実は12月1日から24日まで入院してました。明け方急に今まで経験したことない腹痛に襲われ、救急車を呼んでそのまま入院。
胆石症による胆嚢炎で、結局胆嚢を切除しました。
当初予定では腹腔鏡下手術だったんですが癒着が激しく結局開腹手術となりました。現在は胆嚢ごと胆石は取り除いてしまったのでそちらの症状は出なくなったんですが、開腹手術の傷の痛みで姿勢や動きが制限されている状態です。
胆石症で一時的に尿検査の糖の値が高くなっていた(胆嚢摘出後は下がり、糖尿の疑いは晴れました)のと、ひとり暮らしなので買い物や炊事が大変だろうということで、親がニチレイのレトルト糖尿病食セットを買ってくれました。これはご飯を除く一食分のメニューがレトルトパウチに入っており、湯煎または電子レンジで簡単に低カロリー、低糖な食事が用意できるというものです。全部で28種類のメニューが用意されており、1日1食をこれにしても約一ヶ月はローテーションが組めるラインナップとなっています。
現在、退院4日目で何食か食べてみたのでレビューしてみます。
■調理
箱を開けると3つのレトルトパウチが出てきます。電子レンジの場合は耐熱容器に移さなければならないので、今のところ湯煎で調理しています。湯煎の場合5分という指定があります。ウチでは鍋に3つのパウチをまとめて放り込んで一度に加熱しています。メニューによっておかず3品のものと、おかず2品+ご飯と混ぜて使う混ぜご飯の素的なもの1品のものがありますが、基本は加熱してお皿にあけるだけで食べられるので、楽は楽です。混ぜご飯って最初から炊かなくてもちゃんと混ぜご飯の味になるんだとちょっと感心してみたり。
■味、ボリューム
糖尿病食だからといって味が薄すぎては続かないので、その辺りはかなり気を配っているようです。コンビニ弁当に比べれば肉肉しさは低いですが、味が薄すぎて味気ないという気はあまりしないです。むしろひとり暮らしの漢料理しかしないようなσ(^^)にとっては、家庭料理的な献立が揃っていて新鮮です。
ボリュームは正直微妙に物足りないことが多いです。ここでご飯をおかわりしては意義が薄れてしまうので、茹で野菜などを軽くつまむ程度に抑えています。
■総評
まだ数食分しか食べてない段階ですが、今のところ不満はありません。強いて言えば価格が1食約\1,000と外食並なところでしょうか。本当に糖尿病を患っていて食事制限待ったなしという人は別にして、普通に調理の手間やカロリーを抑えたいという人にとっては、例えば都心部の会社勤めならランチでそれくらいは行ってしまう値段なのでホントギリギリの許容ライン上という感じですね。ランチも外食で更に夜はコレ、というのは少々厳しいでしょう。逆にダイエット目的であれば、効果の妖しいヘタなダイエット食品に手を出すよりはコストパフォーマンスも良いかも知れません(ダイエット的にどれだけ効果があるかは1ヶ月後のお楽しみ)。
糖分を気にしないという人には、「気くばり御前」というラインナップもあり、こちらはレトルトではなく冷凍で、コンビニ弁当のような容器で加熱だけでそのまま食べられるっぽいです。糖尿病食よりも若干安いんですが、冷凍だとまとめ買いできないのが難点です。