アパートの自転車置き場に(共有前提で)起きっぱなしにしてあった空気入れが処分されてしまったらしく、なくなっていたので、新しいのを買うことに。で、ヨサゲなのがないかとAmazonを物色してて、気付いたら自動車のタイヤにも空気を入れられる電動コンプレッサーを買ってしまっていました。
購入したのはエマーソンのEM-106という1万円程度のもの。かなり予算オーバーですが、3,000円程度のものだとどれも「昼間でも集合住宅では使えないほどの騒音」とか「4本入れる前に壊れた」とかいったレビューがついていて、ここでケチって損するよりは最初から良いものを買おう的な思考でダイブ。
自分でタイヤ交換とかまでするワケではないので、補充だけならガソリンスタンドでやってもらうなり、コンプレッサー借りるなりすりゃいいじゃんというツッコミもあるでしょうが、そこは生来のモノ好きということで。
主な特徴は、
- 自動車のタイヤのバルブにネジ止めでしっかりとりつけできる
- DC12V駆動でシガーソケットと、バッテリー直結の変換ケーブル付属
- 自転車用各種、エアマット等のソケット付属
という感じ。自転車に使うには家庭用AC100Vから給電できる方が便利ですが、まぁウチはスペアバッテリーもあるしいいかと。一応シガーからもとれますが、バッテリー直結の方が無難そうです。ケーブルの途中に15Aのヒューズはついていますが、車内の電装品の状況によっては先にそっちのヒューズが飛ぶ可能性も考えられます。
あと自転車用(米式)の変換バルブですが、やや扱いづらかったです。コンプレッサー側のホースに先にとりつけてしまうと、自転車側のバルブにつけてもほとんど回せません。先に変換バルブを自転車側にとりつけ、その後ろのネジにホース側をとりつける、という2段階作業を前後輪で2回やらなければならないのです。また変換バルブをあまりきつく閉めてしまうと外す時に自転車側のバルブが一緒に回転してしまい外せなくなります。自転車用にはレバー式の変換アダプタの方が有り難かった気がします(コストはあがるんでしょうけど)。
一式収納できる布ケースが付属しているのも良いです。
■騒音は?
さて、気になる騒音レベル。絶対音量はお伝えできませんが、参考までに動画撮ってみました。レビューで「エンジンのアイドリング音にかき消されるレベル」とあって期待したんですが、さすがにそこまでは静かではありません。音の質(周波数)が違いますし。
ただまぁ昼間にボンネットあけてアイドリングするのに躊躇しない場所であれば、プラスアルファで加わっても差し支えないんじゃないかなと思います。自転車は駐車場ではなく、自室ドア前でスペアバッテリーから電源を取って試しましたが、指で押して簡単に凹むレベルの状態からものの数秒でいれ終わるので、これも日中なら問題ないレベルと言えるでしょう。
■メーターの動き
原理上しかたないんでしょうけど、加圧中とそうでない時で目盛り1つ位差が出ます(電源を切ると針がヒョイと下がる)。動画でも見てとれると思います(逆さまですみません)。ので、目盛り1つ位多めのところまで入れて止めるのがヨサゲです。
スタンド行けばタダで借りられるものなので、1万円出して自宅に常備しておく価値があるかは意見のわかれるところですが、DIYメンテナンスが好きな人や、夏にビニールプールや浮き袋を使う家庭なら、轟音ですぐ壊れる3,000円クラスのを買うよりも結局オトクなんじゃないでしょうか。