702NKII、iPodガワ装着&IMAP4

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 vodafoneの702NKIIは、海外ではNokia 6680という型番で売られており、国内出荷台数とは比べものにならない数が出回っています。そのため、さまざまな社外パーツも販売されており、以下のiPod風ガワもそのひとつです。ヤフオクで\3,000くらいでゲット。

702nk2_ipod.jpg

 文字通り表がアクリルちっくな白、裏がメッキになっています。本当は白いキーパッドもついてきてたんですが、表記が中国語なのと、タッチもふにゃふにゃして使いにくそうだったので、純正のものを使いました。

 裏面は指紋つきまくりなところまでiPod風(^^;)。普通にソリッドなカラーやラバー調のものなら\1,000も出せば手に入るので、飽きたら適当に着替えさせていきたいと思います。

 あと、自宅のサーバーのIMAP4サーバーをDovecotに入れ替えたので、試しに内蔵メーラーを使ってみました。今までのimapdだと、フォルダ一覧としてユーザのホームディレクトリを返していたので、何百というファイルがあるとケータイやPDAのIMAPクライアントだとフリーズしたようになって使いものになりませんでした(OSXのMailも)。Devcotだとちゃんと~/imap4/下のみを返すようにできるので、あっさり使えてます。これは(゜∀゜)イイ!。もちろん、M1000のようにフォルダに対応してない、なんてことはありません。ちゃんと購読フォルダを指定しておけば、新着もチェックしてくれさえしますからprocmail環境でもバッチリ。実は、ケータイ用のWebメールシステムであるx-Gateのフリー版を使ってたんですが、新サーバーではどうもTomcatのインストールが上手くいかずに困ってました。でも、これがあれば別にいらないかも。ちゃんとTLS/SSL/SMTP-Authにも対応してるし。ウチが自局認証なので毎回確認ダイアログ出るけど…

 (実用的な)IMAP4環境、MSNメッセ互換ソフト、Opera miniと急激に株が上がってきましたよ。>702NKII

 これで液晶がQVGAで、もう少し文字入力がしやすければ神機なんだけどなぁ。かなり下よりにキーパッドがあるので、ずっと打ってると親指の付け根が痛くなってくるんですよね。

 そして相変わらずテレビ電話の出番は無し…

702NKIIでOpera mini

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Opera Mini、「W-ZERO3」「Vodafone 702NKII」など日本の端末でも動作
 先日、ケータイJava(MIDP)版のOperaであるOpera miniがリリースされましたが、Nokia6680のvodafoneローカライズ版である702NKIIでもちゃんと動くとのことなので、早速インストールしてみました。認証アプリ扱いらしく、純正のインストーラーからUSB経由でサクっと入りました。
 今までの(ネイティブの)Operaだとよくメモリ不足になって、端末再起動を余儀なくなれてましたが、miniなら今のところそういう気配もなく、快適に動作しています。速度面を除けば、au端末のPCサイトビューワーよりも良いかも。というか、速度が遅いのは、一旦Operaのサーバーを介してデータ圧縮なんかをするせいかな?まぁ、その分パケ代が浮くならそれも良し。我慢できない遅さではないです。というか、ウチの電波状況が悪いだけ?追って外でも試してみます。
 ほとんどMessenger専用機と化していた702NKですが、活躍の場が増えそう。

ひかりパーソナルフォンWI-100HC、オモスレー

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WI-100HC

 本日の購入備品はコレ。 ひかり電話用の無線LAN型子機。ひかり電話ルーターは、SIPという規格でLAN内の機器を子機として登録することができ、X-Liteなどのパソコン上で動く電話ソフトなどで自宅電話を受けたりかけたりできちゃうのですが、この「ひかりパーソナルフォンWI-100HC」は、無線LAN経由で単独で子機として動作する端末というワケです(というかむしろこっちが標準の使い方で、X-LiteとかはNTT推奨の利用形態ではないw)。

 詳しいレビューは、清水隆夫氏のブログが参考になります。

 電話機としては割とオーソドックスですかね。ケータイではあまり無いシボ加工の表面が、プラスチッッキーな安さを感じさせません。ツルテカなケータイよりも持ちやすいかも。

 充電器の端子がUSB-miniBなのに、本体のPC接続用の同端子に挿しても充電できないっつーのはどうよ、と思いますが…

 あと、イヤホンマイク端子もないですね。まぁ、コードレス子機なんだからってのはありますが、それならむしろハンズフリーは欲しかった。

 一方で内線ボタンはなく、「1+発信」のような形を採るので、子機としても半端っちゃ半端。ちなみにショートカット発信は数字キーの長押し。

 さて、一人暮らしな上に、HS登録したPHSも含めると4台もの子機がトイレにまで設置してある我が家に、なぜこれを追加してみたか、というと、

  • Webサーバーが動いていて楽しげだったから
  • インターネット経由で自宅の電話を使ってみたかったから

という2点(^^;)。

■httpサーバー内蔵の電話機

 Webサーバーといっても、任意のコンテンツを公開できるワケではなく、PCからブラウザで設定画面を呼び出して、電話帳を操作したりできるってだけ。先述のUSB端子でPCにつなげば同じことはできるので、別にLAN経由する意味は全くないんですが…。まぁ、ガジェット好きな人ならこの気持ちはわかってもらえるかとw。PDAやiPodでLinuxが動く、ということ自体がワクワクするのと同じですわ。

 でも電話帳の一括バックアップ&レストアなんかも簡単なCGIで実装されてるようので、たとえば大規模な事業所でこれを利用した場合、簡単なスクリプトで一斉更新とかできちゃうでしょうね。

■WAN経由利用

 さて、問題はWAN経由利用が本当にできるのか?ということです。X-Liteで試した限りでは、単にルーターのポートをあけるだけではダメっぽかったです。X-Liteの場合、ホストOS自体をSoftEtherなりで自宅のLANにVPN接続してやれば利用可能でした。しかし、WI-100HCには当然VPNスタックがないので、そういうワケにもいきません。ちなみにブラウザも搭載されていないので、Webで認証するタイプの公衆無線LANスポットでも利用は無理でしょうね。FreeSpot位?あとは実家とかオフィスとか。暗号化はWEPとWPA-PSKに対応していて、複数の設定を切り替えることもできます。

 話を戻して、SIP登録。ググると、LAN内にAsterisk(オープンソースのIP-PBXソフト)を立て、それをひかり電話ルーターに子機として登録し、WI-100HCはAsteriskに対してクライアント登録、という方法では成功例があるみたいです。Asteriskの方が汎用性が高いので、さもありなんですね。ちょうど来月あたり、そろそろ自宅のサーバーを刷新しなければと思っているので、Asteriskにも挑戦してみようかと。

 道具眼もそのうちアシスタントを雇いたいなぁと思ってるわけですが、IP-PBX環境が整えば、アシスタントの人は自宅にいながらにして、道具眼宛の電話がとれるわけで、σ(^^)は日中寝ていても大丈夫なワケでw。

 つーか、そろそろ道具眼とプライベートで電話番号をわけることも考えとくべきかな。ひかり電話なら追加番号がたったの\100/月だし。

日本初、HDD搭載のW41Tは微妙

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ITmedia D モバイル:ついに登場、4GバイトHDD携帯──「W41T」
 さすが小型HDDの東芝。ケータイにも初搭載を果たしてくれましたね。
 でも正直微妙。iPod nanoがフラッシュメモリで4GBの製品を出している今となっては、4GBごときでHDDにして、耐衝撃性能や発熱、電池の持ちなどの問題を孕むのもなぁ、と思っちゃうのも事実。
 もはやBluetooth搭載機以外考えられない身としては、今後の東芝がこの路線で続けられると厳しいなぁ。
 明るい側面としては、Bluetoothヘッドフォンを使えば、iPod nanoより便利になりそうな点。だけど、今更iTunesからこんなマイナーな管理ソフトに移行する気もおきない。音質や容量の問題ではないんですよね。UXッス。
 そしてFelicaも非搭載。少し前のDoCoMoと同様、Felicaチップの流通量が不足してて全機種搭載をあえて見送ったのかな?
 PCサイトビューワー(フルブラウザ)も廃止。
 結局、今のW31Tから乗り換えてヨサゲなのはHelloMessengerだけ?だったら安くなりそうなW32Tでもゲットした方が幸せになれるかも(ただ色がなぁ…)。

結構遊べるフレッツフォンVP1000

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 ひかり電話を導入する動機のひとつになったのが、フレッツフォンでFOMAとの通話が可能になった点でした。前からフレッツフォンが欲しかったんですが、我が家のプロバイダでは050IP電話でのテレビ電話サービスは利用できず、かといってNTT東日本のフレッツ網内でのみ使えるIPv6ベースのサービスじゃかけられる相手がいないしで手を出せずにいたんです。そこへFOMAですよ。FOMAならきっと使い道があるに違いないと(ケータイ同士のテレビ電話も滅多に使わないクセに…)。

フレッツフォン VP1000

  で、フレッツフォンVP1000は普通に買うと6万するワケですが、ヤフオクで未使用新品を2万代でゲット。出品者も買ってはみたものの相手がいなくて手放すことにしたらしいw。

 さてそれが今日届きました。まずひかり電話対応のファームウェアにバージョンアップ。しかし詳しい操作方法がどこにも書いてなくて困った。どうもUPnPを使って自動認識するらしいが、これが上手くいかずに困った。

 まずRT-200KIが利用できる子機がアナログ2ポートを含め5台まで。既にソフトIPフォンを3台のマシンに入れて設定してあったのでこれがパンクしていた。使っていないアナログポート2を無効にすることで、IP子機を4台まで使用可能に。

 それでもつながらない。前のエントリに あるような変則的なつなぎ方が問題、というかVP1000の設定が融通聞かなさすぎ。結局、UPnPであれDHCPであれ手入力であれ、デフォルトゲートウェイとSIPサーバーが同じIPアドレスである必要があるらしく、デフォルトゲートウェイとしてRT-200KIのIPアドレスを指定したらアッサリひかり電話子機として認識。しかし、これではWebもメールもできない。まぁPOPしか対応してないメーラーは放置して、ブラウザにLAN内のプロキシを指定して回避。なんとか稼働状態にできました。

 さて、このVP1000ですが、中身はWindowsCE.NETが載ったVGAタッチパネル端末です。シェル操作や勝手アプリのインストールこそできないものの、思ったよりカスタマイズできました。まず待ち受け画面として、電話画面、指定URL、指定ビットマップを表示でき、写真のように宇宙艦隊記章を表示し、スタトレなテレビ電話にしてみたり。着信音もWAV(とWMA?)を好きに指定できるようになっていて、「24」のCTUな着信音にしてみました。ちなみにデータは側面にUSBポートがあって、USBフラッシュメモリで受け渡します。このUSBポートにキーボード、マウス、プリンタなんかもつなげられるらしい。 MP3も鳴らせるし、試してないけど、2MbpsのWMV9動画も再生できるとか。

  この電話機は非テレビ電話な相手とも普通にハンズフリー電話機として利用可能。タッチパネルだけに電話帳の操作性も上々。普通に電話機としても便利です。ハンズフリーの音質次第ってのもありますが(まだ試してない)。注意しなければならないのは、とりあえず無条件にテレビ電話発信し、相手が非対応だった場合に音声通話にフォールバックする仕様な点。うっかりFOMAな人にかけたらテレビ電話になっちゃいます。それと残念ながら、Vodafoneの3G端末とはテレビ電話できない模様。非対応だとエラーになりますな。