コスパ最強ASMR用TWSイヤホン final ZE500 for ASMR

買いました。

■寝ホン歴

これまでもTWS(完全ワイヤレスイヤホン)はAirPods Pro含めたくさん買ってきましたが、寝ホンとしての使い勝手(横向き寝でも枕に干渉しないか等)を意識して買い始めたのは、BOSEのSleepbuds 初代&2代目と、AnkerのSoundCore Sleep A10。これらは最初から寝ホンとして設計されており着け心地は抜群でしたが、Sleepbudsは厳密にはイヤホンではなく癒しサウンド再生機でしたし、A10は音質がイマイチでした。

その後ASMRコンテンツに関心が出て買ったのがagのCOTSUBU for ASMR 3D。

非常に小型でワイヤレス寝ホンとしてはかなり満足度が高かったです。つけたまま寝落ち余裕。ASMRモードをオンにしておくとタッチセンサーが無効化されるので誤反応もありません。ただ最近ちょっとバリバリというノイズが載るようになって少し使用頻度が落ちています。エアダスターで掃除した後は治ったような気もしてるんですが、下記を買ったりして休眠。たまにQuest3で使うくらい。

次に買ったのがSONYのLinkBuds Fit。寝ホンとしてギリギリ使えそうなサイズなのにANC(ノイズキャンセリング)対応、LDAC(ハイレゾ)対応ということで音質向上が見込めるんじゃないかと思って購入。

これもサイズ感、音質は良く、3Dプリンターを動かして寝る時も静かで良かったんですが、COTSUBUのようにタッチ反応を無効化するモードがない点と、たまに枕に擦れた時にノイキャンが誤爆してキューーーンと笛の音のようなノイズが入るのが難点でした。あとバッテリーの保ちが悪く、朝まで保たないというにも気になってました。まぁ寝落ちするまで保てばいいんですが、いちいちバッテリー切れの時に音声通知があったりして眠りが浅いと起こされてしまい本末転倒だったり。

そして最近使っていたのがXiaomi Ultra 15と一緒に買ったXiaomi Buds 5 Wi-Fi。

なんとXiaomi Ultra 15など対応機種とのあいだにBluetoothではなくWi-Fiで接続でき、高音質伝送ができるというもの。その場のアクセスポイント経由でつながるアップデートは音沙汰がなく、あくまでスマホと2.4GHz帯でWi-Fiプロトコルでつながるというだけですが、通常のBluetoothイヤホンと比べても途切れにくい実感はあります。ノイキャンも音質も満足です。これが別に寝ホンとして売り出している気配は微塵もないしうどんがはみ出る形状にも関わらず、わりと平気で横向き寝ができます。先日はMacにペアリングして終日Meet傘下してたんですがとても安静していて実用度も高め。なんか寝ホンとしてつなぐのがもったいなく感じてくるレベルです。

ASMRコンテンツ用としてみた時の近接感(音場の狭さ)はCOTSUBU>>Xiaomi>LinkBudsという感じでしょうか。XiaomiとLinkBuds Fitは音質はいいんだけど、耳元で鳴ってる/囁かれている感はそこまでではなく、素直に音楽や会議に使うべきだなという感じ。

本題のfinal ZE500 for ASMR

で、ようやく本題のZE500 for ASMR(以下ZE500)です。finalは有線イヤホンでE500という高評価の寝ホンがありましたが、型番からしてそのワイヤレス版を満を持してリリースしたという感じでしょうか。自分はE500未経験ですがレビューとかみてると「E500と同じ音だ!」と書かれています。

ノイキャンはないですが、非常に小さく9,000円とお手頃価格です。着け心地もとても良いということで気になってたんですが、店頭で見かけた時に衝動買い。

カラーはクリームとダークブルーの2色ですが、ついCOTSUBUとほぼ同色のクリームにしてしまいました。パッと見区別がつかない位似ていて、一緒に枕元に置いてると、ケースをあけて「あ、こっちじゃないや」ってなります。COTSUBUはバリバリ音が治ってたら売却しようかな。

着け心地

これまで寝ホンとして最上級レベルだったBOSEとAnkerに匹敵するレベルで素晴らしいです。かなり小型で耳の凹みにほぼ完全に収まるので、横向き寝をしても全く干渉を感じません。イヤーピース兼カバーのようなシリコンパーツが耳との接触面を覆うように被さるせいか摩擦が高く勝手に外れることもなく。また結果として耳栓のようにフィットするのでノイキャンがない割には3Dプリンターをかけたままでもそこまで騒音が気にならないという副次効果も。

イヤーピース兼カバーは完全独自形状なので「コンプライに替えるぜ」みたいな楽しみは皆無です。カナル型でシリコン耳栓タイプが苦手は人は逃げ道がないので注意が必要です。

音質

これはもう完全にASMR特化ということで距離感というか音場感は劇狭です(だがそれがいい)。過去一「耳元で鳴ってる/囁かれてる」感が強くゾクゾクします。COTSUBU for ASMR 3D超えです。逆に音楽としてはかなり微妙だろうなと思います(その用途で考えてないのでほぼ聞いてません)。スマホゲームとかするとスピーカーで聞いてるよりはいい音するな、とは思いますが。ちなみにコーデックはSBCとAACのみです。

使い勝手

COTSUBU同様タッチセンサーを無効化するASMRモードがありますが、専用アプリから設定が必要なようでまだ試していません。ただ耳にすっぽり収まってるせいか特になにもしてなくても誤動作は今のところないです。

ケースがQi充電に対応したのも微妙に便利かも。

少し気になるのはあまりにもスッポリ収まってるので、外す時に少し爪でつまむような形になり、そのうち薄いシリコンが破れてこないかな?という点です。なんか傷をつけないような脱着方法を探りたいと思っています。

バッテリー

公称で4.5時間だそうですが、5.5時間(NCオン時)を謳っているLinkBuds Fitよりもなぜか朝まだ電力が残ってる率が高い気がします。最近あまり寝られてないからかなw?もしかするとコンテンツが途切れたところでスリープ的な動作になってるかも?朝起きてなにか再生するとまだ鳴るぞ、という感じ。

遅延

トータルでとても満足度が高い本品ですが、遅延だけは少し気になっています。Youtubeやゲームとかでも違和感を感じます。自分は画面みないで寝落ち専用という位置づけで買ってるのでそこまで気にはならないですが、画面をみて使う用途にも使うならちょっと微妙かも知れません。

■まとめ

ASMRや音声コンテンツに限っていえば最高の寝TWSホンで、超コスパだと思います。ノイキャンとかLDACとかあれば最高ですが、ここから大きくなるようならこのままでいいやという感じ。Youtubeなら特に。WAVやハイレゾ配信されるような音声コンテンツだとちょっと悔しいかもですが、まぁなんかコーデックとかそういうのを超越したオンリーワンな特化製品かなと思います。価格も手頃なので枕元専用に1台という使い方も全然アリです。

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