両面同時照射できるレジン硬化用UVランプ導入

3Dプリント品の一部に透明レジンで内部基板のLEDランプ用窓をつけるんですが、レジンを硬化させる紫外線を当てるのに使うUVライトが小さくて不便なので、いくつかのパーツを同時に処理できるよう大きめのものを購入しました。

元々使っていたのはこういうやつ。スタンドを立てて造型物の上から照射するタイプ。

バッテリーなどをなくUSB給電するタイプ。これの難点は

  • 上側からしか照射できない
  • オートタイマーが固定ですぐ切れる

でした。ネイルライトなので上から当てるだけなのは当然だし、サイズ的にも人差し指から小指が並んで入るくらいというデザイン意図なんでしょう。目的にあったデザインですが、ウチでの用途はいまいちでした。すぐ消えてしまうので、念のため念のためと何度か連続照射したりもしていました。

次に買ったのがセリアで見つけたUSBポート直挿しのこちら。

https://grapee.jp/1048166

USB給電している限り照射を続けてくれるし、フレキシブルなので照射距離をギリギリまで詰められて良かったですが、これも透過レンズ的にな工作だと途中でひっくり返して反対側の照射もしないといけないのが不便でした。コンセント(USB充電器)から直接生やすのも割と取り回しが悪かったり(モバイルバッテリーを使っていました)。

そこで、

  • 裏表(上下)両側から同時照射できる
  • ある程度庫内が広くて複数部品をまとめて処理できる
  • タイマーが長い
  • USBはType-Cポート

というのにしようということでこちらを購入。

これ実は上下が同じパーツでマグネットで合体して、間に透明プラ板(アクリル?)をセットし、その上に造型物を載せるという仕組みです。上下パーツは全く同じもので給電ポートも操作ボタンもディスプレイもついています。合体部がポゴピンみたいな接点になっていて上下照射時は両方に給電しなくても上側にだけUSBケーブルをつなげば下側も通電する仕組みです。常時このスタイルで使うなら下側に無駄なパーツも多いなという気がしますがこの値段なら別によいか(ちなみにこの値段でUSBケーブルどころか充電器まで付属しています)。操作ボタンは1つだけで、押すたびに照射時間が120秒、180秒、300秒とセットされ、ディスプレイでカウントダウンが進んでいきます。気分的にはもう少し長い時間連続照射できると安心ですが、そもそも極小部品(1,2mm^2)しか今のところ使わないので充分かも知れません。

気になるといえばバラバラになって中心の透明板も外れてしまうので保管しづらさはあるかな。丁寧に箱に戻して仕舞うならいいんですが。いっそ上下と板を固定してしまおうか思案中。

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