iPad Pro 2017をWi-Fi Cellular版に買い直すことに

先日、発売日ゲットしたばかりのiPad Proですが、JIS版Smart Keyboardがなかなか良く、以前より持ち出して仕事の打ち合わせノートとりなどにも活用してみようと思った矢先、こちらの電車で盗られて「iPhoneを探す」で取り返した記事を読みました。

基本的にはその場のWi-Fiやテザリングで事足りるんですが、万一の保険としてセルラーで位置情報とったりワイプできたりするのも仕事用として使うならアリかなと思い、Wi-Fi版を返品してWi-Fi Cellular版(以下セルラー版)を買い直すことにしました。

iPad Proは現在品薄で店頭ではなかなか入手できない、特にキャリア版はヒドいらしいですが、Apple StoreでのSIMフリー版は11〜12日予定だったものが結局6日で届きました。初白ベゼル機に加え、初セルラーiPadです(家族のとかを触ったことはありますが)。

2017 iPad Proは背面のアンテナもシンプルになったのも決断の理由の1つですね。重さは微妙に増えますが体感ではわからない感じです。あとはあんまりないですが、GPSがあるので地図アプリなどがより正確になるというのがありますね。

回線契約はiPhoneがauなので、素直にApple SIMでauのデータプリペイドをチョイス。いつのまにかSoftbankも対応したんですね。Apple SIMはオンボードというか内蔵になったらしく、SIMトレイにApple SIMは入ってません。内蔵Apple SIM + トレイの変形デュアルSIMになったんですね(初代Proから?)。言い換えれば開封したらそのまま契約手続きに入れるので、楽チンです。

いまいち確定情報がなくて不安はあるんですが、たぶんメイン回線とデータシェアを組めば、そちらから“ギガ”を移せるので、無チャージで契約が失効する1年以内に1回はチャージすれば、直接の追加チャージはしなくていいんじゃないかと。つまり親回線からギガを移し続ける限りは1,500円/年で使えるような気がしています。親回線はスマートバリューの割引き額の関係で3Gで足りそうなところをほぼ差額なしで5Gで契約しているので、わりと余裕がありそうなので、年1,500円ならいいなと。まぁダメなら1GBくらいのMVNOを挿せばいいかなと(SIMフリーだし!)。

2017.7.27追記:んー、ダメでした。LTEプリペイドは回線自体のチャージが切れると通信自体ができなくなり、データシェアが組んであってもそっちからギガをもってきてくれません。ということは年1回チャージ計画は頓挫ですね。できるって書いてある個人ブログを信じたんですが、可能ならもっと話題になってるでしょうし、、。ということで当初から書いてる通り500MB〜1GBで500〜1,000円くらいのMVNOにしようかと思ったんですが、その後、auにピタットとフラットの新プランが発表され、σ(^^)はフラット20にしてギガがダダ余る予定なので、+500円ならこのまま毎月チャージして高速なau回線をギガ気にせず使うのもありかなと思案中。ちなみにチャージの手間を嫌って通常の回線にする場合、タブレットプランds(3年契約)がありますが、基本料が2,000円とさらに500円高い上にデータ通信はゼロ、さらに3年以内に解約すると9,900円の違約金が発生するのでメリットはなにもないみたい。確か何回かは自動チャージできるはずなので、auにするならプリペイドですかね。

もちろん無くさない/盗られないのが理想ですが、これで万一そうなっても追跡したりデータを消去できる可能性が上がったかなと一安心。バリバリ活用していきたいと思います。

 

macOSで特定ドメインのDNS問い合わせサーバーを固定する

先日、自宅のネットワークにWiMAX2+ルーターを追加して、時間帯や端末毎にゲートウェイを振り分けて使い分ける体制を構築したのですが、ひとつ困ったことが置きました。LAN内からLAN内のサーバーへのアクセスです。YAMAHAルーター(以下RTX)はいわゆるヘアピンNATには対応してないのですが、特定のホスト名に対して固定のIPアドレスを返す簡易DNSサーバー機能があるので、LAN内からRTXにDNS問い合わせした時はプライベートIPアドレスが返るようにすることでLAN内からも同じホスト名でサーバーにアクセスできていました。

ところが先の記事の体制にしたことで、IPv6でのDNSサーバーがDHCPv6かRA経由で振ってくるようになってしまい、macOSの仕様上そちらが優先されてしまうぽいのです。つまり、Macから自宅サーバーのホスト名を調べるとIPv4についてもプライベートIPではなくグローバルIPがWiMAX2+経由で返ってきてしまい、結果としてRTX(光回線)経由だとLAN内サーバーが見えなくなってしまいます。

回避手段として簡単なのはDNSサーバーを固定しまうことですが、外に持ち出すノートPCだとそれはそれでトラブルになってしまいます(あるいは逐一ネットワークプロファイルを切り替えなければならなくなる)。

そこで見つけた方法は、/etc/resolver/フォルダにドメイン毎のDNS設定を追加する方法です。自ドメインに関する問い合わせだけは、強制的にRTXのIPアドレスをDNSサーバーに使うようにします。またそれだけだと外出先で問題になるので、短めのタイムアウトを指定しておき、外出先でローカルIPアドレスによるDNSサーバーから返事がもらえなければあきらめてDHCP由来のDNSサーバーを使う、という感じにするわけです。

方法は、/etc/resolver/フォルダに、振り分けたいドメイン名(例えばhoge.com)をファイル名としたテキストファイルを作り、以下のような内容を書いておきます。

nameserver 192.168.0.1
options timeout:1

1行目は文字通り指定したいDNSサーバー。2行目はタイムアウトまでの秒数。これだけです。再起動なども必要なく反映されるぽいです。

scutil –dns

とすると、現在のDNS設定が出てくるので、

resolver #9
domain   : hoge.com
nameserver[0] : 192.168.0.1
options  : timeout:1
flags    : Request A records, Request AAAA records
reach    : Reachable, Directly Reachable Address

などという表示が見つかればOKです。*.hoge.comに関するDNS問い合わせは192.168.0.1を使う、ただし1秒で応答がなければ諦めてシステムデフォルトのDNSサーバーを利用、という形になります。

激安スチームクリーナーで年末掃除

年末に大掃除をするようなガラじゃなかったんですが、ふと立ち寄ったホームセンターでこれが2,980円だったので、久しぶりに使ってみたくなって衝動買い。

10年くらい前の流行はじめの頃に買ったものよりかなり小型なので、タンク容量も小さく連続使用時間に制限があるんだろうなと思いつつも、これ以上大きいのは普段邪魔だしとか。

■電子レンジ(4点)

オーブンとしても使ってると結構油汚れが付くんですが、なかなか洗剤使って丸洗いをも言わない庫内につかってみました。結果としてはかなり満足のいく仕上がり。

■レンジフード、キッチンのタイル(4点)

ガスコンロの上の金属のフードとその周辺の壁タイルはかなり綺麗になりました。黒いフードが油汚れでギトついてたのが綺麗で均一な反射を見せるように。壁タイルもこころもち白さが増してレンジ周りが明るくなった気がします。

■風呂床タイル(2点)

どう掃除してもとれなくて業者呼ぶしかないかと思ってる白い汚れが落ちるか試してくれと言われてやってみたんですが、あんまりかわらず。

■窓ガラス、鏡(4点)

付属の窓ガラス用のゴムスィーパーのついたアタッチメントでテスト。単純な泥ホコリ汚れの乾いたものなのでみるみる落ちます。ただし掃き出し窓だと動きが大きく本体が思いので、途中からホースアタッチメントも追加。あとベランダに出て外側からやる時は電源ケーブルのマネジメントが面倒くさかったかな。まぁ家庭用では仕方ないかも。延長ケーブルでかなり余裕もたせとくといいかも。あとは、あまり広い面積を一度にやらず、こまめに拭き取りもしていった方があとで水滴が乾いてまた汚れになって吹き直し、という事態を減らせるかと。サッシは汚れが酷すぎてだいたいで断念。スチームで固まったのを柔らかくした後はホースで押し流す方が効率よさげ。添付のブラシはペットボトルの蓋くらいの直径なんだけど、もう少し大きいのもあるといいかな。

ともあれ、まず部屋の内側を綺麗にし、その後で外側の汚れを落とした時の驚きは、スチームクリーナーを買って良かったと思う一番のポイントかも。

■網戸(3点)

そもそもマニュアルには網戸に関する記載がなく、熱で傷めてしまうかもと思いつつ、上記の窓用アタッチメントで内側から外側に向かってスチームあててみました。ほとんど素通りしてるだけの感はあったけど、そのあとで雑巾で拭いたらかなり汚れがついたのでまぁ多少は汚れをふやかす効果はあったのかなと。窓より先にこちらをやって、窓に重ねる感じで外側から吹き付けるとまた違ったかも知れません。

■食器(3点)

10年前に買った時に一番感動したのがこれ。普段が汚すぎだろと言われるかもだけど、少しザラついた感触のお茶碗の内側にスチームあてたら、少し色のついた水が溜まって驚愕。見た目にはそんな汚れはなかったんだけども。ただし今回はもともと漂白を定期的にしてるものばかりだったせいかあまり感動はなかったかな。強いて言えばハンディマグのフタのネジ部分の奥の汚れが綺麗にできたかも。

■エアコン室外機?

ちょっとだけやってみたけど、フィンの汚れがより奥にいってしまうだけな気がしたので中止。これはやっぱりエアコン用クリーナーで溶かして洗い流すのが正攻法でしょう。かなり汚れてたので追々やらないと。

 

総じて効果は満足だったけど、やはり容量の小ささ、そしてチャイルドロック機構の固さが原因で疲労も結構。特にチャイルドロックは噴射スイッチの上にあるスライドを押し込みながらスイッチ自体を押し下げる機構で、常時2方向に力を入れてなければならないので指が痛くなります。ロック自体はスイッチが下がったら維持されるようにしてほしいです。このあたりもっとちゃんとしたメーカーの製品だと扱い易いんでしょう。温度や圧力などについてもよりパワフルなものや調整可能なものが欲しくなります。DMMのなんでもレンタルとかでもケルヒャー等がレンタルできたりするので、大掃除の時だけこういうのを借りる手もあるんでしょうけど。

PlayStation 4Proで4K HDR体験

予約してあったものの、PSVRと立て続けな出費だし、金欠なのでキャンセルしようかかなり悩んだものの、11月、12月で仕事が入りだしたのでなんとかなるかってことでそのまま購入。

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

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HDRパススルー問題など配線周りはまだ悩みが多いですが、とりあえずBRAVIA直結でセットアップし、データ移行を済ませました。
PS4は以前512GBのSSDに換装してあったんですが、今回は標準で1TB HDD。流用しても容量が半分に減ってしまうのはなんだか悔しい。さりとて本体でこれだけ悩んだのにこの上1TB級のSSDを買うのはちょっと厳しい。悩んだ挙げ句、PS4Proに鉄板と言われてるCrucial MX300の750GBモデルをチョイス。3D NANDモデルで1.8万円程度ならまぁいっかと。

調べると旧モデルでのストレージ使用量が300GB超だったので、一旦外付けHDDなどにバックアップして、SSDをProに初期化し直して、とかってのが面倒に感じられたのも理由。先にProをSSD化できればLAN経由でデータ移行ができるので手間がかなり違います。実際この移行ウィザードはよくできていて、旧ハード側にはモニタがなくても操作が簡潔できるようになっていました。旧ハードを起動した状態で、新ハードから移行メニューを起動すると、ローカルネットワーク上のPS4を検索して表示してくれます。それを選択した後、旧ハードの電源ボタンを1秒長押しすれば認証完了。あとは新ハード側の操作だけでコピーが開始になり、旧ハードは終了次第自動で電源が切れる模様(記憶不鮮明)。最初予測が42分と出ましたがだんだん伸びて結局1時間ほどかかったぽい。BDリモコンのペアリングと新型固有の設定項目以外は綺麗に移ったぽいです。

■ハード周り

いままでPS4の上にXbox Oneが積んであったんですが(フットプリントの関係で逆は無理だった)、今回ラックから抜き出してビックリ。PS4の天板の光沢側が傷だらけでしたorz。その点、今度のProは全面シボなのでこういった傷には強そう。またPSVR導入して不満だったのは前面にしかUSB端子がなく、PSVR映像ユニットへの配線がフロントに出っ張りっぱなしになる点。これも今回のProには背面USB端子がついたことで解決。今回は上下入れ替えてXbox Oneを下にしたらしっくり収まりました。Xbox Oneは上面に排熱口らしきスリットがあるので悩ましいですが、基本的に最近使ってないので、当面これでいいやと。フロント側にUSBケーブルが出ないのも○。
apc_0076

しかし配線周りでは悩ましい問題も。HDRパススルーの問題です。写真にもあるPSVRのユニットのHDMI端子がHDRのパススルーに対応してないので、これを本体とモニタの間にはさんでしますと、HDRのコンテンツ(動画もゲームも)が楽しめなくなってしまいます。PSVRで遊ぶ時には接続し、HDRを楽しむときには取り外すというなんとも面倒な事態に。コスト的にやむを得なかったらしいですが、結局パススルー対応のHDMIセレクタを別に買う人がほとんどだと思うともう少しスマートな方法があったんじゃないのかなとも。しかも我が家にはあと、AVアンプのVSA-1124とサラウンドヘッドフォンのMDR-HW700DSがいます。

SONY デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-HW700DS

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彼らも出画機器とソース機器の間にはさんで音声信号だけ抜いて使う系なので、HDRパススルーできないと問題になるわけです。VSA-1124はHDMI2.0と記載されており、HDRのHDMI2.0aはビミョー。MDR-HW700DSに至っては仕様表みてもわかりませんでした。追々試して見るしかないんですが面倒くさくて放置中。

PSVRというよりPS4Pro側でProの名に恥じないようHDMI出力を2系統もたせてほしかったなぁ。

動作音は静か。旧PS4(初代)は少し負荷が上がると冷却ファンの音が想像しくなってましたが、Proはいまんとこ皆無。これは有り難い。

あとは電源スイッチとイジェクトスイッチがタッチセンサ型から物理ボタンになって若干コスト削減の爪痕を感じるのと、電源状態を示すステータスLEDが横にスゥーっと長くなって、カッコいいんだけど夜部屋を暗くして鑑賞/プレイする時にはややウザいなという。

DS4については手前面にライトバーがつきましたがいまんとこ恩恵もなく、操作感も違いは感じないです。ただBluetoothの感度的な問題がちょっと。DVD視聴中などにDS4との接続が切れました、などと出て操作不能に。再度PSボタンを押しても再接続できないとか。HORIのBDリモコンは更に不安定。もともとDVDでスタトレ1話見る頃には省エネなのかペアリングが切れていて、なかなか復帰しませんでした。あれこれボタン押したのが貯まってて、不意に再接続した時に全部反映されて予期せぬ操作になったりとかザラでしたが、Proにしてから更に再接続に手間取るように。というかどうやっても再接続しないので本体再起動したりペアリングしなおしたりとかまでするハメに。ペアリングも数回エラーになったあとやっとつながるとかって感じ。ちょっとBluetooth周りの不具合を疑う現状です。

2016.11.28追記:その後あれこれ実験して、このBDリモコンを使おうとPSボタンを押すと、DS4もろともリンクが切れるということがわかりました。新DS4は100%。以前買い増しした旧DS4だと使えることもある、位。一旦こうなるとPS4Pro本体を再起動するまで新DS4すらつながらなくなるというかなりヤバい状況。HORIさんに連絡したところ、PS4Proでの動作は確認しているとのこと。で、検査の為に送っても異常なしだったんですが、念のためということで新品交換していただき、そちらは今のところ(二日)マシになっているようです。一度だけやはりDS4ごとつながらなくなりましたが、本体をスリープ->解除したら治りました。個体不良ではないとすると、旧PS4からのデータ移行時にハードウェアID(MACアドレス的なもの)のペアリング情報が壊れて移ったりでもしたんですかね。で全く新規のIDでの登録になったので発現しない、的な。iOSみたいにネットワーク周りの設定だけリセットするような機能があればどうにかなったのかなぁとか。

■4K HDRの実力は?

ちなみにウチの4K出画デバイスはBRAVIAの55X9300c。一世代前のモデルです。

HDRには対応済みなものの、ゲームモードと排他になるらしく遅延が懸念されています。まぁ音ゲーとか格ゲーでフレーム云々いうレベルのゲーマーじゃないのであんまし心配してないですが。

で、手持ちタイトルでざっと検証。

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(通常版) - PS4

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(通常版) - PS4

8,280円(02/24 04:34時点)
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手持ちで唯一の4K HDR対応パッチが出てるタイトル。パッと見で解像感とHDRのギラギラ感は感じられました。暗い建物の中から窓を通して日光を見た時なんかはサングラスが欲しいという錯覚を感じます。ジャングルの植物や遠景の建物や人物の表情などの解像感も上がってる感じ。ただまぁ元も充分綺麗だし、ゲーム体験が劇的にかわるというほどではないかも。設定でHDRのON/OFFはすぐに切り替えられるものの4Kに関してはOFFれないみたいなので、対応パッチ前との比較は記憶頼りですし。今回のようにちょっと気になるチャプターを呼び出して久しぶりにやってみた、ってレベルより、新作を通しでやってる時にじわじわと効いてくるんじゃないかなって感じです。

ディビジョン

ディビジョン

1,999円(02/24 04:34時点)
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こちらは対応パッチの予定すら公表されていないもの。一部タイトルで2Kのままでの滑らかさが増したとかつっかえなくなったとか言われてるので期待してみたものの、あんまり違いは感じられませんでしたw。今でも結構やってるので、パッチ出るといいなぁ。

次に試したのはDVD(笑)。いま古いの見返してるんですよ。でまぁ今までも旧PS4+9300cで見てて、とりたてて不満はなかったんです。むしろPS4発売当初はPS3以下な気がしてたんですが、いまみると結構綺麗。いやBRAVIA側の4Kアプコンが優秀なのかな?ともうっかりすると、あれこれDVDだっけ?ってくらい質感が出ていました。ので、逆にPS4Proがアプコン対応するようになってもあんまり違いが感じられない。若干ノイズが気になるかなという気もしますが、まぁもう少し色々なタイトルで比べないとなんとも。

 

とまぁ対応コンテンツなら着実な進歩を感じるもののびっくりするほど、例えばDVD->BDほどの劇的な違いではないかなという印象。そして非対応コンテンツについてはあまり差がない。PSVRについては配線に手を出す気力がわいたらテストします。

Wi-Fiは強くすりゃいいってもんでもないって話

Wi-Fiを弱くしたら安定したという話。

ウチはアクセスポイントが複数あります。ひとつはルーターのあるリビングから仕事部屋に有線が引けない(同居人の許可が下りない)ので、かわりに幹線として引いてる5Ghの経路。ASUSのRT-AC87UとEA-AC87。両方とも1734Mbpsの11ac機で、EA-AC87はルーター機能のない5GHz専用のブリッジ機。

そしてノートPCやスマホ、IoT機器向けの通常のアクセスポイント用にELECOMの法人向けモデルWAB-I1750-PS。VLAN対応機で、σ(^^)用ネットワークと同居人用ネットワークが別々のSSIDで飛んでおり、RTX1210でマルチセッションでつながったそれぞれのISPに出て行くようになっています。

どちらもそれなりにお高いモデルで電波の飛びも良いはずなんですが、トイレな仕事部屋の奥、風呂場などでつながりが悪く、洗面所に中継器を置いてました。最初はこれ。

次に867MHz機が出たので買い換えてこれ。

エレコム WiFi 無線LAN 中継器 11ac/n/a/g/b 867+300Mbps WTC-1167HWH

エレコム WiFi 無線LAN 中継器 11ac/n/a/g/b 867+300Mbps WTC-1167HWH

7,000円(02/24 04:34時点)
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ただWAB-I1750-PSと同じSSID、パスワード(認証キー)にしても思ったようにローミングされない。WAB-I1750-PSの電波強度がバリ5なのにパケットが流れない、という感じ。ゲージとしてバリ5な以上、ローミングの必要性をOSが感じない、という感じ。同じ問題として、玄関のドアを出てドアを閉めた状態でも同様にゲージは高いのにパケットが流れず、スマートキーのAkerunが正常に動作しない(Bluetoothで動作してるクセに、開閉履歴をクラウドに投げるのにWAN接続が必要で、そこから進まなくなる仕様)。

スマフォから見て、WAB-I1750-PS側の電波がトイレなどではなるべく弱くなるよう出力を25%まで下げて、より近くにある中継器側の電波を掴みやすくしたりと試行錯誤をしていたのですが、やっぱりいまいち。また上手くいく場合でも若干タイムラグがあったりするので、トイレに座ってすぐだと通信できなかったり。

そして先日、中継器はやめて、(トイレや玄関ドアに近い)仕事部屋側のネットワークにアクセスポイントを立てたらどうだろう?と思い立ち、余っていたもう一台のRA-AC87をアクセスポイントモードにして設定。その設定画面を眺めていると、ブリッジモードでは表示されなかった電波強度設定に気付く。どうやらコイツは最大200mWだけど利用地域の規制な周辺状況に応じて自動調整する、と管理画面に記載が。そして規定値は80mW。あれ?国内基準って10mWじゃなかったっけ?

どうも少し前に、免許不要無線局の制限が10mWから1Wに緩和されたものの、Wi-Fi機器がその範疇かどうかはグレー、ということっぽい。ELECOMの公式にはいまだに普通に10mWとなっている。だとすると、少なくともELECOMのWAB-I1750-PS(仕様表によると「空中線電力:10mW/Mhz以下」と記載)よりは相対的にかなり強い電波を出してることに(設定画面通り80mW出てたとしても8倍)。さっそくRT-AC87Uの設定画面を開く。そういえばこいつの出力設定を気にしたことないかも!というかこいつの管理画面はずっと前から死んでいて、ブラウザから開いても延々時間がかかってて使い物にならない状態。アクセスポイントとしては機能していたので放置してたけど、これを機に初期化して設定しなおし。まだ普通のWeb GUIとしては遅いけどなんとか使えるレベルには回復。そしてmWで指定していたEA-AC87と違い、こっちは言葉による5段階。Performance、Good、Balance、Fiar、Power SavingのPerformanceになってた。試しにEnergy Savingにしてみたけど、対向のEA-AC87からみたリンク速度は900Mbps〜1170Mbps程度で変化無し(ほぼ見通しの4mくらいの距離なのに理論値の1733Mbpsに遠く及ばないとかね…)。そうしてみたらあら不思議。WAB-I1750-PSからの電波で中継器なしでもトイレネットが安定し、Akerunもドアの外から開閉できるようになりましたとさ。(ただPower Savingってなんだか使ってない時に電波止めそうな勢いなので、Fairくらいがいいのかな?)

ASUSチームは一時期めちゃくちゃ不安定だったんですが最近やっと(管理画面に触れない以外)安定してたので、すっかり意識から外れてました。まさかこいつが無駄に強いせいだったとは。ちなみにチャンネルはASUSがW56非対応なので44ch固定。WAB-I1750-PSはW56を使うようにして一応かぶらないよう気を遣ってました。とりあえずこれで、RA-AC87その2も中継器も不要になりスッキリ。

ただしまだWAB-I1750-PSと同室内でMacBook Proなどがちょいちょい切れるという同居人のクレームは改善してない模様。W56内でチャンネル固定して様子見中。

11ac対応かつ「見える化」機能のついたYAMAHA WLX402が来月出ますが、さすがに10万近いと個人宅では手が出しづらいですなぁ。でもあれとか使って自宅のWi-Fi環境をカリカリにチューンしてみたいものよなぁ…