Mac miniでiOS開発をするようになり、メインのWindows機同様デュアルモニタ化したくなりました。Mac miniはモニタ出力が1系統しかないので、手段としてはUSB接続の外部ディスプレイアダプタを使うしか手がありません。BUFFALOや恵安、RATOC等何社かから出てますが、
DVI出力タイプ
MacOSX 10.6対応を明記
デュアルコアプロセッサで高速処理を標榜
を全て満たすということでIO-DATAのUSB-RGB/D2をチョイスしてみました。今回接続するサブモニタはHDMIなので、DVI->HDMIアダプタが付属する恵安のものがコストパフォーマンス的には良かったんですが。ちなみにBUFFALOの最新モデルはMac非対応でした。
ヨドバシで一緒にDVI->HDMIケーブルを買ってこうとしたんですが、どれも3,000円ほど。AmazonのHDMI系ケーブルの安さは異常ですね。フラッシュメモリ関係同様、量販店との価格差が大きいジャンルです。ということで、ケーブルはAmazonで調達。684円ですよ。安っ!
■レビュー
使用にはドライバのインストールと再起動が必要でした。公式サイトからダウンロードできます。
もともとUSBタイプのディスプレイアダプタは帯域の関係でレスポンスが悪いというイメージがつきまといます。またWindowsなどではDirectX非対応だったりで動画再生ができない(もしくはカクつく)といった制限があったりしました。その辺はどうなんでしょう?
結論を書くと、やはりカクつきます。例えばウインドウをドラッグしながらマウスを激しく動かした時などのスムーズさはメインモニタに遠く及びません。コマ落ちしてる感じ。ただまぁ、開発用途でブラウザ開いておくといった使い方が目的なので実用上は問題なさげ。
試しに動画も再生してみましたがやはりコマ落ちします。ただYouTubeを普通に再生するくらいならあまり気にならないかも。全画面表示しちゃうとダメですね。動画の解像度よりは画面上の表示の広さに影響します。480pでも全画面表示にしたら厳しいです。
あと、メインモニタでQuickTimePlayerを使って動画を再生比較してたら落ちました。いきなりブチっと切れて再起動コース。メインモニタでの再生中だったのでこのアダプタのせいかどうかは不明ですが、少なくとも今までにはあまり目にしたことなかった現象です。再現するかどうかも不明ですが、一応書き留めておきます。
予想通りというか、内蔵モニタと比べると描画速度が遅くコマ落ちするのはデュアルコアといえど変わりないようですが、DVIで画質的には不満ないですし、Webやメール、Twitterを表示しておく分にはまったく不満がない出来栄えでした。
64bit非対応のMac用USBディスプレイアダプタが動いた!
I-O DATA USB-RGB/D2 先日Mac miniをデュアルモニタ化するために買ったIO-DATAのUSB-DVIディスプレイアダ…