少し前からMacのデスクトップに写真のような赤いマイクマークが出たままになりました。
なにかマイクにつながらない、またはミュートになっていることを警告しているようにとれますが、クリックしてもなにも起きません。その下にあるアイコンやデスクトップにクリックイベントがスルーされている感じ。
よくよくみるとメニューアイコンの並びにも同じアイコンがいます(左端)が、こちらもクリック、右クリックともになにも起きません。ずっとポイントしててもツールチップが表示されたりもせず。DockやFinderの「強制終了…」ウインドウをみて起動中のアプリを順に消していっても消えず。アクティビティモニタだと全プロセスが出てきてしまい探せないし、「設定」アプリの「プライバシーとセキュリティ」設定でマイクにアクセスがあるアプリをチェックしてもダメ。
仕方ないのでキャプチャしてGoogleの画像検索にかけたところ、韓国語のブログ記事がヒットして解決できました。
結論をいうと、「F8」キーで消えると思います。設定によってはFn + F8かも知れません。
ロジクールのMX Keysなどのキーボードが使うOptions+が犯人のようです。当該キーボードのFキーをみると同じアイコンがついてるではありませんか!マイクのミュート/アンミュートのトグル動作が割り当てられています。Zoomとかでサクっと自分側の音をミュートしたい時に良かれと思ってついてるみたいです。そして、問題の赤いマイク表示は、これが機能しているかどうかを示すインジゲーターだったのです。
Options+を起動して右上の歯車アイコンから探すと、こちらに設定があります。
ただこれは表示を無効化する設定で、F8でのミュート自体が無効化されるわけではないので、逆に表示(通知)だけをオフにしてしまうと「どうやっても音が入らない!」みたいなトラブルにもなりかねません。
覚えてしまえばそれなりに重宝しそうなので、この通知はオンにままにしておくことにしました。
■Logicoolに改善を望みたいこと
「これはなんだ?」と思ったユーザにヒントと提示する設計が必要だと思います。
- 赤いアイコンやメニューバーのアイコンをクリックか右クリックした際にOptions+を開く
- マウスカーソルでポイントした時に「これはLogicoolキーボードのミュート機能が動作中であることを示しており、F8で切り替えができる」といった説明を出す
くらいの配慮をお願いしたいです。