VPNで実家でもDLNA

 寝室のテレビをDLNA対応のBRAVIAにしたことで、ルームリンクVGP-MR200が退役したので、 実家に設置してみました。

 当然、直接自宅のDLNAサーバー群を参照することはできないので、VPN(PacketiX)を使ってややトリッキーなことをしています。

 Zebedeeやstoneなどで単純にパケットが通ってもMPEG2では帯域が不安なのと、DLNAはuPnPを使ってるのでフォワードも難しそう、ということで、やや美しくないですが、DLNAサーバー(TVersity)は実家のマシンで稼働させました。で、そのマシンがPacketiXで自宅のファイルサーバーにあるDivXファイル群を参照しています(直接DLNAをVPN経由させてると期待した方、申し訳ありません)。

 こうすることで、VPNを通るのはDivXストリームなので割と帯域的には余裕みたいです。ただ欠点として、

  • 実家側でもPCを立ち上げておかないとならない
  • しかも結構パワーがいる

ということがあります。とりあえず少し前にやはり自宅で退役したAthronXP/2500+マシンでもそれなりにトランスコードできているようです。

 ルームリンクではなく、LinkTheaterなど直接DivXを再生できるメディアプレーヤーなら、もう少し別の方法があったでしょうが、とりあえず追加投資するほどでもないので、これで使ってみようかと。

twitterアカウント作ってみました

 話題になってるので一応試してみようということで、twitterにアカウント作りました。

http://twitter.com/do_gugan/

 ハイフンが使えなかったので、アンダースコアにしてみたところ、リンクの下線とカブって見づらいことが発覚orz。

 とりあえず、Web更新はマンドクセーので、Opera用のウィジェットであるTwipperaと、PHP実装のケータイ用ゲートウェイtwitterMobileを設置。出先では911Tから更新できる体制にしてみました。

 受信、というか読む方はGoogle Talkと連携したりもできるようですが、GoolgleTalkは普段立ち上げていないのでとりあえずなにも無し。コメントいただいても気づくのは遅めかと思われます。

JumboFrameに関する覚え書き

 TeraStation Livingの導入の際にトラブッたJumboFrameについて、マニュアルの注意書きを確認したので覚え書き。

TeraStationのJF設定 ハブ 相手PC 通信可否
ON 対応 対応
ON 対応 非対応
ON 非対応 非対応
ON 非対応 対応 ×

△:通信はできるが、標準フレームサイズにフォールバック

 わかりにくいのが、ピア同士がJumboFrame対応しているのに、途中経路のハブが非対応だった場合に通信ができなくなることですね(まさにこの状況でした)。ハブもPCも非対応ならフォールバックして通信できるのに、意外ですね。おそらくネゴシエーション的には通ってしまうので、パケットサイズが大きいままやりとりしようとしてしまうんでしょう。

 JumboFrame設定は見た目わかりにくいので、ネットワーク不通トラブルの際には気づきにくい要素だと思います。しっかり頭の隅に置いておきたいものです。

もう一度信じてみよう。TeraStation Living購入

 先日の値下げで10万切ってきたので買ってしまいました。現在は初代TeraStationの1TBを2台使ってバックアップしてるんですが、ニコイチ(あんまり使ってないLinkStationも入れるとサンコイチ)にできるならオトクかなぁ、と。パフォーマンスも上がってるみたいだし、何より初代は夏場に温度管理にかなり不安あり。まぁ、HDDなんて消耗品なので、トラブル前に買い換えるのが吉でしょう、と。

 初代TeraStationではファームウェア更新にコケてやむを得ず二台目を買い足すハメになったという苦い経験があります。ファームウェアの再導入だけなのにHDDを初期化します、というサポート方針のため。

 でもまぁ、あれから何世代かモデルもかわって、さすがにノウハウも蓄積されただろう、と特に根拠もなくチョイス。IO-DATAの白いヤツも小さくて良いんですが、さすがに詰め込みすぎな気がして熱が心配。初代TeraStationですら、別途USBファンで風あててないと不安というレベルなのに。しかもあれは冷却ファンも小さいだけあって五月蠅いらしい。

 で、PROかLivingかって話ですが、一応DLNAに興味があり、ActiveDirectoryは不要ということで、なぜか結構価格差があるLivingに。UPS非対応はちょっと気になるんですが…

■RAID構成をどうしよう?

 RAID構成は、もう一度TeraStationを信じてみよう、ってことでRAID5に。トラブル時にLinuxマシンにHDDをつなぎ変えてサルベージすることは可能っぽいですが結構複雑っぽい。すると結局TeraStationのガワで復旧を試みる方が妥当で、最悪は前回同様、もう一台TeraStationを買えば済むならまぁいいや、とw。RAID5の技術自体はもう少し信じてみようかと(というか厳密には前回の買い増しになった顛末もRAID5が原因ではないし)。不安なのは、

  • ファーム更新に失敗して起動しなくなる
  • 急な電源断でアレイを認識しなくなる(初代はこれが結構ある。何度か再起動すると直ったりするが心臓に悪い)

で、HDD自体が完全にダメになるようなことは(通常のHDD寿命に比べて特別には)可能性としては低いかなと。なら容量と保険のバランスとしてはRAID5でいいかなとの判断です。さて…

■いきなりちょっとしたトラブル発生

 ファーム更新と一通りの初期設定がおわって、DHCPから固定IPに設定をかえたところ、管理画面にアクセス不能に。/cgi-bin/top.cgiへのリダイレクトはされてるっぽいものの、画面は真っ白のまま。ファイル共有はブラウジングまではできるがフォルダを開こうとすると帰ってこない、という状況。管理画面の問題だけならファーム更新の失敗の可能性があるけど、フォルダ空けようとして返ってこないのはHDD不良っぽいイヤーンな症状。PC側の設定ツールで初期化してIPはDHCPに戻ったものの、症状は改善しない。やっぱりまだ全幅の信頼は置けないのかなぁ、と初期不良交換してもらうべく箱に収めて就寝。

 翌朝出かける前に、ユーザ設定でパスワードとか入ってるのがイヤだなぁと思って管理画面抜きで初期化をする方法を調べる。ドアをあけた中にある初期化スイッチを5秒押して完全リセット。これでPC側のユーティリティから初期化が実行できるようになる。ついでにアレイの初期化も実行。これで上手くすればHDD上のファームが一新されて動くようになるかも?!

 そして本当に復活!!

 もう一度設定画面を眺めてみて気付いた。そういや固定IP設定の時に同じ画面にあるJumboFrameの設定をいじったな、と。こいつのせいで一定サイズ以上のパケットが届かなくなっていたんではないか?今はRAIDアレイのチェック中なので放置してあるし、また試す勇気もないですが、多分間違いないだろうと。やれやれ。

■DLNA

 楽しみにしていたDLNAですが、案の定階層構造が無駄に長い。BRAVIAのXMBで既に動画メニューから入っているのに、またも動画、写真、音楽という選択肢が出る。まぁこれはどのDLNAサーバーも同じなので規格上の仕様なのかも。その下がフォルダ、アルバム、アーティストなどの分類の選択肢。MPGファイル置くだけなのでフォルダ分類以外使わないのに毎回かならず選ばされる。そして次が共有名。これが一番無駄。PCASTの設定画面でDLNAという共有を配信対象にして、その下にKanonというフォルダを掘ってMPEGファイルを置いたとします。そうすると、XMB遷移的には、

動画→動画→フォルダ→DLNA→Kanon

となります。PCASTの設定画面では同時に1つの共有(またはフォルダ)しか指定できないので、DLNAには同階層の選択肢はあり得ないはずなのに、毎回必ず出てきやがる。この辺りがUltimateCSだとDBを別に作ってやれば、フォルダ→Kanonのように見えるのでスッキリ。たかだか1階層の差ですが、そもそもかなり我慢の限界的な遷移数なので、更に無駄なステップが上乗せされるのはかなりイライラします。早送りとかのレスポンス次第ですが、DLNAは引き続きUltimateCSを使うかも知れません…

 もちろん理想は、XMBで動画を選んだらすぐにKanon(と同階層のフォルダ一覧)が見えて欲しいワケですが…

 しかも、試した限りではMPEG2ファイルがBRAVIA側で見えない(全然ダメじゃん)。これは詳しく検証する前に上記の問題が起きてしまったので、追ってあらためて検証します。 ちゃんと見えました。早送りもUltimateCSより安定していて良い感じです。

Vistaをリモートから電源を落とす方法の覚え書き

 Windowsでリモートデスクトップ接続している時、おそらくフェイルセーフなんでしょうが普通にスタートメニューからは電源が落とせません。XPの場合はタスクバーを右クリックしてタスクマネージャーからシャットダウンできたんですが、Vistaのタスクマネージャーは再起動や電源を切るといったメニューが無くなってるっぽいです。

 ショートカットを作るような技やらスクリプトやらの話を聞いた覚えがあったので検索。こちらの記事にコマンドを発見しました。Vistaの場合、スタートメニューのサーチ欄にそのままコマンドを入力できるので、これを打ち込むのが早そう。

シャットダウン shutdown -s -f -t 0
再起動 shutdown -r -f -t 0

 オプションがLinuxなどのshutdown -h nowよりもちと覚えにくいですね。-sがshutdown、-rはreboot。-fはforce(保存してないファイルがあっても無視)、-t 0が「すぐやれ」の意味のようです。

 というか、shutdown -iでGUIが起動しました。LAN内の他のマシンも操作できたりするみたいですね。