PS4用AVリモコン2種比較

「うたわれるもの 二人の白皇」が佳境に来ております。前作「偽りの仮面」のラストで衝撃の展開となった続編としても、旧作「うたわれるもの」の事後談が気になって仕方なかった人にも色々美味しい展開でオススメです。アニメ化してくれよ、、、

うたわれるもの 二人の白皇

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さて、PS4版でプレイしてますが寝転がってADVパートを読み進めるのにDual Shock4が辛いってことで、AVリモコンの導入を考えました。去年、海外品(写真左)を購入してたんですが、

  1. △○×□ボタンの位置が横並びで脳内にあるDS4での並びからマッピングするのが辛い
  2. いちいち「TV」モードにしないと音量ボタンが効かない(もちろんTVモードだと他のPS4向けの操作が一切効かない…)

という二重苦があって不満だったので、ようやく今夏国内流通品として初登場のHORI版(写真右)BD/TV マルチリモコン for PlayStation4を追加購入。

 

やや大きいものの、△○×□ボタンの配置も十字ボタンを取り囲むような配置になっており、45°回転してるとはいえ、DS4の並びに近いので素直に指がいきます。PS3の時にSONYが純正で出していたものと同じじゃないですかね。

そして2の問題も改善されています。ちょっと音量調整したいなって時に、いちいちモードを切り替える必要がありません。PS4操作に音量ボタンは不要なのだからこうなっていて当たり前でしょう。厳密にはAMPモードとかもあるのでどっちの信号を出すべきか決めなければならないわけですが、北米製品だとそこを決めきれず「どっちの信号も出さない」というロジカルだが最悪な選択をしたものと思われます。

HORI版の惜しいところは再生操作系が一番下に配置されていて、持ち替えないと指が届きにくい点。DVD/BDプレーヤーとして使う場合、音量ボタン、CHボタンよりも使用頻度は高いのでここら辺のレイアウトは北米版の方が好みです。

で、これで「うたわれ」のプレイが楽になったか、、って話ですが、残念ながら箱の裏に書いてある通り「ゲームを操作することはできません」でした…そういえばHORI版は発表直後に予約いれたものの、その後キャンセルしたんだった。これが理由だったか…

初代PSやスーパーファミコンの頃はグリップコントローラーと言う片手コントローラーがよく出てたんですが、最近ちっとも出ませんね。アスキーさん、どうか復活よろしくお願いいたします。

アスキーグリップ SFC

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遠隔操作/監視対応自動給餌装置カリカリマシーンSP

クラウドファンディングMakuakeで先行注文を募っていたインターネット対応自動給餌装置カリカリマシーンSPが届きました。

特徴としては、

  • iOS/Androidアプリから遠隔操作で指定量(10g単位)のドライフードを給餌
  • その様子をカメラとマイクで中継
  • スマホマイクを通して話しかける事も可能
  • 複数のタイマーで予約
  • タイマー動作時に通知が来るので、カメラ映像を開いて待ってることも可能
  • 万一電源が落ちた場合でも、乾電池(単1×3)駆動で定期給餌動作は継続

といったところ。泊まりの外出の時などに、多めにご飯を出していくのですが、無計画に目に入ったご飯を食べ尽くしてしまうので導入してみました。こないだなんて我々が出発する前に既に食べ過ぎて吐いてたり(^^;)。あと一週間早く届いていれば、、

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投入口と操作パネルはフタで覆われ、ボタンを押しながら出ないと開かないようになってるので、勝手にあけて中身をつまみぐいされることはなさそうです。逆に普段の開け閉めは片手でやりづらくちょっと不便。タンクの内側と排出トレイは外して洗うことができます。

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初期設定は、本体の発する仮SSIDに接続すると、アプリが自宅のWi-Fi設定を書き込んでくれる方式。まぁ最近では割とよくあるヤツ。5Ghzに対応していないので必ず2.4GHzのSSIDを指定する必要があるんですが、その辺りもマニュアルに触れられていて好感度高し。ただし何故か一回目は失敗。具体的なエラーが出ず困りましたが、iPhone自体に普段設定してなかった2.4GHzネットワークの設定を追加してからやり直したら成功しました。

アプリのホーム画面はこんな感じ↓。

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青丸の部分を右にスワイプすると手動で給餌するボタンになります。プラスボタンでタイマー設定を量と共にプリセットでき、標準時計アプリのアラームのように個別にON/OFFできます。

「ビデオ」タブに移動するとこんな感じで内蔵カメラの映像がリアルタイムで見られます。

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microSDを刺しておくと自動録画もできるようですが、現在到着待ちでまだ試していません。マニュアルにも公式サイトにも、何GBあれば何分録画できるといった情報がのってなく、対応規格すら不明ですが、まぁ無難なところでSDHCの32GBを注文してみました。この手のIoT製品に使われるコンポーネントは世代的には古かったりするので、64GB以上(SDXC)だと冒険になるかなと(スマホの中なんかには刺さってるので刺し替えて試せばいいんですが面倒で、、)。この辺り、メーカーさんにはもう少し情報を出して欲しいものです。注文したのはこちら↓。

あとアプリでクラウドサービスのためのアカウントを作成する画面があるんですが、当初パスワードに14文字設定したみたところ「12文字以上にしてください」とエラーになって進めず。何度数えても打ち直しても12文字以上になるのに、、と思ったらこれ「12文字以下」の誤訳だったようです。試しに短くしてみたらあっさり通りました。確認もなしで…12文字以下なら以下で別のパスワードをつけるので確認してほしかった。他にもところどころ意味不明な表記があったりで、ちょっと翻訳の品質は改善の余地がありそうです。

ただ全体としての完成度は高く先行予約で安く入手できたことはとても満足しています。ドライフード専用なので、普段ウェットフードをあげている我が家では旅行時専用かなとも思ってましたが、公式サイトにある通り、早朝からお腹空かせて騒ぎ立てられた時に、スマホからちょこっとだけ給餌しておとなしくさせられるなら常設もアリかなとか。

本人(本猫)も毎度ニンゲンに媚び売らなくてもご飯が出てくる夢のエサ場を発見したがごとく張り付いています(笑)。

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以下に別のカメラで外出中の遠隔給餌した様子をば。

Braava Jetのパッド認識センサーハック

床拭きに熱心な同居人がいる我が家では、無印ブラーバに続き、新型のブラーバジェットを導入しました

iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット240 ホワイト B240060

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そして同居人が3タイプの吹き方と使い捨て/ウォッシャブルのパットを試した結果、使い捨てではないウォッシャブル(水色)を常用したいという結論に至ったようです。水の少ないオレンジでは吹き方に不満があるんだそうで。しかしウォッシャブルは国内では3色セットでしか販売されておらず、水色だけ欲しい人にはかなり割高。

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海外で売ってるものをひっぱってきて売ってるらしきものもありますが、これはこれでお高い…

iRobotさんにおかれましては、是非種類別のパッケージを拡充していただきたく。

さて、とりあえずeBayでパチモンの格安パッドを注文しつつ、到着まで半月ほどかかりそうなので、余ってるダンプスィープ用のオレンジ(ドライ用の白は薄くて水を含まなそう)を、ウェットとして使えないかと試行。

ブラーバジェットのパッドは本体にセットするプレートに穴があいていて、本体はこの形でをカメラか光センサ的なもので読み取って判別しています。つまりここを騙してやればOK。最初はプレート側に細工をすることを考えたんですが、洗ってもはがれない貼りものを考えると結構大変そうなので、もういっそ一種類のパッドしか使わないなら本体側に細工してやれ、って方針に。

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こちらがブラーバジェットの底面にあるセンサー部分。2列x3段の読み取りセンサーがついています。真ん中の白いのは多分LEDライト的なものでしょう。つまり理論上6bit=64種類のパッドを見分けることができるんですかね。将来種類が増えたりするのかな?で、ウォッシャブルなウェットパットは外側3つを黒(反射無し)にすることで識別していますので、適当な紙片を白黒半々に塗ってセロテープで貼り付けてみました。結果、オレンジをさしても白を差してもスマホアプリ上ではウェットと表示され、騙し成功!

これでパチモンが届くまで洗い替えを確保できました。

iPhone7Plusファーストインプレ&RAW撮影テスト

ハンディさを優先してiPhone 6、6sとPlusを見送って来ましたが、今年はデュアルカメラへの期待で初Plusにしてみました。その他、液晶の色再現性向上やステレオスピーカー搭載で、モバイル動画プレーヤーとしての価値向上も見込んで。色は(ジェットじゃない)ブラック。やはり3G/3Gsの頃のような指紋が懸念で。そして今年もSIMフリーです。最後にauで機種変更したのが6の時なので、2年目の1万円引きクーポンが来てたんですが、やはりキャリアの調達力の低さでやきもきするのがイヤで。そして案の定、キャリアの入荷数の少なさ、特にPlusはヒドいらしく、阿鼻叫喚ですね。今は後日SIMフリー化もできるのでリセールバリューはあまり違いがないのかも知れませんが、Apple公式通販の楽勝さを憶えるとなかなか戻りがたいものがあります。

さて、昨日無事受け取りまして、さっそく使っていますが、やはりデカいです。ケースや車載ホルダー、自転車ホルダーなど全て見直し。

まずケースはこちら。もともと発売日にいいのが出揃うと思ってないので、適当な安いTPUクリアのケースを買ってあったんですが、そいつのLightningポートの口が狭くで刺さらないケーブルがあったので、ヨドバシで物色してチョイス。背面にバンド(ハンドストラップ)がついていて寝転がって使うのにヨサゲだったので。せっかくの新色が速攻で隠れてしまいますが、その代わり(?)としてブラックデニム調をチョイス。

先行して買ってあったのはこちら。値段の割にピッタリしていて、TPUの割に薄めで悪くないですが、エッジに指があたると多少ペラペラめくれて気になるのと(離せば戻りますが)、上述の通りLightning端子がギリギリで太いコネクタが使えなかったので。とりあえずの間に合わせとしてはコスパは高いと思います。

ベルトケースはこちら。さすがに存在感ありまくりですが、いまさらベルトケース以外の持ち歩きに移行できる気もしないし、、、ポケットにはSO-02G、反対側にはDMC-CM10が吊られているのでズボンの下がること下がること…

上記NUNOケースは背面バンドの厚みの分、ややフラップの締まりが悪かったですが、折れ曲がり位置を手で強引に変えてやったら一応閉まるようになりました。ちなみに360度回転します。あんま意味ないけど。

自転車用ホルダーはこれ。というか現状維持。アームパーツにiPhone6Plus対応のロングアームが付属していて交換で対応できます。最近マイナーチェンジして、シリコンバンドが追加され、より外れて落ちるリスクが低減したようです(使ってないけど)。ハンドルの太さ(径)でパッケージが違うので購入の際はご注意ください。

そんなこんなでアクセサリ買い換え費用が増し気味。フィルム/ガラスもまだです。

■ハード周り

防水はまだ試してません。というか日常の最大の利用シーンであるお風呂(お湯)は保証外だし、基本的に普段はXperia Z3 Tablet Compactを愛用しているので、なんかリスクを負ってまでお風呂に持ち込む気があまり起きず。ウチはさらに入浴剤入れまくりだし。実家帰省中でXperiaタブがない時なら、入浴剤も入ってないし、試してみようかなくらい。でも上記のような布系のケースだといちいち外さないといけないのでこれまた微妙ですね。基本は保険的な意味の防水かなと。

おサイフケータイの為にSo-02Gを持ち歩いてる身としては、Felica対応は嬉しいです。ただ今SO-02Gで使っているサービスが全て代替可能になるわけでは現状ないので、結局二台持ちは当分卒業できないかなと思っています。電子マネーだけでなく、ヨドバシなどのポイントカードやマックのかざすクーポンとかまで含めて全部集約できる日は来るんでしょうかね。そして二台持ちする以上、PlusにしてしまったiPhoneよりSO-02Gの方がレジで出し入れしやすいので、結局SuicaもS0-02Gのままだったりして、、、

タッチセンサー式にかわったホームボタンは違和感あるっちゃあるんだけど、まぁほぼ慣れた感じです。MacBookやMagicTrackpad2でも使ってますし。ただクリック感はボタンからではなくiPhoneの背面下部全体から感じるのでMacBookとかよりも違和感は大きいと思います。バイブレーションの大きさは1〜3のどれでもいいかなという感じ。冬場は手袋してると押せないらしいので、不便になりますね。

地味に困るのはシャッター音がやたら大きくなってる点。ステレオスピーカー化で上下2箇所から鳴るせい?と思ったんですが、iPhone6をiOS10化した人も大きくなったと感じているようなので、iOSの仕様変更なのかも知れません。ボリュームに応じて変化しないで常に固定になった感じ?意図してやってるとすると今後のファームで戻る可能性も低いんですかね、、、久しぶりに脱獄したくなりました。従来の指でスピーカー口を押さえるテクニックをする場合、今度はLightning端子に向かって右側の全穴と受話スピーカーを抑えないとならないので大変。片手では無理です。

■カメラ画質比較

開梱レビューなど本体を舐め回すだけの写真はゴロゴロしてるので割愛。iPhoneで撮れる写真の方を吟味していきたいと思います。現在σ(^^)はPanasonicの1インチセンサーAndroidカメラDMC-CM10(以下CM10)を併用していて、メモ的なもの以外はそちらを使うことが多くなっています。JPEGとRAWの同時保存をして、JPEGが気に入らない時(おもにホワイトバランス)はLightroomで読み込んで少しいじってシェアするという使い方が多いです。iPhone7Plusはその代替になるか、あるいは同等のことがよりスムーズに行えるかという点が個人的な焦点になります。残念ながらデュアルカメラを活用した被写界深度合成は未実装なので、先の楽しみとなりますが、今回は早速対応したiOS版LightroomのRAW(DNG)撮影機能を含め、iPhone7Plus vs CM10で比較してみます。

対象として静物はこちら。デカールすら不要なレベルで細かいマーキングなども塗装済み。接着組立だけで驚愕の出来映えでした。

基本的には「スマフォ単体での日常シェア」がテーマなので、逆に言えばスマフォでできる加工はアリとしました。なのでせっかくLightroomに持ってったからには結構色味とかいじっちゃってます。純粋な比較にならないという指摘はご勘弁を。個人的にはそもそも色味が気に入らなければ加工してからシェアするのです。まぁだったら「写真」アプリレベルでの加工はしてもよかったんですが。ブログ用に横1600にリサイズしたものを掲載しています(クリックで表示)。生JPEGはNikon Image Spaceにアルバム付くってアップしておきました。13MBのファイルもあるのでモバイル回線で見る時はご注意ください。見出しの()内は生JPEGのファイルサイズ(Nikon Image Space側でのサイズ)です。この記事上の直リン写真はそこまで大きくはないです。

1) iPhone7Plus 標準カメラアプリ 1x (1.96MB)

ip7p

パっと見それなりにシャープ感あって、黒の締まりも良いです。しかし等倍でみるとかなり”絵の具”調の滲みまくりなのがわかります。発売前のレビュー記事も気になってて、これなら7Plusいらないわとも思いました。かなり残念。まぁスマフォの写真なんて等倍で見る機会ないんだからいいんだろと思いますし、4枚の中でダントツでファイルサイズが小さいので実用的には正しい仕様なんだと思います。あとは被写界深度合成アップデートでもう少しボケるようになれば、普段使いにはかなりイケてるカメラになりそうな予感。

2) iPhone7Plus Lightroom撮影+WB/露出補正>カメラロールに書き出し (4.64MB)

ip7p_raw

正直かなり盛ってます。床の色は1)の方がリアルです。WBをいじって、自動露出補正をONにした感じです。拡大してみると偽色こそ出てないもののかなりノイジー。ただしその分シャープネスも維持されてる感じ。直線のマーキングが直線のままという感じ。標準カメラの方は拡大するとインクジェットプリンターで普通紙に印刷したような滲みが出てて細い線が潰れがちになってたりしますが、こっちはそれが低減されてます。まぁ、ファイルサイズも倍なので至極当たり前かも知れませんが、正直安心しました。現像次第ではありますがカメラのRAW的な実力としてはそれなりに解像度出せるんだな、と。Lightroomであんまり露出を盛らないようにすれば、あるいは優秀なノイズ除去フィルターが出てくればかなり使える撮影方法かなと。あとでPCでじっくり現像したいような用途にもそれなりに使えるかも知れません。

またLightroomアプリ自体の軽さもAndroid版よりかなり快適。Lightroomって基本的にクラウドサービスなので、一旦サーバーにアップロードしないと調整項目がグレーアウトしていていじれない感じなんですが、iOS版はほぼ即座に編集にとりかかれる。もしかするとローカルで直接RAW(DNG)をいじれる??CM10での現像は「一応可能」というレベルでレスポンスはかなりストレスなので、これも嬉しい。

3) CM10 標準カメラアプリ 絞り優先 (8.11MB)

cm10

まずファイルサイズの違いにドン引きです。解像度はこちらが5472 x 3648(2000万画素)、iPhone7Plusが4032 x 3024(1200万画素)なので倍は違わないわけですが、圧縮率設定がかなり違うんでしょうか。正直あまり今まで気にしてませんでしたが、そりゃDNGでLightroomサーバーにアップするのにあれだけ待たされるわけだ、という感じ。このJPEGをそのままFacebookなどにアップするのも結構通信量食いますね。アプリの場合、画質落としてから送ってるんでしょうか?

気を取り直して画質。iPhone7Plusは1xで撮ったので広角側レンズ/センサーを使ったとしてF1.8。CM10はF2.8なわけですが、こちらの方が背景が綺麗にボケてます。食事カメラとしては大事。等倍まで拡大した時のシャープネスもやはりこちらの方が上。まぁファイルサイズ4倍だしね…

4) CM10 標準カメラアプリ RAW保存 LightroomでWB/露出補正>ギャラリーに書き出し (13.20MB)

cm10_raw

これまたデカい。13MBて、、

でもやっぱ綺麗。WBの出し方はLightroom共通って感じですかね。

 

等倍拡大の比較も貼っておきます。まずiPhone7Plus標準↓。

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ノイズは抑えてますが輪郭が絵の具ですね。ザラザラしてない分、JPEGデータとしては縮むわけです。繰り返しますが通常ここまで拡大して見ないので実用性優先の設計としてはアリでしょう。しかしFoveon信者、等倍厨としてはちょっと残念な画質です。コントラストも高めで、キャノピー周りの黒いパーツは「Δ05」の黒さが際立ちます。こういうメカものの時は良いですが、自然や食べ物だとどうなんでしょうね。

そしてiPhone7Plus(RAW) + Lightroom。

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ノイジーですが白と青ラインの境界がクッキリしてます。たぶんここまで露出を持ち上げてなければもう少しノイズも抑えられたんじゃないかと思います。

で、CM10標準。

tm_cm10

同じ500×500に切り抜いてても、元のサイズが違う分、やや画角が狭くなっています。ノイズと精細感のバランスはまずまずじゃないでしょうか。

最後にCM10 RAW + Lihtroom。

tm_cm10_raw

こちらは偽色ノイズが出てますね。

 

てことで、被写界深度合成という真の力を封印された状態のiPhone7Plusでは、(食事/ブツ撮りやポートレートのようなボカした写真を撮るには)まだCM10を超えられてないという印象。特に標準カメラアプリのJPEGは容量こそお手軽ながらちょっと滲みとコントラスト強調が気になる。ただLightroomの操作レスポンスも含めRAW撮影周りは上々なので、ひと手間かければCM10に肉薄できるなという感じ(そもそもCM10でもひと手間かけてることがほとんどだし)。被写界深度合成に不自然さがなければ、トータルで考えてCM10は退役できるかも知れません。ガチの時はRX100M2持ち出すし…

メールサーバーをOffice365にして25番ポートを閉じた話

先日プロバイダから、「お宅のIPから迷惑メールが送信されています」と注意が。ちょいちょいオープンリレーのテストはしてるんだけどな。ただ先々週くらいにOSX Serverのmail.cfを手書きで直したことがあって、とりあえずそれを元に戻した。OSX Serverだと基本的にそんなにいじる要素ないのと、その手書きで直した理由というのが、iOSのOutlookアプリから送信ができない点だったり、先日もサーバーHDD故障でメールが普通になったり。そろそろメールとかいう前世紀的な手段で仕事のやりとりをするの辞めたいと思いつつも、まだまだメール添付でファイルをドカンドカン送ってくるクライアントも多く…

ってことで前々から検討だけはしていたクラウド化を決意。真っ先に思いつくのはGoogle Apps for Works。1ユーザ500円/月で、DNSサーバーのMXレコードだけGoogleに振り向けるだけでメールをホストしてくれる。Gmail的なWebメールも使えるし、もちろんIMAPやPOPでアクセスも可能。せっかく自サーバーがあるのに(しかもできれば卒業したいメールシステムなんぞに)今後月500円、年6,000円をずっと払い続けていくのは業腹とか思ってなかなか手が出なかったんです。

が、ふと気付いたのはOffice365でも同様のサービスがあること。Office365はデスクトップ版Officeを多数のPCで安価に使うために契約していたので、グループウェアサービスについては完全スルーだったんですよね。1TBもあるOneDrive for Businessすらロクに使ってなかった(^^;)。しかしこれも独自ドメインでのメールホストができるのを発見。これならもともと購読してる料金内でメール使えるじゃん!ってことで導入を決意しました。

■DNSサービス自体を丸投げするか否か

Office365で独自ドメインのメールをホストしてもらうには、DNSの設定に2通り。

  • DNS丸投げ
  • MXレコードなど必要なレコードを自前DNSサーバーに登録

現在DNSサーバーもOSX Serverで自宅ホストしているので、自宅サーバー/ネットワークが落ちてもメールが受信できるように、とするなら後者ではあまり意味がないんですが、Office365のDNS管理機能がどんなものかいまいち情報が乏しくて様子見。IPv6レコードも扱えるのかとか、自分で好きなレコードを追加できるのか、とか。どうも説明読んでると既存Webサービスがある場合は転送が必要的なことが書いてあるので、MX以外を自宅に向けるとかできないんじゃないか、とか。

ということで当面は自宅DNSを継続し、セカンダリーを外部サービスに委託する方向で。

説明手順に従っていくと、MXレコード以外に、Skype for Businessなどに関するSRVレコードやTXT、CNAMEの登録が必要でした。ただまぁ後で書きますがSkype for Businessは当面使わない方向で、不要といえば不要でした。Office365側の設定ウィザードでDNSレコードを状態を調べてくれて修正が必要な部分は教えてくれる親切設計でした。Skype周りなど無視すると決めた場合は警告を抑止することも出来ます(個別でなく全体で)。

OSX ServerのGUIは基本的なA、CNAME、MXなどは扱えるもののTXT(SPF用)やSRVはちょっと問題。TXTはAレコードのTXT欄に書き込むといいみたい。SRVはいけそうなGUIがあるものの上手く保存されず、結局手書きで /Library/Server/named/db.(ドメイン名) に書き足しました。その後でGUI(Server.app)でみるとちゃんとSRVレコードとして表示されました。以前足したものも見えてるので、一応OSアップデートなどしても維持されるかな?これは追々注意が必要です。ただまぁSRVレコードはSkype for Business関係なのでいきなり無効になっても(ウチでは)あまり困らないかな?

■結局無料では済まなかったorz

これは個人的なプラン選択の事情なんですが、結果的に既存購読プランではメールが使えませんでした。σ(^^)はお一人様Office365ユーザで、今年からAccess欲しさでProPlusというプランを購読しています。これとは別ユーザ名を付くってBusiness Premiumも。これで10台のPC/MacにデスクトップPCをインストールすることができます。実際は7台くらいしか使ってないんですが、まぁ5台では足りないので仕方なく。で、ProPlusの方を自分の名前にして使ってたんですが、なんとこちらにはメール機能が含まれていない…設定後どうしてもWebメールにログインできず、一晩悩んだ末に気付きました。Business Premiumなら含まれてるんですが、別の架空ユーザに紐付けてあるので入れ替えが面倒そう。

チャットサポートに連絡して得た選択肢は、Business Essentials(540円/月)かExchange Online Plan1(440円/月)を追加購読して既存ユーザに紐付けるということ。どっちにしろ、Google Appsでケチってた数百円の追加出費が発生するじゃん!

んー、ProPlusユーザにEssentials権を重ねがけできるなら、Business Premiumも可能?そもそも架空ユーザを作る必要なかった!?架空ユーザのメール利用権が無駄になってる形。でもまぁいい加減疲れてて時間もなかったので、とりあえずExhange Onlineを年間一括で払ってしまいましたとさ。今下手にライセンス割り当てをいじって、実家のPCとかにも影響が及ぶと面倒なので。今度の更新の時にまた真面目に検討しようかと。

■使用感は良好

正常に使えるまでにはもう少し苦戦しました。まず相変わらずブラウザでoutlook.office365.com(またはmail.office365.com)にログインできず。これはキャッシュの問題らしく、ブラウザをプライベート(シークレット)モードにして一度ログインしたら、以降は普通に使えるようになりました。

またIMAPの設定はThunderbirdの場合、独自ドメイン名を入れるときちんとMXレコードを調べてOffice365の設定を自動で入れてくれるんですが、これではログインできず。こちらにあるサーバー設定を手入力する必要がありました。またモバイルアプリの設定ではOffice365ではなくExchangeサーバーとしてログインする必要がありました。

そんなこんなでようやく動くように。自宅でiOSアプリからスワイプ削除する時など、たまーにレスポンスの低下を感じますがそれ以外はいまんとこ良好です。

ただOSX Serverからのメール移動は保留中。先日古いLinuxサーバーのmbox形式のIMAPフォルダを頑張ってMailDirに変換してOSX Sererにとりこんだばかりなのに…。どうやらOutlook形式に変換した後にもってく必要があるっぽいです。メーラーからIMAPフォルダ間移動で移してもいいんですが、試しにInboxなど優先度の高いフォルダを移したところ結構時間がかかったので、これも悩ましい。フォルダが少なければそれでいいんでしょうけどウチはもういるんだかいらないんだかわからないようなのも含め結構な数あるので、いちいち判断するよりはなにかしらバッチでもっていきたいところです。

とりあえず自宅のOSX Serverから送信することはなくなったので、25など送信系のポートは閉じ。最初に独自ドメインとった時から自鯖運用だったのでちょっと感慨深いです。