PS3向けにDLNAサーバー物色

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 PS3がDLNAクライアントになったことだし、寝室にはルームリンクがあるしで、DLNAサーバーを物色してみました。

 我が家的なニーズとしては、

  • DivXをMPEG2トランスコードして送信できる(PS3/ルームリンクがDivX非対応なので)
  • ネットワークファイルを配信できる

あたりです。TeraStationもDLNAサーバーモデルがありますが、トランスコードができないので、やはり常時電源ONのWindowsマシンで動いて、リアルタイムトランスコードをする、という方法をとらざるを得ないようです(PS3などがDivXに対応してくれるのが一番手っ取り早いんですが…)。

■Windows Media Player 11、Windows Media Connect

 トランスコードができないので華麗にスルー

TVersity

 フリーの実装。ウチではトランスコードがうまく動きませんでした。真っ黒な画面になり、PS3が操作不能に。サーバー側を停止したらPS3もXMBに復帰。2chをみてると、やたら重いだけって可能性もあるようですが、どのみち実用にはならない印象。

 またトランスコードしてないMPEG2でも早送りができない模様。

 ただフォルダ階層の作りは良い感じでした。例えば、作品名->VIDEO_TSという階層構造でDVDイメージがたくさんあるフォルダを共有した場合、他の作品だと、すべてVIDEO_TSというフォルダ下にズラーっと並んでしまい実用になりません。しかしこのソフトではちゃんとフォルダ階層に沿ってツリーが展開されます。

 サーバー本体はサービスとして起動するので、ネットワークファイルにアクセスさせたい場合は、管理ツールのサービス設定で実行権限を自分に変更してやる必要がありました。

PS3用パッチに関する追記:

 PS3向けのパッチが出た模様。やばい。いい感じです。デフォルトでは解像度を落として400×300にされてしまうので、640×480に変更したところ画質は上々に。音飛びもナサゲ。しかも1.5倍速再生まで!>DivX

Nero MediaHome

 CD/DVDライティングで有名なNeroの1機能です。体験版を入れてみました。トランスコードは安定。出画はもっとも早かった気がします。Nero Scoutというインデックスツールでメディアファイルをインデックス登録した後で、サーバーにも登録、といういささか煩雑な操作手順。トランスコードの品質は後述のUltimate CSよりも劣る印象。

 MPEG2の早送りもOK。

Ultimate CS

 しばらく販売休止になっていたんですが、PS3を気に再会したのかも知れません。BHAのオンラインショップで限定\1,980だったので買ってみました。

 MPEG2も早送り可能。ただしVIDEO_TSフォルダにすべて並んでしまう実装はNeroと同じ。

 ネットワークフォルダは登録できないですが、ドライブレターを割り当ててやればごまかせるようです。設定としては一番簡単だった気がします。

 DivXのトランスコード画質もNeroより微妙に良いような気がする。ただし、その分レートが高いのか、トランスコードが追いつかないのか、時々音声が飛ぶ感じ。日本語の会話でひらがな1文字抜けるってレベル。残念。これさえなければコストパフォーマンス的にも最善な気がするんですが。

 UltimateCSの音飛びがなければ一番良い気がします。NeroはDLNAサーバーだけのために買うにはちょっと高い印象。どのみちどの製品もレジュームもできなくて、まだまだ実用段階じゃない印象。特に早送りのできないトランスコーディングでレジュームもできない、というのは致命的ですね。うっかり再生を停止させようものならまた最初から延々観るしかないワケで。

 TVersity最高です。UltimateCS買うのもう少し待てばよかった…

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