Dual Sense EdgeをPCで使う(発売日時点)

【純正品】DualSense Edge ワイヤレスコントローラー(CFI-ZCP1J)

【純正品】DualSense Edge ワイヤレスコントローラー(CFI-ZCP1J)

31,791円(05/05 11:43時点)
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PS5用純正高級コントローラーDual Sense Edge(以下DSE)が発売になりました。大手通販の初回予約戦に負けてしまい何ヶ月かヤキモキしていましたが、結局どこにも予約はできず、発売日当日にノジマに行ったら買えました。ノジマは一定日数モバイル会員だった人にしか売らないという買い占め対策を実施しており、それが功を奏したのかも知れません。ありがたや。

うちは年末年始から同居人がCOOPシューターをやりたいといい出して久々にThe Division 2にハマってまして、しかもPS5だと1台しかないので二人ともPCでプレイしています。このDual Sense Edgeも当面はPCで使いたいなと思っています。

■現状PCで使うには制限アリ

すでにあちこちで報告されていますが、現状PCで使うには制約があります。

まずコントローラーボタンカスタマイズツールのReWASDでは「未サポートのデバイス」となってしまいリマップが一切できません。

これに関しては(SONYがへんなブロックをしてない限り)時間が解決するのではないかと楽観視していますが、発売日(本稿執筆)時点ではどうしようもありません。DSEはXboxのエリコン2同様に3スロットのカスタマイズ情報をコントローラー内に保存することができますが、これが現状PS5からしか書き込めないのですが、API仕様が公開されているのか、reWASDが独自解析するのかわかりませんが、対応を待ちたいと思います。

この状態でSteamではなくUBIストアで買ったThe Division 2ではまったく認識されずボタン1つ反応しませんでした。

こういう時はSteamのエミュレート機能を使うしかありません。SteamライブラリにSteam外で購入したゲームタイトルを登録し、Steamをランチャーとして経由すれば無事使うことができました。

つまり、

  1. PS5にUSBケーブルでつないでペアリング
  2. PS5の設定アプリでカスタマイズ(ボタンアサイン、スティック感度設定等)
  3. PS5をスリープさせケーブルを外す
  4. SHAREボタンとPSボタンを同時に押してペアリングモードに入る
  5. WindowsのBluetoothデバイス追加画面でペアリング
  6. Steamのランチャーからゲームを起動

みたいな流れになります。PS5を持ってないと詰むというのはまぁ仕方ないですが、設定1つ変える度にペアリングをし直さないといけないのがかなり面倒です。PS5とDualSenseはUSBでつなぐだけでBluetoothのペアリング情報も上書きしてしまうのが裏目に出ています。PS5単体で使うなら親切な機能なんですが、この状況だと裏目に出てしまっています。

・背面ボタンに好きな動作をアサインできない

仮にINZONEブランドでPCゲーミングにも力を入れる姿勢を見せているSONYが純正の設定ユーティリティを出してくれたとしても、もしかするとPS5上の設定と同等、つまりボタンの入れ替えしかできないかも知れません。言い換えると特定キーやマウス操作などをアサインすることはできないかも知れません。そこはやはりreWASD等が対応してくれるのを期待するしかないのかも。例えばPC版のThe Division/2ではコントローラーにはアサインされないけどキーボードならできる、という機能がたくさんあります。例えば武器選択は△ボタンによるサイクリックですが、キーボードならダイレクトに3つの武器スロットを選択できます。装備画面もメインメニューを経由せずとも一発で開けるキーがあります。こういう動作をコントローラーにアサインできるのがreWASDの長所です。是非DSEへの対応を期待したいところです。

もしくはINZONEチームが空気を読んでPC用ツールではキーボードなどもアサイン可能にしてくれたりしたらPCゲーマーにとっても神コントローラーとなるかも知れません。

2024.8.28追記:

値上げを控えた本日、ついにPC向けユーティリティの「PlayStation Accessories」がリリースされました。これでWindowsからカスタム設定を作ったりファームウェアアップデートができるようになりました。

上記のReWASDはかなり前から対応してくれておりそっちを使ってましたが、基本的なボタンのアサインだけなら追加費用不要で済むようになったと言えます。とはいえキーボードやマウス操作を割り当てたりと自由度は依然ReWASDの方が高いと思うので、既に購入してしまった自分はそっちを引き続き使うかも。ファームウェア更新ができるようになったのは嬉しいですね。

■ハード初期評価

ということで、現状

  • Steam経由でタイトルを起動しなければならない
  • ボタンアサインをPS5からしかカスタマイズできない
    • 元からコントローラーにあるボタン同士でしかリマップできない

という制約がありますが、一応ゲームはプレイできたのでハードの使い心地など。

外観はボタンとパッドがブラックアウトされていてスタイリッシュになった印象。

重さがDual Sense比で50gほど増えていますが、個人的にはさほど気になりませんでした。ゲームに没頭してれば気にならないレベルかと。

開封前にボタンの押し心地も違うという動画レビューを見ましたが、自分はわかりませんでした。強いて言えば表面のツルツル度合いが微妙に違う気もしましたが、目を閉じて触ったらわからないレベルだと思います。

3つのプロファイルを切り替えるFnボタンがスティック下部に追加されていますが普段は特に邪魔になることはなさそう。左右それぞれあるのに同機能なのはちょっともったいない気もします。このFnを押しながら△で標準プロファイル、×、〇、□ならそれぞれにアサインしたプロファイルに切り替わるという感じです。PS5なら画面上にも切り替わったことをトースト表示してくれますが、当然PCではなにも出ません。

L2/R2のデプス制限は、アナログ動作が不要なThe Division 2のようなタイトルでは重宝します。よりクイックにトリガなどの動作ができるようになった気がします。これはソフトウェア関係なく物理スイッチでの切り替えなので、PCでも制約無しに利用可能です(これとは別にソフトウェアで感度設定もできます)。

目玉である背面パドルですがエリコン2のようなレバー型(?)に加え、半円状のボタンが付属しています。コントローラーを握った中指で操作する場合はこの半円パドルがしっくり来る気がします。現状、標準ボタンの複製しかできないので、L2/R2(構えと射撃)をアサインしてみてますが、せっかくなら”本来コントローラーでできない操作”に使いたいと思うので環境が整うまでは温存かなと思っています。

L/Rスティックの感度調整もいちいちPS5とペアリングし直さないと調整できないのであまり深く追求ができていませんが、Lスティック(エイム)は少し感度を落として精密エイムがしやすくしてみています。またスティックは長短2種類のバリエーションが付属しており、3タイプから選べるわけですが、現状はLをロング、Rをショートにしています。先端形状がドーム型で標準Dual Senseのように外周に起伏がないのが一長一短な感じ。通常は使いやすいですが、長時間使ったりポテチ食べたりwすると滑りやすくなってくる気がします。個人的にはロングで外周突起ありバージョンが欲しかったなという気がします。いずれサードパーティ品が出てくるかもと期待しておきます。

原則として外に持ち出すことはないのでキャリングケースはやや無駄。外箱と一緒にしまっておこうかなと思います。レバーやパドルなど交換する可能性のあるパーツだけ小袋に入れて手元に置いておく感じかなと。3万円という価格の何割がこのケースにかけられているかわかりませんが、エリコン2のように別売モデルもあったら良かったかもと思わなくはありません。

■まとめ

品薄で初回ロットを半ば諦めていたDual Sense Edgeをどうにか発売日に入手できました。

PCで使うにはまだ環境が整っていないためPS5を使ってカスタマイズする必要がありますが、Steamを通せば一応コントローラーとしては使用可能でした。reWASDなどが対応してくれるまでは真価は封印という感じです。

コントローラーとしての使用感はオリジナルのDual Senseと大きくは変わらず追加要素の分だけ若干重くなるのみという感じです。アマチュアの自分からするとこの重さも致命的な差ではないかなと。

これからPC環境が整ったり、The Division 2に飽きて積んであるBIO HAZARD 8のDLCをプレイする時にはカスタマイズ機能がより快適なプレイを実現してくれることを楽しみにしておきます。

おかんiPad故障により買い換え。iPad 10thよりAir 4thが狙い目じゃない?

最初のPayPay祭りの時に20% OFFで買った実家用iPad 6thが「充電ができない」という報せ。充電器やケーブルを取り替えてもダメそうなので横浜に送ってもらう。まずガラスが割れてテープで応急補修されてた…。iPadやiPhoneはガラスがヒビ割れていると修理できない(ガラスを外して分解する工程で必ずガラスが更に割れるので)ので、修理に出すとしたらタッチパネルガラス交換+充電不良のコンボになりまる。数年前のモデルでApple Careも有効ではないのでかなり高くつきそう。街の修理ショップでも2つあわせると3万くらいしそう(もしかすると2つ一緒なら割り引かれるかも知れませんが)。6thにそこまで出せないということで、DIY修理に挑戦しました。

■修理は失敗

iPad 6thはタッチパネルと液晶は別なので表面のガラスだけ割れてて表示はきちんと映るという場合、タッチパネルユニットのみで交換できます。てことでこれとこれを購入。

タッチパネルユニットとはiFixitなどを見ながらでそこそこの難易度でDIY可能です。問題なのは充電ポートです。上の写真の右上の部分がiPadのメインボードに半田付けされています。40ピンくらいあるとても細かい端子です。それ自体は別に1本1本小手先で半田付けしなくてもフラックスを使って一気に固定できるので問題ないのですが、失敗したのは古いパーツの取り外しです。ここはiFixitでは触れられておらず、海外の動画を頼りに低融点半田で各ピンのはんだを溶かして剥がす、ということだったので、追加で使い切りの低融点半田と余計なところを加熱してしまわないようカプトンテープという耐熱テープを購入してチャレンジしました。

4分30秒あたり

低融点半田は特定の合金と一般的な半田を混ぜて溶かして固めるだけで自作もできるようですが、今回は目的の部品が剥がせればよいということで3cmだけの小売りをしているものをチョイス。あすか修繕堂さんってSwitchとかの修理動画を過去にみたことあったのでなんとなく安心だったというのも。

で、結果失敗。メインロジックボードとコネクタパーツの間が半田でくっついており、コネクタパーツの上側から低融点半田を載せてしっかり溶かして熱を行き渡らせてから外すわけですが、この溶かしが足りない状態で無理に剥がしてしまったので、ロジックボード側の接点をいくつか剥離させてしまいました。引っ張って剥がすというより完全にはんだが溶けてズレてくるまでしっかり加熱をする必要があったんじゃないかと反省しています。同じ状態になっていたのを基板を削って配線を露出させ、ジャンパーする動画もありましたが、複数個ありましたし顕微鏡などもないのでとても自分の手には負えないなということで補修は断念しました。

ちなみに一応ダメもとで交換パーツを半田付けして組み立ててみましたが電源は入らず。メインボードはさすがに中華互換パーツとかないでしょうから、いつかガラス割れただけのジャンクとか見つけたらニコイチ修理にはチャレンジするかも知れませんが、オカンをそこまで待たすわけにもいかないので、今回は代替品を探すことに。

■現行モデルか中古旧モデルか、はたまたAndroid/Fireタブレットか?

Apple製品の円安価格改定が半端なく、現行モデルはかなり割高感出ています。特に去年の春に姪に買ってやったAir 5th(M1)なんて10万超えになっています。オカンのiPad用途は動画視聴なので、まぁProやAirは必要なく無印の10thか9th。10thはホームボタンがないAirと同等タイプ。9thはホームボタンの最終モデルです。操作感が今までと近く値段も安いという点では9thですが、昨年オカンiPhoneとして14 Plusを買ってあげたところなので、むしろホームボタンレスで統一した方がいいかもという考え方もできます。またAirとの違いは

  • Airは液晶がフルラミネーションディスプレイで低反射、広視野角、広色域、ペンの書き味が良い
    • Apple PencilがiPadは第一世代、Air/Proは第二世代
  • M1(5thの場合)で高性能

となります。オカンの場合、ペンは全く使わないですが、液晶品質が良いに越したことはないかなというところ。

また充電ポートはUSB-C化が進んでおり、6thではiPhoneと充電ケーブルを共有できましたが、今後は使い分けてもらうことになりそうなのが悩ましい。

割安なFireタブレットやIPX2防水のLAVIEタブレットなども検討しましたが、いくら動画を観るだけとはいえ文字入力くらいはするだろうと。そうなった時にOS差による混乱はシニアにはしんどいだろうということで断念しました。

■10thの値段でAir 4thの認定整備済み品が買える!

理想はAirだけどさすがに10万は出せない。せめてホームボタンがない10thかなぁと考えていたところで、ふとApple公式の認定整備済み品にAir 4thがあるのを発見。調べてみると、プロセッサやメモリはA12/4GBで10thと同じ。M1までは必要ないので充分です。そして液晶がフルラミネーションディスプレイになります。そして10thの定価+1,000円で買える!認定整備済み品はバッテリーと外装は新品交換されているので、気分的にも新品と変わらないしで、10thに比べたらかなりお得なのではという気が。プロセッサが同じなのでおそらくiOSのサポート切れのタイミングも同じでしょう。

64GB Wi-Fiモデル残念ながら第一希望のグリーンは在庫がありませんでしたがローズゴールドが買えました。言うて7万は臨時出費として痛かったですが、ここでFireタブ10とかにしてサポートコストが増えるとか思えばまぁ良いでしょうと。動画メインなら16:9液晶の方がよい面もあるんですが、シニアの適応力の低さをナメたらいけません。

今度こそ落として割らないように、同居人がFireタブを仕事場で雑に扱えるよう装着しているキッズケースに倣って、こちらを購入。

見た目なアレですがどうせ誰に見られるものでもなし、むしろこの落としてもぶつけてもリスクが少ないクッション性とハンドルと折りたたみスタンドが非常によいものだと大絶賛、猛プッシュを受けまして。まぁ安いので気に入らなかったら別の探すからという約束で使ってみてもらうことに。キッチンで調理中やガレージで作業中などにもずっと使ってるということなので、これくらいヘビーデューティー仕様がちょうどいいのかなと。ハンドルも確かにひょいと運べて便利そう。

■まとめというかオチ

それはそうと、「もうどこでも使ってるのよ」って会話の中で「お風呂でも」というキーワードが飛び出してきました。は?風呂?いやいやiPadは防水じゃないですが、、まさかUSBコネクタが充電不良になったのって….orz

やっぱりシニアのITリテラシー(の低さ)を舐めたら駄目です。iPhone 14 Plusなら防水なので風呂はそっちで見てくれと言っておきました。

一応、ウチでもiPad Proやminiで実績がある防水ケースとしてこれがありますが、液晶面のつく透明プラ板がやや歪んで見た目とタッチ感を損なうのが難点なんですよね。

見辛いからとちょいちょい液晶フィルムを剥がしてしまうオカンにはちょっと厳しいかなと思って除外しました。

TP-LINK TL-SX1008が故障、交換へ

2021年11月に購入した10Gbps x8のスイッチングハブTP-LINKのTL-SX1008が何の前触れもなく朝起きたらダウンしていました。電源を入れ直しても回復せず故障と判断。

こちらの製品は法人向けで5年保証となっているので、1年過ぎてましたが保証期間内でした。ネットでググると結構多いようです。ハードウェアVerが1.0と2.0があるらしいものの違いはわからず。2.0を修理に出したら1.0になって戻って来た、という事例も。ウチは1.0でした。

で、公式サイトのフォームから症状を連絡そしたところ「検査するから送ってくれ。ただ半導体不足で交換品お届けまで時間を要するかも知れない。」的な返事が返ってきました。あちゃーと思いつつも宅急便で送付。ちなみに送付時は送料こっちもち、返送時はあっちもち、というシステム。

結局中3日ほどで「マザーボード部品劣化の問題を確認できました。新品手配をさせていただきます。」と発送連絡が来ました。ほぼ即時で交換品が入手できてほっと一息。ちなみに交換品もVer1.0でした。

交換品は無事動作。この機種はファンの音がうるさいと互換サイズのNoctureに交換改造する人が多く、公式ページにもわざわざ赤字で警告が載ってるほどメジャーなDIYで、自分も交換するつもりでパーツを同時購入してあったんですが、面倒だったのと言うほどうるさくもないなと思い放置してありました。結果的に交換して保証非対象とならずに済んだので良かったと思います。まさかこんなに平均寿命が短いとは…これが対策品ならいいんですが同じVer1.0だしまた1年前後で壊れたやイヤだなぁという不安はあります。

とはいえ、今回「待たされるんならつなぎに代替品を買おうか」と一応調べてみたんですが、これ自体も当時より値上がりしてるし(購入当時3.8万、今5万ェ…)、同等価格帯の代わりになるモデルも見当たらずですね。RTX1300も買ってSPF+でつながるハブがあればいいなとも思ったんですがすぐ手が出せるものはなさそう。

ボイチャが快適なゲーミングヘッドフォン SONY INZONE H9買い増しとreWASD

年末、同居人がcoopできるシューターがやりたいと言い出しました。私があんまりPvPシューターが好きではなくヒーローモードを終えてしまったSplatoon3にあまり積極的ではないのと、大昔にやったRaibowsix Vegasシリーズが拙いながらも楽しかったらしく。当時はPS3で画面分割でのプレイでしたが、今なら互いにゲーミングノートがあるので全画面占有してプレイできます。

しかし、当のRaibowsixの現行最新タイトルであるSiegeはPvPメインですし、他のメジャータイトルもPvPやバトロワばかり。そこで思い出したのが数年前に一人でPS4でハマっていたThe Divisionシリーズです。これならダークゾーンというPvPもできるステージはあるものの、キャンペーンモードだけでもかなり分厚く、またグループを組んで協力プレイすれば効率も上がる作りです。まもなく2の新DLCがリリースされるタイミングでしたが、Steamで1がセールになっていたので購入。ちなみにその時点で2がページはあるものの買えなくなっており、新DLC直前で一旦下げてるのかな?などと思っていましたが、どうやらもともとSteamでは2が売っておらず、新DLCと同時に改めて発売ということっぽいです。Ubisoftのストアでは普通に2も買えました。Steamで1を安く買って3日ほど遊んだあとで気付いて、結局2もUbisoftで買って乗り換え(1はLv13くらいで放棄)。PS4版からデータ移行もできないし、グループでやるのにレベルが近い方が良いというので、私も改めてLv1からやり直しです。

■サラウンドでプレイしたい

プレイしているうちに、そういえば本作はサラウンドに対応しているので、対応環境でプレイすれば後ろから来る的に気付きやすくなるなど優位になるだろうということを思い出しました。当時はPS4のHDMIをSONYのサラウンドヘッドフォン送信機につなぐなどしていました。PCならもっと簡単にUSBなサラウンドゲーミングヘッドフォンがあるはず、ということで物色した結果、昨年同居人がSplatoon3用に買ったSONYのINZONE H9で良さそうという結論に。

専用USBドングルによる2.4GHz伝送でBluetoothより遅延が少なくプレイできる点もポイント。新年の初ガジェットとして自分用に追加購入しました。確認に手間取りましたが結論としては特になにも設定しなくても7.1chサウンドデバイスとしてWindowsに認識されており、-Gameと-Chatの2デバイスあるうちの-Gameをデフォルト出力デバイスとして選択し(The Division内には出力デバイス設定がない為)、更にゲーム側のミックス設定で「ホームシネマ」(だっけ?)を選べばOKのようです。

正直、それでめちゃめちゃ音場がリアルになるという感じはなく「あれ?本当にサラウンドになってる?」って感じで設定を何度も見返しました。ただそれでも後ろから近づく敵の声や足音といった情報が明らかに明瞭になりました。定位(方向感)というより音量差が強い気がしますが、ともあれゲームを優位にするという意味では効果があると感じています。

・Discordでのチャットも上々

さて、ヘッドセットをする弊害として同じ部屋でプレイしている同居人の声が聞きづらくなってしまいました。「外音取り込みモード」にすればリアルの音も聞きやすくなりますが、ゲーミングPCが2台もファンをぶん回してるノイズなども気になります。せっかくブームマイクもついたヘッドフォンなので、Discordでボイスイチャットをすることに。ゲーム内VoIP機能もありますが、ちょっと試した範囲ではDiscordの方が音質、遅延などで聞きやすかった感じ。Discordでもまだ遅延はありますが、ヘッドフォンをNCモードにして、更にゲーム音が加われば、直接音(肉声)はほぼ気にならなくなるので、実用的には問題なし。H9にはメインボリュームダイヤルとは別に、チャットとゲームの音量バランスを調整するシーソースイッチがあるので便利です。これを使うにはDiscord側の出力デバイスを-Chatの方にしておくのがポイントです。-Gameにしてしまうとゲーム音を混ざってしまい独立で音量を変更できなくなります。

素晴らしいのはここまでBluetoothを使っていない点です。ペアリング操作もしてません。デバイス情報を見る限りDVD音質(4,800Hz/16bit)っぽいのでチャットもBluetoothよりも高音質でできていると思われます。

側圧はわりと高い印象ですが、不思議と長時間装着していても頭が痛くなったりはないです(しかも眼鏡あり)。遅延も少ないのでゲームだけでなく動画編集などにも使いやすいんじゃないかと期待。家ではオープンタイプを使う方がストレスないでしょうが、ノマド動画編集する機会とかあれば今度使ってみようと思います。

■reWASDでコントローラーのアサインを自在にカスタム

全然話題がかわるので記事をわけるべきかもですが、この再来したThe Division2ブームにおいて大変重宝したツールがreWASDです。未だに読み方がわかりません。WASDはキーボード勢がゲームする時に前後左右移動に使うキーコンビネーションですね。reWASDはゲームパッドのボタンアサインをカスタムするユーティリティとして最近シェアが高い気がします。

指の力が弱い同居人はSplatoon含め、Xbox Elite 2を愛用しています。弱い力でもしっかりレバーが倒せるし、難しいレバー押し込みのかわりに背面パドルが使えるのがポイントです。

Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2

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Switchで使うにはこれを使用。

今回はPCで使うのでアダプタ不要となったんですが、XboxとSwitchで逆になるA/BとX/Yの配置を逆にしたいと。エリコンならXboxユーティリティで自在にカスタムができるはずだったんですが、何故か上手くいきません。具体的にはAボタンをBボタン動作にしても一瞬だけAボタンの入力が入ってしまい、障害物をBでジャンプしようとするのに何故かAのカバー(隠れる)を一度してから飛び越える、みたいな動きになってしまいます。Steamで買ったThe DivisionはSteamの割り当てカスタム機能で事なきを得ていたんですが、Steam外で買った同2ではそれができません(厳密にはSteamライブラリに登録して、Steamアプリ内から起動すればできるが面倒)。

ということでググると評判が良さそうなreWASDを導入してみました。今のところ快調です。いくつか高機能な別売プラグインもありますが、おそらくベースのライセンスだけで上記スワップだけなら足りそう。仕様期間が終わり次第購入する予定です。

また、以前、AYANEO AIRのコントローラーボタンをAutoHotKeyで上書きアサインできないかチャレンジしていくつか書き換えできないボタンがあったり、動作が不安定だったりしたんですが、こちらもreWASDで解決できました。自分用にもライセンス購入しようと思います。これでAYANEOでの紙芝居ゲーが捗ります。

ルーターを買い換え RTX1210 → RTX1300

数年前に導入したRTX1210を10Gbps対応を果たしたRTX1300に更新しました。自宅がフレッツ光クロスのエリアに入ったので、10Gbps化を見越してですが、現時点ではまだ申し込んでいません。以下、1Gbpsのフレッツ光(正確にはドコモ光コラボ、OpenCircuit v6Direct)環境でのベンチになりますのでご了承ください。

秋頃の発表では定価20万近くしており、ウゲーという感じでしたが家電量販店はともかくネット通販系では13万前半まで実売が落ちていたので特攻しました。RTX1210からISDN周りを省いたRTX1220が発売されており、ISDN環境が必要な人向けにRTX1210は高く売れるんじゃないか?という目論みがあったんですが、期待は外れました。むしろRTX1220にしか来てない機能追加があったりして、ISDNイラネって人には1220の方が価値が高まってしまった結果、1210はあまり値が付かないのが現状のようです。だったら実家にもっていてって拠点間VPNとか張ってみようかな、、、

■設定移行作業

同じRTX系列は設定ファイルの互換性が高く、今回変更のあったVLAN周りは使用していないので、基本的に設定まるっとコピーでいけるはずと思いつつ、この機会にゴチャゴチャしてきているフィルター周りの番号整理などしつつクリーンセットアップしようか悩みました。が、結局年末年始も色々やることあって腰を据えてとりかかれそうにないので、とりあえず丸コピーに(;´Д`)。

・管理者パスワード周り

従来、YAMAHAルーターの管理者ログインはユーザ名が空欄でしたが、セキュリティ強化のためユーザ名が必須になっており、気をつけれ、というペラ紙が同梱されていました。

なので、まずRTX1300を素で起動して設定用のMacを直結し192.168.100.1から管理画面に入って新規に管理パスワードも設定しました。その後にRTX1210からエクスポートしたconfigファイルをアップロードして再起動したんですが、パスワードはクリアされていました。新しいID/PWも1210で設定していたものも通じずに何度かやり直しているうちにロックされてしまったり。

結論としては、パスワード周りは初期化されるので、admin/adminで入って再設定する必要がありました。ので、最初の電源投入時のパスワード設定は適当でもヨサゲ(データ移行する場合)。

ただしTFTPのパスワードは旧機種のままっぽい。

・プロバイダ設定が一部移らず

設定をコピーして再起動し、ONUなどの接続を切り替えた直後、何故かWANにつながりませんでした。プロバイダ設定を確認したところ、IPv4 over IPv6 トンネルの設定でIPv4アドレスが空欄になっており、プロバイダからの情報をみて再入力してやったら解決しました。うちは現在v6プラスでIPv4アドレスも固定になるプランなのでちょい特殊かも知れませんが、いずれにせよダウンタイムを最低限にした場合は、プロバイダの情報をすぐに参照できる準備をしておくか、旧機種にアクセスできるようにしておく、設定画面のスクショを撮っておくなどするのが無難かも知れません。

・フレキシブルLAN/WANポート設定

RTX1300の新機能として、LAN1/2/3と物理10ポートの対応付けを自由に設定できる「フレキシブルLAN/WANポート」という機能が追加されました。物理ポート9/10のみが10Gbps対応なので、これをWAN/LANのどこに使うかを切り替えるためのものです。

ウチでは当面LAN3を使用する予定がなく、LAN側に10Gbps接続したかったので、ポート10をLAN1に変更しました。これだけは引き継ぎ元にない設定なので改めて行う必要があります。

こんな画面があり、直観的に設定することができます。

ポート10をLAN1に変更した状態

ちなみに設定を移行する前に行いましたが、移行後もそのまま有効になっていました。

・LANマップの端末情報DBの移行

書き出したconfig含まれていないとしてLANマップ上でつけた機器名称などの情報(端末情報DB)があります。これの移行方法がよくわからず困りました。公式サポート情報によるとTFTPで流し込めるようなのですが、具体的な手順がわからず。ここで吸い出したCSVを投入するの?それとも吸い出しからTFTPを使うの??という感じ。

端末情報DBはRTFS領域に保存されるファイルであるため、TFTPを用いてファイル転送 (書き込み、読み出し)を行うこともできます。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/lanmap/#DEV_SEARCH

かなり試行錯誤の末、TFTPを使わずUSBメモリ経由でコピーできました。

  1. Web管理画面の「機器一覧」画面から「CSVで保存」でdevinfo_db.csvを取り出す
  2. USBメモリかmicroSDに保存しRTXに挿す
  3. RTXに管理者でログインする。
  4. 「show file list /」でルートディレクトリの一覧を表示
  5. 「lanmap」ディレクトリがない(dashboard等はみえる)場合「make directory /lanmap」で作成する
  6. 「copy usb1:/devinfo_db.csv /lanmap/devinfo_db.csv」でコピーする(microSDの場合は「usb1:」を「sd1:」に変更)
  7. もう一度「機器一覧」を読み込む(初回は変換で待たされるかも)

これでいけました。機器一覧に反映されても、すぐにはLANマップには見えないらしく、しばらくしてリロードしたら反映されてました。

■ベンチとCPU負荷観察

speedtest.netのmacOS用アプリで計測してみましたが、あんまり違いが出ませんでした。

RTX1210
RTX1300
RTX1300 休日午前9時台

むしろ遅くなっている気すらします。いずれにせよプロバイダ側がネックになってそうなので、また後日、平日昼間などに再測定してみようと思います(配線戻すのは面倒なのでRTX1300だけ)。

RTX1300交換後にfast.comで測ったら600Mbps出ました(すみません、RTX1210では未測定です)。

RTX1300

プラシーボかも知れませんがWebページを開くのはサクっと速くなった気はします。

では処理能力が上がって負荷率はどうなったかということで、CPUゲージのダッシュボードも眺めてみました。speedtest.net計測中の様子です。

RTX1210
RTX1300

RTX1300はクアッドコアらしく、コア別のゲージが出るようになってました。逆にトータルの負荷はわからないですが、まぁなんいせよ余裕はできた気がします。

■まとめ

取り急ぎ移行は完了しました。やはり1Gbps契約のままでは数値の上で大きな向上は感じられませんが、瞬間的なWebページの表示などはサクサクになった気がします。元々ルーター由来のトラブルはほぼなかったので、安定度なども比較が難しいですが、時々同居人がSplatoon3やってて切断エラーになるなど言っていたのが治るのか経過観察してみようと思います。

フレッツ光クロスへの移行は、もう少し下調べをしてから行うつもりです。戸建てですが賃貸なので光ファイバーの引き直しなどが発生するかなど。