電動アシスト自転車 Panasonic ハリヤ ファーストインプレ

今度坂道の多い街に引っ越すことになったので、自転車を電動アシスト付きに買い換えました。以前も横浜に住んでた時にSANYOのに乗ってたんですが、バッテリーの劣化が速くて何度も買い換えるのが負担で廃車。東京ではサイクルあさひのクロスバイク(風?)自転車WEEKENDBIKE-Fというのに乗ってました。

今回もあまりママチャリ然としたモデルはいやだなぁと思い物色したところ、YAMAHAのはガチ過ぎ、高過ぎで、事実上Panasonicのハリヤ一択という感じでした。実用上は普通にスタンドなんかもついているものがいいなと。

カラーは、LEVORG買う時に諦めたホワイトに。ブラックとのツートンでいい感じです。

多少もっさい感じになりますが実用性を重視して前カゴとリアキャリアも追加。ヨドバシAkibaに在庫がなかったので通販で購入して自分で取り付けました。

Panasonic(パナソニック) フロントバスケット NCB1853S ブラック

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取り付け後の写真。やっぱちょっともっさり(^^;)。

またバッテリー着脱と同じ鍵を使うワイヤー錠が付属してきますが、普段使いとしては手間だし持ち運びにも困るので、前車でつかていたGORINのナンバー式のリング錠(サークル錠)を取り付け。このシリーズは解錠ナンバーが自分で決められないので、店頭在庫で番号札を見て良番(憶えやすい、または操作しやすいもの)をチョイスするしかなく、たまたま前車にはいい番号のがつけられたので移植も考えたのですが、やはりブラック(確か当時はなかった)がいいなとか思いつつ店頭在庫をみてたら、ちょうどいいのがあったので。ちなみにヨドバシの店員さんにこれを取り付けると重さで倒れやすくなったりスタンドの傷みが早くなりますよ、と脅されたんですが、そこまで重いもんでもないだろ、、と思い自己責任でつけてみることにしました。

GORIN(ゴリン) Vブレーキ用リング錠 BLACK GR-523

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これだけだとトラックで持ち去られる可能性も否めないですが、まぁちょっとコンビニに寄るとかって位でいちいちワイヤー錠は使っていられないので。

ちなみに本モデルにはメーカーの盗難補償が3年間ついており、万一盗難された場合3割負担で新品同型車が返ってくるようです。

■ファーストインプレッション

以前のってた電動アシスト自転車は規制緩和前でペダル踏力:モーター補助が1:1のものでした。1:2世代のものは買うのは初めて。小型のものはちよくるで経験ありましたが、普通車ではやはり初めてです。乗ってみると確かにパワーがあります。ただ割とガツンと加速がくるので歩行者が多い歩道とかでゆるゆる漕いでる時にグンと不意に動いてぶつかってしまいすで恐いです。アシストモードをオートマティックからロングに落とすと若干落ち着きます。ロングでもそれなりにアシストが効くので平坦な道なら充分な感じです。引っ越して坂道だらけの街にいったら今度は人がグッと減るはずなのでまぁなんとかなるかな?

シマノのグリップ式シフトチェンジはやや固め。スポーティタイプなので高速走行中に不意に切り替わらないようにあえて固くなってるかもなんですが、ともかく結構操作しづらいです。ちよくるの3段のはもっとサクサク切り替わるんですよね。街乗りだと7段もちょっと持て余し気味です。

あとタイヤが前の700x32cのものより小さく太いので段差などはショックが少ないです。というかエアサスついてますし。ただその分オンロードはちょっともったりする印象。ヨドバシ店頭受け渡し時に「ちゃんと空気が入ってることをハンドルを地面に押しつけるようにして確認してください」と言われてやったんですが、エアサスが沈むのでよくわからず。なんかちょっと空気が足りない気もします。今度ゲージ付きの空気入れで測ってみないと。

ブレーキはすんごい効きますね。

前車がアルミフレームで軽かったので、それと比べちゃうとやっぱり重いです。ちょっと向きを変えたりするのに持ち上げる時に感じます。

スマホホルダをつけられる場所がハンドルバー上にあまりないです。バーの太さも円錐というかナナメに段々太さがかわってくので。標準のヘッドライトの位置を移設したりしてどうにか固定しました。

あと操作パネルが絶望的にダサいです(^^;)。必要最小限のシンプルなものですが、ママチャリ系と同じ部品なんでしょうね。もうすこしスポーツ車っぽいデザインや機能が欲しかった気がします。

ともあれ引っ越し先にはちよくるもないし、自前の電動アシスト車が確保できて一安心です。なるべく遠くまでこれで移動するよう頑張ります。

■追記:ペダル踏み込み時に異音!?

二日目くらいに、ペダルを踏み込むとカッカッカッカッという連続音が聞こえることに気付きました。時間でいうと2回/秒くらいの一定ペース。最初遠くの建設現場でハンマー打刻をしているかのようにも聞こえたのですが、やはりどこに行っても鳴っている、自分の足元から聞こえる。騒がしい道路だと聞こえないような小さな音なんですがやはり確実に気になる。引っ越してしまうとヨドバシ店舗へのアクセスが悪くなるので、寒い中購入店のヨドバシAkibaへ。同店は自転車売り場が6Fになるので、他のお客さんに混じってエレベーターで自転車ひいてくのも申し訳ないわ、しっかり漕がないと聞こえない現象なのでその場で確認してもらえるか不安だらけ。

結局一晩預けた挙げ句、「泥よけが当たっていたのを直した。他も増し締めした。その後で乗ってみたが特に異音は聞こえなかった。」との報告。まず最初に異音を確認してからいじって欲しいもんです。そして嫌な予感の通り、全く治ってないorz。もはやヨドバシは頼りにならんとPanasonicに電話。しかし今は個人宅への直接訪問、サポートは行っておらず、販売店経由のみでしか受け付けられないと、、。以前SANYOの時代はさくっと来て直してってくれたのにな。一応、そんな音がするのは仕様ではなく異常と言質をもらい、再度ヨドバシへ。最初の修理でさりげなく言われたスマホホルダーもわざわざ外していった(コイツのガタツキでないことは明らかだったんだけど)。この際、Panaの人に尋ねられた「電源切ってる時は聞こえますか?」という質問を思い出して検証。聞こえない!ということはモーターなど電装系の何かなんでしょう。

で2回目の来店で「全然直ってない」と伝えるとその場で(店内通路で)試走したりしだすが、当然音楽鳴りまくりの騒がし店内では聞こえやしない。「静かな裏路地とかでないと聞こえない音量」だといってるのに、実際に外に出て試そうともしない。そしてヨドバシで解決できないならメーカーに頼んでくれ、というと、そうすると大阪に送るので一ヶ月単位の預かりになる、と。さすがにそれは困る、、、一応メーカーにも電話をかけて色々やりとりをしてくれた挙げ句、なんと別の車体と交換してくれることに。在庫車体を組み上げたり、鍵も変更になるので、一旦帰って付属品のワイヤー錠や防犯登録書類などをもって出直して、結局一日にヨドバシまで3往復もするハメになりましたが、無事別個体になったら異音は解消しました。

現象を改善するどころか確認もできないという意味では、やはり専門店より技術力の面で劣るのかなと思いましたが、結果的に現象確認できないながらも新品交換してくれる辺りのサポート力はさすがヨドバシだなという感想。

モバイルルーター放浪、auに落ち着く?

2016年末の話になりますが、モバイルルーターをWiMAX2+に再入信しました。2015年頭にW01を買ったものの1年強で2万円くらい違約金払ってまで解約したのにまたW03を購入という。

WiMAX2+を解約した主な理由は、

  • うっかりヨドバシWiMAX(Wireless Gate)で契約してしまい、グローバルIPアドレスオプションが盛れなかったり、IPv6アドレス配布がなかった
  • W01のDSF(5GHzを使おうとすると1分間のチェックが入り待たされる)がウザい
  • WiMAX+電波は屋内に弱く、さりとて別途auのLTE回線を利用すると月1,005円かかる

などの理由です。で、MR04LNを買ってUQ Mobile回線を入れてみたり、後にIPv6が使えて、他のおサイフケータイ回線などとファミーパックでお得になるDMM mobileにしてみたりしてました。しかし最近、DMMがちょっと許せないくらい体感速度が落ちてきていて、メインのiPhoneに20GBパックをつけてテザリングをしていたり。やっぱりMVNOに比べるとau本家は圧倒的に速いし(LTE NET for DATAで+500円払えば)IPv6も使えるしで、あとは5GHzテザリングさえできればなぁ、という状態。DMMは解約しちゃおうかなと悩んでいた折り、WiMAX2+について以下の発表がありました。

  1. au回線とスマートバリューmineを組むとハイスピードプラスエリア(LTE回線)利用料の1,005円が無料化
  2. 三日3GBで制限が2017年2月より三日10GBに緩和(ただし制限後のスピードが落ちる)

LTE回線が無料で(7GBまで)使えるとなると、現行のW03のLTE+WiMAX2+のキャリアアグリゲーション370Mbpsが現実を帯びてきます。今はまだ渋谷のみですが追々山手線周辺は対応ということなので期待できます。iPhoneの方は20/30GBパックだとなぜかテザリング料金も500円から1,000円に値上がりするという謎システムもあって、パケット代差額1,800円程度、テザリング値上げ500円、IPv6目的で追加してたLTE for DATA500円をモバイルルーターの代わりに上乗せしてし、またDMM mobieのファミリープラン1,800円も惰性で払っていたので、これらを代替して賄える値段でMNOルーターが手に入る試算ができあがったわけです。σ(^^)の場合固定回線代わりじゃなく、月間通信量は7GBでもいいのでとにかくスピードが出るものが欲しかったので、もうその方がいいかと。docomoもエリアと公称スピードについてはヨサゲでしたが、実測情報と価格でコスパは劣るとして却下。

そうとなれば2月の改訂実施を待つ必要もなく、あとは本体代金だけえいやっと2万くらい払って出せばいいかなくらいのつもりでヨドバシへ。そこで2chで聞いてて気になってた言葉「固定代替」というワードについて確認。文字通り自宅にauの固定回線を引きたいけど引けない人向けにモバイルルーターを安く提供。代わりにその後固定回線が引けるようになったら加入する約束してね、というシステムです。一般的なキャンペーンも含んでるかもですが、条件は以下の感じでした。

  1. 本体代一括0円
  2. ハイスピードプラスエリア オプション料(1,005円/月)が無料
  3. 2年間、スマホ回線側からスマートバリュー(疑似固定扱いなのでmineではなくフル値引き)
  4. 更に半年間、もう月1,000円弱(金額失念)割り引き上乗せ
  5. ヨドバシポイント10,000pt

1.で最悪速度が期待通りに出なくて即解して違約金払っても痛手はない感じ(本体代はもともと覚悟してたし)。2.は先に書いたように最近スマートバリューmineでも無料化されたんですが、固定代替では元からそうだったのかな?そして3,4,5を考えれば、多少割高なMNO回線がMVNOやiPhone回線に20GBとかつけるのと変わらない価格域に降りてきます。少なくとも1年くらいはそう思っておけるでしょう。

てことで即決、したかったけど閉店間際だったので翌日改めて契約。

■使用感

DSFは相変わらずW01と同様で、5GHzを使うには1分待たされるのが辛いです。ただ起動は随分速くなった印象で、基本電源オフで運用してるσ(^^)にとってはメリット。

またW01でも出来てたかもですが、本体GUIでプロファイル(APN切換)ができました。後述のグローバルIPが使えるLTE NET for DATA設定を気軽に試せます(まぁそっち固定でほぼ問題なさそうですが)。

基本W01と代わり映えしないです。充電器がついてこないのも個人的には無駄が無くて好き。

WiMAX 2+ フラット for DATA EXプランなので、WiMAX 2+側は(三日3GB、2月からは三日10GB制限を別にすれば)使い放題です。ただLTEは月間7GB使うと128kbps制限を食らってしまいます。その後でLTE(ハイスピードプラスエリア、以下HS+A)をOFFにしてもWiMAX 2+側も128kbpsです。若干納得行かない仕様ですが、ともあれ、7GB届きそうになったら直前でLTEをOFFにしてWiMAX 2+オンリーにして使う必要があります。それを確認する為の通信量表示がトップ画面にあるのは親切。表示は一ヶ月カウンタか三日カウンタかも選べます(計測は両方していて管理画面では両方表示可能。また一ヶ月カウンタは一定のパーセンテージで通知を出せるぽい。一応90%で設定してみましたが通知ってどう出るんだろ?

なおCAで使った場合、LTEとWiMAX2+のどういう比率で使ったかわからないんですが、もともと一ヶ月カウンタ自体、実際にどっちで通信したかではなく、ハイスピードとハイスピードプラスエリア設定のどっちにしてたかで見てるだけっぽい。これはCA以前の記事ですが多分CAでも同じ扱いなんじゃないかと。これもWiMAX2+は使い放題のはずなのに釈然としない仕様ではありますが、まぁともかく一ヶ月カウンタは気にしておきたいなと。三日カウンタは2月になればほぼ気にしなくてよくなるでしょう。σ(^^)の場合そもそも連日で動画をストリーミング再生するような使い方はしないので。たまに遠出とかする時にiPhoneにいい動画入ってないと使うくらい。

■速度

LTEとのCAはUI的には区別不能ですが、劇的に速くなった感じはないので、まだ千代田区も対象外なんでしょう。これは期待して待つしかない。まぁこれを買った翌日に引っ越し事案が持ち上がって、活用する間もなく都内から撤収する可能性も出てきたんですが…

また、2chなどでAPN設定をLTE NET for DATAのものにするとグローバルIPが付与され速度やping値が向上するといわれているので試してみました。自宅窓際で50Mbps台から70Mbps台と上がったので、確かにありかもしれません。IPv6もちゃんと振ってきます。UQ契約だと追加料金かかるグローバルIPオプションですが、auだと追加料金無しっぽいので常用しても平気かな?

以下、小川町のスタバで実測。au iPhoneと比較したかったけど2.4GHz混みすぎなせいかつながらず。これさえなければiPhoneにパケット盛ってテザリングでいいんですけどね…。面倒なので1回ずつしか測っていません。

まず2.4GHz + HS

 

 

 

 

次にHS+A

 

 

 

 

HS+AのCAに対応してないエリアらしく、下りは少し下がってます。

続いて5GHzにしてHS

 

 

 

 

下りはどーんと上がりました。都内では2.4GHzと5GHzでこれくらい違うのでやめられない。上りとpingは同じですね。

で、5GHz + HS+A

 

 

 

 

またずごんと下がりました。しかし上りとpingは若干向上。HS+Aはその瞬間瞬間でWiMax2+とLTEのどっちでつないでいるか判別できないので困ります。傾向としてはLTEに切り替わった??

ということで、

  • CAエリアじゃない場合、WiMAX2+の方が良い数値が出る
  • やはり5GHzは効果ある

という傾向は感じられました。

 

 

スタートレック的音声認識を実現するフューチャーホームコントローラー

家電を赤外線リモコン経由でスマホやブラウザから操作するガジェットとして、IRKitiRemocon Wi-Fiを使って来ました。IRKitはAPIが公開されていて自由度が高い一方、いまひとつ不安定でちょいちょい再起動が必要になり、iRemocon Wi-Fiに買い換えました。こちらはAPIを自分で叩いたりはできないものの、アプリの完成度は高く比較的自由度の高いスマホUIを(PCブラウザで)設計ができました。が、Yahoo MyThingsとの連携が不安定で、夏に一定の室温を超えたらエアコンを操作、などの設定をしたものの、ちょいちょい認証エラーなどが出て思った通りに機能してくれませんでした。また外出先から使うには月額有料プランを使うかVPNで自宅に入る必要があってやや不便も。

そんなおり、フューチャーホームコントローラー(以下FHC)が秋葉原の愛三電気で1万円引きキャンペーンでやっており試しに購入。本機の最大の特長は音声認識でコマンドを実行できる点。標準のトリガーワード(音声コマンドの前に、それが音声コマンドであることを識別させる為に言う言葉)は「コンピュータ」で、気分はスタートレックです。またIRKit同様APIが公開されており自作プログラムから赤外線信号を送信したり、更には音声認識を使って特定のプログラムを実行するといったこともできます。iRemocon Wi-Fiのように温度センサと光センサもありある程度は室内の状況もモニタでき、IRKitとiRemocon Wi-Fiのいいとこどりのような製品です。実は結構以前(2013年?)から販売されていたんですが、今回の愛三電気のセールで知りました(昔ちらっと何かで見たような気もする)。

店頭デモでは騒音のせいか全く音声認識に反応せず、ダメかもと思ったんですが、最悪それでもプログラマブルな点で色々遊べるかと期待して購入。結果としては、自宅内であれば少し大きめの声ではっきり話せばそこそこ認識してくれる感じです。

■ハード周り

半透明ブルーの天板から除くと、なにかしらの小型ボードPCとUSBサウンドアダプタが埋め込まれているのが見えます。赤外線受発光部はそのボードPCの上にあり、やや奥まっています。そのせいか若干感度が悪い気がします。またアクリル(?)を貼り合わせたようなケースの角が鋭くうっかりするとケガをしそうなレベルです。初期不良確認が済んだらヤスリで削ってやろうかと思いつつ、結局後述のように本体ごと隠してしまうことに。

過去2製品と違い、Wi-Fi非対応なので若干設置性では劣ります。本体の赤外線発光素子から部屋中の操作したい機器に信号が届くと同時に、LANケーブルを這わせられる場所を考えなければなりません(もちろん電源も)。ここは結構苦労しました。リビングにはNational製のシーリング照明が2台ついているのですが、腰くらいの高さの台で部屋のほぼ中心に置いても信号が届いてくれず。どちらかというと照明側の受光角度がシビアなせいっぽいのですが、少なくともIRKit、iRemocon Wi-Fiから届いていた位置で本機は届かせられませんでした。結局、目立つところ、邪魔になるところには置きたくない同居人とのせめぎ合いの中、本体は引き出しの中にしまいこんでしまい、付属の外付けエミッターをテレビの上に設置することに落ち着きました。まぁ近々引っ越し予定もあるし、仮設置ということで。エミッターも指向性は高いが到達距離は長いようで、部屋の片側から反対側の照明にもちゃんと届きます。しかし、自身の真下のTV(BRAVIA)は操作できず。夜中に無駄にテレビが点くことがあって、それを声で消せたらという目論みもあったんですが、こちらは当面諦めです。温度、光センサーもあまりアテにはできないかも。

■ソフト周り

基本的に設定も操作もブラウザから行います。HTML5バリバリで画面遷移エフェクトも多用し、スマホからもレスポンシブで使える感じですが、たまにレイアウト崩れたりも。公式サイトでユーザ登録したメアドとパスワードでログインする方式なので、仮にポート開放してWANからアクセス可能にしても一応の認証はある感じです。ただしページ遷移をするとIPがローカルIPになってしまうので、設定画面にはいけないという感じ。リモコン操作は可能なのでまぁよしと思います。

信号の管理はややめんどくさいです。管理構造としては、機器->操作->音声コマンドという感じで、操作に対して一意の赤外線信号ないしマクロなどのコマンドセットを割り当てます。音声コマンドは操作に対して複数割り当てでき、なおかつ正規表現まで使えるというのが「わかってるな!」って感じ。欄としては、5つですが、正規表現を駆使すれば似たような言い換えは結構フォローすることができます。例えば部屋の照明をつけるコマンドは現状こんな感じにしてますが、もっときちんと正規表現を書けば、上の3つは1行で書けるでしょう。

複数の操作をバッチで実行するような操作も書けます。インターバルも選べますが、最短でも1秒くらいの間はあくようです。2つの照明を連続して点灯とかするとちょっと間が空きます。空気清浄機の風量アップボタンを連続で9回送信して最強にしようとすると更に、、まぁこれはiRemocon Wi-Fiでもこれくらいはかかってた気がするので特にFHCの弱点ということではないんですが。

またシステム上でON/OFFなどのステータスは保持できていて、ブラウザ上のボタンをトグル動作にできたりします。しかしこれは他の手段で一切操作をしない前提の架空のステータスなので、実用上はあまり意味がないです。しかしこの設定項目や状態表示を完全には消すことができず、ややUIが煩雑になってる印象。できれば操作を新規作成する時のデフォルト値を保存しておきたいですね。多量のボタンを一度に作るのは結構骨が折れるでしょう。

利用画面については、基本同じサイズのボタンをレスポンシブに並べるだけという感じ。順番とアイコンは好きに変更可能です。フラットデザインが流行る前のデザインって感じですね。すごくヒマがあったら全部写真にしてみようかなとか。

API周りを利用する使い方はまだ着手していませんが、まずは最低限実用にはなるかなという感じ。