LEITZ PHONE3 vs iPhone15 Pro Max vs Pixel 8Pro ポートレート撮って出し勝負

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LEITZ PHONE 3の疑似ボケ機能であるLEITZ LOOKSと、最新iPhone、Pixelのポートレートモードで撮り比べてみました。JPEG撮って出しです。カップのところをタッチして撮ったのでフォーカスと露出はそこ基準になってるはず。WordPressでリサイズはかかってるかもですがリンクで元ファイルが見られるようにしておきます。

LEITZ PHONE 3(LEITZ LOOKSモード、LEITZ COLOR: ORIGINAL)
iPhone 15 Pro Max(ポートレートモード)
Pixel 8 Pro(ポートレートモード)

うーんどうでしょ?

カップを置いている台の下は内部に照明が入ってるパネルなんですが、iPhoneとPixelは良くも悪くも自然なトーンに調整されてただの白壁に見えますね。

iPhoneが一番輪郭処理が甘いかな。左側のフタ直下の部分は完全に抜けてしまってますし、全体に違和感が大きいです。疑似ボケであることがありありとわかる感じ。LEITZ PHONEもプラフタの上部の開閉部分がボケてしまってます。Pixelが最も正確でしょうか。

ボケ量(F値)はiPhone > LEITZ PHONE > Pixel。LEITZ PHONEは撮影時のみの調整、iPhoneはLiDAR情報を保持していて後からでも変更できるのが強み。Pixelも純粋な画像処理だと思いますが後調整は可能ぽい(借り物なので詳細不明)。まぁAndroid標準の「フォト」アプリの機能なので、LEITZ PHONEで撮った写真でもボケを足すことはできますね(Google Oneの契約が必要)。

LEITZ PHONEで気になるのは中心辺りの窓の外の光が二重にブレてる点。これが手ぶれなのかLEITZ LOOKSによる効果なのかは不明。

トーン調整としてはiPhoneが際立って明るめに補正。ふわっと浮き立って綺麗な印象。Pixelが一番リアルの店内の明るさを再現してる気がします。LEITZ PHONEはやはり暗めに写る傾向。もちろん撮影時に手動で露出スライダーを調整すれば変えられるので、あくまでデフォルトの映りということで。

■総評

新機種の贔屓目、目新しさのバイアスもあるかも知れませんが、LEITZ PHONE 3が破綻もなく、味もあり、下部の発光パネルの質感も出てるし好きかな。露出は後でいくらか直せるけど、iPhoneのボケ境界が破綻してるのは直せないので致命的。

ちなみにLEITZ PHONEでF8でボケ最小で撮って、「フォト」アプリで後からボケを足すと、Pixelに近い正確な疑似ボケが得られる可能性がありますが、せっかくの文字表示がボケてしまうのが惜しいw

iPhoneのショートカットで素早くヤマトの追跡URLを作って共有する

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久々にiOSの「ショートカット」アプリ触りました。

私は誰かに宅急便で荷物を送る際、伝票番号を知らせるクチです。曜日や時間帯はいつがいい?とか聞いてくれるよりも、クロネコメンバーズで伝票番号くれたら自分で適当に変更するからいいよ、って思います。

そしてクロネコメンバーズでなかったり伝票番号から到着予想日時を調べるリテラシーがない人でもリンクを開けば一発で配送状況がわかるURLを作って送ります。本記事はそれを最小の手間で行うための覚え書きです。iOS/macOSの「ショートカット」アプリを使います。特に最近は配送ロッカーのPUDOステーションから発送した時に表示された伝票番号をiPhoneのカメラでメモすることが多いのですが、iPhoneの「写真」アプリのOCR機能と組み合わせると、写真から直接伝票番号を読み取ってURLを生成できるのでとても効率が良いと自負しています。

■利用イメージ

全ての設定が完了すると、こんな感じで使うことができます。

例えばPUDOステーションから発送手続きをした場合、タッチパネルに伝票番号が表示されるので、iPhoneのカメラで撮っておいたとします。あとで「写真」アプリでそれを開き、伝票番号の辺りを長押しすると文字として読み取ってポップアップメニューが表示されます。場合によってはタッチした4桁しか選択されないことがあるので、必要に応じて青丸で範囲を引き延ばして12桁全てを選択します。

PUDOの発送画面の写真から読み取る例

ポップアップの右端に「共有…」が出て、その中から「ヤマト追跡リンク」を選択。

元が写真でなく、Webページやクロネコアプリ上に表示されたテキストとして伝票番号がある場合は、それをクリップボードにコピーした状態で「ヤマト追跡リンク」を開けばその番号が使われます。

これでSafariでヤマトの追跡ページが開くので、正しくステータスが表示されているのを確認したら、あとはこのページのURLをコピペするか、共有メニューからメールやLINE、メッセンジャーなどお好きな手段で相手に教えてあげればOKです。

Safariでヤマトの追跡ページが開かれる

どうでしょう?「ショートカット」はiPhone/iPad/Macで同期されるので、どれかで設定しておけば、他のデバイスからも使えます。

便利だと思ったら、以下の手順で設定してみてください。

■設定方法

こちらのリンクを開き、「ショートカットを入手」をタップ。さらに「ショートカットを追加」をタップ。すると一覧に「ヤマト追跡リンク」というアイテムが追加されるので、右肩の「…」をタップします。

レシピ内容はこんな感じになってると思います。リンクが不正に書き換えられている恐れもあるので、念のため内容がこの通りか確認してください。

大丈夫なら一番下の「i」ボタンを押します。

「共有シートに表示」がオンになっていることを確認します。またクリップボードからの処理を手早く行いたい人はここで「ホーム画面に追加」もしておくと良いでしょう。

終わったら「完了」を2回おして一覧画面に戻ったら完了です。

ちなみに共有シートの中で下の方に沈んでて選びにくいよって場合は、一番下の「アクションを編集…」をタップして一覧を出し、左の「+」を押してやれば上のお気に入りの方に移動することができます。

■詳細解説

他人が作った「ショートカット」を入れるのは不安、自分で理解しながらイチから作りたいって人のために、1ブロックずつ解説していきます。ちょっとしたプログラミングなので興味があるかたは是非。

基本的には画面下(Macなら右上)の検索欄でブロック名を検索し、青字のところを写真の通りに書き換えていってください。

「ショートカット」アプリのトップ画面から右上の「+」をおして編集を開始します。まず一番上の「新規ショートカット」などとなっているところをタッチして「名称変更」しておきましょう。今回は「ヤマト追跡リンク」とします。この名前が共有シートやホーム画面に出る時の名前となります。

いきなりですがレシピの完成形がこちら。これと見比べながら以下の解説に沿って作っていってください。

ブロック1

最初の入力を受け付けるブロックです。「入力からテキストを取得」ブロックを検索して追加します。次に「入力」と青字になっているところをタップして「共有シート」スイッチをオンにすると「共有シート」に置き換わります。「画像、その他18個」も選んで「テキスト」以外はオフにしておくと、余計な場面で表示されなくてオススメです。「もし入力がない場合:」の下の「続ける」を「クリップボードを取得」にしておくと、文字通り、共有シートからの呼び出してない時に、クリップボードに入っている文字を使ってくれます。

ブロック2

「変数を追加」ブロックを検索して追加します。自動的に上のブロックの出力である「ショートカットの入力」がセットされていると思うので、「変数名」だけ「伝票番号」にしておきます。簡単にいうと「伝票番号」という箱を用意して上ブロックから送られて来たテキストを放り込むという意味です。こうして名前付きの箱に入れることで、後で加工や取り出しがしやすくなるのです。「伝票番号」は呼び名なので、次のブロックで同じ名前を指定していれば、「あああ」なんでも構いません。自分がわかりやすいことが重要です。

ブロック3

伝票番号は「1234-5678-9999」のように4桁の数字が3つ、「-」で連結されていることが多いですが、問い合わせページに送る時は「123456789999」のようにハイフン無しの状態である必要があるようです。そこで、「テキストを置き換え」ブロックを追加します。

ここでも親切に上のブロックでつけた変数名「伝票番号」が自動でセットされると思います。あとは”何”を”何”に置き換えるか、という2つの要素を指定します。ひとつめ(「こんにちは」と薄く出ているところ)に半角ハイフンを入れます。今回はハイフンを無くしたいので、ふたつめは空にしておくのがポイントです。ちょっとトリッキーですが最初の例文の「世界」が薄く表示された状態が空を意味するようです。

ブロック4

いよいよSafariで開くためのURLを作ります。ヤマトの荷物を追跡するURLはこんな形式になります。

末尾の数字が伝票番号(からハイフンを除いたもの)です。つまり、「https://member.kms.kuronekoyamato.co.jp/parcel/detail?pno=」と上のブロックで作ったテキストをつなげやれば完成です。

新しいテキストを作るので「テキスト」ブロックを追加します。「https://member.kms.kuronekoyamato.co.jp/parcel/detail?pno=」までを一字一句正確に入力し「=」の右にカーソル(チカチカ)がある状態で「アップデートされたテキスト」をタップします。これは文字通り上の「テキストを置き換える」ブロックで処理した結果を意味するので、結果として手入力したアドレスとアップデートされたテキストがつながったURLが出来上がるというわけです。

ブロック5

上から振ってきたテキストをURLだと信じてSafariで開く処理を行います。「URLを開く」ブロックを追加します。水色文字は「テキスト」となっていると思います。ブロックとブロックの隙間をみると線でつながってますので、上の処理結果がそのまま入ることを意味しています。

以上で完成です。右上の「完了」を押して保存しておきます。

ショートカットの削除方法

試行錯誤してるうちにいくつも無駄なショートカットができちゃった、とか、思ったほど便利じゃないからイラナイ、ってなった時に消す方法にも触れておきます。ちょっとわかりにくいので。

答えは「すべてのショートカット」と出ている一覧の画面で消したいショートカットの枠を長押しします。するとメニューが出て一番下に赤字で「削除」があります。消したら復活できないので、間違って使うものを消してしまわないよう注意してください。

ヤマトの追跡ページについて

URLのパラメーターに伝票番号を入れて一発追跡するリンクで調べると、どのページも

を紹介しています。これを開くと問い合わせたい伝票番号を入れる欄が10個出て、その1つ目に指定した伝票番号がセットされた状態のページが開きます。その追跡結果は画面をスクロールしないと見られずひと手間です。

今回しようしたクロネコメンバーズサイトのURLならばより目立つ位置、大きさで追跡結果が表示されているので、受け取った相手も情報を見つけやすいんじゃないかと思います。クロネコメンバーズに登録していなくても見られますし、登録済みならそのままMy荷物に追加もできて便利なんじゃないかと。

iPhone 15 Pro MaxとSAMSUNG T5をいい感じにひっつける

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iPhoen 15 ProはUSB-Cで外部SSDに接続することができます。標準カメラアプリでProRes 4K/60で撮るには高速なSSD必須です。内部ストレージよりも容量単価も安いし、保存データをそのままMac/PCに読み込むにも手っ取り早いので高画質動画撮影にはうってつけです。

今回はATEM Mini用などに複数所持しているSAMSUNGのSSD T5/T7 touchを使うべくスマートな取り付け方法を検討しました。

ちなみにT7 touchのレビューはこちら。PCユーティリテイ無しでも指紋センサーでロック/アンロックできるので、iPhoneで撮影した後でSSDを紛失してもデータ漏洩にならないという意味で適している製品かも知れません。

これらをiPhone 15 Pro Maxで使うにあたっての要件は、

  • MagSafeでiPhone背面にクイックに脱着できるようにする
  • ケーブルをできるだけ短く無駄のないものにする
  • USB3.1(最低10Gbps、できれば40Gbps)のスピードが出せる

といったあたり。

なお、私の現在のiPhone 15 Pro Maxのケースはこちら。

裸の状態より少し背面が厚くなっている点をご了承ください。

結果として組み合わせたのは下記の3アイテム。

MagSafe用シールはMagSafe規格出始めの頃にアリエクで買ったもののあまりを流用しましたが、厚みが薄ければなんでもいいんじゃないかと思います。ただT5/7の底面の幅よりも少しだけMagSafeリングが大きいので、カットしたり曲げたりできる方が綺麗に収まるかも知れません。自分が使ったものは細かく切れているものだったので、底面からはみ出る部分は取り除いて使いました。

完成したのがこちら!

ケーブルを使わずアダプタ2個で接続できたので、持ちやすさはパーフェクトです。

コネクタ部分のアップ。ちょっとだけオス-オスアダプタが上に反ってる感じですが接続としては問題ありません。ケース越しでもきっちりUSB-Cコネクタが奥まで刺さってくれて、実際に4K/60p録画もできました。

貼り付け面はこんな感じ。

私の業務機材に貼っている「do-gugan」テプラがなければにっこり顔みたいになっています。

使わない時はアダプタを逆に挿しておけば、まぁまぁコンパクトになります。不意に力がかかって折ってしまうこともなさそう。

MagSafe脱着にこだわらなければ、オス-オスアダプタを省いてSSDをもう少し下よりにしてもいいかも知れません。両面テープで固定してしまうとか、面ファスナーなどで付け外し可能にするかなど。いずれにせよできるだけ薄いものを使った方が良いでしょう。3Dプリンターでケースに固定するアダプタを作るのも良いかも知れません。

これならポケットなどに入れて雑に持ち運んでも大丈夫そう。T5/T7は複数台あって最近はあまり使っていないので、ひとつはクルマに積んでおくなどして、思い立った時にProRES 4K/60p動画やQuest 3でも再生できるようになった空間動画などをがっつり撮っていきたいと思います。

2024初買いにワイヤレスイヤホン Beats Fit Pro

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長期試用してから記事を仕上げて公開しようと思い、丸一ヶ月も寝かせてしまいました。この記事は2024年1月4日頃に90%くらいまで書いて、ひと月後の今日ようやく仕上げて公開しています。


明けましておめでとうございます。初買いしました。新製品ではないですが、Apple傘下のヘッドフォン/イヤホンブランドBeatsのFit Proです。

昨年末に近所で発見したchocoZAPに通い始め、AirPods Proで動画の音声を聞きながらトレッドミル(ルームランナー)で走ったり(実際には早歩きレベルですが便宜上”走る”と表現しますw)してると、これがまぁ落ちる落ちる。トレッドミル中にハズれてキャッチしそこねると、高速で動いているベルト部分に弾き飛ばされて遠くまですっ飛んでしまうこともありますし、動いているトレッドミルから降りたり乗ったりも危ないしで避けたいです。イヤーチップを落ちにくいと言われるものに交換しても多少マシにはなるものの、やはり長時間の振動でズレてきて、時折グイっと指で押し込み直す必要がありストレスでした。

そこでスポーツ用途を意識して、より外れにくいヘッドフォン/イヤホンを買いたいなと。要件としては、

  • ラン中にとにかく外れて落ちない
  • アクティブノイズキャンセリング(トレッドミル等の器具の作動音などはキャンセルしたい)
  • できればApple/Beats製のH1チップ搭載機(Appleデバイスとの相性が◎)

音楽よりは動画視聴がメインになると思うので音質はそこまで気にせず。iPhoneかiPadがメイン親機になると思うのでLDACなどのコーデックも優先度低。遅延に関してはAirPods Proで特に不満はなかったのでH1チップのものなら大丈夫だろうなという予想。

また最近は自宅リビングダイニングで作業や料理をしてる時に、テレビ+AppleTVで動画を流してAirPods Proで聴いたりしがち。この時も包丁もってタマネギ刻んでる最中にAirPods Proがポロっと落ちると非常に問題です。こういう時もH1の再接続機能でさくっと使い回しできるといいなと。

そんなこんなでAppleまたはBeats製品群のどれかがいいかなーと。

ただやはり汗をかくのでイヤーパッドで耳を覆うAirPods Proのようなオーバーイヤーヘッドフォンは除外。ANCのない無印AirPodsも除外。Vision Proを見越してAirPods ProのUSB-Cバージョンも気にはなっているものの、とりあえずジム用に初Beatsいってみるかと。あとBeatsはAirPodsシリーズよりも先行してUSB-C化が進んでいる点も後押しになりました。

まずスポーツにヨサゲなのは、FlexですがこちらはANCがなし。また「ハズれても落ちないので安心」ではあるけど「外れない」かどうかでいうと疑問が残ります。

次はPowerbeats Pro。ANDあり。フックタイプなのでもっとも耳から外れなさそう。ただ自分はメガネerなので、干渉はまた別のストレスにもなりそうで躊躇。また充電ケースがLightningで値段も少々お高め。今からこの値段出して買うのもなぁ、と思ってしまった。

そして最後はFit Pro。まぁタイトル通り結局こちらにしたわけですが、ANCあり、USB-C充電とスペックは申し分なし。そして保持性能としてはウイングチップと呼ばれる角が生えた形状のチップを採用するタイプ。Boseとかにあるイメージ。これでしっかり保持できるならばメガネとの干渉も気にならずよさげ。

年明けにヨドバシ詣かApple Store詣をして装着感やカラーを確かめたてみようかなと思ってたんですが、Appleの初売り対象になっていたので通販で特攻してしまいました。ちなみに定価の28,800円から6,000円分のAppleギフト還元。価格.comの最安で2万ぽっきりくらいのところがあったので、そっちの方が安いかと思ったんですが、まぁ辰年デザインのAirTagが1つもらえるなら実質お得かなと思い初売りで注文、その後でAirTagはiPhone買った人だけと気付いてガックシ。まぁ新年でも1日で届いたのでヨシ。

■ファーストインプレ

事前に読んでたレビュー通り、

  • AirPodsより低音が豊か
  • ANCは同等レベル

という印象。ブーミーというほどではなく慣れれば特に違和感なく動画を見てられますし、迫力もあります。

そして期待の落ちにくさですが今のところ一度も不意に落ちたこともなくトレッドミルも安心してやれています。これとXREAL Airで壁にAR投影した感じでアニメをみながら有酸素運動するのがマイブーム。

バッテリーが切れるほど連続使用したことはないですが、普通に使い終わったらケースに戻しておけば使いたい時には満タンになってる印象。ケースの充電はたまに思い出した時にやる程度です。限界使用しての印象ではないですがAirPods Proよりも持つイメージ。

唯一惜しいのは「探す」アプリでUWBで近距離検索ができない点くらい。「探す」自体には対応しています。近距離探索時に方向と距離が出ない。AirPods Proの初代と同じ仕様です。

■まとめ

期待通り、落下の不安なくジム通いができていて満足度が高いです。ジム以外で普通に装着して家事などしていてもAirPods Proより遥かにに安心感があり常用したいのはこちらです。

iPhoneやMacなどのAppleデバイスで使う場合の接続切り替えの手軽さ/素早さはAirPodsシリーズ同等で隙がなく、もっと評価されてよい製品だと思います。

UWBに対応した新モデルで良いカラーがあれば買い換えてしまうかも知れません。いずれVision Proが買えるようになったらロスレス対応のAirPods Pro第二世代(USB-Cバージョン)に買い換えないとと思ってましたが、できればそれまでにこちらがアップデートして同等性能になってほしいものです。

iPhone15でも使える格安CF Express Aリーダー

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現在メインで使っているミラーレスのα7IVとFX30はどちらもSDカードに加えより高速なCF Express type Aカードを使用します。普段使う分にはSDXCカードでも足りることが多いですが、静止画の連射などでもアドバンテージがあるだろうということでCF Expressカードをメインストレージに使っています。

またこのせっかくの高速ストレージをPCに快適に読み込むために、SONY純正のCF Expreessカードリーダーを使用しています。α7IVもFX30もUSB Type-C端子は10Gbps対応ではあるんですが、なんかやっぱり専用カードリーダーを使った方が安心感あるというか。

速くて快適なのは確かですが、難点として、

  • 大きい
  • 高い

というのがあります。もうひとつメジャーなところでは、ProGradeのものがあります。

SONYのより若干小さく、若干安い。いずれにせよ仕事や撮影旅行に持ってくのに嵩張るし、デスク用と持ち出し用兼用だと、さぁ使おうって思ったらカバンの中だったぁ!なんてこともちょいちょい。とはいえもう一個買ってもっておくにはちと値が張ると思って諦めていました。

そんな折り、iPhoneが15シリーズでついにUSB Type-C化。しかもProはUSB 3(明記はしてないけど3.1 Gen2らしい)対応。大量にRAW写真をコピーするならWi-Fiよりもカードリーダーかなということで、改めて調べてみたところ、いつのまにか中華メーカーの格安品がかなり増えていました。2,3千円ならカバンに入れっぱなし用に常備しといてもいいかもと思って、こちらを購入。この値段で10Gbps対応とのこと。

あっさりiPhone15 Pro Maxで利用でき、α7IVで撮った写真を「写真」アプリで読み込めました。もちろんPC/Macでも使えると思うので、撮影旅行先で何十枚とまとまったRAW写真をLightroomに取り込んで選別/現像するのにも使えそう。

CF Express type Aリーダーライターは高い、という先入感があっさり崩れました。これでまたミラーレスデジカメでSDXCカードに固執する理由が減ったかなと思います。まぁ肝心のメディア単価はまだまだ開きがありますが…