外部電源型ケルヒャー導入 K3サイレントプラス

昨年末に洗車用にモバイル(バッテリー式)高圧洗浄機のKHB6を購入。

昨年末バッテリー型のKHB6を買った時の記事

新車も納車されてEXキーパーもかけたのでメンテ洗車を月に2,3度しています。純水器まで導入しました。

当初バッテリー型の水圧やバッテリー持続時間で満足していたんですが、ガンガン洗車することを思うと少し不満も出てきました。

  • バッテリーは1台には充分だが2台まとめて洗おうとすると足りない
  • 洗剤のすすぎ不足のような跡が残っていることがある

バッテリーは100%充電で始め、最初の砂落としとシャンプー後のすすぎをすると30%とか時には10%を切るなど、いずれにせよ半分は切ってしまうので、時間と元気があって「ついでにもう一台も洗うかー!」ってなっても諦めざるを得ません。

更に気になるのは、純水をケチる意識が働くのかすすぎが足りず、後でみると石鹸跡みたいなのがガラスなどに残っていることがあります。単により長くすすいでいればいいのか、もっと水圧をかけてやる必要があるかは不明ですが、なんとなくモヤモヤしていました。

■ホースを買いにいったはずが高圧洗浄機を買っていた。何を言って(ry

また庭の蛇口からKHB6までは同居人が買ったステンレス製のホースを使っていました。耐候性は良いのですが重くて取り回しが悪いのと、うっかりクルマのボディに当ててしまわないか気を遣う、またワンタッチジョイント部分から水漏れが気になったので、そのホースで駐車場までひっぱり、そこからは別のホースリールをとりつけて樹脂製の軽くて車体に当たっても傷つかないホースを使ったいいんでは?ということでCAINZまで物色に。

例えばこんな感じの短くていいので、ホースが軽く、ある程度耐圧性能があり、紫外線による劣化を防げるカバーがついていればいいかなと。

だいたいの品定めを終えて久しぶりのCAINZなのでブラブラしていたらケルヒャーコーナーを発見。なんとなく同居人と眺めていて、やはり庭や玄関の掃除で強力なのがあれば使いたいという話になり、家計でGoとなりました。

以前検討していたのはK2サイレントでしたが、なぜかこの日CAINZでは2022秋発売のK3サイレントプラスがAmazonよりもかなり安い価格になっており、多少大きく重いけどむしろ車輪がついててゴロゴロ移動できるならアリじゃね?ということになりました。K2サイレントとの価格差も数千円程度。さらに上のK4プレミアムだと一気に高くなる上、吐水力は誤差レベルの違い(ただし後述しますが付属品が結構違う)。バランス的に手頃なんじゃないかということで決定。

(電源接続型のケルヒャーは東日本用(50Hz)と西日本用(60Hz)でモデルがわかれているので購入時にご注意ください)

■ハード周り

付属品をまとめた様子がこんな感じ。

ランス(ガン)はフロントに差し込め、ホースは巻いて背面のフックに引っ掛けておけ、電源ケーブルはその下のネット部分に格納できます。

ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K2 サイレント 1.600-920.0 (50/60Hz)

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K2サイレントに比べて大柄なのは確かなんですが、こうして周辺パーツをまとめて保管、移動できることを考慮するとトータルの使い勝手はかなり良いんではないかと。しかもタイヤで転がしていけるのです。

■豊富なサードパーティパーツとイケてないホース

先端パーツ選び

同じケルヒャーでもバッテリー式のKHB5/6と大きく違うのは、社外パーツが豊富に出ている点。例えばガンも付属の長いものに対し、ショートタイプのものが各社から出ています。

充分水圧が強ければ、遠くまで水が飛ぶので、長いノズルはいらない、ということでしょうか。例えばクルマの屋根を洗う場合も、踏み台に乗れば一気に反対側まで洗える水圧があるので、取り回しが優先できるぽいです。

とても興味がありますが、今回はお隣さんまで無駄に水を飛ばしてしまわないことを優先して、純正オプションのフレキシブル可変ノズルを買ってみました。

長いノズル(ランス)の先端に取り付け、クイっと水流の方向を曲げられるものです。同様に踏み台でクルマの屋根を洗う時、伸ばしたノズルから真下に向けて水を出せれば、無駄に向こう側に水を飛ばさないで済むんじゃないかと。

めちゃくちゃ評判が悪い付属ホース

ケルヒャーの各機種のレビューをみていると付属ホースの評価がとにかく悪い。硬くて扱いづらいし、グニっと曲げると破損しやすく寿命も短いと。

とにかくさばきづらいと評判が悪い付属ホース。見るからに硬そう…

純正や社外品のしなやかなホースに買い換えた人はみんな幸せになっているようです。社外ホースは3,000円程度から1万円以上するものまで様々。そしてケルヒャー自身もわかっているのか上位グレードの「プレミアムフレックス高圧ホース」を発売しています。

こちらのホースは約1.2万円と本体を2万円台で買ってることを思うとかなりお高い。ただ使ってる人の評価は高いようです。「わかってるなら最初からつけろや」というレビューが非常に多い(笑)。実はK4以上のモデルだとこちらのホースが標準で付属しているのです。

しかもこちらはホースフックではなくホースリール。先に性能はあんまりかわらないと書きましたが、付属品が意外と豪華。正直店頭ではブラシとかの違いは認識してましたが、ホースの違いは気付きませんでした。K3系を買って後からプレミアムフレックス高圧ホースを買う前提ならば、最初からK4クラスを視野にいれるのもアリかも知れません。まぁ互換ホースで評価の高いものがあればそれも良いとは思いますが。

ということで今回は思い切って純正のプレミアムフレックス高圧ホースを注文してしまいました。標準ホースは未使用のままヤフオクへ。3,000円弱で売れましたが手数料や送料差し引くとそんなに回収にはならない感じ。

というわけで以下の感想はプレミアムフレックス高圧ホースに交換したものなのでご注意ください。

使用感

給水側はホースが付属していません。ネジ式になっていますが、一般的なワンタッチコネクターのアダプタが付属しています。基本それ経由でしか使わないので、つけ外ししない想定で手持ちの防水テープをネジに巻いた上でとりつけちゃいました。

こんなヤツ。ホームセンターなら100円以下で売ってます。

作業効率

使ってみてまずわかるのはガンの軽さ。バッテリーがないので当たり前なんですが、軽量なので取り回しがすごく楽。今回はランス(延長ノズル)はつけず、フレキシブル可変ノズルをつけて使用。それでも勢いがあるので、台の上に立てば屋根の反対側も楽々水流が届く感じ。

また水流がキメ細かいというか霧状感が強く、手をかざすと痛いくらい勢いはあるんだけど、なんとなく辺りが優しそうな感触。虹が綺麗に出てました。

交換したプレミアムフレックスホースの軽さも功を奏していたと思います。例のタイヤにかますアレもあいまってスルスルとホースを引っ張れます。

結果として泡をしっかり洗い流せたのか、拭き上げ無しでも目立った跡は残りませんでした。もちろんさらに寄ってじっくり見れば多少の水滴跡はありますが、これはもう水の純度の問題であってシャンプー成分が落とし切れてないという類のものではない印象でした。個人的にはこれくらい綺麗になってれば普段は拭き上げ不要かなと思います。オフ会とか特別な日くらい拭き上げればいいやと。

騒音レベル

予想よりは全然静かです。夜中に使うものではないですが、日中お隣さんが慌てて出てくるみたいなものでもなく。また水を出していない間はほぼ無音になるのも良いです。ガンをもってトリガを握って水が出ている時だけブィィィィーと鳴ります。ボディをスポンジで洗っている間、わざわざ本体のもとまでいってスイッチを切る、といったことはしなくて良さそう。

■まとめ

全体としては大きく、電源コードもあるのでセッテイングの取り回しとしては多少手間が増え、洗うまでの工程がやや増えましたが、一方で洗っている間の操作感、洗浄力ははっきりと向上したと思います。より短時間&少量の水で、きっちり洗えるのであれば時短になるし、純水生成コストも抑えられると思います。

仕方ないこととはいえ、50Hzと60Hzでモデルが違って富士川をまたいで使えないのは、自分みたいに居住地と実家が違う人間には不便です。帰省の時にちょろっと積み込んでって実家のクルマ達を綺麗にしたるかー!みたいなことはできません。バッテリー式のKHB6が完全に不要かなと思ったらそちらを実家用にしちゃおうかなと思っています。

クラウンにEXキーパーを施工(長期観察記録予定地)

前車のカロスポではディーラーの5年保証のガラスコーティングを施工していました。118,800円。これをしているとディーラーの洗車が1,000円で受けられ、かつ当時は1日1回アプリを立ち上げるともらえるスタンプを貯めるとディーラーサービスで使える500円券が最大5枚貯められるサービスがあったので、2,3ヶ月に一度くらい実質無料洗車を受けられてそこそこ綺麗に乗れてました。そのスタンプサービスが昨年終了してしまい、それからは自宅で手洗い洗車をしてました。

まぁパッと見、綺麗にはなってたんですが、よくよく寄って見ると水染みというかイオンデポジット、スケイル(鱗)とか言われるアレがびっしり残ってる状態。これは無機質であるガラスが水と反応しやすいことでおきてしまう現象なんだそう。カロスポはシアンメタリック(水色)だったのでまだ遠めには目立ちにくかったですが、今度のクラウンはブラック部分でなったら絶対目立つやつやん、、、と。

ということで今回はディーラーのガラスコーティングはキャンセルし、ガラス層の上に有機物である特殊レジン層を上塗りして水が化学的な意味でも弾きやすいというKeePer技研のEXキーパーを施工してもらうことにしました。EXキーパーは同社のコーティングの中でも最上位グレードで、Youtubeなどの動画でも評価が高いですし、1月に行った東京オートサロンにもブースを出していてプレシャスブロンズのクラウンの施工実車展示をしていて綺麗でした。タオルが滑り落ちるデモが有名ですが、実際触った手触りもスベスベというかヌルヌルというか不思議な感触です。メンテなどの話も色々詳しく説明が聞けたので、この時点でほぼ施工を決心。

■Day1 施工の記録

施工は最寄りのトレッサ横浜というトヨタ系ディーラーが集まる商業モールの中にあるキーパーラボでお願いしました。キーパーはライセンスを取ったガソリンスタンドなどがやってるキーパープロショップと、更に認定スタッフ数や設備などで高い要求を満たさないと看板を出せないキーパーラボがあります。EXキーパーはたぶんラボの方でないと施工できなかった気がします。

EXキーパーはレンズやドアの内側、ボンネットの裏側、ホイール、樹脂パーツなどを含めたまるごと施工のEXキーパープレミアムというコースもありますが、ボンネットの裏側とか普段見えないところは優先度低いなということで、プレミアムはやめ、ベースのEXキーパーにレンズ、ホイール、樹脂パーツ、ガラスなど必要だと思う部分をオプションで盛っていきました。クラウンのLサイズだとプレミアムで22万、ベース+オプションだと18万くらいだったと思います。予約時や受付時など3回くらい「そこまでオプションつけるならプレミアムの方がお得ですよ?」と聞かれましたw。それでも別にいらないやってところに3,4万払うよりは他のことに使いたいなと思って断りました。またTipsとして株主優待券による20%割引きがあります。KeePer技研の優待券は1年有効で繰り返し使え、持ち株会社のものは1度きり。ネットオークションなどで買う場合後者の方が割安です。金額が大きいので20%はかなり大きい。自分のケースだと15万円台だったので、結果的にディーラーのガラスコーティングとさほど変わらない初期費用になりました。

施工にかかる時間はおおむね24時間。最終的には2時間くらい早く作業完了の電話が来ましたが、基本的には一晩預ける形。代車は予め予約をしておけば無料でした。なんと昔乗っていたCOLT(さすがにVer.Rではなくノーマル)が来て、色々と懐かしかったです。

そして受け取りに出向いて対面した時の様子がこちら。

施工直後の様子

室内で蛍光灯も少ないのでメチャメチャ映えるという感じではなかったですが、近寄ってみると全体的に艶が増した感じはしました。タオルが滑り落ちるドヤりもしっかり入りましたw。新車納車から3日目でしたが、Bピラーに傷があったので磨いておきました、とのこと。納車時には気付かなかったな。どこでどれくらいついたんだろ、、

早速少し乗って気付いたのは、ドアを閉める時に手で押すと思うんですが、その時の手触りが明らかに違う。普通の車の鉄板+塗装の手触りではなく、なにかこうもっとスベスベした感じで心地良いです。

■当面のメンテナンス

受領時の説明を覚え書き。

まず1ヶ月後に無料洗車してもらえるチケットがついてきます。これはサービスの意味だけでなく、コーティングの定着具合をチェックして不足があれば塗り足しをしてくれるので必ずいった方が良いみたい。近日外装パーツをつける予定なのでそれについても相談したところ、この1ヶ月洗車の時点なら小さいパーツならまとめて塗ってくれるそうなので、なんとかそれまでに取付を完了させたいところ。

あと1ヶ月は洗車機NG。

2年毎のメンテナンス

EXキーパーはノーメンテナンスで3年、2年毎のメンテナンスを受ければ6年の保証が受けられます。その期間絶対ハゲないというより、ハゲたら再施工してもらえる、という意味合いでしょうか。ベースのプライマーガラス層を残して、その上の皮膜(=レジン層VP632)を”入れ替える”と記述されています。クラウンの場合税込み28,900円。年額1.5万円弱なのでまぁまぁしますね。納車直後の今は関心が高いので「しょうがないかぁ」って気はしてますが、2年、4年後にどう思うかはわかりませんw。

ミネラル除去

またこれも環境次第なのでサイクルはわからないのですが、水道水洗車をした場合、そこに含まれるミネラル分が(例え拭き上げをしっかりしても)残って白っぽくなったり弾きが悪くなってくるとのこと。KeePer技研のメニュー「ミネラルオフ」でそれを除去してもらうとLサイズ車で10,000円コースですが、同社製コーティング車なら手洗い洗車2,640円に+540円で済むらしい。トレッサ横浜はトヨタ車ショールーム兼商業モールなので立ち寄った際に3,180円でリフレッシュできるなら、何ヶ月かに1回位はお願いするのもアリかも。繰り返し使える方の優待券を安く手に入れられれば20%OFFですが、洗車だけだと相当使わない限り元は取れないかも。

普段の洗車をどうしよう…

施工1ヶ月経ったら洗車機もブラシタイプでなければOKとのこと。タイパを考えたら洗車機にぶっこむのが楽でしょう。とはいえ昭和の人間なのでどうしても洗車機は不安です。特にトヨタの黒はヤバイイメージ(本当にヤバいのは202というカラーですが)。当面は自宅で手洗いかなぁ。せっかくケルヒャーとかビッグタオルとか揃えたし。

気になるのは水道水によるミネラル堆積です。

こういう家庭用の純水器を買っておけばホースの中間にはさむだけでほぼ純水になるので、拭き上げを省略してもほぼ水跡もミネラルも残らないので時短にはなりそう。ただこれもフィルターとなるイオン交換樹脂は消耗品なので十回位毎に数千円のランニングコストが発生します。キーパーでやってもらうよりは全然安いですが悩ましい。グッズとしては使ってみたい気はします。

ということで、

  • ブラシ式ではない洗車機
  • 水道水手洗い
  • 純水手洗い(要機材購入)
  • キーパーラボで手洗い洗車(時々ミネラル除去)

という選択肢が生まれました。今後のコーティングの変化の様子も観察しながらですが、その時々の時間やついでなどで使い分けかなと思います。明日、人に見せることがあるけど綺麗にしてる時間がない!って時は洗車機に入れるというのもアリに思っておけそう。

2023.4.17追記:ミネラルオフ用の溶剤、普通に売ってるようです。

これを買ってDIYするか、3ヶ月毎ならキーパーラボでやってもらうか悩ましいところです。

■Day3 はじめての雨

三日目で早速雨…

むしろ嬉々としてカメラを抱えて駐車場に走りましたw。当たり前ですが今のところいい感じに水弾きしてるようです。でも撥水系なので結構水滴残ってて、これは後で水が蒸発して雨粒中の埃や砂が残りそうではありますね。魔法のコーティングではないのでそれは致し方なし(施工前にも説明を受けました)。後はそれがどのくらい目立つか、さっと水をかけて拭き上げするだけで綺麗になるのか、などは後日検証してみたいと思います。

■Day4 雨上がり

テテーン!雨上がりの翌日。天気は快晴まではいかずとも4月にしては日差しを感じる天候でした。

普通にビッシリと雨滴中の埃や砂が残ってますね(ノ∀`)アチャー。そりゃまぁ仕方ない。ちょうど一昨日辺り黄砂がヒドかったと話題になってたし。やっぱ黒は大変だと改めて認識しました(人生初ブラック車)。

ここまでは既定路線。どんな強固なコーティングでも上につもった砂を自力で弾いたり吹き飛ばしたりはできません(笑)。これが以下にお手軽に綺麗になるか、です。

これをこちらの高圧洗浄機で洗ってみました。

結果は残念ながら水を高圧でかけるだけではあまり綺麗にならず。あえて拭き取りもせず家のまわりを軽く流してみたんですが、乾くと上の写真が多少マシになったような状態でした。新たに水道水中の不純物が残ったというより、元からあった砂埃が流し切れてないという印象。結局シャンプーで手洗い洗車をする必要がありました。できれば水で綺麗に洗い流れてくれればと思ったんですが、、、あるいはフォームガンなどで泡泡にしてから流せば違ったりするのでしょうか。できればより簡単に(こすらずに)綺麗にできる方法を模索したいです。

また予想はしていましたが車体が一回り大きくなったことで、拭き上げもちょっと大変になりました。ルーフの中心まで手が届かないか、届いても体の前面がボディに触れてビショ濡れになるかという状態。やはり拭き上げ不要にするべく、純水器かブロワーの導入を視野にいれたくなりました。

2023年5月(1.5ヶ月)

1ヶ月目の無料洗車兼施工チェックも終えて2週間位後の雨の日。しっかり撥水はしています。

この後、乾いても前の写真ほど砂跡は残っていない感じでした。当たり前ですが、その時の雨でどれくらい砂を含んでいたかも結構違うのかも知れません。

どちらかというとシャンプー洗車後に純水で洗い流した時の跡が気になっていて、そもそもすすぎが足りないんじゃないかという気がしてきました。純水器の濾過樹脂は消耗品なのでついケチってしまいがちですが、見た目の泡を落とすだけじゃなくもう少し念入りに水をかけるとか、最初のホコリ落としの段階から純水を使うとかもう少し気を遣ってみたいと思います。

2023年6月(2ヶ月、梅雨)

梅雨に入り雨が続いています。水弾きもばっちりしています。雨間の汚れ具合は4月の黄砂の時と比べてたら全然マシです。それでも明るい照明の下に行くとこんな感じ。

ブラック部分はやはりポツポツがあります。プレシャスレイの部分はまぁまぁというか充分綺麗です。でもよく探すと写真のように汚れの垂れ跡のようなものがあるっちゃあります。

これなら時間がない時はボンネットなどブラック部分だけさっと洗うだけでもいいかも?

この後また手洗い洗車をし。前回の反省で純水すすぎ時間をケルヒャーのバッテリーが切れるギリギリくらいまでしつこくやってみたんですが、やっぱり拭き上げしないと多少後が残るなという感じ。単に洗い残しなのかなんのか。

2024.5月(1年)

施工から1年経ちました。またも花粉の季節でもう染み染みです。花粉のたんぱく質は熱で分解するので真夏まで待てば自然に消えるといいますが、さすがに看過できないレベル。中性を使ってたシャンプーを弱酸性にかえてみたり、タオルで温水加熱してみたりしましたがさほど効果無し。そもそも花粉なのか水染みなのかという疑問も湧いてきたり。

キーパーラボに持ち込んでミネラルオフしてもらおうかなとも思ったんですが、やはり一旦DIYでやってみることに。上記のミネラルオフ剤を購入。

まずは施工前。洗車後の水弾きの様子はこんな。

この濡れた状態で、ミネラルオフを付属スポンジにつけて塗りのばしてみるとこんな。

染みの形がうっすら見えます。これがスポンジを往復させると徐々に溶けて消えていくではありませんか!効いてるっ!

使い方の案内通りに軽く塗るだけでは消えませんが、「磨く」までいかない程度に軽く押しつけるようにして擦っていると徐々に跡が見えなくなっていきます。それだけ重度だったということでしょうか。ある程度跡を消した後、マイクロファイバータオルで拭き上げ、まだ残っていればさいどスポンジで擦ってまた拭き上げ、の繰り返し。それなりにしんどいので、とりあえずこの日は跡が残りやすく見えやすい黒部分の天面(屋根、ボンネットなど)のみ施工しました。

施工後はこんな感じでかなりいい感じに鏡面光沢が戻って来ました。

これでも寄ってよくみるとまだ多少跡は残ってますが、「やれば消える」ということがわかったのでひと安心。本格的に暑くなる前にしっかり施工するか、ラボに持ち込むか思案しどころです。オレンジ部分もパッと見は綺麗にみえますが、ミネラルオフ材をスポンジで塗ると染みがある箇所は可視化されるので、やればやった方が艶が戻るんだろうなと。

また幸いだったのは、これだけ擦ってもとくに傷はついている様子がなかった点。あくまでレジン層の上に堆積したミネラル分を化学的に溶かして除去した、ということでレジン層は無傷に近いということなんでしょうか。

結局のところ残っていたのは花粉というより水垢、ウロコといった方だったんですかね。純水だからと拭き上げを怠っていたのが良くなかったのかも知れません。樹脂も1年替えてなかったので、この機会に交換しました。またしばらく様子見しつつですが、拭き上げする手間や擦る不安を考えるといよいよブロワーを買ってしまう方が無難かなという気もしてきています。

拭き上げがめっちゃ捗る洗車用大判タオルAQUA DELUXE XL

Youtubeで洗車動画を見ていてめっちゃ捗りそうだったので購入。

吸水性が高く、かつデカい、というだけのタオルです。Amazonでもっと安い類似品、パチもんも溢れてましたが、安物買いの銭失いにならないよう、動画で紹介されていたオートフィネス製とあるものを購入。

こんな感じでルーフやボンネットにバッとかぶせて、両手で引っ張るだけで、おおまかな水滴は吸い込めます。もともとそこまで神経質に拭き上げず、最後は走って水滴とばしちゃえ、くらいの人間なので、この効率は半端ないです。

一点注意が必要なのは、大判なので雑に扱ってると端が地面についてしまいがちな点。ボディ下寄りを拭き上げる時は畳んだり丸めたりして垂らさないように気をつけるのがポイントだと思います。

あと吸水性が高く厚みがあるので、水を絞るのはかなり難しいと感じました。両手でもって絞ってもなかなか水が出ていきません。これはコンパクトカー1台分くらいなら絞らずに吸いきって使う方が合理的かも知れません。実際それくらいは吸える気がするのですが、二人で同時にやったら更に早いよねってことでもう一枚追加購入。二枚体制で体感2,3分で拭き上げ完了という感じです。

洗車にちょうど良かったモバイル型高圧洗浄機ケルヒャーKHB6

カローラスポーツを買ったトヨタカローラ神奈川(ウェインズ・グループ)では、以前までアプリでログインするとスタンプが貯まり500円のクーポンがもらえていました。コーティング車の洗車は1,000円だったので、毎日アプリを起動してせっせとスタンプを貯めると、2,3ヶ月で2枚貯めて洗車が無料でお願いできていました。しかし、コーティング車ではない古いプリウスは実費でしたし、なんとウェインズ・グループの統合に伴ってこのアプリサービスが終了してしまったのです。

ということで、久しぶりにセルフ洗車暮らしに戻るかということで、せっかく家の前に駐車場もあるしで高圧洗浄機を導入。

バッテリーがある分、別体モデルより重いが一応片手でもOK

もともとは家の掃除用途も含めK2サイレントを考えていた時期もあったんですが、普段置き場所に困ると難色を示され購入には至らずにいました。これはこれで静かだし良さそうであります。

ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K2 サイレント 1.600-920.0 (50/60Hz)

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で、ならばと選んだのがモバイル型のKHB-6です。

高圧洗浄機を使うには水と電気の供給方法を選ぶ必要があります。KHB-6は、電源はバッテリー式、水はホース直結型(別売りオプションでバケツ組み上げも可能)になります。距離を引き回すのが水道ホースだけになるので手軽さが際立ちます。懸念点は

  • バッテリー駆動時間が不足しないか?
  • 別体型と比べて水圧が弱いのではないか?
  • 一体型な分、重たいのではないか?

という辺りになります。結論からいうと、洗車1台なら充分という印象です。

バッテリーは公称12分と心許ないですが、普通車(カロスポ、30プリウス)で、最初の砂落としと洗剤で洗った後のすすぎをやって大抵残り7%とか5%とかギリギリ足りる感じです。ミニバンやSUVだとどうかな?また充電時間が結構遅いので1日に2台洗いたいといった時は予備バッテリー、Lバッテリーが必要になるかと思います。急速充電機もあります。

ケルヒャー(KARCHER) バッテリーパワー 18V 5.0Ah 2.445-060.0

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また、まだ試してないんですが、別売りの洗車フォームガンだと、砂落とし→泡→水と少し回数が増えるのでどうかなというところです。

個人的にはもし来年クラウンが納車されて1バッテリーで足りないなとなったらLバッテリーを買おうかなと思います。

水圧も30プリウスのように塗装が傷んでる車にあまり高圧がよろしくないので(剥がれで悪名のクリスタルパールなので…)、洗車に割りきればちょうどいいかなと思います。ケルヒャーといえばよくコンクリート壁のコケを綺麗にこそげ落とす、みたいな動画がありますが、あのレベルまでは最初から期待せず。

重さも洗車1台くらいの時間であれば平気かなと思います。スポンジでボディを洗う方がよっぽど体力使います。ガン形状をしているので両手で持てば狙ったところに向けるなど扱いはしやすいと思います。

バケツやたらいに水を張って吸い上げて使う自給ホースも一応買ったんですが今のとこ出番無し。

ケルヒャー(KARCHER) 自吸用ホース SH5 (KHB5用) 2.644-124.0

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庭の水道から一般的なワンタッチニップルでガチっとつけるだけなので、普段使ってるシャワーノズルと付け替えて使っています。ただ多少互換性が弱いのか、角度が悪いと少し水漏れします。少し向きをいじってやると止まるので、放水を止めておいておく時にひと手間って感じです。これはニップルを変えれば解決するかもですが、そこまで困っていないので現状放置しています。

■収納面

楽天市場のケルヒャー公式ショップだと、専用ケース付きのセットがあります。正直かなり迷いましたが、ちょっとお高めなので断念しました。

結局使ってるのはホームセンターコーナンで買ったたぶんこれ

コーナンオリジナル コンテナBOX60L PAME-694 60L

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写真のためにAmazonの貼っときますが、公式サイトやコーナン店頭なら2,728円です(執筆時点)。

ノズルつけたままでジャストサイズ

これだとノズルをつけたままでちょうどいい感じに収まっています。隙間にオプションパーツを放り込んで収まりが良い感じ。

■まとめ

洗車専用+αで割りきればコンパクトで扱い易い高圧洗浄機だと思います。置き場があるならK2サイレントの方が水圧も高く付属パーツも多いですし、本体を適当な場所にセットしたら、そこからガンのホースも細く、ガン自体も軽いので取り回しは良いので洗車も楽かも知れません。逆にKHB-6だと本体がなくホース先端に取り付けるだけ、というのも手軽さでは高ポイント。後はK2の”サイレント”とどれだけ騒音の差があるかですね。とりあえずKHB-6は日中なら普通に使っててもお隣さんに迷惑かなという気はしない程度です。

店頭に展示機が置いてある率も高いと思うので、是非見比べて、目的にあった製品をチョイスしてみてください。(K系とKHB系はオプションの互換性がないので注意)