M-AUDIO – Super.fi 5 EB – バランスド・アーマチュア/ダイナミック方式のデュアルドライバ(2ウェイ構成)を採用したカナル型イヤフォン
σ(^^)はiPodや動画プレイヤー用のヘッドフォンは
- 電車用(音漏れしにくいカナル型)
- 自転車用(密閉度が低い、自由に首が触れるコードレスのもの)
- ウォーキング用(軽い、長時間でも疲れないもの)
と使い分けています。で、電車やカフェ仕事で使っていたSHUREのE2cは、音質はそこそこなんですが、とにかく使いにくい。
- コードが無駄に長い
- コードが太い(しかも無駄に長い分を三つ編みにしているので更に取り回しが悪い)
- しっかり付けないと音質が低下する
など。σ(^^)のように耳のアナログ解像度がさして高くない人間にしてはイヤフォンごときに\10,000近く出すのは冒険でしたが、評判のSHUREをエントリモデルといえど体験してみようとゲット。まぁ、1年近く使ったからいいかなと。
スペック厨なσ(^^)は、SHUREの上位モデルのデュアルドライバ製品(イヤフォン内部に高音用と低音用に別々にドライバを装備)に憧れもありました。なんかスゴそうじゃんってことでw。
で、買い換えを決意。まぁ5万もするE5cはどのみち論外としても、やっぱりE2cと同じ使いにくさでは、いくら音がよくてもE4cに手を出す気にはならない。しかも、ヨドバシ横浜でiPod持ち込んで試聴したカンジでは、E5cもE4cもそれほどビビっとはこなかった。普段E2cをスポンジのチップで使っているのに対し、店頭試聴品はゴムチップだったからってのもあるかも知れません。このシリーズはやたら装着の作法にうるさいんですよね。
で、結局買ったのが冒頭のリンクのSuper.fiの5EB。普及モデルの3Studioと高級モデルの5Proの中間モデルらしいものの、あまりレビューが見あたらない。低音強めにふったモデルでもあるらしい。まぁ、3StudioでもE2cよりは評判が良いみたいだし、コードは細めで短め。使い勝手があがるならそれだけでも価値があると3Studioか5EBにしようと絞り込み。まぁあこがれのデュアルいっとくか、と5EB購入。
で、使用感なんですが、使いやすさはかなり好印象。リンク先の写真ではわかりにくいですが、コードの端数cmに透明のチューブがついていて、ここの部分は形を自由に固定できます。この手のカナル型イヤフォンは耳の上にひっかけるように装着するんですが、その部分でフィット感をあげられるようになっています。コードも細いので取り回しが楽。SHUREからの転向だと断線しそうで不安になるくらいです。多分、このパイプでフックになった部分もどっかにひっかける可能性もあり、その意味では注意が必要でしょう。デュアルドライバのせいで、イヤピース部はやや大きめですが、耳につけてみるとそれなりにフィット感はあります。最初からついていたシリコンチップでいいカンジなので当面そのままいってみます(スポンジチップも付属)。プラグ部もE2cより一回り小ぶりでGood。
音は5Proの評判でよく書かれている通り、高音も良く出ているが低音が更に強いのでかき消され気味。ただこれも巷の指南通り、しばらく鳴らしっぱなしでエージングしてみたところバランスが取れてきたような気がする。まぁ、あんまり気にならなくはなりました。
E2cとの比較では、高音は綺麗になった印象。鮮やかです。今まで気にならなかったけど、今比べるとE2cがこもって聞こえます。あと、5EBの方が定位感というか、左右の広がりを感じる。
まぁ、σ(^^)の音に関するボキャブラリではそんなとこです。とにかく使い勝手があがったのでOKです。半分近くポイントでまかなえたし。