DVDはスルーだぜ、と決意してたのに、店頭に限定版が並んだのをみていてやや決意が揺らいだ劇場版『空の境界』第一章ですが、某氏が買ったというので借りて観ることができました。
結論から書くと、まぁDVDスルーで正解だったかなという印象です。キャラクター作画は目立った破綻こそないものの、期待してたほどの神がかり的なレベルでもなく。背景や止め絵は気合いを感じましたし、3D CGも上手く溶け込んでた感じですが、ここらはやはりBDで観てこそ、ということで。
式の声は坂本真綾だったんですね。最近、マクロスFのOP『トライアングラー』を聴きまくっていたとこなので、そのキーの広さに驚いてみたり。ちなみに今知ったんですが、ドラマCDでは川上とも子(Kanonの佐由理さん、AIRの観鈴ちんなどKey好きにはおなじみ)がやっていた模様。そっちも聴いてみたいな(全然想像つかないだけに…)。
押井守作品ほどではないにせよ、スクリプトはやや難解かなー。原作読んでればかろうじて初見でついていける、という感じで、何度か見直さないと全部聞き取れないんではないかと。まぁ、奈須好きにはそれくらいでいいんでしょうけど。
BGMは梶浦由記。サスガです。サントラ欲しいです、ちくしょ-。限定版DVDに抱き合わせとかいう商法はマジやめて下さいorz。この人の楽曲で最初にハっとしたのは『NOIR』の戦闘シーンで使われた「canta per me」という女性コーラス曲だったんですが、今作でもやはりクライマックスに似た感じの曲が使われてて盛り上がりました。
式の部屋の家財は、ベッド、留守電、冷蔵庫、数冊の雑誌。冷蔵庫の中はボルヴィッック(?)のみ。絵になると改めてインパクトありますね。自分と対極だけにw憧れるものがあります。
最後にチラっと登場した鮮花がイイカンジだったなぁ。次章以降が楽しみでありんす。