとSDカードがUHS-II対応ということに気付いて予想外の出費でしたがせっかくなので買い換えることに。考えてみると今まで使っていたUHS-I世代のSanDisk Extreme PROだと仕様上は4K30pの100Mbps書き込みに間に合わないってことですね。固定ビットレートではなく常時100Mbpsは出ないってことなのか、今まで短時間のショットを撮る分には困ったことはなかったですが、せっかくMacBook Pro 2021ともども対応したということで書き込みが100Mbps以上を謳うUHS-IIモデルからこちらをチョイス。

SONY純正なんて贅沢な!という感じですが、意外とコスパ悪くないというかSanDiskの同等性能のものより安いくらい。また珍しくAmazonと家電量販店の実勢価格にもそんなに開きがなく、久しぶりに実店舗でSDカード買いました(かながわペイで!)。

またこのカードには他にはないユーザビリティ上の付加価値があります。以下、マクロレンズSEL50M28の作例も兼ねて別記事にて。

■ファーストインプレ

α7c自体は発売後かなり経過していて本体のレビューは今更目新しくもないと思いますが、SmallRigのリグ周りも含めて。

操作系はGUIはZV-E10やα6600と基本は同じBIONZ X系。2段タブの数が無闇に多くて目的の機能をなかなか見つけられないのも同じ。はやくα7SIII/7IV/FX2の新世代GUIを使ってみたいものです。また項目が食い違ってたり、ハードのカスタムキーの数や配置も違うので混乱しますが、共通項目だけでいいので設定移行の仕組みがあればいいなと思います。よく使う項目を集めるマイメニューを全部再登録するだけでも一苦労(まだ終わってない)。

ハード操作系としてはダイヤルがα6600比で露出専用とはいえ1つ増えたのでマニュアル写真撮影は楽になった気がします。ただMENUボタンは真ん中寄りになり右手片手持ちで押すのは難しくなりました。上述のハンドストラップがあれば平気ですが、裸だと本体落としそうで恐い位置です。貴重なカスタムボタンをMENUに割り当てる手もありますがもったいない。バリアングル液晶を起こすための凹みのせいと思われますが、もともとバリアングル否定派なので「いらんことしおって…」という気が強まります。もともとボタン類が少ないZV-E10とは比べるべくもない快適さ。

SmallRigケージをつけた場合、ダイヤル部分にフレームがかぶって若干操作しづらくなります。

ケージ ダイヤル周り。少し隙間がある。
ケージ ダイヤル周り(上から)

さすがに回せないことはないですが、モードダイヤルを人差し指と親指で挟んで回そうとする時、人差し指側がつかみづらい感じ。また動画スタート/ストップボタンも見辛く押しづらくなるのが難点。

ZV-E10だと隙間をあけずに上手く処理している感じでした↓。その分、ネジ穴はなくなってますが、個人的にはここにネジ穴いらないのでZV-E10方式にしてくれた方が良かったかなという感じ。

[参考] ZV-E10用ケージ

地味に嬉しいのはSDカードスロットが底面のバッテリードアの中ではなくサイドに移った点。ただまぁUSB-Cや5GHz Wi-Fiで本体からの転送も高速化されるのでそれほどSD出し入れしないかも?という気が。結局どの方法に落ち着くかは色々試してみてです。FTPアップロードができるようになった点も既有2機種からの進化なので活用してみたいと思います。

フリッカーレス撮影も、何度か室内動画撮りで失敗してしまった身としては有り難い。

USB端子がType-Cになり、転送も充電も高速化されたのはもちろん、なんとなくコネクタの作りに安心感が得られるのも嬉しい。惜しいのはHDMIがmicroのままな点。業務現場では継続してリグに変換コネクタを固定して使うことになりそうです。

期待の感度面では別記事にてあらためて評価しますが、第一印象としてはだいぶノイズが減ってる実感があります。室内ブツ撮りでLightroomで等倍でみるとガッカリ、みたいなことがあまりないような。F値だけでみるとF1.4からF2.8になっているもののボケも含め実効的なところで不便はないような。いまんとこあんまり頑張ってF1.4とかF1.8のレンズを買い漁らなくてももいいかもという気がしています。ただ50mm固定だけだとなんなので、室内で一番常用していた30mm前後でキットレンズよりは明るいものが欲しいなと思います。

■作例

とりあえずフードコートで撮ってきたカツ丼とぬこ貼っときます。白身のトロトロ感がいい感じに再現されてるかなと。

α7c + SEL50M28 RAW現像
ぬっこ

■まとめ

世界的な半導体不足で在庫払底する中、運良く店頭在庫を見つけられて半ば勢いで導入してみましたが、今のところ価値ある買い物だったかなと思っています。動物瞳AFに対応してくれたことで、完全上位機としてZV-E10とα6600をリプレイスしていけそうです。フルサイズのレンズが高いので、そんなに増やせないとは思いますが、手持ちのAPS-Cレンズを組み合わせて使う価値があるかは追々実験しつつ最適化していきたいと思います。

タフで破損しにくいSDカード SONY TOUGH フォトレビュー

α7c用にSDカードを新調しました。既有のα6600、ZV-E10がUHS-Iまでの対応だったのに対し、α7cはUHS-IIまで対応。また10月に購入したMacBook Pro 2021(M1Max)もUHS-II対応なので、導入する価値ありかなと。

■αシリーズとUHSの関係

最近のαシリーズの4K30pは最高で100MB/sとなります。バッファーがあるとはいえ長時間連続で書き込むにはこれ以上の書き込み速度が維持されないとならないということです。実際には可変ビットレートなのか、バッファーで足りていたのか、α6600やZV-E10にUHS-IのExtreme Pro(読み込み90MB/s)でも特にエラーになることはありませんでした。長時間連続で撮ることもなかったですし。なので、まぁ同じ100MB/sが最高のα7cになってもUHS-Iで足りるかもですが、

  • PCへのコピー速度が速まる
  • 連写時の保存ウェイトタイムが短縮される

といったメリットはありそう。

ちなみにUHS-Iの理論転送速度は104MB/s、UHS-IIなら312MB/sのようです。

■UHS-IIのSDカードはAmazonでもそんなに安くなかった

通常SDカードはAmazonで並行輸入品を買うのが、国内家電量販店に比べてかなり割安で、量販店で買うのは論外という感じでした。Amazonで売られているSDカードは偽物であるリスクもありますが、実績ある有名なマケプレ店舗を選べば個人的にはそこまで不安には思ってませんでした。

しかし(一級ブランドの)UHS-IIモデルの製品はどこのメーカーも量販店とそこまで開きはないかなという感じ。ちょうど「かながわペイ」で還元も受けられたし、すぐに欲しかったのもあり、何年ぶりだというくらい珍しくビックカメラで購入してしまいました。

■SONY TOUGHシリーズとは?

今回購入したのはこちら。

黄色がシンボルカラーのSONYのTOUGH(タフ)シリーズ。文字通り高耐久性を謳うモデルです。単にフラッシュメモリとしての書き込み寿命が長いというだけでなく、物理的な破損を防ぐデザインだったり防水防塵性能だったりがウリです。書き込みが150MB/sのMシリーズと、300MB/sのGシリーズがあります。同じ256GBで3割くらい価格差があり、α7cで使う限りは動画性能としてはMシリーズで充分なのでお財布の紐を締めることにしました。

さてせっかくマクロレンズを導入したので、TOUGHの目に見える特徴を写真で比べてみたいと思います。

α6600 + SEL50M28 (クロップ)
α7c + SEL50M28 (クロップ)
iPhone 13 Pro Max 標準レンズ マクロ ProRaw

ちょっと画角が揃ってないのでアレですが、やっぱりα7cが綺麗ですね。等倍に拡大した時の印刷のドット感までしっかり見えます。iPhone13 Pro MaxはProRawで撮ったにもかかわらず拡大すると塗り絵感。いやぁα7cでガジェットレビューのブツ撮りが思惑通り捗りそうです。

で、TOUGHですが表面は黄色のカラーが新鮮なものの形状は至って普通。違うのが裏面です。

UHS-IのExtreme Pro(左)とUHS-IIのTOUGH M(右)比較

まず気付くのは接点の数が違うこと。これはTOUGHのというよりUHS-IIの特徴です。2段目の接点群があることで並列通信できて高速化が可能、ってことですかね。

次に違うのがなんと書き込み保護スイッチがない点!あったものをなくしたわけですが正直これは大変嬉しい変更です。いままで何度カード挿入時に引っかかって書き込み保護状態になってしまい、舌打ちしながら挿し直しをしたことか。意図してこのスイッチで書き込み保護をしたことなんてないので忌々しいだけの存在でした。下手にセロハンテープや瞬間接着剤などで固定したら厚みが増して最悪抜けなくなるなんてこともありそうで手を出せず。本当に清々します。

更に違うのが接点と接点の間にあるリブと呼ばれる仕切り板のような出っ張り。これがなくなってフラットな形状になっています。これはとても薄いので破損しやすい点でした。また従来のSDカードは上下2枚のプラケースで基板をサンドするような構造でこの2枚も剥がれて分離してしまうことも(Extreme Proで)実際に経験しています。こういう物理的な脆さを回避するため、TOUGHシリーズでは一体成形、リブ無し構造を採用したとのことです。一体構造故に水やホコリの侵入リスクも低減しIPX8を実現。これは非常に頼もしいです。理屈を聞くだけでアガります。

ちなみにフラットだからといって挿抜のスムーズさはさして違いは感じないですw。

■まとめ

ここのところ動画撮影用のSDカードは基本的にSanDiskのExtreme Proシリーズを指名買いしてきましたが、今後相当な実勢価格差が開かない限り、できるだけTOUGHシリーズにしていきたいなと思う所存です。並行輸入品でいいのでさらに安く手に入るようになると嬉しいですね。

また書き込み保護スイッチレスはTOUGHシリーズ以外にも採用していってほしいなと思います。

悲願の木造2F建てフロア間 有線LAN化

昨年夏に引っ越した木造2階建ての現家ですが、どうにもWi-Fiが安定せず困っていました(前の家も前の前の家でも同じこと言い続けてアクセスポイントを散々乗り換えてきてるので、なんか呪われた(異常電波を発してる)デバイスでも一緒についてまわってるんでしょうか…)。先日BUFFALOのWXR-5950AX12がついにEasyMeshに対応したもののいまひとつ。玄関先のGoogle NestCamなどもちょいちょい切断通知が届く状態。

もともと入居直後からなんとか1Fと2Fの間や他の居室を有線LANにできなか検討はしていたものの、古い木造だからか電話やテレビアンテナ線のところに配管が通っておらず、賃貸なので手を出せる範囲も限られていて悔しく思っていました。お風呂場に点検口がありそこにテレビのブースターがきて各部屋にスター型にケーブルが延びているのは確認できたものの、配管は通って無くて同軸ケーブルが壁に直打ちで固定されていってる感じ。壁でも剥がさなければどうにもならないだろうという雰囲気。

BSはサッシにニンジャケーブルを通してバルコニーから各部屋に屋外経由で通したんですが、LANケーブルの同じ様なものはツイステッドペアになってないせいか極端にノイズに弱く100MbpsでしかリンクしないとInternet Watchの記事でみていて除外。

PFCも進化は止まっているし、CATVのようにテレビの75Ω同軸ケーブルの重畳して通信するという同軸モデムでも1Gbps。しかも子機がどこにも在庫なし。

現時点で階下のリビングなどにはマルチギガビットイーサ以上のデバイスはないですが、どうせなら10Gbps通るようにしときたいなぁと。

■残るはエアコン配管を伝っての屋外配線のみ!

いちかばちか業者に依頼したらなにかミラクルな方法で通線してくれるかも!とか思いつつ、現実的には望み薄だろうなぁということで、最終手段としてエアコンの穴を通して外壁に出し、同じくエアコンの配管カバーの中を伝って1Fにおろして、再びリビングのエアコン穴から部屋に引き込むという方法にチャレンジ。なんとか年内に結構するぞと情報とパーツと道具を集め始めました。

2Fの高さにあるエアコン用のダクト。並のハシゴでは届かない高さ…

まず2Fの光ファイバーを引き込んである私の仕事部屋のエアコンは室外機が地上置きでした。作業のためにカバーを外したりするには5mクラスのハシゴが必要になります。しかしそんな二度と使いそうにないもの買っても置き場所に困ります。そしてなによりかなり危険になります。ちゃんとやろうとするとヘルメットやら安全帯やら買い揃えてかなりの額になります。しかもそれらも作業後使い道があるとは思えない。そこだけエアコン業者とかにお願いしてみようかとも思いつつ、まずななんとか室内側から頑張ってぶっこんで通線できないかチャレンジ。

最初に購入したのはこの通線ワイヤー。安くて細い。

当初は細い方がわずかな隙間でも通りやすくて良いかと思ってのチョイスでした。しかしいくらやっても通る気配なし。レビューにも書かれていますが「コシが弱い」ためなにかにぶつかるとフニョンと曲がってしまい、貫通力がありません。最終的にどこかおかしなところに入っていったまま絡んで引き抜けなくなり、途中で切断して壁の中に残置するハメになりました…

ちなみにワイヤーやケーブルを滑りやすくするために、こちらの潤滑剤も購入。あるとないとでどれくらい違ったかは不明ですが、まぁ気持ち的には塗って良かったかなと思います。パラフィンワックスと書いてあるのでロウを塗ってる感じですかね。乾いたあとも無駄にベタつかず悪くなかったです。迂闊に5-5-6とかぬっちゃうと後でホコリやゴミがついてエラいことになるでしょう。使い終わったワイヤーも雑巾でぬぐってやれば特に残ってる感じはしなかったです。

デンサン 入線潤滑剤 デンサンウェット 0.5L ND-55S

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次に買ったワイヤーはこちら。ケースがついてない分安いですが、10年くらい前に横浜市の公立小中学校のネットワーク配線ボランティア(ネットデイ)に参加した時に触った業務用ワイヤーの記憶と同等の使用感でした。

エアコン下部パネルをあけてダクトから入線

先端がより柔らかいワイヤーのパーツと、単なる金属ヘッドの側があり使い分けができます。結果的にはサムネで下側にある金属ヘッドのみの方が貫通力があって実用的でした。

ケースがないので縛りを解いた時点や解いていく過程で突然びよーんと飛び跳ねることがあるので不便且つ危険です。こういう時にやはりケースがあればスムーズに出し入れできて良いかなと思いますが、これが以外と高いんですよね。1回しか使わない場合は悩ましいですが、単に保管用というよりは作業自体が楽で安全になるものなので買うのもアリかと思います(セットのものもあります)。

さて、残念ながらこのワイヤーだけでは通せませんでした。エアコンの陰で見えている壁穴からいくらつっこんでも外壁側に出てくる兆しなし。いわゆる貫通スリーブというものが使われておらず、ワイヤーの先端が内壁と外壁の間に入ってしまい延々と壁の中に潜ってしまっている感じ。

因幡電工 ツバ付貫通スリーブ FPW-65

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ブラインド作業ではどうにもならないということで、次に購入したのがこちらのファイバースコープカメラ。前にも買ったはずですが見付からないので。

この手の商品は、

  • 専用モニター付き
  • スマホで受信できるWi-Fiトランスミッター付き
  • 単なるUSBカメラ

の順にお値段が安くなっていきます。うちにはモニター代わりになるタブレットなどはたくさんあるので一番安いUSB型をチョイス。カメラがサイドにもついているタイプが状況把握に便利かなと思ったんですが、8千円〜1万円以上と高かったしカメラユニットの径が大きくなることで入れない場所も出てくるかなということで、この安いのでダメだったら追加で買うということに。

結果、この安いカメラだけで劇的に効率があがり見事通線に成功しました。今回の場合は穴からほんの十数cmの外壁側の口が見えれば充分でした。そこに防水の粘土が持ってあり、そこを正確にワイヤーで突くことで貫通できました。2Fから1Fにのびる化粧カバーのうち、地上から既有のハシゴで届く部分までを外し、なんとかそこまでワイヤーを通すことができ、1Fのエアコン穴から再びリビング室内に通線できました。

購入したケーブルはこちら(実際には白を買いましたが執筆時点で売り切れなので別色にリンクしてます)。

カテゴリとしては、7,8は論外として、5e、6、6Aのどれかになるかと思います。5eは10Gbpsが使えないですし、6Aになるとコストが上がるのとノイズ対策でしなやかさが劣るため通線作業が難しくなるのを懸念して間をとったCat6にしました。Cat6も50mまでは10Gbps通信が可能で、今回の経路ではそれを超えることはないので問題なし。またちょうどこの作業をする1週間くらいまえに出たこの記事で、6も6Aも速度に差が無かったという実験結果だったので。

100mはどう考えてもいらなかったですが、これ以下も見付からず。ただこの巻きから調子のってスルスルと引き出していったところどんどんねじれが貯まってグチャグチャに絡んで大変なことになりました。途中で作業を中断して、反対側を全部巻き取りなおすハメに。なにか丸太みたいなものに通した上で回していけば良かったのかも知れません。そう考えると、こういう中にリール(?)が入っていて穴から引き出す梱包タイプのものにすれば余計な苦労しなくて済んだかなと思います。

節約して上のケーブルにする時は、よくよく慎重に引き出すようにしてください。

ついに階下のリビングに引き込み成功!

大昔に買った成端工具はCat5eまでしか対応していなかったのでこちらも新調しました。

サンワサプライ かしめ工具(ラチェット付) LAN-TL8

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ハサミ型ではなく、憧れの爪の反対側から垂直にかしめるタイプ。8本の芯線に均一に力が入るため仕上がりがよい(通信品質が良くなる)というヤツです。昔はPANDUITとか1万円以上して手が出なかったんですがいつのまにかお手頃になっていました。ラチェット付きなので握りが足りずに半端なところで緩まって失敗、なんてこともなく既定の深さまできっちりかしめることができます。

あとはコネクタとスリーブ。コネクタはCat6の単線に対応しているものを選べばOK。今回2経路ひいて4箇所の成端が発生したので10個入りで足りました。

サンワサプライ モジュラーカバー(先付けタイプ) ADT-MC7L

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スリーブは先にケーブルに通しておかないと詰むヤツ。今はパカっと開いて後から挟むようにつけられるものもあります。爪も保護されるタイプなのでこれから買うならこっちの方がオススメです。

エレコム ブーツパック(グレー・6個) LD-ABLG6

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久しぶりの成端

■ついに有線開通!

EasyMeshのエージェント(子機)も有線バックホールになりました。

リビングのAppleTVも有線で速度バッチリ。YoutubeやNetflixの4Kコンテンツも解像度落ちせずに快適に再生できるようになりました!

リビングのAppleTVでもルーターのある部屋のデスクトップ機と遜色ないスピードを達成

■まとめ

やろうやろうと思いつつふんぎりがつかなかった有線LAN配線ですが、最近とみに他室での通信状況が悪く、ついに重い腰をあげ、色々購入費用は嵩み、「最初から業者に依頼した方が安くあがったんじゃね?」という疑念はありつつ、今は達成感で一杯です。

工具も買ったし部材もだいぶ余っているので、実家とかも折を見て再配線、追加配線などしたいものです。