アンチマイナンバーカード DIACERTの電子証明書でe-Taxするメモ

うちの同居人がプライバシーガーで絶対にマイナンバーカードを作りたくない派。でも確定申告はe-Taxでしたいということでマイナンバーカード(公的個人認証サービス)以外の民間企業の電子証明書サービスをわざわざお金払って登録してきました。

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社のDIACERT-PLUSというサービス。5年弱で4万円もすんの!そしてお金がかかるばかりか、対応カードリーダーが少なかったり、情報が少なかったりと無駄にハマりがち。Mac非対応だし、リーダーはGemaltoのCT30以外はサポート対象外、という狭き門。ジェムアルトといえばPC録画で一時期よく名前を聞いた印象。が、我が家にはなかったので、わざわざ購入。

とりあえず64bitのWindows10に挿したら勝手にドライバー当たって認識し、Windows版のe-Taxソフトでマイナンバーカードは使えるようになりました。しかし認証局をDIACERT-PLUSに切り替えるとエラー。

ICカードを認識できませんでした。ご利用の認証局で必要な背亭を確認の上、再度操作を行ってください。

e-TaxソフトがICカードに到達できてない時の共通エラーですね。カードが駄目なのかリーダーがダメなのか全く情報をもってない役立たずのエラーメッセージです。後半の「マイナンバーカードをご利用の場合には」云々は今回の場合は意味をなしません。世の中の大半はマイナンバーカードでJPKI(公的個人認証サービス)を使っているのでわからなくもないですが、この場合、事前にDIACERT-PLUSを選んでいるので関係ないメッセージは抑止してほしいものです。

で、どうやって解決したかというメモです。なんのことない、ICカードリーダーとして機能しているように見えても、DIACERTの専用ツールが別途セットアップしないとダメ、という話です。すみません私が申し込んだわけでないので、その辺の注意書きが目に入っていませんでした。

公式サイトのサポートページからDIACERT電子証明書設定ソフト(V1.2)(本稿執筆時点)をダウンロードしてインストールします。詳細手順を説明した「はじめにお読みください.html」がブラウザで開き、いくつかのツールを順にインストールをするよう書かれていますが、e-Taxで使うだけなら全てを入れる必要はありませんでした。

ICカードリーダーのドライバインストール:必要

これはもっとも重要だった気がします。Windowsが自動で入れてくれると慢心してはいけません。

電子入札補助アプリのインストール:不要

さすがにe-Taxと関係なさそうなのでスルー

DIACERT電子証明書 設定ソフトのインストール:一応いれた

付随ツールがいくつか入るぽい。

最近JPKIやe-Taxのソフトを入れたばかりのPCですが、実行後はスタートメニューの「最近追加されたもの」はこんな感じになりました。上の4つがこのステップで入った気がします。動作確認などにも使えるので入れて良いと思います。

接続許可リスト(アクセス許可サイトリスト)の設定:一応いれた

ICカードリーダーの設定:一応やった

上で入った3つのうちの「ICカードリーダライタ設定ツール」が起動するぽいです。JPKI利用者クライアントソフトの「ICカードリーダライタ設定」と似てますが別モノなので注意。e-Taxソフトでマイナンバーカードを選択した時は後者で選択したICカードリーダーが使われます。「ツール」とついてる方がDIACERTで使うカードリーダーを選ぶということですね。ただ起動したら下記のメッセージが出て特にすることはありませんでした。

認証局ルート証明書登録:一応やった

という感じ。

以上を済ませた上で、e-Taxソフト(Windows版)で再チャレンジ。まずはアカウントに電子証明書を登録します。メディアに「ICカードを利用」を選ぶのはマイナンバーカードも同じ。

次の画面で、認証局として「DIACERT-PLUS」を選択します。

先ほどはここで「次へ」を選ぶと冒頭のエラーメッセージなっていましたが、、、

今度は成功。「発行先」に電子証明書の名義人の名前が出て、有効期間も取得できています。きちんと電子証明書が読み込めているという証です。あとはこの後でカードのPINコード(カードと一緒に届いた紙に印刷されている6桁の数字)を入れたりしていけば証明書の登録(アップロード)が完了します。

これで、同じ電子証明書入りカードを使ってメッセージを閲覧したり申告したりができるようになります。ただしe-Taxソフトのログインはマイナンバーカード専用ぽいです。のでDIACERT-PLUSの人はe-Tax利用者番号と暗証番号でログインする必要があります。

マイナンバーカードを心から憎んでいる、宗教上の理由で利用できない、という方は参考にしていただければと思います。

メインWindows機のNICを10Gbpsに換装

以前、自宅LANをマルチギガビットイーサ化した際、ハブやルーターの10Gbpsポート数に制限があった為、当時メインだったMacを優先して5Gbpsアダプタをつけ、Windows機は2.5Gbpsカードにしていました。9月に大幅に組み替えた際もNIC(ネットワークカード)はそのまま継承して2.5Gbpsになっていました。

しかしここ最近はめっきりMacを使う頻度が落ち、Windowsデスクトップ機がメインになっている為、こちらに10Gbpsポートを割り振るべくNICを交換しました。あと、Reaktekの2.5Gbpsチップはいまいち不安定で不定期に切断する問題があると言われていて、我が家でも実際によく発生しているので、脱Realtekをしたかったという理由も。ただウチの場合はこれまた不安定で定評のあるBUFFALOの10Gbps/マルチギガビットイーサハブの電源を挿し直して復帰していたので、原因がハブかNICかはこれで切り分けかな、というところがあります。NIC交換しても駄目ならやっぱりハブでしょう、と。

なお自宅はフレッツで1Gbpsですが、NASのDS1517+を10Gbps化済みな為、Lightroomや動画編集などの作業が高速化される期待がもてます。不調の原因がハブで、NIC交換で改善しなかったとしてもNASとの通信が高速化できるならいっか、という判断です。

購入したNICはこちら。

tp-link製で、MarvellのAQC107というチップが使われています。このチップは元々コスパの高い10Gbpsチップを製造していたAquantia というメーカーが2019年にMarvellに買収された経緯があるようです。正直初めて聞くブランドです。

同一チップ品で同じ様な価格のものが1つと、ASUSで倍近くする製品が見付かりましたが、ヒートシンクも充分大きいしレビューでもそう問題なさそうなのでコスパ重視で決めました。

真っ赤なボードと大きなヒートシンクが目を惹きます
リンクLEDは10Gbps時に点灯するものに

2.5Gbps NICまではPCIe 1xで足りてましたが、10Gbpsともなると4xが必要なようです。幸い9月の組み替えで新マザーには空きスロットができていて問題なく接続。ドライバーはWindows10 64bit 20H2では含まれておらず、ネットワーク接続が必要でした。起動直後は認識せずこいつ自身でもネットにつなげられない為、一時的にWi-Fiを有効にしたところ、勝手にドライバーがインストールされ有効になりました。バージョンは2.2.2.0が入り、Marvell公式サイトから落とせるものよりも日付は古いながらバージョン番号は大きいのでそのまま使っています。ただ公式サイトのファームウェア更新ツールは落としてみて、更新があるようだったので適用しておきました。

10GbpsはCategory 6Aのケーブルが必要なので同時に刷新。今回も猫かじり跡が見付かった為、金属皮膜付きのものをチョイス。いつのまにか長さのバリエーションが増え、Amazonでも買えるようになっていました。

■ベンチマーク

対NAS

うっかり旧NICでベンチとっておくの忘れました…ケーブルやスイッチのポートで2.5Gbpsと10Gbpsを切り替えて比較します。

今回の換装でPCもNAS(Synology DS1517+)も10Gbps NICを搭載しています。その前提で、

  • PCが10Gbpsリンク、NASが2.5Gbpsリンク:913Mbit/sec
  • PCが2.5Gbpsリンク、NASが210Gbpsリンク:1.09Gbit/sec
  • PCが10Gbpsリンク、NASが10Gbpsリンク:1.05Gbit/sec

をつけつつ、ハブのポートが2.5Gbpsの場合、PC->DS1517+で913Mbit/sec。PC、DS1517+供に10Gbpsリンクした状態だと1.05Gbits/sec。うーん、一応桁が繰り上がってるものの僅差って感じ。うーん、誤差の範囲?Synology側のiperfサーバーがDockerなのでボトルネックになってる?

Crystal Disk MarkでSMB速度を調べるとこんな感じ。

  • PCが10Gbpsリンク、NASが2.5Gbpsリンク

 

  • PCが2.5Gbpsリンク、NASが210Gbpsリンク

 

  • PCが10Gbpsリンク、NASが10Gbpsリンク

やはり10GbpsでPCとNASがつながるとシーケンシャルを筆頭に倍以上の速度差が出ますね。唯一RND4K Q1T1のWriteだけ1/6に落ち込んでるのはなんでだろう?

WAN速度比較

使用しているハブ、BUFFALO LXW-10G2/2G4は10Gbpsポートが2つしかありません。従来はルーター 同社WXR-5950AX12の10Gbpsと接続していましたが、現状WANは1Gbpsのフレッツで、ルーター<->スイッチ間は10Gbpsである必要性が(理論上は)ないので、つなぎかえました。

ルーター-スイッチ間は2.5Gbps、スイッチとPC、スイッチとNASの間が10Gbpsです。これでWANのスピードに速度差が出ないかも検証しておきます。プロバイダ的に速度が出やすい早朝時間帯でテスト。

・ルーター -(10Gbps)- スイッチ -(2.5Gbps)- PCの場合

スイッチ-PC間のケーブルをCat6にしてリンクを2.5Gbps止まりにした状態でのテスト。疑似的に今までに近い条件。

 

・ルーター -(10Gbps)- スイッチ -(10Gbps)- PCの場合

上記からケーブルをCat7にしてリンクを10Gbpsにした状態でのテスト。ちょっとだけ高速化。でも下り700Mbps切ることもあったりで誤差の範囲かな?

・ルーター -(2.5Gbps)- スイッチ -(10Gbps)- PCの場合

2しかない10GbpsポートをPCとNASに使わせるため、ルーターを2.5Gbpsに落とした場合。多少落ちてる気もするけど上りは上がってるし、ピーク時間帯でこの差だったらほとんど体感差は出ないとみていいですかね。

将来的にWAN側が1Gbps超のNUROやフレッツ光クロスなんかになってきたらまた影響があるかもですが、現状700Mbpsがトップスピードの1Gbps回線ではルーター-スイッチ間を2.5Gbpsに落としても問題なし!ということで。むしろ不安定なルーターが10Gbpsリンクしなくなることで負荷が減って安定しないかなという期待もあったり。

当面この体制でいってみます。

[e-tax] JPKI利用者ソフトで「ICカードに接続できません」となる時の覚書

今年もe-Taxには苦労しました。来年以降のため、同じ問題にぶち当たった誰かのためにメモ。

今年(2020年度申告)からfreeeはiPhoneを含むNFCスマホを使って申告できるようになりました。カードリーダーいらずで華麗に申告まで達成できたのですが、少し前にマイナンバーカード内の電子証明書を期限切れで更新したためにエラー。事前にe-Taxソフトから新しい電子証明書を再登録しておく必要がありました。それはさすがにfreeeの申告アプリではできなそうだったのでe-Taxソフトからやることに。

で、e-Taxソフトも従来のWindows版に加え、ついに非IE環境であるChrome/Chromium Edgeに対応した「e-Taxソフト(Web版)」とスマホでいける「e-Taxソフト(SP版)」が加わりました。そのうち、SP版はマイナポータルアプリがサーバーエラーでつながらず(ク○)。そしてWeb版には電子証明書の再登録メニューがなく、結局Windows版を使うことに…

■Windows版のインストールが終わらない

「e-Taxソフトのダウンロードコーナー」からインストーラーを順に実行していって、最後の「e-Taxソフト(共通プログラム)のインストーラ」を実行し、プログレスバーが最後までいったところで「e-Taxソフトが新しいソフトウェアのインストールを構成中です。」のまま刺さる。現象としてはこちらのページにあるまんま(34bitOSってなんやねん…)。ウィルス対策ソフト(ESET)を無効にしてみてもダメ。さすがにアンインストールまでは試せず別のPC(Surface Go2)でやったらすんなり完了。これだからウィルス対策ソフトは入れたくないんだよなー。

■「ICカードに接続できません」

ICカードリーダーには以前から手持ちのSONY S380とNTTComのSC3310を使用。今までも散々使って来たリーダーです。しかしe-Taxソフトが認識してくれない。そういう時はJPKI利用者ソフトで動作確認。すると、「動作確認」ではすべてOKが出るのに「自分の証明書」で電子証明書の内容を読み込もうとすると「ICカードに接続できません。ICカードまたはリーダライタを確認してください。」というエラー。

ICカードに接続できません。ICカードまたはリーダライタを確認してください。

動作確認できてるのになんで?というか何の為の動作確認画面なの??

で、結論ですが、JPKI利用者ソフトと一緒にインストールされている「ICカードリーダライタ設定」アプリをスタートメニューから呼び出し、「ICカードリーダライタを自動検出する」になっているのを「PC/SC対応」に変更し、リストから目的のリーダを選び直してやる必要がありました(Surface Go2の場合、デフォルトでは「Microsoft UICC ISO Reader」が選ばれていました。

このMicrosoft UICC ISO ReaderというのはSurfaceのSIMスロットかな?いずれにせよ「動作確認」ではOKぽい表示になることと、設定が別アプリになってることがハマりポイントでしょう。e-Taxソフトも起動時に更新バージョンがあるかチェックする設定をON/OFFするだけのために別アプリ「バージョン確認オプション変更」が切り離されているし、謎設計です。

この問題は複数のスマートカードリーダーがデバイスマネージャーに存在する、それこそLTE搭載PCくらいでしか起きない問題かもですが参考まで。

5千円台で買える裏面配線対応ケース Scythe M1

メインデスクトップをRyzen化リニューアルをした際、うっかりメモリをRGB LED付きのものにしてしまいました。狙ってというより、Ryzen最適化というので買ったら結果として光るヤツだった、という感じ。でもなんだか少し楽しくなって、グラボのRTX3070を買う時にもゴリゴリ光る上に小さなカラー液晶までついている電源も。

なんだかんだで気付いたらあちこちピカピカ光っています。ただケースはサイドがガラスになった「魅せる」系のケースではなく、結局ほとんど見えない状態。なんだかもったいないなーとか思っていました。また最近の「魅せる」系は裏面配線というマザーボードを固定するパネルの裏に空間があり、ほとんどのケーブルをそちらに隠すことで見栄えやエアフローを良くできるものが増えてきていて、ちょっと羨ましいなと思っていたり。

ただまぁあんまりお金もかけたくないので、RazorのTomahawkみたいなのは買えない。いや正直MicroATXサイズのがあれば買ったかも(笑)。

ドリキンさんが使ってるヤツですね。かなり好みで作りも良いみたいでしたが、ATXかMini-ITX版しかなく、我が家的にはちょっとフィットしませんでした。

MicroATXマザーが過不足なく入るケースで裏面配線対応のものを探してみたところ、お手頃そう(数千点)かつシンプルな外観のものだとまずこれが見付かりました。

フロントパネルがあんまりゴテゴテしてないフラットなヤツがいいなと。

で結局買ったのがコレ。ヨドバシ店頭で発見。

フロントもガラスで、フロントケースファン次第で光らせることも可能。しなければスモークなので綺麗なブラック、という趣。値段も手頃です。

結局、このRGBファン3発を入れてフロント2機、リア1機で光らせてます。

とはいえあんまりレインボーな感じにせず、ホワイト系の色味でシンプルに光らせています。2重リングになっていて精工感というか解像度高い感じが良い。マザーがアドレッサブルRGBに対応してない場合用のコントロールボックスまで付属していて3個でこの値段は手を出しやすいかなと(ウチの場合コントローラーは不要でしたが)。

■ケースレビュー

で、初めての裏面配線にチャレンジした結果がこちら。

かなりスッキリしてエアフローもヨサゲ。ATX電源線やグラボ用電源線などゴツくなりがちなケーブルが最短距離で背面パネルに引き出せるのが大きいですね。そもそもSSDも2機はM.2化してますが残った2.5インチのは背面パネルの裏面にマウント今回はなしですが3.5インチシャドウベイは下部の電源ユニットと同じ部屋にあります。その他のケーブルもとにかく背面パネルの裏に引き出せるので良いです。実際のゴチャゴチャしたケーブルは電源ユニットの部屋に押し込みつつ、残りは背面パネルと左側のサイドパネルの間に挟まる形で収まります。

サイドパネルはさすがにRazor Thomahawkのように蝶番付きのドアとはいきませんが、手回しネジ2本でスライドして取り外せ、たまのメンテナンスには充分な簡便さかなと思います。上部はホコリフィルターがマグネットで脱着できるようになっていて、メンテナンスしやすそう。細かい所では付属のネジ類も黒色で質感を損ねないよう配慮されています。全体的に数千円で買えるケースとしては充分なコスパだと感じました。

唯一躊躇したのは5インチベイがなく、光学ドライブと取り付けできない点です。今時のゲーミングPCケースの多くはそうみたいですね。光学ドライブにこだわると選択肢がぐっと狭まります。私もまだたまに必要になったりしますが、最悪必要になった時だけUSB外付けでもいっか、と妥協することにしました。

Ryzen 3900 (65W) + RTX3070と低発熱セレクションなせいもありますが、上記のケースファン3つを音が聞こえない程度で回してCinebench中CPUが60度超えないくらいで運用できており、エアフロー&静音性も問題なさげ。

なお、こちらの方がとても詳しいフォトレビュー記事を挙げてくださってるので店頭で詳細が確認できてありがたかったです。

フロントにスライド式ガラスを採用したMicro-ATXケース Scythe M1 | 4 Chunks

細部が気になる方はこちらを参照いただくとよろしいかと思います。

2023.8.19追記:

記録のため、ファンやGPUの制限サイズを追記。

  • CPUの高さ: 160mmまで
  • GPUの全長: 360mmまで

AfterShokz OPENCOMMとメインマシン(X570M Pro4)をBluetooth 5.0化

2020年最後の実査を追えた日、打ち上げて的に(何度目かの)年内最終ガジェット買いをしたくなってヨドバシへ。

お目当ては骨伝導ヘッドセットのAfterShokzのOPENCOMM。

前からフレンドが使っていて気にはなってたんですが、基本テレカンは非装着派だったので購入には至っていませんでした。特に耳にカナル系のイヤホンを挿して通話すると自分の声にも違和感が出て苦手。音質や使い勝手は高評価のAirPods Proも通話には使う気になれず。ただやはり環境ノイズを減らすにはマイクを口元にもってくるのが一番。骨伝導のAfterShokzなら耳に挿すものはないのでいいかなとか、新製品のOPENCOMMはマイクも口元なのでヨサゲとか思ってテンション上げ。ただ骨伝導って従来品の音質を試したことがあって基本良い印象がなかったので、さすがに試聴しないで買うわけにはいかないと展示があるヨドバシへ。

結果音楽がそこそこ聴けるくらいには進歩していたのでお買い上げ。色は存在感がない方がいいかなと思ってグレー(黒髪前提)。

■インプレ

確かに従来の骨伝導イヤホンとは一線を画す音質だと思います。ただ音楽を楽しめるレベルかというとそこまでではないですね。そもそもBluetoothのコーデックはSBCオンリーみたいでAACすら非対応。ワンセグ並ということです。あくまで骨伝導の中では驚異的という感じ。

またこれは推測ですが「骨伝導にしては音が良い」秘密は、“割と普通に音としても鳴ってる”せいなんだろうなと。静かな部屋だと対面にいる人に音漏れするっぽい。聞いてる曲のアーティスト名を当てられましたw。骨伝導で欠損しがちな波長を音(空気伝導)で補ってる?まぁともあれ完全無音を期待するとちょっと肩透かしです。調子のって電車で爆音再生すると駅に停車中とかだと普通に睨まれる可能性がありますのでご注意ください。

ただスピーカー部分が密閉されているので防水性が保たれるのは良いです。お風呂iPadで動画とか観るのに良いワイヤレスイヤホンが欲しかったんですよね。前に人から試供品でもらった完全ワイヤレスイヤホンが防水だったんですが、電池の減りが激しくて実用性が低かったので。

装着感も軽めで長時間でも疲れにくそう。メガネでもまずまず。ただフレンド曰く更にマスクが上乗せされると耳元で絡んで大変、とのこと。まぁ普段自宅でテレカンする時はマスクしないから今んとこ実不便はないですが、移動中とかに使いたい人は要注意ですかね。

肝心の通話ユースですがウチではWindowsでの挙動がいまひとつ不安定。テレカン時に出力に指定しても音が聞こえなかったりしがち。PCからみると音楽用と音声用のデバイスが独立して見えるんですが、どちらもダメだったり、そもそも音声用が見えなくなったり。何度か通話で使おうとしたもののダメで即座に別マイク/スピーカーに切り替えてしまいました。

2021.1.1追記:どうもRTX Broadcastを経由するとダメっぽいです。OPENCOMMはWindowsからみて、音声用(OpenComm by AdterShokz Hands-Free)と音楽用(OpenComm by AdterShokz Stereo)という2つのスピーカーデバイスとして見えるんですが、デバイスプロパティによると、それぞれ「1ch、16ビット、16000Hz(テープレコーダーの音質)」「2ch、16ビット、44100Hz(CDの音質)」が最大。前者(Hands-Free)をRTX Broadcastで選択してテスト音声を流すと1/2速で長回ししたような声になってしまいます。RTX Broadcastが16000Hzに対応してない??とりあえずWindows版LINEでRTX Broadcastを経由させると音が出ない。直接Hands-Freeを指定すると音が出ることを確認。Stereoを指定するといいかもですが、スピーカーとマイクを同じデバイスにした方が一般にエコーキャンセルが正しく働くく、単一デバイスでSTEREO(音楽モード)とマイク(音声モード)は同時利用できなかったりもするので、そこはまた追加検証待ち。

あとペアリングモードで特定操作をするとマルチペアリングを有効化できます。しかしこれもちょっと微妙。iPad ProとWindows機でマルチペアリングした状態でWindowsで通話してたんですが、唐突に「接続しました」という音声メッセージが数秒おきに流れまくる事態に。Windowsでの通話自体は途切れてなかったので、どうも階下にあったiPadと微妙な距離で接続と切断を繰り返し始めた??通話中にこうなり、対象デバイスも手元にないともうどうしようもないのでその時も別マイクに切り替えてしまいました。レアケースかも知れないですが、仕事の通話でマルチポイントは使わない方が無難かもと思い、速攻OFFに戻しました。デフォルトでOFFになってるのもちょっと納得。

■PC側をBluetooth 5.0にしてみた

で、何度か再ペアリングやリセットを試すもいまひとつ安定せず。ふとPC側のUSB BluetoothアダプタがBluetooth 4.0なのに気付き(OPENCOMMは5.0対応)、いい機会だからアップグレードしてみることに。

幸いマザーボードのASRock X570M Pro4にはWi-Fi/Bluetooth専用のM.2コネクタがあったので、IntelのWi-Fi6 & Bluetooth 5.0対応のこちらを購入。

ボード単体もあり、Bluetoothだけならアンテナなくてもいいかな?と思いましたが、レビュ-みてるとやはりあった方が良さそうだし、Amazonがセットで提示してくるアンテナが合わなかったという書き込みもあったので、無難にセット製品をチョイス。

PCIスロットを使うアンテナ2本分の穴があいたプレートが付属してきますが、なんとこれを使って装着したところ、RTX3070が干渉してつけられず!最下段スロットはLANボードが刺さってるので移設もできず。

よくみるとバックプレートにも穴が3箇所あけられていたので、なんとかそこから通して外部アンテナを立てることができました。垂直並びなので垂直に立てるとアンテナ同士が干渉してしまいますが、まぁ適当に。ワッシャーが形状違い(バネタイプとギザギザ付き)で2種類ついてたんですが使い方がマニュアルみても載っておらず適当に。あと小っさい金属プレートもついてたんですが、これも使い方不明(ボード固定?)。このマニュアル、M.2スロット用ですらなく間違えたものが混入したとしか思えない役立たずぶりでしたw。M.2スロットの固定するネジは付属。

ドライバーはIntelのサイトからWi-Fi用とBluetooth用をサクっと入手(CD-ROMは付属してましたが、先日ケースかえて光学ドライブなくしてしまったので使わず)。

ハマったのは、古いUSB Bluetoothアダプタを外しておいたところ、既存のペアリング済み端末が削除できなくなった点。Wi-Fiと違ってBluetoothは相互のMACアドレスで認証するので、ハードが変わったら全部登録しなおす必要があります。なので、

  1. ペアリング済みデバイスを全て削除
  2. 古いBluetoothアダプタを取り外し
  3. 新しいBluetoothアダプタを有効化
  4. 各デバイスを再ペアリング

という流れでやるのがヨサゲ。

■Wi-Fi6速度テスト

使い予定はないですが、一応Wi-Fi6速度測ってみました。

有線LAN(1Gbps)

 

有線LAN(2.5Gbps)

 

Wi-Fi6 (2Gbpsリンク)

やはり2.0Gbpsリンクしててもさすがに有線には負けますね。1GbpsリンクのEthernetにも大きく負けます。やはりデスクトップ機は有線続投で。

それにしても上りが遅いのはなんでだろう?後でルーター再起動してみようかな。

 

■まとめ

肝心のOPENCOMMの通信状況が改善するかはもう何度かテレカンしてみないとですが、とりあえず一発で音楽用と音声用の両方で認識されました。

取り急ぎ大晦日の買い物報告を新年初投稿にて。