コスパ高いシアターライトPanasonic HH-XSB0002L

テレビの背後に置くLEDライトが調子悪いなーと思っていたところ、ふと立ち寄ったノジマ店頭で発見して衝動買い。以前使用していたものはリモコンがなく毎回テレビの裏側まで手を伸ばさないならない点も不便に感じていて、これはBluetooth経由でアプリから操作もできるとのこと。

■なんでテレビ背面にライト?

テレビで映画などを見る際、映画館のように部屋を暗くしてムードを出したり余計なものが目に入りにくくしたりします。しかしながら家庭用テレビは明るい部屋で視聴する前提で輝度が調整される為、暗い部屋では眩しすぎて目が疲れます。テレビ自体が周囲の明るさを検知して輝度を調整する機能もあるものの、たいした調整幅ではないし、やはりテレビの周囲の壁との輝度差がありすぎるとしんどいわけです。ので天井の照明器具を常夜灯などにするのではなく、テレビの背面で壁を薄明るく照らす感じにすると目がいい感じに明順応して負担なく見られるというわけです。

これはシアターライトといったジャンルで専用品も販売されていますがえてしてお高い。なので、我が家では安いライン状、電球色のLEDライトをテレビの背面に両面テープで貼り付けて使用していたのです。

■Panasonic HH-XSB0002L

シリーズで球形など他の形もあるようですが、今回のようなシアターライト用としてはラインタイプですね。

アプリの文言などからもシアター用を意識して作られている感があります。上面と側面片側のみに光が出る作りになっていて、テレビ背後に設置した場合に、テレビ背面(視聴者側)は照らさず、背面の壁と上方だけに光が向かう作りになっています。

電源ケーブルは割と太い目のAC100V/1500Wタップのような感じ。つまり電源内蔵です。コンセントプラグは90度回転する形でタコ足タップの中に紛れ込ませやすいのは良いです。以前使っていたものはケーブルが細い代わりにDCアダプタの箱がデカいという感じでした。どちらも一長一短ではあります。

ノジマ店頭の表示では明るさ表示は「-」みたいになっててできないと思ってました。明るすぎたらどうしようかなぁと思いつつ「まぁいっか」で特攻したんですが、結果としてはアプリからちゃんと明るさ調節できました。色味は電球色のみですが明るさはアナログ的なスライダーUIで変更できます(実際何段階あるのかは不明)。

■専用アプリ「あかリモ」

Bluetoothでローカル通信してるだけなのにIDとパスワードを設定させられます。しかもIDに大文字、小文字、数字を含めるなど妙にパスワードっぽい複雑さを要求します。たぶんクラウドへのアカウント登録ではなく、複数スマホからの制御をするための認証ということのようです。最初の1台で設定したIDとパスワードで2台目以降もログインする形になります。ただし登録内容(例えば照明機器につけた名称とか設定プリセットとか)は共有される気配はなく、1台ごとに設定しなおす必要があるようです。また複数照明機器を一度に操作するシーン(シアター、おやすみ、くつろぎなど)の選択画面が必ず初期画面になるので、1つの照明だけON/OFFやスライダーで直接明るさ調整したい、という人にはちょっと面倒くさいです(タブを移動しリストから対象器具を選択)。シニアな家族にも使わせたい、と思っている方は要注意です。まぁシーン毎の明るさはカスタマイズできるので、決まったパターンを指定すればいい人は好きに読み替えればいいとも言えますが。できれば最後に使った画面を記憶して再現してくれたらと思います。

また起動直後に各機器と通信をしてるんだと思いますが、数秒またされるのも地味にフラストレーション。逆に反映は数秒またされてもいいので先にボタンを押させろ、という気がします。

今のところウィジェットにショートカットボタンを置いたり、Siriショートカットなどとの連携もなしで無駄にデザイン凝ってる割には実用面でやりたい事には足りない、という評価です。Wi-FiでインターネットにつながるIoT機器ではないので将来的にもGoogle HomeやAmazon Echoに対応されるということもないでしょう(別途Wi-FI – Buetoothブリッジのような機器が出たりすれば別ですが)。

 

ということで、スマホ操作という面では本当に最低限のことしかできませんが、それでもリモコン不要で遠隔操作ができるLEDライトとしては実売価格でのコスパも高く満足です(ちなみにノジマ店頭では1.3万円となっていましたがヨドバシの7千円台の値段を提示したら対抗してもらえました)。またシリーズ機器を複数配置して一斉操作するような使い方をするならば今のアプリの仕様も悪くはないです。是非将来的にはSiriショートカットに対応して、せめてローカルでは既設照明などのコントロールと組み合わせて一発で「シアター」設定がコマンド一発で実現できるようになればなと思います。

ちなみに別売りのリモコンにも対応しているようなので、Nature RemoとかIoT赤外線コントローラーを使ってる環境なら赤外線で他の照明と一緒に操作した方が早いかもですね。その赤外線信号を採取するためだけにこのリモコンを買うにはちょっと割高ですが、、、既存のPanasonicの照明信号が使えるかどうかは追々試してみようと思います

このリモコンもどうもBleutoothみたいです。ので上記作戦は使えないですね。あとはRaspberry Piなどでゲートウェイ端末を立てるとかでしょうか。まぁまずはSiriショートカットに対応してほしいです。

Panasonic(パナソニック) リモコン送信器 LINK STYLE LED専用 HK9850

Panasonic(パナソニック) リモコン送信器 LINK STYLE LED専用 HK9850

3,613円(11/13 07:35時点)
Amazonの情報を掲載しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)