新サイバーナビAVIC-VH009装着

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 Pioneerのフラッグシップ・カーナビ「サイバーナビ」の2006年モデルAVIC-VH009が予定通り本日宅急便で届いたので、雨の中、職場の入っているテナントビルの地下駐車場で取り付け作業開始。途中で雨も止み、自宅に戻って作業完了しました。

 そのまま実家までシェイクダウン走行してみました。まだマニュアルも読んでないですが、とりあえずファーストインプレ。

■ハード周り

 2004、2005年モデルのZH系と同じ2DIN占有なんですが、より柔軟な取り付けができるよう1DIN+1DIN構成に分離されたため、2DINに積んで使う場合でも表面部分にデッドスペースができ、全体的にボタンやサブディスプレイなどのUIは大幅減少。オーディオ系の操作はかなりやりづらくなっています。音量ダイヤルも廃止され、Up/Downボタンになってしまいました。十字ボタンも1DINに無理矢理押し込むべく小さなジョイスティック状のデバイスになっていて、ブラインド操作はやりづらいです。再生中の曲名を表示できていたELディスプレイもモード表示程度のショボいものに退化。ラインナップ統合の結果、2DINユーザにはデメリットの方が目立つハメになってしまったようです。

 メインリモコン、ステアリングリモコンともに前モデルと同じらしく、取り付け台は使い回しが効きました。

 以前のエントリでも書きましたが、フラップ式ではなくなり、光学ドライブのスリットがむき出しになったのは良いですね。ディスクの出し入れが楽になりました。

 液晶パネル部がやや厚みが増してますが、そのせいかヒンジが安定した気がします。タッチした時の安心感が向上した気がします。

 タッチのレスポンスがいまひとつなのは気になります。メニューなどでタッチしてから反応して音が鳴るまでに一呼吸ある感じです。

■地図周り

 Pioneerファンとしては念願のハイレゾ地図ではあるんですが、まぁ他社製品で3年くらい前からやってたことなので、それほど感動はないですね(^^;)。運転中のチラ見ではさほど違いもないし。ビットマップをドットバイドットで表示するVICSの図形情報が「ちっちゃっ!」と思った程度。ボタンなどは小さくする訳にもいかないですしね。ただ再生中の曲名表示などの付帯情報は小さく出ていてイイカンジ。

 どこかでもっさり化が指摘されてましたが、2D地図をざっくり触った限りではさほどスクロールが遅いなどの不満はないです。3Dは基本的に使わないのでどうでもいいしw。

■AV周り

 iPod連動が幸せです。とういかようやく日本語が出るようになりました。音質も良くなった気がします。まだMSVを試してないので、カーステ周り自体が良くなったのか、iPodだからか不明ですが、いわゆる「薄皮一枚剥がれたような」クッキリ感があります。Pioneer伝統のSFCが無くなってますが、これなら不満ないですね。

 ただ、これも操作性面では後述のメモリダイヤル同様、「とりあえず選曲できます」レベル。「曲を探す」ボタンを押すと必ずiPodのトップメニュー相当のところに跳びます。なので、例えば今聴いているプレイリストの別の曲を選びたい、なんて時は(ブラインドでスキップするか)プレイリスト一覧の一番上からスクロールして探し直しです。iPodでいう「今聴いている曲」へ跳んで階層を戻る、みたいなことができなさゲ(要マニュアル確認)。

 音が良いので、↑が改善されるならMSVいらないジャンって感じなんですけどね。

■その他

 以前の期待のところに書いた携帯電話の発信ですが残念ながら基本的にフローは短縮されてません。ただしソート順の設定だけは覚えてくれるようになったようで、さすがに毎回メモリ番号順という果てしなく使えないソート順から入る、ということだけは回避できるようになりました。せめて「あかさたな」タブやグループ階層表示くらいはできないと実用的ではないですね。

 細かい点では、音声案内に先行して鳴る「ポーン」という効果音の音色が変わっていて、飛行機のソレに近い感じになりました。ちょっと高級ぽい。音声自体は少し大人びた感じの声になってます。やや萌え不足w。

 

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