M1000

 とりあえずのレビュー。
 とりあえずFOMAも我が家ではほぼ圏外なのが確定orz。

PIMとして

 及第点はあげられないですね。まず文字入力がヒドいです。Palmのように文字入力専用領域があるわけではなく、いちいち文字パレットを呼び出すんですが、画面の上寄りか下寄りの2カ所切り替えで画面の半分を占有するので、例えば後述のMessengerソフトでは入力欄しか見えず、入力中に相手からメッセージが届いても読めません(^^;)。しかも動作もモッサリ。パレットが表示されるのにも一呼吸待たされるし、キーレスポンスもよろしくないです。Graffitiに慣れた身からはとても乗り換えられるシロモノじゃないですね。
 最近、TH55でも多用する手書きメモもダメダメ。まずメモ帳を起動->新規->手書きタブとステップを踏まないと書き始められない上に、ペンの追従が悪すぎて、文字を殴り書きでかけるようなものにはなっていないです。
 電話帳はとりあえずW31Tから全データをvCardで保存してインポート。vCardはヨミガナフィールドやグループ情報をもたないので、全部一カ所に並んでしまう。100件以上をチマチマと直す気にもなれずPC同期に挑戦。Outlookと同期できるんですが、電話番号が「電話」になっているものは同期されず、「電話(自宅)」や「電話(会社)」にいちいち切り替えないといけないようで利用を諦めました。電車などでヒマな時にチマチマいじるとしましょう。
 ちなみにメモリ番号の概念はないようで、1->発信のようなツータッチダイヤルとか、普通のケータイで当たり前の機能も実装されていません。いちいち電話帳から選ぶか、履歴系を使うしかないようです。これも常用電話機としてはかなりツラいところですね。
 USBケーブルをつないだだけでなく、端末側でリンク操作をしないとPC側から認識できないのもPDAとしては時代遅れな感が否めないですね。
 7月下旬にmopera Uユーザ向けのPIM同期ツールがリリース予定で、これを使うとWebにバックアップをとったり、Webから編集ができるようなので、とりあえずこれに期待。

ネット端末として

 IMAPはなんとINBOXのみの読み書きしかできず。σ(^^)のようにprocmailでサーバー受信時にフォルダ振り分けしてしまうユーザには使い物にならないです。またPCで振り分けてしまった過去メールを発掘することもできないですね。
 こうなったらWebメールを、と思ったのですが、SquirrelMailもxGateもログインできないorz。どうしたもんか。Gmail?
 ブラウザは自宅無線LAN経由でも遅いです。しかもOperaのクセに、画像読み込みのON/OFFが設定画面の深いところにしかなく、動的に切り替えるようなことが面倒。パケット代をケチりたいモバイル端末としては致命的ではないでしょうか。
 あと、無線LAN設定のWEP入力欄で「_」がはじかれます。正式には使えないんだっけ?ウチのアクセスポイントもPCも普通に使えてるのに。文字列を16進数に直して打ち込んだらちゃんとつながったし、バグじゃないすかね?
 各ネットワークへの接続は標準ではコントロールパネル->ネットワークからでないと接続/切断できず激しく不便ですが、DoCoMoで配布しているMZone用のコネクションマネージャーをインストールすればかなり改善されます。なんで標準装備にしなかったんだろ?
 うれしい誤算はオンラインアプリでMessengerとSSHクライアントがあったことですね。モバイルでMessenger生活は憧れだったんです。SSHはさすがに日本語は通らない模様。画面も狭いのでemacsなどは実用にならないでしょうが、デーモンの再起動くらいはできるので、緊急用にはヨサゲ。

電話機として

 自宅が圏外なので実はまだ発呼してなかったり。先に書いたようにメモリダイヤル周りが貧弱なので常用端末にはしたくないかな。まぁ、TVコール用かな。あとゆうゆうコールに入ったので、よくかけるDoCoMoユーザにはこっちを使ってもいいかも。
 ちなみに話題の振動フィードバックですが、単に電話機のテンキーを押した時に本体のバイブがブルっと震えるってだけのシロモノでした。なんじゃそりゃ。
 普通にMP3が着信音として使えるのはGood。

その他

 クレイドルが死ぬほどイケてないです。載せただけじゃダメで上からバネ式の押さえパーツで押さえないといけない。片手じゃどうやっても載せたり外したりできない。しかもデータ通信ケーブルは自分で手差ししないといけない。つまり、ただの充電台。AC、USBの各ケーブルもやたらゴッツイ。アダプタの箱もデカいし。せっかく標準添付だけど、携帯用は普通にFOMA用充電アダプタを買い換えた方がヨサゲ。
 このサイズでBluetooth、無線LAN、GSM/GPRS対応など本体はハード的にはよくできてるので、あとはソフトが色々ブラッシュアップしてくれればと思います。つーか、3rdパーティアプリに期待?Palmで有名なAgendusもβ版があるようです。とりあえずちゃんとしたIMAPメーラーきぼん。

買い物に利用が追いつかない(@_@)

 買い物ラッシュで、利用開始やブログでのレビューや紹介が追いつきません。つーか、余暇の量に対して買いすぎ…

とりあえず使い出してるけど未報告なもの

  • W31T
  • M1000
  • DELLの24インチモニタ
  • 壊れたので急遽買い換えた無線LANアクセスポイント
  • 室内撮影用簡易スタジオ(ディフューザーボックス)と照明

開封すらできてないもの

  • 紙製のプロジェクター・スクリーン
  • サーバー室(物置とも言う)用の5ポートGbEハブ
  • M200用の100GB 2.5′ HDD
  • DivX再生対応で\8,980だったLGのDVDプレイヤー(たぶんちょっと試したら知人の引っ越し祝いに)

郵便局に受け取りに行かなきゃいけないもの

  • バカTシャツ

 月火のテストを乗り越えれば一段落なので、追々レポしてきます。

超っ速フォトストレージPD70X

CompactDrive Portable Storage Device
 Everioで撮ったデータをMicroDriveから吸い上げるのにいちいちPCを使うのは面倒だなと。で、フォトストレージを物色してみたんですが、国内産はどれも転送スピードが遅く、4GB目一杯のデータのコピーが数十分ほどかかる。これでは使い物にならない。
 で、海外産で見つけたのがPD70X。なんと16MB/sで1GBのデータが2分弱でコピーできるらしい(CFの場合)。4GBでも8分。まぁ、MicroDriveで実効速度が落ちたとしても充分実用範囲だろう。
 バッテリも一度の充電で50GB分の転送ができるらしく、これもMiroDriveになってもう少し消費電力が増えたとしても、一日分の転送には充分だと思われる。普通に単三電池で動くし。
 HDDは別売りで、自分のニーズにあわせた容量のベアドライブを組み込む形。ちょうど使ってない40GBがあるし、昨日M200用に100GBドライブを注文したところのなので、余った60GBを使っても良い。タイムリーだ。
 というワケでこれに決定。日本だとバックオーダーながらCRASTで扱っている模様。早速発注。楽しみ。
私信:どっか行く時は貸すよ。>Everio仲間のkawaguti

エンカルタ総合大百科2005

 Microsoftの電子百科事典ソフト「エンカルタ2005」を衝動買いしてみました。
 このソフトは各項目の執筆にその分野の専門家を起用して書いており、Webで調べる時よりも信頼性が高いです。以前、古巣にも認知科学分野の執筆の打診が来ていたりしており、好印象。
 また、Web上の多くの情報源と違い、体系だった説明もなされており、周辺知識も込みで把握することできますし、写真や動画、統計情報などのデータも充実しています。データは毎月アップデートされるようです。
 実はMSNのオンラインサービスで月額\1,000弱でWeb版が利用できたりもするんですが、まぁ、一本もっててもいいかなと。今買うと年末までMSN版も利用権がついているので、モバイルでちょっと調べたいものができたらそっちを使うことも可能ですね。
 百科事典なんて久しぶり、というか所有するのは初めてだし、しかも電子版なのでサーチ一発であらゆる情報にたどり着けるので楽しいですね。例えば、STARGATEはエジプト神話や北欧神話をモチーフにしているのですが、その元ネタを探ってみたり。Discoveryチャンネルの動画ファイルも収録されています(画質はイマイチですが)。
 Webが巨大な口コミデータベースだとすると、エンカルタはよく整理された図書館って感じですかね。自分の外部記憶が拡張された感じがして、ちょっとワクワクします。
 さぁ、なんでもオレに聞いてくれw。