ワクチン副反応管理用にスマホ記録できる体温計を購入 ~omron MC-6800B

私は基礎疾患持ちなので少し早く新型コロナワクチンを打てることになり、先日1回目を接種してもらいました。

副反応として警戒していた発熱はなく、腕の筋肉痛的な痛みのみでしたが、2回目はより重い症状も出そうですし、きちんと発熱のログをとりたいなと思い、スマホに計測データを転送できるものがないかなと物色。

そしたらオムロン製で手頃な製品を見つけました。オムロンは体組成計や血圧計、活動量計睡眠計などPCやスマホデータ蓄積に対応した製品を出しています。専用PCアプリだった時代から始まり、WellnessLinkとか何度かプラットフォームがかわってサ終(サービス終了)による買い換えを余儀なくされるなど煮え湯を飲まされていますが、他に代替製品もないのでもはや体組成計だけで4,5台買ってる気がします。

それはさておき、現行のomron connectというスマホアプリを使ったラインナップの中にいつのまにか体温計が加わっていたのです。

パッケージ
オムロン 電子体温計 MC-6800B

オムロン 電子体温計 MC-6800B

2,188円(12/23 04:37時点)
Amazonの情報を掲載しています

omron connectというと

  • Bluetooth経由の転送
  • 14日分とかのメモリがありたまに一括転送すればOK

というイメージでしたが、この体温計は転送方法からして異なります。計測後20秒ほど小さな信号音を発し、それを(omron connectを起動し受診待機状態に下)スマホのマイクに聞かせることで転送します。新しいです。Bleutoothチップを搭載しないお陰なのか価格も2千円台とお手頃。ちょっと前に品薄だった頃は普通の体温計でもこれくらいしていたイメージ。

難点としては測ったその場にスマホがないと記録を残せず、毎回その場で転送操作が必要というめんどくささ。こういうログってリアルタイム性はさして必要ないので、ついでの時にまとめて転送できれば事足りたりするものです。

  • アプリ起動
  • 計測ボタン(右下の「+」)タップ
  • 説明書き画面
  • 受信待機画面

というステップが日々のこととすると若干手間。iPhoneならウィジェットやSiriショートカットで受信待機画面に一発遷移したいです。いや、せめて説明書き画面はスキップさせてくださいよ…

体温計を登録するとメイン画面右したに計測ボタンが出現
説明書き画面
受信待機画面

逆に家族で共有する時にユーザ選択フェイズがないのは利点とも言えます。体組成計は各種計測データから登録者の誰のものかは推測してくれますが、血圧計(複数ユーザー対応のもの)は予め設定スイッチでユーザ1と2を切り替えなければなりません(間違えても本体上では修正や削除はできず)。本体温計はそもそもメモリがないので、測った人が自分のスマホにその場で当てるだけというシンプルな考え方。リテラシーの低い家族がいるご家庭ではこちらの方が間違いがないかも知れませんね。

体温計としての使い勝手は極めてフツー。予測体温なら15秒なので充分早いですし、スイッチの入れ方なども極一般的なので、スマホ連携機能を知らない家族が使っても小難しさや違和感を感じたりすることはないでしょう。通信音もごく小さいので言われないと気付かないかも?今後体温計を新規で買ったり買い換えたりする機会があれば、値段もそう変わらないのでとりあえずこれにしておくと良いのでは?という製品です。

■まとめ

何度目の正直だか忘れましたが、omron connectは比較的アプリも使いやすいし(グラフの出し方とか不満はある)、Apple HealthKitで「ヘルス」アプリに同期できるので、最終的に他者プラットフォームに乗り換えてもiPhoneである限りは継続してログが残せるという安心感もあります。そのプラットフォーム内でこれだけコスパの良い体温計が登場してくれたのは素直に嬉しいです。

願わくはomron connectが末永く継続されますように(-人-)。