今更ながらVMWareを導入

 仕事で評価用のサーバーアプリを自宅環境にセットアップする必要ができ、良い機会だったので今更ながらVMWareを使ってみました。

 もっともポピュラーな“QEMUを使ってVMWare Player向け仮想マシンを新規作成する”方法をチョイス。ホストがVistaでゲストがXPです。2710pで構築作業をしたんですが、いやはや予想以上に普通に使えますね。自宅でもサーバー機上のXenでLinuxやWindows Home Serverを動かしてはいましたが、ノートPCでGUIばりばりのゲストを動かすとまた違った感動があります。ランダムライトが遅いSSDのせいか、SP2や何十ものセキュリティ更新を導入するのに無闇に時間食いましたが…。本当はnLiteとかで最適化済みのインストールROMを作ってからやれば、OS容量とかも節約できたんでしょうね。とりあえずSP1のインストーラーから導入して、不要ファイルを消しまくって、2.7GB位になりました。

 仮想OS作成時にディスクイメージを20GBとか指定しても、実際には使用分だけしか使われないのは良いんですが、ゲスト内でファイルを削除しても、ディスクイメージが自動では縮まないのが面倒ですね。まぁ、パフォーマンス優先ってことなんでしょうけど。

 これで各仮想化システム陣営が開発を進めているハイパーバイザーの小型化が進んで、あと2、3年もしたら、(3DゲームやHD動画再生などの分野を除いた)普通のビジネス用途ならゲストOSをメインマシンとして常用する、なんてことが普通になるかも知れないですね。実家の父親のマシンを乗り換える時なんかに、イメージごっそりコピーで移行完了、なんてことに早くなってほしいもんです。自分の環境ならゼロから最適化しつつ再構築するのも楽しみではあるんですが、父親向けの環境ならむしろ「そっくりそのまま」が理想なワケで、後で「いつものアレがないぞ?」とか言われなくて済む仮想化マシンベースの環境はうってつけだろうと。

 とりあえずMicrosoftには是非、VMWareライセンスに紐付けてDSP版を購入できるようにしてほしいですね。

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