Eye-Fi 4GB版ゲット&ユーティリティまで作っちゃいました

Eye-Fiの動画対応した4GB版が日本でも出荷開始され、量販店での店頭販売もされるようになった、と聞いて、ヨドバシでゲットしてきました。

当面、JPEGだけで良かったんですが、SDカードとしての性能(速度)もアップしたとのことなので、一応4GB版をば。それでもクラス4相当らしいんですが…

ちゃんと例の限定仕様のボックスに入ってました。これは確かにちょっと面白いですね(見たことない方は、スタパチャンネルでどうぞ(音鳴ります))。どうなってるか気になるけど、もったいないから分解できない(^^;)。

■使用感

旧モデルの購入を迷って散々レビューを読んでたので、まぁ予想通り。64bitでもちゃんと使えました。むしろ、NOD32非対応なのが痛い。(NOD32が入った)24時間稼働マシンで運用できなかった…

当面は自宅LAN内でフォルダ保存のみ利用する予定。WebアルバムアップロードはPC上で吟味して厳選してから置く派なので、失敗作も含めて問答無用でアップロードされてもあまり嬉しくない。あと、アドホックモードでつながらないので、WMWiFiRouter経由で外で使うとかもできないし(←これが一番改善して欲しい点ですね)。

転送時間は最初こそ無線LANがつながるまでの時間もあってちょっと長めですが、一度リンクしてしまえば1600×1200の圧縮率低のファイルが5秒程度ですね。

たまにこういうツールで保存先をネットワークフォルダに指定できないものがあったりするんですが、Eye-fi Managerは大丈夫でした。普段、PMB (SONYのアルバムソフト)で管理しているツリーに直接置けていい感じ。指定フォルダの下に日付でフォルダを掘ることもできて、その形式も「2009-04-28」とPMBと同じなのも嬉しい(カスタム設定も可能)。既存のPMBの管理体制にシームレスに統合できました。

で、σ(^^)の用途としては、撮ったその場での品質チェックにPCの大画面を使いたい、というもの。なので、フォルダに貯まった端から拡大表示してって欲しいワケですが、Eye-Fi Managerはそこまでは面倒みてくれません。既存ツールで実現しようと思うと、例えば「フォルダ監視」を使って、JPEGファイルに関連づけられたアプリで開いてく方法がありますが、イマイチ使い勝手が悪い。この辺り、需要は結構あると思うんですけどねぇ。

■てことで、専用ツールを作ってみました!

真面目に探したら誰かが作ってそうではありましたが、なんとなくプログラミングしたい気分だったので作っちゃいました。3、4時間でサクっと作った超手抜きツールですが、一応目的は果たせます。フォルダはアップロードフォルダを指定しておいても、「日付サブフォルダ名を追加」チェックをつければ自動的に当日の日付をパスに追加してくれる点がEye-Fi専用っぽい機能です。Eye-Fi Manager側で日付サブフォルダを掘る設定にしている場合でも、このツールを起動するだけで当日のフォルダを監視してくれるワケです。

画面写真

こんなんでも使ってみたいって方はこちらからどうぞ。

ウチで以前から配布している「動画眼」にひっかけて「静止画眼」という名前にしてみました。もうこの辺りからも手抜き感がムンムン漂ってきますw。

本当はExif情報を表示すると、撮影条件毎に比較できて便利だと思うんですが、挑戦してみたところ、内部データを人が読める形に変換するのが結構大変ということが判明し、どこかで手頃なライブラリを見つけるまで保留にしました。

壁紙定期変更ツール、2種

サブモニタも綺麗になったことだし、壁紙に凝ってみようかと。というか、これらのツールがあることを確認できたからモニタ買い換えを決意したという噂も。

「1つで十分ですよ~」という訳にはいかなかったので、2本ほどご紹介。

■マルチモニタ対応、非常駐型、Simple MultiWallpaper Changer

Windowsはマルチモニタ時の壁紙の扱いが大ざっぱです。そもそもメインとサブに別個の壁紙を指定できないですし、メインとサブで解像度が違う場合、双方にフィットさせるということすらできません。

このSimple MultiWallPaper Changerは、モニタ毎に違うフォルダからランダムにファイルを選び、それを双方それぞれにピッタリ表示されるような1枚の大きなビットマップファイルを合成した上で壁紙に指定してくれるツールです。アイデアの勝利ですね。

まぁ、このツール自体に定期的に壁紙を変更する機能はないのですが、「/c」オプション付きで起動することでウインドウを表示せずに更新だけを行ってくれるので、Windows標準のタスクスケジューラから呼び出すことで実質的には実現することができています。ReadMeにはXPでの設定方法も紹介されています。常駐しないので、低スペックマシンを使用している人や、極力常駐を避けたい人にもオススメ。

唯一の難点は、タスクスケジューラーの実行サイクルが最短で5分間隔までしか指定できない点。フォトフレーム代わりにするにはちょっと長い気もします。

■柔軟な設定が可能なぬこ壁紙ちぇんじゃー

対象画像が多く、もう少し頻繁に差し替えたかった寝室マシンにはこちらのツールを導入しました。

こちらは普通にタスクトレイに常駐するタイプですが、間隔指定、時刻指定などかなり柔軟に更新タイミングを指定できます。

面白いのは「除外」機能。壁紙に出てきた時に「この写真は以後スキップでいいなー」と思ったら、タスクトレイから一発指定。以降、除外されます。フォルダから実ファイルを消す訳ではないので、専用の壁紙用ファイルフォルダを作らなくても、普段の写真アーカイブフォルダを使いつつ、お気に入りだけを利用できる訳です。

メインマシン、サブモニタ新調

仕事などに使うメインマシンは、DELLの24インチをメインモニタとし、実家で不要になって引き取ってきたSHARPの17′ SXGAをサブにして使ってました。

でサブでは録り貯めたテレビ番組を観ることが多いんですが、そうすっと、ワイド&光沢化した気がムラムラと。今液晶安いですしね。

てことで物色。

  • グレアパネル
  • 16:9 (ないし16:10)
  • 18.5~19インチ程度
  • 応答速度など、動画性能高め

で探してみると、グレア(光沢)が意外と少ない。最初に見つけたのはAcerで最安12,999円というとこ。それよりもう少し高い売価なものの、ヨドバシに在庫があるようだったので速攻ダッシュ。

 一度は店員さんにそれを頼んだものの、待ってる間に隣に展示してあった三菱のRDT204WM-Sに目が止まる。

こちらは、16:10で20インチとやや大きいものの、

  • 簡易キャリブレーション
  • Gray to Gray応答速度が2ms
  • オーバードライブ
  • HDMI
  • Acerよりデザインがシンプルで好み

など目を引くスペック。予算大幅オーバーでしたが、こっちにしてみました。WSXGA+になっていたので、今までのSXGAと比べて縦解像度も落とさずに済んだのは作業スペースとしてはいいですが、やはり動画再生時に上下帯が付くのが微妙。

面白いのは簡易キャリブレーション。添付の写真と同じものがキャリブレーションソフト上にも表示され、同じ見えになるように手作業で調整するというもの。コストをかけずに手軽にキャリブレーション機能を実装してるということで興味津々。プロではないので専用のキャリブレータ―を揃えるほどではないんですが、こういうちょっとした調整ができると嬉しいですよね。

最初、なかなか同じ色にするのは難しかったんですが、OSDで色温度をUSERから5000Kにしてみたらかなり近づけられた気がします(調整後はまたUSERになるワケですが。蛍光灯を昼光色から推奨の昼白色に変えたらより近づくのかな?)。付属ソフトはこのモニタでしか機能しないんですが、こっちを基準にDELLモニタの方も再調整。やっぱり参考基準がハッキリするってだけでいいですね。今までDELLモニタのチューニングはかなり色薄めだったらしく、チューニング後はやや色が濃くて違和感あります。まぁ、無理に揃えることもないんですが、しばらくはこれで使って慣れられれば良しとしましょう。

グレアパネルはやはり反射が気になります。常時ではないですが、やはり動画視聴してて暗いシーンになると、自分や背後が映ってるのが見えてしまいます。実写コンテンツでは鮮やかさの面でメリットはあるんですが、アニメ中心ならノングレアでも良かったかなぁ。

あと、やはりTN液晶なので視野角はそれなり。ちょっと見る角度が変わると色が変化してしまいます。まぁ、一人で真正面から見るだけなので致命的ではないんですけど。

スタンドは左右パンは不可で、高さ調節は足の途中の積み木状のブロックをつけるか外すかでのみ調整可能(3cm)。

OSDの操作性はまずまずですかね。暗い画面で反射が気になってしまう以外は概ね満足しています。

TV番組エンコード効率化

σ(^^)は録画した番組をCMカットしてDivXで圧縮し、補完したりモバイル機器で視聴したりということをよくするのですが、新番組ラッシュのこの季節は、その作業量も増大気味です。

しかも、TMPGEnc 4.0 Express (以下、TE4XP)のバグなのか、GeForceのCUDAドライバのバグなのか、時々、緑一色のフレームが混入する現象が起きていて、発見したら再エンコードという流れになるので、さらに面倒なことに(TE4XPのバッチエンコードツールに履歴は残っているのですが、一覧画面で作業ファイル名が表示されていないというユーザビリティ上の問題を抱えており、同じエンコードをやりなおすにも探すのが非常に面倒)。

そこで、少し作業手順を見直してみました。

■CMカット編集の効率化(1)

 これは結構前からやっているのですがついでにご紹介。

 TE4XPはPageUp/Downなどのキーにフレーム移動のショートカットを割り当てることができます。ほとんどのCMが15秒単位で制作されていることに着目し、PageUp/Downに秒数指定移動を割り当てます。ウチでは、PageUp/Downに30秒移動、Ctrl+PageUp/Downに15秒移動を割り付けています。30秒単位で移動し、CMが奇数本で行き過ぎたらCtrlを押して15秒戻る、という感じです。

 さらに、それをマウス(ウチではトラックボール)から手を離さないで実行できるよう、キーストロークを余剰ボタンに割り付けました。

IMG_0549

戻るボタンへはPageUpではなく、中クリックを割り付けてあります。これは、TE4XPでは、「直近のシーン境界へ移動」になります。「進む」ボタンでサムネイルバーにCM境界が見える位置までおおまかなに移動しておいて、最後に中クリックをすると、自動的にシーン境界(絵がガラっと変化する点)に移動してくれます。

これで、左手をCtrlキーがいつでも押せる位置に保持しておくと、ほとんど手を動かさずにCMカット作業ができるようになります。

■CMカット編集の効率化(2)

ここからが今期始めた取り組みです。

上記の設定では、行き過ぎた時にはPageUpで戻るためにキーボードに手を移動しなければなりません。更に別の余剰ボタンに割り付けてもいいのですが、ウチでは別のアプローチをとりました。

番組毎にCMの長さと挿入場所は一定なので、そのプロファイルをExcelに書き出したんです。30秒を1として、2分のCMなら「4」と記入しておき、30秒進むショートカットを4回叩くというルールです。45秒なら、「1.5」で、.5の時はCtrlを抑える、という感じですね。15秒を1としてもいいんですが、個人的にはあまり打鍵数を増やすよりもこの方が楽な気がしています。

ついでにフィルタやエンコーディングのパラメーターも一元管理できて、「この番組はいつもどういう設定でエンコしてたっけ?」ということに悩まなくてよくなるメリットもあります(フィルタやエンコード設定は代表的なものをテンプレート化してすぐに適用できるようにしてあります)。

■CMカット作業はTME3で

次に、これはまだ確定ではないんですが、CMカット作業をTMPGEnc MPEG Editor 3(以下、TME3)でやっておく、というトライアルをしています。

 同じ作業はTE4XP1本で完結できるのに、わざわざ別ツールを利用する理由は、

  • TME3の方が、カット編集画面のレスポンスが良い
  • 音ズレしにくい(らしい)
  • TE4XPでエラーになるファイルでも読み込める確率が高い(らしい)
  • 再エンコ前の生MPEG2ファイルをCMカット済み状態で保存できる

という辺りです。

 緑フレーム問題が解決しない限り、NASの容量が許す限りソースファイルを保管しておきたいのですが、その際、CMだけでもカットした状態で保存できれば多少なりともスペースの節約になるし、再エンコード時に履歴が見つからなくてもCMカット作業をやり直さずに済みます。

 また、音ズレはよく200ms程度ズレて(主に1280x710pエンコの時な気がするが100%ではない)、VirtualDubModでエンコード後のAVIを食わせて音ズレ修正をしたりするのですが、それが無くなるならいいかなと。これはしばらく使っていて発生率を眺めてみないと効果の程はわかりませんが。

 

 とまぁ、こういった工夫で多少なりとも日々の作業を効率化しようと試みています。また進捗があれば書きたいと思います。この他にもオススメのノウハウなどあれば教えて下さい。

同日追記:

と、書いた矢先に、TE4XPで緑画面問題対策をしたというアップデートがでましたね。とりあえず緑問題が解決してくれるといいなぁ。

無線LANアクセスポイントのACアダプタ逝く

ふと気付くと、自宅の11b/g用のアクセスポイントが沈黙していました。調べてみるとどうもACアダプタから電圧が出てないっぽい。 スペックを調べてみると、電圧5Vで、見慣れたサイズのプラグなので、もしかしてアレがいけるかなぁ、と思って試したらビンゴ。

PSPやZERO3、EM-ONEなどで使われている規格でした。ただ、IO-DATA純正のアダプタは出力が2,000mAと高め。手近にあったケータイ用でよくある正方形の小さなアダプタでは容量不足であることがわかりました。

ということで、PSP用などとして売られていて2,000mA(=2A)以上のものを物色。SONY純正PSP付属のPSP-100は要求を満たすことがわかりましたが、3,000円強とちと高い。互換品はネットでスペックがわからず、結局ヨドバシでサイバーガジェット製のCYBER ACアダプタ(CY-ACPP-BK)という製品が同じ容量をもっていて、2,000円弱で買えることを確認。ゲットしました。今のところ問題なく動いています(チャレンジする方は自己責任で…)。

本当はこのアクセスポイント、PoE給電に対応しているので、この際PoEにチャレンジしてみるかとも思ったんですが、残念ながらIO-DATAからでていた給電アダプタはいつのまにか生産終了。どこにも売ってませんでした。さすがにPoE対応ハブに買い換えるのは大袈裟になるので今回は断念。