三脚的にも使える一脚 Velbon Pole Pod

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少し前のデジカメWatchに一脚の記事があり、最近は根本が割れてナンチャッテ三脚としても使えるものがあることを知り「へぇ」と思ってたんですが、一昨日ヨドバシで現物を見てなかなかヨサゲだと思いゲットしました。

いくつか選択肢はあったんですが、買ったのはVelbonのポールポッド[製品情報]。中間のポールを抜いて、根本のテトラ部分と先端の自由雲台を直接くっつけるとミニ三脚にもなるという、σ(^^)の大好きな合体ガジェットですw。

ユーザーテストの時にビデオカメラを三脚に固定して撮影するんですが、設置場所が被験者の背後と壁の狭い隙間だったりして結構邪魔に感じるんですが、このタイプならスッキリしてていいかなと。最近のフラッシュメモリタイプのビデオカメラなら軽いですし。ちなみにこの製品の最大積載重量は1.5kgとなっています。全開の1785mmまで延ばすとさすがに不安ですが、着座姿勢の頭上位から映す用ならまぁなんとかなるかなと。

以下、手持ちのSLIKの三脚と比較写真。

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これくらいならフットプリント、安定感に大きな差はないです。


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全開に高くした状態。σ(^^)の身長くらい。

ここまですると三脚のフットプリントはかなり広がり、扱いづらくなります。一方でPole Podはかなりフラフラして、カメラをつけると更に不安定に。

実用上はアイレベル程度が限界かなと。実際それでも結構揺れます。シャッターを押す力だけでも一瞬グラっと揺れるので、DP2sなんかだと2秒セルフタイマーが必須かなという感じ。デジイチに大きめのレンズをつけて、というのはかなり厳しい気がします。

ユーザーテスト等でのビデオカメラ用としてはどうなんだろ。室内なので風でユラユラするってことはないでしょうが、心配なのは被験者が椅子を動かした拍子にぶつかって倒れたりしやすいんじゃないかって辺りですね。床にガムテで固定しとくなどすればいいかも知れません。なんにせよ、このフットプリント、というか占有空間の狭さは狭い環境では重宝しそうです。ぶつかった場合は三脚より倒れやすいかもですが、そもそもぶつかりにくいんじゃないかと。

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足は2段階に伸縮。写真は右側だけ伸ばた状態。左にひねると緩み、右にひねると締まる方式で、慣れると一瞬で調節できます。


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畳んだ状態。三脚の方が健闘していて意外でした。ただPole Podはここから更に分解するという手があります。 

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ポールを外してミニ三脚にした状態。足の開き具合は2枚上の写真と、この角度の2段階です。

元々このクラスの三脚を持っていなかったので一石二鳥感が高い買い物でした。


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自由雲台部分。自由雲台になっていることは重視しました。ブツ撮りが多いので、カメラを傾けて撮ることが多いし、実際そのお陰で前エントリで紹介したケータイホルダーも取り付けられました。

残念ながらクイックシューにはなってませんが。三脚がSLIKなので、同じもので行き来できると便利かと思ったんですが、SLIKの競合製品でもクイックシューになってなかったり、ちゃんと探せばたぶん互換性のあるシュー部分だけ後付けできるだろうと。

 

DP2sは今時のコンデジにしては感度が低く手ぶれしやすいので、自慢のクッキリ画質で撮影しようと思うと三脚が欲しいと感じる場面が多くなりました。一方で三脚は機動性が激しく落ちるので、昔買ってからあまり活用してなかった一脚を引っ
張り出して練習してみようかと思っていた矢先、イイカンジの製品に出会いました。これなら一脚並の機動性を確保しすつ、一応自立固定が可能なので、2秒セルフタイマーを併用するなど多少工夫すれば、外でもサクサクと撮影ができそうな印象です。

ユーザテストで活用する機会があればまた別途レポートします。

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