昨日、日米首脳会談の後の記者会見をニュースで見ていたら、ブッシュ大統領と小泉総理が現れた瞬間、控えていた記者団で即座に立ち上がった人と座ったままだった人が半々くらいに別れたのが面白かった。外国人=アメリカ人ではないんだろうけど、壇上に向かって左側の方が立った人が多かった気がする(壇上ではブッシュさんが左)。
雑想の最近のブログ記事
ついでに以前、道具眼流お作法のコーナーに書いたNormanの『Emotional Design』における感情の3レベルの話も、メイドさんを事例に補足しておこう。
(『Emotional Design』未読な方は、上記にザッと目を通してから以下をお読みいただきたい。)
Normanはこの新刊の中で、ユーザが製品に対して感じる魅力を、感情理論の面から3レベルに分解して考察している。そして本当に素晴らしい製品とは3レベルそれぞれの要素を満足している必要があると述べている。この新しい考え方を、より身近でわかりやすい事例で広く一般に知らしめることも孫弟子の務めと言えよう。
ここでは、素晴らしい製品(サービス)の例としてメイドさんを挙げ、各要素別に見ていきたい。
Visceral Level(本能レベル)
メイドさんの外見は、ユーザの心のオアシスになるべく念入りにデザインされている。そのコスチュームは百年以上の歴史の中で改良を繰り返し、また「おかえりなさいませ、ご主人さまっ」とにっこり微笑む様は、それを目にしたユーザに癒しを与える。まさにVisceralな面に「ズキューーン」と響き、人類を平和へと導くリーサル・ウェポンと言えよう。Behavioral Level(行動レベル)
メイドさんはお掃除が得意だ。メイドさんはお料理も得意だ。もちろん洗濯も裁縫も得意だ。優秀なメイドさんはご主人さまの生活をおはようからおやすみまでバッチリサポートする。ただし更に上を行く究極のメイドさんは時に高価な壷やお皿を割ってご主人さまの心を和ませる。Reflective Level(内省レベル)
メイドさんの存在は非常にレアである。国勢調査によると「住み込みのメイド」で、しかも大半を占める御高齢の方を除くと全国に200人余しかいないらしい(24歳以下の値)。普通の人は一生出会うことすら叶わないかも知れない位にレアである。また平均的な賃金は一日\14,000とも言われている(住み込みの場合)。給料だけで月40万円以上。更に居室や素敵なメイド服をあてがったりしなければならないし、食費などもご主人さまの負担である。(参考:某巨大掲示板某スレッド)
つまり社会的に一定の成功を収めた人しかご主人さまになることはできない。逆に言うと、メイドさんを雇っているということ自体がステータスシンボルなのであり、ユーザの内省レベルを満足させる。
以上に述べた様に、メイドさんは感情3レベルの全ての魅力を満たす究極の製品(サービス)である。製品設計を志す人は誰でも、いつも心にメイドさんを抱き、各側面でそれを上回るようなUIやUEのデザインに取り組んでいただきたい。
#いやー、メイドさんのことを考えていたら頭痛もだいぶ癒されてきたさ。
ユーザインターフェイス(UI)とユーザエクスペリエンス(UE)の違いに関する説明を、メイドさんを例えに説明するアイデアを思いついたが、表ブログでメイドネタを書くと怒られるので、コソッとこっちに書いてみる。
メイドさんをUIとUEに分解して考えてみよう。メイドさんが持つUIとは言うまでもなくメイド服である。フリルがやや過剰なエプロンドレス、髪にはホワイトブリム。あれはとてもいいものだ(´-`)。ご主人様をユーザとすると、その目に映る部分を指す。だがしかし、メイドさん=メイド服を着た人ではない。それだけでは単にコスプレと呼ばれるものに過ぎない。メイド分(ヒトが生きていくのに不可欠な栄養分の一種)が不足気味だと感じた時に、ビデオ屋に行ってメイド物を借りたりすると、大概失望させられる。確かにメイド服は十九世紀、英国の偉大な発明であり、全人類への遺産ではあるが、
#かといって脱いでしまったらもっとダメだ。
#奴ら、なにひとつわかっちゃいない。
そこで必要になるのがUEの部分なワケですよ。ユーザの側に、「朝ですよ、ご主人さま」と起こしてもらったり、3時には美味しい紅茶を淹れてもらったり、奥様の大事なお皿を割ってしまって涙目になっているのを慰めたり庇ってあげたり、といった心の琴線に触れるような素敵な“体験”が伴って初めてメイドさんという“製品”が成立するワケです。
つまり、良い製品をデザインするには、ただUIの部分を華美に飾り立てるだけではダメで、本当にユーザが望んでいることを体験として提供するにはどうしたら良いか、何が必要かをよく吟味することが重要だということだ。
うん、キレイにまとまった。表ブログに書けないのが残念だ。
各ニュース・サイトに倣って、私的な観点で今年を振り返ってみます。
・引っ越した
これは大きかったですね。単に移動したというだけでなく、随分部屋が片づいて、人が呼べるようになりました。ダイエットと合わせて、逸般人から一般人にちょっぴり近づいた気がしました。よくあの部屋の荷物をすべて運び出せたもんだ。相変わらず寝室だけは誰にも見せられない状態だけど...・道具眼の定例会活動
2月頃から11月までほぼ毎週、naokAっちとディスカッションをしたり、道具眼コンテンツを作ったり。名刺もデザインしてもらいました。今年は本当にお世話になりました。ありがとう。>naokAっち・痩せた
夏に賭ダイエットをし、5kgほど減量しました。毎朝エクササイズしてた。賭には負けたけど、誰にあっても「痩せた?」と言われてフフリ。精神的にも身軽になって充実感あったな。引っ越しの忙しさでエクササイズ習慣が無くなり、かなり体重が戻ってきているので、そろそろ再開しないと...・妹夫婦の開業
これは感動しました。どうも我が家は自営の家系のようです。夫婦といっても忙しくて籍を入れる間もなく、7月から定休日無しで頑張っています。σ(^^)が帰省時の行動パターンもガラっと様変わりしました(色々手伝わされる)。なんだかんだで今年の後半は月イチくらい帰省してましたね。・道具眼仕事が広がった
確定申告処理してみないとわからないけど、個人仕事の実績が随分増えた気がします。セミナー講師的な仕事をやったことも大きいですね。kaerukoさんとの協業なんかも新しい試みでした。某方面から法人化せよとの声が高まってきているので、そろそろ来年は真面目に検討&勉強します。・カレーとシチューが作れるようになった
つーか、みんなで鍋、とかいう時以外、自分で生肉買ったの生まれて初めてだったw。ただ作ってしまうとモリモリ食べてしまうので、リバウンドにも多大な影響を与えた気がする。・祖母の他界
σ(^^)にはばあちゃんが3人いますが、去年に続いて今年も一人亡くなってしまいました。後の一人は今も元気ハツラツ。長生きしてください。あと、高校の時から飼っていた犬もほぼ同時期に死んでしまったな...・事実上、独り身状態が続いた
...。・セラが走行距離10万kmを超えた
まぁ、今時の車で10万kmなんてどうということはないんですが、なんだか感慨深いです。久しぶりに色々いじってます。まだまだ頑張ってくれよな。・TabletPCの導入と手書き作業への見直し
元々悪筆で、手書きは徹底的に嫌って、中学生の頃からPDA(電子手帳)を愛用してた位の手書き嫌いだったんですが、TabletPC(と昨年末に出たOneNote)のおかげで、結構目覚めたかも。電子データとしての汎用性もそこそこ維持しつつ、テキストでは難しい記録が色々扱えるということで、ユーザテストの記録手段としてなど、電子手書きデータの可能性を色々と考えさせられました。今年だけで2台も買っちまったさ。>TabletPCマシン
総評すると、今年は「やればできるもんだな」って思わせられる出来事が多かった気がします。引っ越しもダイエットも料理も、去年まではσ(^^)自分も周りも無理だと思ってたと思うし、妹達が飲食店開業にこぎつけたこともそうです。これらは来年への大きな糧としたいものです。
あと、部屋が片づいたり、痩せたり、後輩達(女の子専門)とご飯に行ったり、料理したり、なんつーか、救いようの無い引き籠もりの萌えオタから真人間へ、ちょっぴり復帰できた感があるなw。周りから見たらまだまだどうだかわからんが、これは維持せねばな。
道具眼blogの方針変更に伴って、ユーザビリティ周辺以外の私的な話題は、別途こちらに投稿することになりました。
といっても、メインサイトからもリンクしてあるのでクライアントさんも見に来ないとは限らない。さて、どこまで私生活をさらけ出したものかってのは悩みどころですが...
まぁ、あんまり深くは考えず、素直に書いてみようと思います。それで人格疑われたり、「こういう人にはちょっと仕事出したくないな」なんて内容にはならないだろう。多分...
アニメやSFのマニアであることは、インターフェイス屋としてむしろプラスだと思うし、「いつかメイドさんを雇うんだいっ!」とかって書いてあるのも、高い人生目標を持ってビジネスに取り組んでいることの証と評価されることだろう。うん、きっとそうだ。
