M200にVista RC2を入れてみました(1) ハードウェア編

 今更ではありますが、M200にWindows Vista RC2を入れてみました。

 パーティションが切ってなかったので、昔買ったPartition Commanderで分割し、D:ドライブに新規インストールしました。当然、Program FilesもDocument and Settings(マイドキュメントやデスクトップ、アプリ設定など)もD:ドライブに新規に作成され、ブートメニューが追加される以外は既存環境には影響ないようです(といっても、まだXPのブートは試してなかったり)。逆に言えば、ドライバやアプリは全て重複してインストールしなければなりません。まぁ、正式版ならともかく、RC2なので、安全策ってことで。

 標準ドライバの内蔵デバイスの対応具合は、

・ビデオカード

 一応フル解像度で表示されてますが、Aeroはオフ。ビデオメモリが32MBなのがダメらしい。あと、起動時になにやらエラーが出てました。また、スリープから復帰できず画面真っ暗になるのもビデオドライバのせいのような気がします。これは追って最新版を探してみます。

・サウンド

 こちらも一応は鳴ってますが、Windowsの起動音などがブチブチ切れることがあります。マイクのゲインが低かったですが、ブーストをチェックしたら大丈夫になりました。しゃべってない時にはピクリともメーターが触れないのはなかなか立派。Skypeの音声テストでちゃんとやりとりできました。

・ネットワーク

 Ethernetはアッサリ開通。

 無線は最初×でしたが、有線でネットにつないだ自動的にドライバが入った模様。これは便利だ。あ、そういえばウチのは後から11a/b/gのminiPCIカードに換装してるので、標準状態のM200では状況が違うかも知れません。

・Bluetooth

 NG。互換性チェックプログラムでも警告が出てました。ただ最新版なら大丈夫そうな気配。これも追って試します。これも標準装備品ではなく、後からリブレット用のを取り付けたものです。

・タッチパッド、タブレット

 汎用ドライバで普通に使えてますが、パッド右端でホイール動作が効いてません。これは専用ドライバでないとダメでしょうね。

 タブレット機能は普通に使えてます。

・キーボードショートカット、画面回転

 この辺りもやはり専用ドライバを入れないとダメなようです。ただコントロールパネルから画面の輝度調節は可能でした。

 

 とまぁ、こんなカンジで、とりあえず基本的なデバイスは動作しているので、Vista自体の評価くらいはできそうです。アプリはとりあえずOpera9.02、Skype、Windows Live Messenger辺りは普通に使えてます。

 Aeroがオフなせいか、体感は充分実用的です。XPと比べても大差ない印象です。まぁ、ウチのM200タンは2.0GHz化してありますしね。

 実場面で活用するには、Bluetoothをなんとかしないとツラいかな。あとアプリも真っ新なので、どうせならOffice2007を入れましょうかね。

「M200にVista RC2を入れてみました(1) ハードウェア編」への3件のフィードバック

  1. Bluetoothスタックは最新のVer.4系列を入れてみましたが、見事にブロックされました。ちゃんと互換性データベースに「入れちゃダメ」って情報が登録されているようです。
    タッチパットのドライバもサイトにはない。リカバリCDあたりから拾ってくるとか?
    うーん、まぁなんか、実用レベルまで整備するより、VistaのUI検証だけして終わりってことになりそう。

  2. ちょっと訂正。
    東芝スタックをアンインストールしたんですが、MS純正スタックで動作した模様。最初からドライバだけ入れれば良かったのかも。
    とりあえずDUNとHID(マウス)は動作OKでした。

  3.  今日、プレゼンで使おうとしたら、外部モニタ出力が出ませんでした。
     認識はされてウィザードが立ち上がって、セカンダリモニタが表示されるんですが、実際の外部モニタには信号が出ない、という状況です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)