本命は新型MacBookだったんですが、4月10日にビックカメラ有楽町に行き、そのまま(MacBookが展示/販売されない失意のままに)Apple Watchを予約してしまいました。来年のために覚え書き。
■MacBookと相性が良い時計が欲しい
多くの金属バックルの腕時計は、MacBookの金属パームレストを擦ってキズをつけたりイヤな音を立てそうで、いつもMacBookを使う時は外していました。それは大抵カフェだったり出先なのでいつも忘れて仕舞わないかドキドキします。先日買ったAndroid WareのASUS ZenWatchで数年ぶりに腕時計復帰したものの、やはり同じでした。
Apple Watchが発表された時に真っ先にそこが気になりました。金属パームレストのMacBookを長く販売しているAppleならそこにイノベーションを起こしてくれるに違いない!、と。しかし一番お手頃なSPRORTの場合、普通に金属の留め具が飛び出しています。標準クラスの無印シリーズ(STANDARD?)でも普通に金属パーツが多用されています(そもそも金属ベルトなのは仕方ないとしても)。唯一イケそうなのがレザーループですが、本体ケースもステンレスになりお値段税込みで9万円超え…
ベルトは簡単に脱着交換できるようなので、お安いSPORTを買ってどこかサードパーティが気の利いた交換ベルトを出すのを待つかなぁ、、、などと思いながら4月10日を迎えました。
■ビック有楽町のよくわからない行列システムの中、一番をゲット
全世界一斉に日本時間16:01から試着/予約受付開始という中、ビックカメラではこんな形でした。
- 試着組と予約組別々で整理券配布
- 試着組は15時に再集合し、その時の順に試着ができる
- 一人3モデルまで試着できる
- 一人20分間
- 試着整理券で同伴者2名まで試着できる
- 予約整理券では試着はできない
- 予約は全額前金。キャンセル、変更不可
14時過ぎにσ(^^)がゲットした整理券が27番。15時に戻った時点でまだ店員が28番を持っていたので、おそらく予定より試着希望者が全然少なかったんでしょう。結局15時に戻った中では1番だったので、朝から整理券ゲットしたのかも知れない人達よりも順番としては繰り上がった形になりました。これは抜かれた側からしたら微妙な気持ちになるんじゃないでしょうかね。この15時時点の並び直しがなぜ必要だったんでしょう。
なお、15時から16時1分までの1時間、店舗奥の階段に下から並びます。疲れるので直座り。まぁ、横浜時代にiPhone買うのに何度もやってきたことですが、Appleの買い物エクスペリエンスって毎度なんだかな、です。そしてその間にもMacBookの販売/予約開始にやきもき。同じ16:01分解禁だとすると試着している間にオンライン予約で売り切れる可能性もあるわけで、かえって試着が1番になってしまったことに冷や汗をかきました(結果的に試着後でもシルバーは1-3日出荷で予約できましたが)。こういうの日時わけてほしいですね…
■組み替えも含め割と自由に試着
試着はAppleのシャツを着た店員が1体1でついてくれます。希望のモデルを聞かれ、レザーループとSPORTをチョイス。さすがに色は全色はありませんでした。色まで含めて試着してみたい人はApple Storeに出向いた方がいいかも知れません。
レザーループはブラックとストーン、SPORTはブラックが出てきました。
・レザーループ
試着予約前に展示台に固定された無印を触った時点で、やはりステンレスの方が綺麗で質感が良いなと感じてました。そしてレザーループの感触も期待以上。マグネットは先端だけかと思ってたんですが、全体でペタっと吸い付くように固定され、ぐらつきがないです。
手首の太さを自宅で測ったところ(どこを測ったら良いかもよくわからなかったんですが)18cmと、長短2種類のベルとのちょうど境界にあたる長さで、余計に試着必須だと思って来たんですが、結果は長い方(L?)。短い方でも数段折り返して装着はできるんですが、脱着時にはいったんループから先端を抜かないと手のひらを通過できなかったです。長い方だと装着後に結構余りますが、前述の様に全体がマグネットでピタリと固定されるので邪魔にはならずネガはありません(価格も同じ)。
・SPORT
こちらはケースがつや消しのアルミ。やはり無印と比べるとオモチャっぽさは否めないです。バンドとあわせて文字通りスポーツ用としては申し分ないですが、派手な色も多く、オッサンの普段着には浮きまくる印象。同じ理由でAndroid WareもSONYのSmart Watch3ではなく革ベルトのASUS Zen Watchを選んだんですよね。
またこちらのバンドは脱着そのものもやや面倒。金属突起をバンドの穴に通し、余ったバンドを突起がある側のバンドの内側に差し込む作り。まず金属突起を通すところから片手ではかなりやりづらい。突起のせいでMacBookをつかう度に脱着することを思うと、このやりにくさはナイな、と即断しました。まぁ、もしかしたら熟達すればもう少しスムーズにいけるかも知れないのと、割とピッタリしているので、突起がパームレストにあたることもそうはないかも、という気はしたんですが。
・ハイブリッド案
SPORTの値段が46,224円(消費税8%時点)。レザーループモデルが90,504円と倍の開きがあります。もし、SPORTに交換用レザーループベルトを買うと、43,224+19,224=62,448円でかなり3万円近く安上がりです。ウォッチ本体は(発表の限りでは)同一でケースの素材が違うだけです。使い勝手だけで選ぶならSPORT+レザーループもありかなと思いました。実際に試着でも組み替えさせてくれて、SPORTの黒とレザーループの黒の組み合わせは個人的にはアリかなと。SPORTの他のカラーのシルバーケースよりはオモチャっぽさが隠せます。本当はシルバーアルミのSPORTとレザーループのネイビーやブラウンとあわせてみたかったんですが用意がなく断念。
で結局、無印レザーループのネイビーにキヨミズしました。最近、「ガジェットはなんでも黒一択」という中二病的チョイスをなるべくしないようにしている事、やはり最初にみたステンレスの質感が良かったこと、少しは年相応の良いものをチョイスしようという自己満足感、そして「どうせ1年でモデルチェンジして買い換える時に半額くらいにはなるべ?」という期待などが理由です。
■そして予約は前金、納期不明、キャンセル、ステータス不明…
さて、試着コーナーから出るとビック店員が待ち構えており「ご予約はいかがでしょう?」と聞いてきます。まぁポイント1%ながらつくし、当日わざわざ受け取りにくるのもいいかなと思って店頭で予約することに。事前の説明
用紙で前金、キャンセル、変更不可、ということは了解済みでしたが、帰宅後ネットで「6月だってよorz」など配送予定をみて悲喜交々している様子をみて気付いたのは、「あれ?店舗から電話かかってくるまで入荷の見通しすら不明!?」という点。Apple Storeや他のオンライン予約みたいに自分でネットでステータスをみることができません。発売日に入るか2,3ヶ月後かが全くわからないわけです。一応店頭ではトップだったのでそれなりに先頭付近にいると期待されますが、もしビックのシステムが閉店後にまとめてAppleに発注、とかだったらどうなることやら…
これはもし次回があるなら留意したい点です。まぁ次回は試着も必要なくなるんでしょうけど、やはりオンラインで注文をするべきでしょう、と。
さてさて発売日に入手できるよう、あとはビックカメラさんの調達力を信じて待つのみです…